日記:平成17年 4月


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4月30日(土)

 今週は残業と休出まみれでした。というわけで一週間ぶりに更新。
『エアロダンシング公式BBS』閉鎖予定日にして、サイゴン陥落30周年の日。

 やっと買えた。イベントも行きたかったなあ……。
『MAGIC』を聴き「わーい君のぞ辞書だー」と思うのもつかの間……『KATAOMOI』がすげえ。
 アニソンで、こんなソウルフルな曲はありですか? というかCT.ベロニカすげえ。姉さん、事件です。
 君も歴史の目撃者となれ。目撃じゃないけど。

 MASDFおすすめにより購入。
 古いソフトで、かつ売れなかったようなので、当然中古ですが。
 このソフトで珍しいのは、天候が表現されていること。
 いや、コンシューマの飛行機ゲームで天候が表現されていることってないのよ。大抵は晴天無風。視覚的に雲や雨が描かれることもあるけど、無風。
 このソフトでは、面が進むと風が吹いたり上昇気流が吹いたりするようです。
 難点としては、水平儀がないのが痛い。谷間を飛びながら旋回すると、どっちが上だか分かりません。バーティゴです。
 また周囲を見渡すこともできないので、レーダーマップ以外で現在位置を把握するのが困難です。せめて見回すことができればなあ。
 ともあれ面白そうなので、当面継続。


4月24日(日)

コミックレヴォリューション37 FINAL:

 レヴォも今回で終わりだそうですが、コミケと違って個人的な思い入れはないのだった。
 そういうわけで昼出。しゅんすけさんと合流するも、かまわずテキトーに廻る。
(カタログが事前に買えなかったうえ、当日分も売り切れる始末だったのさ)

 買った本のほとんどが東鳩2本……ていうか、タマ姉本であった。
 しかし東鳩2本編をやる気は全然なかったり。いや自分でも病んでると思います。

 そしてたこすさんとダベる。某ドラマシリーズの矛盾をなんとかしてほしいという話になる。手遅れだけど。
 そんなこんなでありがとうございました。


さかのぼり、4月23日(土)

秋葉原散財:

 ソフマップで一年戦争が2,980円でした……笑えねえ。
 キャラグッズ的位置づけにあるゲームすら売れないとなれば、業界の後退といわざるを得ませんよ。
 えーと……せめて、一年戦争とG-BOSは、操作系を逆にすれば文句を言う人も減ったと思います。

 ついにこの日が来た。誰にも文句は言わせん。

アッシマー直立
 大河原メカは、アオリが映えるのう。そして、

アッシマーMA形態 アッシマーMA形態上面
 ほぼ完全変形! マンセー!
(ほぼ、というのは、手首を取り外す必要があるためです。それ以外は完璧)
 さらに、

中華キャノン
 中華キャノン!
 ……ごめんなさいもうしません。

 念願アイテムのひとつが手に入ったわけですが、もうひとつの念願アイテム、12式装甲歩行戦闘車のダイキャストモデルが手に入りません。
 ホビーショップを何軒廻っても売ってない……と思ったら、発売が遅れているようです。ショボンヌ。
 くやしまぎれに、東鳩2のガチャガチャに手を出す。

向坂環
 タマ姉キター。
 ネコミミでありネコグチ。ちなみにこのフィギュアを見ても、髪型の秘密は解明されない。
 せっかくだから、

ツーショット
 ありえないツーショット。

ツーショット
 もう好きにしてください。

 要するにディスクバインダー。HDDにエアチェックし、DVDに焼いたまま見ていない映画が70枚ぐらいに達したので、いい加減整理しないと。

 いいかげん、バックパックにPSPを仕舞うことに限界を感じたので購入。
 しかしこれで、ベルトに色々つける変なヤツ度が上昇。


4月21日(木)

在りし日のJA22AR

 ロック岩崎こと岩崎貴弘さんのご冥福を祈ります。
 卓越した戦闘機パイロットであり、日本には希少なプロの曲技飛行パイロットであり、そして飛行機好きにとっては非常に象徴的な存在でした。

