実はこの1ヶ月,プライベートでは同棲してました….
といっても,後輩♂なんだけどさ.
1ヶ月にわたる学外研修ということで,滞在費を浮かすべく私の家に住みこんでいたのでした.
とにかく先輩としてしてやれることは研修に打ち込めるように快適な衣食住を提供することと考え,実家においてあったゲスト用のふとんを持ち込み,プライベートを確保できる6畳のスペースを確保.
食に関しては極力コンビニに頼らないよう,朝晩はほぼ家で調理.具がたっぷりの味噌汁をベースとしたごはん食を用意.ちょっと頑張りすぎて作りすぎ,この1ヶ月で体重が1kg増えてしまったよ….品数が多いわけでもないし,魚を焼くだけとか野菜を炒めるだけとか手の込んだ料理を作ったわけではないけれど,食生活は充実していたと思われ.
ふたりで暮らしてみると,日常生活の何気ない違いを実感するもので.
実家でたびたび食卓に並んだ「銀ガレイみりん漬け」などは初めて食べたとのことだったし,自分の家での新聞の読み方は床に置いてなるべく折り目が乱れないようにするのだけれど彼は両手で持ち上げて読むタイプだったし….
そんな小さいことにはじまり,夕飯のあとなど研修の話をすることもあり,そんなときに考え方の違いをまざまざと感じたりすると,大学院生の幸せって何なんだろうと考えさせられたり.
休日には車で山あいの温泉郷に出かけたこともあったし,この1ヶ月は私にとってもとても貴重な時間だったわけで.彼は今朝早くに荷物をまとめて帰っていったけど,昨日は最後の晩餐ということでいつもより気合を入れて「八宝菜」を振舞ってこの1ヶ月間の労をねぎらいました.
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台所に立つKammy+ |
完成した八宝菜 |
左:台所に立つKammy+.ちなみに彼との同棲のためにエプロン新調しました.
右:出来上がった八宝菜.最後のとろみ付けで失敗.
このためにスーパーできくらげもうずらの卵も片栗粉も用意し,ひたすら「とにかく食べれりゃそれでいい」理論で炒めまくる.タマネギやピーマンは炒めすぎて明らかに色が悪いけれど,私は野菜はよく炒められたもののほうが好きなので意に介さない方向で.にしてもニンジンは焦げてた.
味付けは味の素の「中華あじ」で.最後のとろみ付けでは片栗粉と水の量が共に少なく,全体にいきわたらずに失敗.ただ水でぶよぶよになったわけではないので味はボケずに助かる.後輩♂には「とろみ付けなかったほうが成功だったんじゃないですか」といわれるものの,味は気に入っていただけた模様.
来週からはまた一人かあ….寂しくなるなあ….
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