困った日記:平成14年11月


[ Oct 2002 ] Back to [ Diary index ]  Back to[ Kles'a index ]


11月30日(土)

 メインスピーカーが小さいため、過度の期待はすまいと思っていましたが、なかなかどうして。
 狭い部屋が幸いしたのと、大きいサブウーファに支えられ、なかなかの迫力です。
 オーディオテストCDで確認したところ、スピーカーとウーファの音域が重なる100Hzあたりが大きめに出てしまうようです。

 難を言えば、ドルビー5.1chインジケータの表示形式に不可解な点があります。ソースがドルビーステレオであっても、ドルビー5.1chのインジケータが暗く点灯してしまうのです。
 これでは5.1chをプロロジックモードに「変更してしまった」場合とまったく同じで、区別がつきません。
「望ましい設定」になっているかどうか、DVDのパッケージで音声フォーマットを確認しないと分からないのです。
 ドルビーステレオのときに5.1chのインジケータを消せば一目瞭然なのに。なぜこのような設計にしたのか、チと分かりません。


きょうのガンダムSEED:
 構成・脚本がダレ気味だった本作ですが、今回は30分の中で良くキャラが立ち、ドラマが動いています。
「人の死で注目を集める描写はズルい!」とも思えますが、生き残った彼らがどう動いたかを見れば納得いきましょう。
 殊、今までは単なるワガママちゃんで終わっていたフレイが、ストーリーの中で活きているのが素晴らしい。間違いなく、SEED史上最高の脚本です。

 これを書ける人は相当なモンだな、とスタッフロールをみるに「脚本 こぐれ今日子」……誰?(失礼)
 Web検索してみたところ、フリーの取扱説明書ライター 兼 脚本家の方だそうで。こういう仕事の方がいらっしゃるんだなあ。


さかのぼり、11月29日(金)

 某面子によるちゃんこ屋食事会。
 鍋の後はご飯もの、という定番に則りお品書きを見たところ「特製横綱おにぎり」なるものが。
 オーダーしたところお店のおばちゃんが「これぐらいの大きさですけど大丈夫ですか?」と手つきで示したのでOKしました。
 ……手つきの2倍ぐらいある飯の塊が登場しました。

 コストパフォーマンスは非常に高度でした。東輝の五目チャーハンもびっくりです。←ロォカルネタ
 という問題ではなく、皆さんにお手伝いいただきましたよ。ええ。

教訓:おばちゃんの手つきに気をつけろ


きょうのチョコエッグ:
 昨日買わなかった反動で7個購入。
 F-102×1、F-104×2、F/A-18E×1、ユーロファイター×1、JAS-39×1、ラファール×1。
 道は遠い。


11月27日(水)ひそかに更新

きょうのチョコエッグ:
 P-80が一個、MiG-27が一個。当然ダブり。


11月26日(火)

 水没したH"ですが、電池を外して乾燥させたら……息を吹き返しました。
 丈夫だね! さすが九州松下製。他のメーカーにも見習って欲し←昨日と態度が違うぞ

まめちしき:
 九州松下電器――回路基板実装機の最大手。専門分野においては親会社よりも優秀と評判。
 まあ親会社は「二股ソケットが最初で最後の独自製品」という困った会社ですけん。(問題発言)


 きょうの『踊る! さんま御殿!!』に荻野崇とみやむーが並んで座っていましたが、JAC軍団大暴れではありませんでした。
 ていうか荻野崇のテロップに「シャンゼリオン」と書いてありません。なぜですか?
↑答えを知ってる質問をするな


きょうのチョコエッグ:
 F/A-18(D?)が一個、ミラージュ2000が一個。やはりダブり。
 そろそろコンプリートきついっすね。


11月25日(月)

 携帯(H")水没。
 ホルダーが盾になって少ししか濡れませんでしたが、見事に轟沈しました。自分の不注意とはいえ、チと水に弱すぎやしませんか? と思ったり。
 携帯電話というヤツは、キャリアによっては2メートルの高さから落としても壊れないほどの耐衝撃性を持ちながら、雨に濡れただけで壊れたりします。
 どうにもアンバランスな耐久性です。これ、キャリア最大手の某社(某でもなんでもねぇや)の仕様が業界のデファクトスタンダードになっているそうで。
 業界最大手の責任は重いぞえ、某社殿。


