日記:平成12年12月


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12月30日(土)

 コミケ二日目。コミケ日記を暫定的に上げておきます。
(夏コミの日記はとうとう上げずじまいだったな……)

 さて、本ページの更新もこれが今世紀最後になりました。
 本年ご覧になってくださった方々、ありがとうございます。来年もまたご愛顧のほどを。


さかのぼり、12月29日(金)

 コミケ一日目。
 早めに引き揚げ、家賃を入金。

『Gセイバー』を観る。
 なんつぃーますか、あらゆる意味で非常に惜しい感じです。
 たとえば人物が(昔の洋物ドラマよろしく)単純な言動の一方、場面展開が整理されていないので見せ場に欠けるところ。人物とCGの合成は割と良さげに見えるのに、それがうまくストーリー展開に絡んでいないところ。
 ある程度の技術水準はあっても見せ方を考えないとイカン、というところでしょうか。
 願わくばCGロボと実写の合成という分野で、後に続くものがあることを。


12月28日(木)

 今日の失念:家賃支払いの年末進行

 なんとか明日のコミケには行けそうです。しかしカタログチェックもせずにPSOやってますよ。いいんでしょうか。
 しかもオフライン。

 ようやく洞窟のボスを単独撃破しました。
 他のあらゆる要素もそうですが、このグロテスクながら見惚れてしまいそうなボスを見ていると、ああなるほど、このゲームは"AZEL"の遺産を多く受け継いでいるのだな、と強く感じるのでした。ある意味非常に嬉しい事実ですが、反面、ドラゴンの背中に揺られたい欲求も強くなるのでした。解散したもんなあ……アンドロメダ。

※ファミ通調べだと、PSOは売上本数も"AZEL"と同程度らしい。さびし。


12月27日(水)

 ううむ、29日のコミケ行きはあやしくなってまいりました。
 せっかく「銀河帝國書院」「日刊オードリー」「ヴァフィョーン団」が並ぶという異常事態(必然ともいう)を目にしたかったのにッ!


さかのぼり、12月26日(火)

 きょう未明、PSOを初めてネットプレイ。オフラインでのノウハウがある程度通用するのと、なによりも一緒にチームを組んでくれた方々が親切にしてくださったおかげで、楽しい時間を過ごせましたよ。
 しかし午前1時〜3時という時間帯は、夜に弱い私には肉体的にツライものがありました。しばらくは無理かも。
(「次も」とお誘いいただいた方々には申し訳ないです)

 やはり常時接続環境が欲しいであります。
 ADSLの導入を考えている私ですが、残念ながらPSOはPPPoEに対応していないんですな。PCをルータ代わりにはさめば大丈夫のようですが。はて。


 今月は金月真美さんの関係するイベントが3つもありました……が、私は見事に全部不参加でした。理由を書くとクドクドしいんで略。
 来年1月のライブがあるんですが、チケット発売から3週間以上経っているということにようやく気づきました。チケットぴあに走りましたよ。ええ。券はとれましたが、小さいライブハウスらしいんで心配です。←自業自得

 そういや、真美姉関係の大きな情報源であったファンサイト『金月真美のときめきStation』が閉鎖されてしまいました。今までお世話になりました。
 管理人様のメールアドレスがわからないので、この場をもってお礼を申し上げます。ご覧になってないでしょうけど。

 その足で職場某氏の送別会へ。
 この店、安くてわりとうまいのはいいが、やたらと段取りが悪い。終わる15分前になってようやく鍋が煮えるとは。
 某氏との思い出話はあんまりしませんでしたよ。なにせ某氏と私に共通する屈辱的過去を思い出すことになりそうでしたから。某社からの出向派閥の面々を忘れたいなあ。


12月24日(日)

 この土日のほとんどをPSOに費やしてしまいました。
 まだネットに繋いではいないのですが、オフラインクエストをちまちまと。森を抜け、洞窟へ。最初はライトセイバーでバシバシ斬っていたわけですが、タイマンはるのがキツくなってからは軟弱にも飛び道具に頼っております。
 クエストの途中でセーブすると(経験値やアイテムはともかく)クエストの進捗がリセットされてしまうので、ついつい長丁場になってしまいますよ。単調になりがちな戦闘を面白くしているのは技のコンボ。