きょうのチョコエッグ:
 F/A-18(D?)が一個、P-80(ダブり)が一個。
 ディフォルメかも知れませんが、ホーネットとスーパーホーネットってかなり別の存在ですな。それこそF-16とF-2ぐらい。
 なにしろ後者は、F-14とA-6のニ機種を肩代わりしなきゃいけませんから。


11月24日(日)

ゲーム機・AV機器再編成:
 とりあえずPCエンジン・メガドラ・スーファミを退避させ、その場所へサターン・DC・PS2を配置。RGBセレクタに配線しました。
 PS対応TVを21pinRGBモニタとして機能させるには、PS用21pinケーブルと21pinセレクタを繋ぐ方法がおすすめです。
 ……って、今どきそんなモン売っているのを探す方が困難ですけど。

 本当は98ノートを片付け、ビデオデッキとLDプレイヤーも再配線したかったのですが、この日記をアップしてから取りかかります。
 我ながら、相変わらず手が遅いもんでして。とりあえずxboxとサラウンドシステムを置く目処は立ちました。


きょうのチョコエッグ:
 AV-8Bが一個、JAS-39が一個。初の完全ダブりです。
 確率論から言えば、今までが調子良かったのですが、チとくやしげ。
 まあ、ここはひとつ「戦闘機は2機以上の編隊が原則」と割り切りますか。

↑こう考えると、逆に全機種2機コンプリートしたくなるワナ


11月23日(祝)

 休出後、雨中航行テストを兼ね、チャリで川崎へ。
 雨中自転車なので、愛称を「ヤマト」にしようかと思いましたが、どちらかといえば「サジタリウス」だなあ。歌:影山ヒロノブ
 無灯火右側通行の不届き者が二度三度現れましたが、ちゃんと止まれましたよ。

 今回の目的は、先日折れた腕時計用のバネ棒を買いに行くこと……だけでは寂しいので、サラウンドスピーカーなどのAVシステムを品定め。
 なにしろ来月にはxboxを買いますけん。明日は来月に備えてAV環境を大整理する予定です。ああ、さらば浜松祭。


 そんなこんなで、現在注目のゲームは『パンツァードラグーン オルタ』と"ANUBIS - ZONE OF THE ENDERS -"です。
 前者の公式サイトへはリンクを貼らせていただいてますが、後者へはまだです。許可制なんですよね。

 許可申請しようかと思いましたが、あることに気づいてやめました。
 ウチのページにはこんなコンテンツがあったのです。やべぇどうしよ。

  1. リンクしない。
  2. 申請せず、こっそりリンクを張る。
  3. そ知らぬ顔して申請する。

  4. もちろん申請メールには「小島組マンセー! 村田周陽マンセー!」と書く。

きょうのチョコエッグ:
 F-102が一個、F-104J(ダブり)が一個。
 着実に一個づつ埋まり、一個づつダブッています。


11月22日(金)ひそかに更新

きょうのチョコエッグ:
 AV-8Bが一個、MiG-27(ダブリ)が一個。
 翼にNAVYって書いてあるんですけど、米海軍がハリアー持ってましたっけ?


11月21日(木)

 久々に、会社の自転車に乗りました……うう、気持ち悪い。
 凡庸な26インチの自転車ですが、27インチに乗り慣れた身としては安定感がなくていけません。

 そんなわけで、拙自転車修理。ブレーキワイヤーを買ってきて取り付け。
 見ると「ワイヤーは一年ごとに取り替えましょう」と書いてあります。10年乗っているけど、替えたことないよ!←ヤバ男
 そんな予備知識のない私ですが、前後あわせて30分ほどで交換完了しました。意外と簡単です。風呂掃除の方がよほど面倒です。
 遊びを少なめに設定。きびきびと走り、きびきびと止まります。まだまだ走れます。


きょうのチョコエッグ:
 F/A-18Eが一個、B-52(ダブリ)が一個。
 スーパーホーネット、見れば見るほど、MiG-29とF-5の隠し子のような形をしています。


11月20日(水)

 31歳になってしまいましたよ。おかしいなあ。オレが二十歳の頃の三十代は、もっとカッコ良かったはずなのに。

 そんな自分にプレゼント――チョコエッグ2個。
 しゃあないやん! 既に冷蔵庫にはチョコ殻が山積みです。そうそう連続して箱買いできません。
 B-52が一個、F-15C(ダブリ)が一個でした。

 コンプリートまで7機足りませんが、とりあえず記念撮影:
Chocoegg warplanes(1)
 うわ壮観。
 造形はおおむね満足です。F-4Eの尾翼に上反角がついていることを除いて。


11月18日(月)

  • 食玩『チョコエッグ 世界の戦闘機 第1弾』フルタ
  •  仕事開け、近所のコンビニへ……ない! ポップが出ているのに棚は空。買い占められた様子。
     コンビニをハシゴ。あった!
    チョコエッグ ペット(3)
     違う! さらに別の店へ。これか!
    チョコエッグ 動物(6)
     違うべ! ていうか、そんなに動物好きですか?←動物から始まった商品ですから

     10店目にして、ようやく戦闘機シリーズを発見。さっそく2カートン(20個)を箱買い……
    No. メーカー / 機種 獲得数 備考
    1
    Lockheed P-80 Shooting star
    1
     
    2
    Combare F-102 Delta dagger
    0
     
    3
    Lockheed F-104J Star fighter
    2
     
    4
    McDonnell Douglas F-4E Phantom II
    2
    米軍森林迷彩
    5
    Lockheed SR-71 Blackbird (M-21)
    1
    試作無人攻撃機D-21付属
    6
    Dassault Mirage2000C
    2
     
    7
    Grumman F-14A Tomcat
    1
     
    8
    McDonnell Douglas F-15C Eagle
    1
    嘉手納ZZ
    9
    General Dynamics F-16A Fighting falcon
    1
    ベルギー空軍
    10
    McDonnell Douglas F/A-18 Hornet
    0
     
    11
    Boeing F/A-18E "Super Hornet"
    0
     
    12
    Boeing X-32 "JSF competition"
    0
     
    13
    Eurofighter2000 Typhoon
    3
    スペイン空軍
    14
    Mikoyan MiG-27 "Frogger"
    1
     
    15
    MAPO MiG-29 "Fulcrum"
    0
     
    16
    Boeing B-52 Stratofortress
    0
     
    17
    North American F-100D Super sabre
    3
     
    18
    SAAB JAS39 Gripen
    1
     
    19
    McDonnell Douglas/BAe AV-8B Harrier II
    0
     
    20
    Dassault Rafale C01
    1
     
    ?
    (Secret)
    0
    ポップにはプロペラ機が?
    ※メーカー名は運用当初のものを、機種名は外観からの推測を独断で書いているため、必ずしもフルタの表記と一致しません。

     未入手が8機種。コンプリートまでの道は遠い。
     割ったチョコは冷蔵庫に放り込んであります。トレード仲間募集……。


     帰り道の橋の上で、あやうく正面衝突の危機。なんとか衝突は避けたものの、フルブレーキで自転車のワイヤーが切れました。
     見ると相手は、無灯火・黒ずくめ・右側通行の三重悪じじい。
     今後起こるかもしれない交通事故を未然に防ぐため、この不道徳な糞老人を河川投棄しようかと思いましたが、オレが前科者になると親が泣くのでやめました。


    11月17日(日)

     機械にゃ強いが、パソコンはワープロ以外に使えない親父が「YBBのお試しキャンペーンに申し込んだ」というので、手伝いがてら様子を見に行く。

     実家へ帰ってみると、コンボモデムは早々に送り付けられているが、未だ工事日程も知らされていない、とのこと。
     案内書きを見るに、なんとモデムを送付してから工事可能か調査すると書いてある。通るか分からない家に無料で貸すほどモデムが余っているのか? YBB。
     とりあえず電話とモデムを配線し「工事完了したら、LCRアダプタを外して、モデムのACアダプタを挿すんだよ」と説明する。

     問題はパソコン。兄(長男)のお古を使っているのだが、これがペンティアム133MB・RAM16MBという年代モノ。
     まあ、それでもLANカードを挿せば工事準備にはなるだろうと思いインストールしようとしたところ、WindowsのCDがないという困った理由でインストール不可。やれやれ。
     そのうち親父にPCをプレゼント差し上げねばなるまい。システム込みで。

    * * *

     帰りがけ、くにくにどんの家へ挨拶。
     挨拶だけで済ませるつもりが、ゲームショウみやげ(xboxプレミアDVD)をいただき、おまけに「俺の会社を見ていけ!」と東京まで送っていただく。
     車中、色々お話ししましたよ。降ろしてもらった場所が新橋駅前。チと、夏のライヴを思い出してしまいました。


    11月15日(金)