 しかしPSOを語るにはオンラインでなけりゃ説得力がありませんな。20世紀のうちには繋いでみますか。
 お誘いはBBSまで。


 久しぶりにゲーセン。

 久々のバカドライブゲーム。こういう頭悪自動車ゲームをつくってくれるメーカーは少なくなってしまいましたなあ。
 ゲームとしては特に秀でたところがなく残念。どうせならもっと悪乗りして、TV番組風に仕立てれば面白かったかも。  すげえ完全移植。なんとフリッカーのチラツキ加減までPS2そのまんまです。
 これならば1作目DX筐体の方がよっぽどアーケードゲームとしての商品価値が高いと思うんですが。筐体で差別化しないといけないのは自明だと思うんですけど。ねえ。

 久しぶりにマンガ。

 アニメと些細な違い。しかしその些細な違いは、物語をより深く。
 ――と考えてしまうのは、アニメの不始末に付き合った事実を忘れたいからであろうか?
 いや、付き合った事実は消えまいて。今はただ、貞本氏の語り部として優れていることを期待しつづけるばかり。


12月22日(金)

 散財:

 通販、1日遅れの到着です。と言っても、D-Directやクロネコヤマトのせいではありません。
 DPB事務局のバカーッ!
 デイトナ、モンスタートルクの世界。メニューが煩雑とかエンジン音にドップラー効果がかかっていないとか、プチ残念なところが見られますが、「モンスタートルクを60fpsで味わう」という6年来の本懐は遂げられましたよ。
(アーケード完全移植を望む人間には不評なようだが……)
 敵車を多くすると『デストラクションダービー』みたいにガッツンガッツンするよ。ふは。

 ファンタ、共同冒険の世界。本格的なネットプレイはADSLが敷かれてからにするとして、とりあえずはキャラクターメイキング。
 む、ぬ。これは赤髪ヘアバンドちゃんをエディットすることはできませんか? ふぬおーっ!
 しばらくはキャラクターデザインを深く検討する方針。

 ファンタのおまけ『ソニックアドベンチャー2』体験版。
 60fpsになっただけでずいぶん垢抜けた印象。クゥレイジィー!
 ただし収録されている面はちと単調に見えてしまうかも。いじれば色々と出てくる様子。
 あ、ムービーはVGAよりもビデオで見た方がきれいだ。


12月19日(火)

ダル日記ふたたび:
 カゼひいてまんねん。改源のど飴大ヒット。
 金・土・日と倒れてましたが、その間に『轟つばさ』をやっていたりするところが、我ながらなんとも。


 プレステ2ソフトのTVCFを見ていると、元気がメリメリ抜けていきます。DVDでゲイ務。

「サエキどん、どげんしたでごわすか?」
「こぶ平に呪われたダス〜!」
 もちろんウソですが、こう考えでもしないと納得いきません。


12月10日(日)

 某氏より拝借した『ターンエーの癒し』(富野由悠季/角川春樹事務所)読了。
 冒頭に「多少の脚色・演出を加えていることをお断りします」とあるからさあ大変。どこまでが本当のことだかを勘ぐってしまいます。しかし本来エッセイとはそんなもの、というのも一方の現実。エッセイも作品の一部というのは現実的な見方か、はたまた日常の切り売りに過ぎないのか。
 Web日記を書いている人間がこんなことを考えていると言っても説得力ありませんが。

 色々と感想はありますが、ヘタに踏み込むとファンの領分を超えそうなので、ここではシッポを巻きます。
 香山哲氏とお仕事したいと考えてらっしゃるようですが、今だとセガと組むことになるんでしょうか? ヒァー。


 某電話会社を名乗るセールスマン来たる。
 騙りの可能性もあるんで詳しいことは書きませんが、ありゃあヒドイもんでした。こちらのことを根掘り葉掘り聞こうとするもんですから、あやしく思ってドアを閉めました。ええ。
 新聞勧誘もかくやのしつこさです。新聞屋ならば扉を閉めりゃさすがにあきらめますが、件の男はドアの向こうで2〜3分も食い下がったんですから。
 このしつこさに、この男は本当に電話会社の人間だなと感じました。今まで安泰だった会社のケツに火が回りつつあると、ようやく自覚している頃でしょうから。