     近所のスーパーで「アーモンドフィッシュ」が198円/100グラムだったので、十袋も買ってしまいました。
     自分でも買い過ぎだとは思いますが、こういう機会は滅多にありません故。

     来週は「チョコエッグ 世界の戦闘機シリーズ」が発売されるので、さらに大変なことになりそうです。


     木更津航空祭の日記で

    「貴様は甚だしい勘違いをしている。スーパーは英語で、ピューマはフランス語だ!!」(c)黒田洋介
    というネタを使ってしまいましたが、ピューマは英語でもフランス語でもピューマでした。お詫びと共に訂正いたします。
     しかし何にせよ、フランス製ですからフランス読みして欲しいモンです。プジョー・ジャポンはえらいぞ。

     この点で許せないのはBMW Japanです。ドイツ読みで「ベーエムヴェー・ヤーパン」と読むべきですが、「ビーエムダブリュー・ジャパン」を自称しています。
     そんなことを言ったら「フォルクスワーゲン」なんて「フォークスビークル」になってまうぞ。カッコわる。
    「ネッスル」も改心して「ネスレ」になったのですから、BMWにもこの大罪を悔い改めていただきたいものです。


    11月14日(木)

    『逆転裁判2』をやろうと思ったら、ゲームボーイアドバンスが部屋のどこかへ埋もれてしまうワナ。
     ゲーム機、大き過ぎるのも難ですが、小さいのもナニです。ていうか魔窟ですか? 私の部屋。
     セガラリーが発売されるまでには発掘しないとなあ。←おい

     しかし、めたりっく用ADSLモデムの箱はしっかり発掘して返却しましたよ。



     

    11月10日(日)

    陸上自衛隊木更津駐屯地航空祭:
     木更津の飛行場は、硫黄島から本州へ生還した坂井三郎氏が降り立った地であり、日本発のジェット機『橘花』が初飛行した地でもあります。
     戦中は海軍航空基地でありましたが、戦後は陸上自衛隊の第一ヘリコプター団が駐屯しています。(海自の補給所もありますけど)
     母校が近いこともあり在学中はよく行ったものですが、就職してから無沙汰が続き、11年ぶりに行ってみました。
     陸自の航空祭は、他所とは一味も二味も違いますよ。

     最初の式典は見逃しましたが、マーチングバンドやドリル演技は見ましたよ。デジカメの望遠撮影で、ですが。
     ここで件のマニュアルフォーカスを試したのですが、これが使いものにならない!
     なぜかと申しますと、液晶ファインダーの解像度が不足するため、ピントが合っているか見ても分からないのです。
     距離表示で合わせようにも、8メートル以上から無限遠までの間に目盛りがないため、距離が分かっていても大体しか合わせられないという……。
     CCDは感度が低いため絞りも大して絞れず、必然的に被写界深度は狭くなり……結果、バッチリと思った写真をPCに取り込むと、エラいピンボケだと判明する始末。

     それが終わると、野整備作業展示です。ヘリコプター部隊ですから、整備を必ずしもハンガーで行うとは限りません。
     今回は、CH-47Jからエンジンを積み降ろす作業と、OH-6Dをトラックに積載して運搬する作業が披露されました。
     ものの数分で、T55エンジンと、ローターブレードの外されたOH-6Dがトラックに載せられます。どこぞの会社の搬入作業にも見習って欲しいモンです。(毒)
    ※もっともエンジンを機体から取り外すのに3時間ほどかかるそうですが、デモンストレーションゆえ省略されました。
     一方OH-6Dのローターブレードって、とても簡単に外せるんですね。どこぞの会社の製品にも見習って欲しいモンです。(どく)

     ラッパ演奏の後、いよいよ飛行展示です。
     観測ヘリOH-6D、対戦車ヘリAH-1S、要人輸送用シュペルピューマ、そしてCH-47Jの編隊が一斉にエンジンを始動します。
     1機のLR-1(MU‐2改)と2機のLR-2(キングエア改)、そして総勢22機ものヘリコプターが一斉に飛び立つ姿は壮観です。メリケン映画でも、かほど壮絶な編隊はありますまい。
     ちなみに何故か、陸自ではシュペルピューマをスーパーピューマと呼びます。

     編隊が飛び去った後、民間曲技チーム『レッドスバル』が、エアロスバルを使った曲技飛行を見せてくれます。
     ループ、バーティカルキューバン8、インメルマンターン、8ポイントロール……とにかく驚いたのが、非常に低速でも安定して急旋回できる、安定性と機動性を兼ね備えていることです。
     航空機の常識において安定性と機動性は相反するものですが、それを両立させた富士重工の素晴らしさを感じます。
     もっとも商業的には、コストが高すぎて失敗。現在は製造されていません。実に日本飛行機的飛行機です。

     その後、先ほどの25機編隊が帰ってきます。『ワルキューレの騎行』をBGMに背負っていましたが、こいつは伊達じゃありません。
     なにしろ25機が連なって飛ぶんですよ? どんな眺めか想像できますか? 総合火力演習や観閲式ならともかく、一駐屯地の航空祭でこれほどの大編隊を観られようとは。
     そして個々の機種による飛行展示が続きます。OH-1、AH-1S、UH-60JA、CH-47J……。

     しかしこれだけじゃ終わりません。木更津航空祭最大のイベント、模擬戦闘!
     駐屯地の片隅に、赤旗を掲げた武装集団が現れます。大変だ、不審船に乗って上陸したに違いない!←やめれ
     OH-1が飛来し、攻撃を受けないよう距離を取りながら、ローター下のセンサーで敵情を偵察します。
     続いてCH-47Jがバイク偵察隊を降ろします。機体から離れた後、偵察隊員はバイクを盾にして敵を見張りつつ地上を確保します。
     さらにUH-60JAから先遣隊がファストロープ降下! しかし敵の武装車輌から攻撃を受けたため、航空機の支援を要請。
     F-15Jによる地上掃射!……に見立てたLR-1が敵の上空を飛び去っていきます。
     その隙にバイク偵察隊は敵の近くへ移動。さらにAH-1Sによる敵車輌への攻撃が始まります。空砲ながら20ミリをブッ放します。
     バイク偵察隊が運転射撃を披露。手放し運転ですが、戦場に道交法はアリマセン。
     UH-1Jも飛来し、M2重機関銃で援護射撃! もはや容赦ありません。
     しかし敵の抵抗は依然衰えません。UH-60JAやCH-47Jが着陸して更なる隊員を降ろし、包囲網を築きます。
     無反動砲を装備したジープ2台が2機のCH-47Jに吊られ、地上に降ろされます。さらに機内からもジープが下ろされ、計4台の重武装ジープが空輸されました。
     ダメ押しとばかりに4機のCH-47Jと1機のC-1が飛来し、多数のレンジャー隊員がパラシュート降下! もはや包囲網に隙はありません。
     ジープが無反動砲を装填・発射! 敷地に爆音が響き渡ります。(しつこいですが、もちろん空砲ですからね。念のため)
     AH-1SとUH-1Jが再度飛来し、敵陣を掃射します。
     度重なる攻撃で敵に大きなダメージを与え、ついに地上部隊は一斉突撃。敵陣を完全制圧します。
     んもう一大スペクタクルですわ。筋書きどおりとはいえ、自衛隊の武装がいかに「使われる」かが展示される、数少ない場所であります。

     その後地上展示を撮っていたら、C-1やYS-11がさっさとエンジン始動してしまうではありませんか。
     んまあ、ヘリ基地ですので固定翼機は軽く流して、ヘリを重点的に撮ります。
     エプロンの隅には、武装車輌も展示されていました。
     81式短SAMはともかく、先の模擬戦で敵役だった装甲車は、すっかり子供のオモチャになっていました。あーこらこら、上に乗ってもいいけどアンテナいじるな。

     これがタダで見られるんですから、レジャーとして考えればスゴいモンですよ。
     しかし来客のどれだけが防衛の意義を考えているのか……うーん、考え過ぎないでおきましょう。とりあえず。

    * * *

    今日のワナ:
     腕時計のバンドを止めるバネ棒が折れてしまうワナ。


    11月 9日(土)

    『ファイヤーフォックス』DVDを発売日に買うぞ! と意気込むも、ヨドバシ閉店時間まで残業してしまうワナ。
     発売翌日である今日、ヨドバシに駆け込むも、店員から「すみません、昨日売りきれました」と宣告されるワナ。
     仕方がないので新星堂へ行っても、店頭の棚に置かれていないワナ。
     しかし店員に問い合わせると、在庫箱の中から出てくるではありませんか。ダメだよ新製品は正しく陳列しないと。
     というわけで、