さかのぼり、12月 9日(土)

次期主力ジョイスティック選定問題:
 PCの曲技飛行シミュレータ『ロックンロール エアショー』の発売も近いこともあり、PC用ジョイスティックを買わな〜と秋葉原へ。
 インターセプト(近日閉鎖だそうで残念)やオーバートップなどといった店に足を運ぶ……な、悩む。
 定番といえば『マイクロソフト サイドワインダー フォースフィードバック2』。レシプロ機を操縦するにはFFBが欠かせませんが、フライバイワイヤだと逆にFFBは滑稽な気も。しかも高い。新作ゲームが2本買えるぐらいの値段です。
 同『プレジション』(FFBを除いて半額ぐらいに抑えたモデル)もあるんですが、それならば似たような値段で大きなスロットルレバーの製品もあり。
 実機の操縦桿を模したスティックも多機能なのが捨て難いし……考えている間に『ロックンロール エアショー』発売日は迫る。
(12月11日 タイトル訂正)
次期通信環境選定問題:
 アレですな。DSLのユーザ認証はPPPoEが主流になるそうで。PPPoEというのは、ダイアルアップなどで使われるPPP認証をイーサネットに適用することにより、DSLを簡便な設定で使えるというヤツですね。
 問題になるのは、PPPoEサービスをOSにインストールしなければならないことです。Windows, Mac, PC-UNIXなどにはPPPoEが供給されているそうなのですが、DCやPS2ではどうなんでしょう?  ちょっと彫りが深いか?(ぐは)


12月 8日(金)

 ニイタカヤマノボレ一二〇八……から既に59年ですが、この日は『轟つばさの初飛行』ネット対戦イベントの最終日。いいのかなあ。
 このゲームには零戦もハワイも戦艦アリゾナも出てきません。そして例のごとく私は勝てません。

 本物の戦争でないことに感謝。撃つのも撃たれるのもゴメンです。
 かの戦争は、戦争のなんたるかを知らぬ国民に支持された戦争でありました。そして今の状況は、戦争を支持していないこと以外、その本質においてなんら変わってはいません。


さかのぼり、12月 7日(木)

 TBS『人間解析ドキュメント zone』にロック岩崎氏が登場。
 アクロバットであれば当然なのかも知れませんが、機体を四六時中失速警報が鳴りっぱなしの状態で操る様子は壮絶。
 ますます実際のフライトを拝見したくなりました。

 そう、近年私は航空ショーに足を運んでいないため、氏の曲技はもちろん、ここ数年のあらゆる飛行展示を全然見ていないのです。OH-1を見なきゃと思ったりもするんですが。


12月 6日(水)

 このところ、当ページからリンクを張らせていただいているいくつかのページが閲覧不能になっている。管理上のトラブルか、はたまた突然の閉鎖なのか分からない。
 管理者様に問い合わせようにも、私はそのページの管理者様のメールアドレスすら控えていない。
 なにしろメールのアドレス帳はウィルスに悪用されるために存在すると思っている私である。職用でも私用でも、メールソフトのアドレス帳はすべて空にしている。
 メールアドレスを確認するにはページを訪れるか、過去の通信履歴(メールまたはBBS)を参照するしかない。が、大手古参のページにはリンク通知メールを拒否する方針のところがあったり、リンク時にメールを出してもその後メールアドレスが変更になっている場合もある。

 そんな自分の不精さが呪わしくも思えるが、はて、どうしたものか。
 仮にこのページが閉じる時はどうするだろう、と考える。とりあえず最低の礼儀として閉鎖のおしらせを出したりするだろうが、それ以外にもケリをつけるために必要なことはあるように思えるのだ。


12月 5日(火)

 私のLDプレイヤーも調子悪くなってきました。CLVディスクならば大丈夫なのですが、CAVディスクを再生するとトラックが飛んでしまいます。
 思えば8年前、ZガンダムのLDボックスを観たいがために新宿のヨドバシで一番安いプレイヤーを買ったのでした。