     1982年、クリント・イーストウッド製作・監督・主演のアクション映画。イギリスのスパイアクション小説が原作です。
     アクション映画といえば、主人公が度重なるピンチを切り抜けるタイプと、主人公が有無を言わさぬ強さを見せつけるタイプに分けられますが、今作は両方の魅力を持っています。
     トラウマを抱えながら即席スパイを強いられる前半部から、水を得た魚のようなスカイアクションへの転換が素晴らしい。

     特撮は何しろ二十年前のものですから、今の目で見るとチとショボイのですが、意外と違和感を感じさせません。低空飛行で海面を引き裂くシーンは、今観てもシビレます。
     近年のCG映画が陥りやすい「カメラワークの驕り」がないためでしょうか。

     久しぶりに観ると、最後の一騎討ちでボスコフ中佐がかなり紳士だったのに驚かされました。基地で命を助けられたからでしょうか。

     飛行機マニアの視点で観ると、あまりにも時代を先取りしすぎたポリゴナルなステルス意匠が話題となりますが、これはあくまでファンタジーとしてデザインされたのでしょうね。
     撮影用プロップにバルキリーの実機部品が使われていたというのは本当でしょうか。バルキリーですよ? 2機だけ試作されたマッハ3爆撃機ですよ? 凄絶。
     それよりも壮絶なのは、オープニングでたった一人を迎えに行くためにCH-53を飛ばしていることでしょうか。一人どころか一個小隊を運べる巨大ヘリです。

     メイキング・インタビューとプレミアの特典映像も入って2,500円。満悦であります。
     ただ、字幕が戸田女史なのよね……少ない英語力でニュアンスを拾いたいところです。


    『ウィルスバスター2003』現状の不満点:

     拙環境での話ですので、他の環境ではキビキビ動くのかもしれませんけど。


    11月 6日(水)

     デジカメの取説を読み返し、マニュアルフォーカスが思っていたよりも簡単に出来ると分かり、大後悔時代。
     飛行展示の撮影では、無限遠固定で問題ありませんし。
     まあいい、来週の木更津祭でリベンジだ。


     4日の日記をチと修正しました。
     考えてみれば、電報もテレックスも電信の一種ですな。

     ちなみに補足しておきますと、ここで言う通信コストの「コスト」とは、単純な価値の貨幣価格換算に限りません。
     通信時間を節約し暗号化することによる秘匿性、エラー訂正による信頼性の高さは、通信――こと軍事通信――にとって、価格に換算できない重要な価値です。


     最近のBGVは、相変わらず『ブラックホークダウン』です。なにしろ、航空機の描きかたにこれだけウソが少ない映画は稀少です。
     弟のトニーが撮った『トップガン』も米軍の協力下で撮られていますが、あれは見た目が良ければいいって飛びかたしてますけん。
     dts不具合のディスク交換サービスに出すか迷っています。交換の間は観られませんから。

     これを見た後じゃ、ペーターゼンやエメリッヒのヘボCG飛行機なんざ見ちゃいられません。恥ずかしくなります。KC-130はそんな急減速しねぇ。
     ペーターゼンの映画はCG以外のところが好きなので観ますが、エメリッヒの映画はCG以外も嫌いなので絶望的です。


    11月 4日(振)

     YBBがアタックの対象になりやすいと聞き『ウィルスバスター2003』をインストール。
     以前フリーのファイアウォールを使ったときはシステムがガタガタになったので心配。はて今回は……?

    遠征中のタイマー録画番組をチェック:
    『ガンダムSEED』の戦闘シーンですが、戦闘の流れ自体――自分のことを棚に上げて仲間を責める、ザフトの無責任なガキども――はともかく、見せ方は中々工夫しています。
     特に感心したのは、長距離通信が音声信号ではなく文字情報によることです。
     手紙やモールス信号、電報、テレックス――時代とともに姿は変わっても、音声通信よりも文字通信の方が、通信コストは安い。
     電話によってそれを忘れた人々は、インターネットとFAXの普及によってそれを思い出しました。
     そういった視聴者を相手にするのですから、音声通信と文字通信を使い分ける発想は重要です。

     こと「文字通信を使わない=リアル」という勘違いをした『鉄騎』を見てしまった後であるだけに。
     カプコンゲームのアナクロイズムは大抵心地よいものでしたが『鉄騎』では最悪の形で発露していると思います。


    11月 3日(祝)

    航空自衛隊入間基地航空祭:
     実は私、空自の基地祭へ行くのは初めてであります。
     見事に寝坊して、最初のデモフライト(T-4の一回目、YS-11、U-125)を見逃しました。
     私が基地ゲートにたどり着いたとき、目の前をC-1の六機デルタ編隊が! 輸送機の編隊飛行なんて、そうそう見られるモンじゃありません。さすがC-1のホームベース。
     ちなみに稲荷山公園駅の臨時改札周りには、ゲートガーディアンとしてF-86DやF-86F、T-33、F-104Jなどが並べられてました。が、人ごみでまともに撮影できません。

     さて会場に入ると異様なことに気付きました。地上展示機が、観客スペースと滑走路の間にあるのです。
     そんなことをしたら、離着陸を見るときは地上展示機が邪魔になるし、地上展示機を見るときには飛行展示の観客が邪魔になってしまう。こんな配列は初めて見ました。
     入間では毎年こうなのでしょうか。それとも空自の航空祭というのは、すべてこういうものなのでしょうか。

     地上展示をロクにチェックする隙もなく、飛行展示を見るポイントを探します。最前列のイイトコは当然既に取られていますが、ところどころ人垣に隙間が見えます。
     その間にもC-1は飛びつづけます。六機編隊をことごとく見せつけた後は、二機からレンジャーが次々とパラシュート降下。やはりC-1といえばレンジャーです。
     続いて機動飛行を見せつけます。キューバン8やハイレートクライム! 輸送機とは思えない、客席から歓声が湧き上がるほどの機動性です。
     伊達に航続距離や貨物搭載量が劣るわけではありません。←褒めとんのかソレ
     合間合間に、U-4も機動飛行を見せます。ガルフストリームは大金持ち専用機と呼ばれていますが、自衛隊向けの内装は質素です。余談。
     C-1とU-4が降りてきます。C-1はSTOL性を見せつけ、短距離で止まってくれます。

     合間を見て、地上展示をちょっとチェックします。OH-6DにAH-1S、UH-1J、UH-60J、SH-60J……航空祭ではよく見るヘリたちです。
     OH-6Dには何故かメガホンが装着されていましたが、災害時の避難誘導用だそうです。

     その後、CH-47J二機によるデモフライトです。このチヌークは空自の基地連絡用だそうですが、陸自のヤツと見分けがつきません。シロウトですんません。
     最初は機動飛行。タンデムロータは安定性重視というイメージがありますが、さすがに軍用なので機動性を見せてくれます。
     次はトラックを吊ります。やはり輸送ヘリは輸送してナンボです。
     さらに消火バケツを吊って消火デモ。消すのは火災じゃなくて発煙筒ですが。

     そんなこんなの間に、T-4(通常型)二回目のデモフライト。ダイヤモンド編隊などを見せてくれます。
     そしてUH-60Jのエンジンに火が入ります。アイドリングの後、タキシングして行ってしまいました。せっかく近くにいてくれたのに〜。
     T-4が降りた後はUH-60Jのデモフライトです。暇がありません。おなじみSARデモと機動飛行。

     これで午前の飛行展示は終了。昼飯を食べながら他の地上展示を見たかったのですが、比較的前の列に食いこめたので、そうそう動くわけにはいきません。
     なにしろ午後はブルーインパルスが飛ぶのです。
     しかし、YS-11に阻まれてウォークダウンがよく見えない……。辛うじて、予備機を含む五機の姿を拝むことができます。
     やがて四機に火が入りタキシング。離陸滑走後、すぐにダイヤモンドテイクオフ・ダーティターンです。
     残念ながら事故で失われた二機はいまだ補充されず、完全なブルーの飛行ではありません。機動性を売りにしたソロ二機がいないのです。
     しかし密集度の高く美しい四機編隊が、青い空に映えました。

     間を置かず、外来機の帰頭が始まります。
     なんと間近でF-15Jの始動を見ることができました! F-15のエンジン始動音は、この世でもっとも美しい音の五指に数えられると思っています。マジで。
     エンジン始動後、操舵や可変ノズルをテストした後タキシング。
     しかし人垣が邪魔でロクな写真が撮れません。単に見えないだけではなく、オートフォーカスが手前の人垣に合って、機体がピンぼけになってしまうのです。離陸後、何度か上空をパスしてくれましたが、後姿以外は見事なピンぼけです。
     オリンパスさん、安価なマニュアルフォーカスのデジカメを出してくれませんか? このカメラのマニュアルフォーカス、メニューから呼び出さなきゃならないのでツライっす。
     あたふたしている間に、地上展示の間にチェックしていなかったF-2が離陸! 私、F-2を見るのはこれが初めてなのに、なんてこったい! これも見事なピンぼけ。ちなみにYF-16のような試作機カラーでした。
     そしてヘリたちも次々と自分の基地へ帰って行きます。コブラが凄い砂埃を舞い上げます。