 そんな折、某氏が「LDプレイヤーが要らなくなった」というので渡りに船とばかりに引き取らせていただきました。センキュ!
 ジョグダイヤルがついてる! 両面再生機能がある! 俺のより高級やん!
 いいことのはずですが、ちと悔しいです。


 テレビつけたら『手塚治虫スペシャル』やってますよ! 知ってたら録画したのにッ!
 ……と思って観ていたところ、何やら『週刊ストーリーランド』めいた雰囲気に。タレントにありきたりなコメントをされるのは意外と苦痛です。撮らなくてよかったかも。
 番組全体がこうだったのか、はたまた最初の見逃した部分が肝だったのか……過ぎたことは気にしないほうが健康にいいんですが。


12月 3日(日)

 プレステ誕生6周年バンザーイ!
 クタラキーッ! クタラキーッ!

 ……とお思いの方がどれだけいらっしゃるか分かりませんが。こんな日に私がガンパレをやっていれば日記のネタになったんでしょうけど、あいにく『轟つばさの初飛行』ばかりやっています。
 オンラインの勝率が4割を切る現在、とりあえずオフラインで点数を稼いでいます。なんとか24万点ですよ。
 世の中には30万点を超す方がゴロゴロいらっしゃいますが。(最高位は80満点以上……)
 やはり"Falcon4.0"で遊んでしまうような猛者たちと同じラインには立てないのでしょうか。


 PCの通信まわりが不安定気味のため、溜まった膿を出すべくWindowsを再インストールしてみました……何も変わりません。
 AMD760のボードが安くなったら買おうと思います。とほほ。


ある会話:
「レッツゴー三匹のメンバーって、ジュンとチョーサクと、あと誰だっけ?」
「三波春夫」
「……ああ」
応用篇:
「ダチョウ倶楽部のメンバーって、上島と寺門と、あと誰だっけ?」
「森本レオ」
「……そうだね」
没落篇:
「爆笑問題のメンバーって、太田と田中と、あと誰だっけ?」
「和田アキ子」
「お前、『笑いがいちばん』も観ろよ……」(謎)


12月 2日(土)

 20世紀もあと1ヶ月……まァ、こういう区切りにはとらわれ過ぎない方がよいですな。
 適度な緊張感をもちつつ過ごしたいと思います。
 

 散らかった部屋を片付けようとして、余計に散らかるのはよくあること。開き直ってLDなんぞを眺めております。
 洋画やアニメのLDが主ですが、中にはゲームのLDがあったり。ゲームのLDといってもLDゲームのことではありません。アーケードゲームの画面を録画したビデオテープやLDが発売されていた時期がありました。アーケードゲームの画面が家庭用に比べて優れいていた時代。

 その中の想い出深い一本、『スティールガンナー』。同名ゲームの1・2作目が収録されてますが、個人的にゲームとして納得いくのは1作目のみです。1作目と2作目はほぼ同じシステムですが、ゲームバランスの些細な違いによってプレイヤーに要求されるプレイスタイルは驚くほどに異なります。
 たとえば1作目では敵が次から次へと流れるように出現することで、どういった順番で狙えばいいかわかるようになっています。いっぽう2作目では複数の敵がいっぺんに登場しますが、どういった順番で倒せばいいか(=どういった順番で敵が攻撃してくるか)についての合理的な説明がありません。また面クリア時に、1作目ではプレイヤーの命中率が高いほどシールドの回復量が多くなりますが、2作目における回復量は一定です。
 つまり1作目はプレイヤーに対してゲームに習熟することを期待しているのに対し、2作目はプレイヤーの習熟度にかかわらずコンティニューすることを期待したものとなっています。

 習熟を目指す必要はありません。映画のように、誰もが楽しめる娯楽を目指したのかもしれません。
 が、ゲームがプチ映画を目指した結果、単なる「映画よりメンドくさいモノ」になったのは皆様ご存知のとおり。


 きょうのゴールデン洋画劇場は『エスケープ フロム L.A.』。
 ロスアンゼルスが悲惨な姿に変貌していますが、ディズニーランドだけはこっちの方が好きだなあ。L.A.の変態どもはすっかりカート・ラッセルファンクラブですな。「あんたスネークだろ? 意外と背が低いんだねェ」そればっか。
 江原正士の声がイカすので許す。


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