     何故かF-4EJ改だけは帰りません。ラッキー、地上展示が撮れるぜ!
     しかも話題のF-2迷彩バージョン。最初にネットで写真を見かけたときはコラージュかと思いましたが、実在したのですねぇ。

     最後に、ハンガー内で展示されているエンジンや装備などを見ました。
    「レシプロエンジンが好きだ」という人は多いのに「タービンエンジンが好きだ」という人は少ないですね。なぜでしょう。ちなみに私はタービン派です。
     パイロットスーツやサバイバルキットのほか、災害救助用の装備も展示されていました。
     ふと、阪神大震災のとき自衛隊の現地入りが反対派の妨害によって遅れたという話を思い出しました。彼らは何のため自衛隊に反対しているのでしょうか。
     

     未整理の写真がだいぶ溜まっているので、徐々にアップしたいと思ってはいます。


    今日のワナ:
     帰りの電車でうっかり地下鉄乗り入れ電車に乗ってしまうと、同じ池袋で降りても120円余計に取られてしまうワナ。


    さかのぼり、11月 2日(土)


    『金月真美さんのご結婚を祝うファンOFF会』に参加いたしました。
     先日書いたような気持ちがあって、今まで他のファンの方々と交流することのなかった私ですが、またとない機会なので参加させていただきました。
     真美さんのファンには色々な人がいるけれど、みんなの想いがひとつになって、今の真美さんがいる。
     そのことが確認できた意味で、非常に意義のあるOFF会でした。

     ありがとうございました。


    今日のワナ:
     ラオックスで買い物するときに、間違って石丸のポイントカードを提示してしまうワナ。


    11月 1日(金)

     ヤフーBBへの乗り換えにともない、とりあえずWebメールのアカウントを取得しました。
     DSLAMの切り替えはもう少し先……。


    『逆転裁判2』、見事に積ゲー化しています。
     普段の移動手段は徒歩と自転車、電車や待合室では読書、旅は風景を楽しむもの……と考える私にとって、携帯ゲーム機というのは、煩わしいとまで言わずとも、何ともむず痒いものです。

     そんな中でやっているのは『レスキューヘリ エアレンジャー』。
    「前進揚力が異様に大きい」とか「面数が全8面と少ない」とか「なぜ民間会社なのに機種名が軍用ですか?」とか「パラジャンパーを直接釣り降ろすなよ!」とか、色々ツッコミどころは多いものの、中々面白い。
     ひとつの面が数分で終わるので、カット&トライを信条とする私にはピッタリです。
     とりあえずエンディングは見ましたが、隠し要素を出すための全面満点やコイン集めには、あまり興味が湧かないのであります。
     SARをテーマにしたゲームは貴重なので、気が向いたら2作目も買ってみます。

     いや本音を言えば、エアロダンシングのシステムでCSARミッションをやってみたいのですけどね。
     HH-60のミニガンで敵の車輌を粉砕しつつ、パイロットを救出するとか。ああ恐ろしいミニガン。
     その昔、ガトリングさんやブローニングさんが戦争抑止力として開発した機関銃は、現代でも戦場で火を噴いています。


     真美さんの結婚についてファンサイトの意見を見ていると、ショックを受けた方々が多い様子。
     安心しろ、そういうのは喜久子お姉ちゃんの時と同じで、すぐ慣れる!

     私の場合むしろ「このままじゃ行き遅れちゃうよ!」とか「もしかしてコッソリ結婚しているのでは?」などと心配していたので(失礼!)、ご結婚のお知らせを戴いたときにはかえって安心を憶えました。
     私が真美さんを好きというのは、声が好きとか、ざっくばらんとしたお喋りが好きとかいったもので、詩織を好きという気持ちとは全く別のものです。それが幸いしたのかもしれません。
     その点、一般的な真美さんのファンとは距離を感じてしまうわけで、そういった意味で今回の顛末は少し寂しいものでありました。


    十月の日記へ [ October 2002 ]

    自己紹介と日記へ戻ります。 back to [ Profile and Diary ]

    ホームページへ戻ります。 back to home