 事故はネットで知ったのですが、そのときは実感がわかず、TVニュースで大破したピッツを見たときに、力が入らなくなるのを感じました。
 私はエアロックのフライトを一度しか拝見したことがなく、ゴールデンウィークの埼玉行きを検討している矢先の出来事でした。
 これで行く理由がひとつなくなってしまいました……いや、こんなときだからこそ行くのが手向けなのかな。
 氏は飛行機の楽しさを世に広めることを願っておられました。


4月18日(月)

『交響詩篇エウレカセブン』の第一話をようやく視た。
 OPを都合30回は繰り返し観た。ビデオテープだったら擦り切れていただろう。

 そんなアニメです。


4月17日(日)

 一週間ぶりの日記ですか。
 蒲田の某アニメショップはレヴォカタログを切らしており相変わらず以下略。
 蒲田のゲームショップでナムコガンダムが3,990円になっており以下略。
 蒲田の千円カットで髪を切ってもらったら、ちょっとプリチーな髪形になったので微妙な気分。BLだったら総受けだぜ。(死)
 そしてディスクバインダーを買うのを忘れた。そろそろ買わないと、DVD-Rの整理ができんのだが……。

* * *

 土曜日に関東電気保安協会の点検があったので、ブレーカーまわりをちょっと片付けた。
 要するに、積んであったペットボトルを片付けて洗ったのだが……

Pet farmPet farm

 まさにペット牧場。助けてママン!
 ていうか、ペットボトルを手早く簡単に乾かす方法はないもんですかねえ。


さかのぼり、4月12日(火)

 "Fable"クリア。面白かったけど、やはりメインクエストばかり遊んでしまうとすぐ終わってしまうな。
 町人をいろいろといぢるのが正しい遊び方なのだろう。やっぱ、あんまり日本人向きじゃないな。
 しかし逆に「RPGってのはこういうもんだよ」という教材としてはいいかも知れん。

 初回は善人プレイだったので、こんどは悪人プレイをしてみる……つ、つらい。
 ほら普通、悪事を働くにも理由があるやん。食い詰めたとか、犯罪地区で育って他に食い方を知らなかったとか。
 そういうの一切なしに、いきなり悪事を働くのは不自然だ。善行なら「人目があるから」などの理由があるけど。
「悪人は悪人だから悪事を働くのだ」といわんばかりだなあ。
 いいや。偽善者プレイでもするか。町中では猫をかぶって、人里離れた山道で略奪行為。

* * *

 PCの電源を切ろうとしたら、寝ぼけていきなり電源タップのスイッチを切ってしまった。ぐぼんぬ。
 あわててchkdskをかける。重複エントリが少しあるだけで、物理的な損失はなかったのだが……Firefoxのブックマークが半分消えてた。
 残念ながらFirefoxはこの辺が脆弱らしい。しかし案ずるな。Firefoxはブックマークを自動バックアップするのだ。
 ……上書きされてやがる。起動するごとにバックアップファイルを上書きするという意味不明の仕様であるため、壊れたことに気づいた時点で既にバックアップも壊れていたのだ。

 幸いにして、消えたのはめったに訪れない企業サイトばかりだったので、去年に手動バックアップしたファイルと結合。あらかた補修了。
 今回ショックだったのは、自分の過失でデータを飛ばしてしまったことはもとより、久しくバックアップを取っていなかったこと。
 システムが安定すると、こうも油断してしまうものかねー。
 ここで、バックアップすべきものがどれだけあるか考える。
 自サイトのデータ、メールフォルダ、航空祭などで撮った写真、ダウンロード購入したソフト、サイトを閉じてしまった方の画像……あんまりないな。
 これらは簡単にバックアップと復元ができるけど、むしろシステムの構築が大変だよな。HDDの容量がやたらに大きくなったから、まるごとバックアップするのはDVD-Rでも大変だし。
 個人でテープメディアを買うのは大げさだから、ブルーレイに普及して欲しいような。


4月10日(日)

2005年度アニメ ファーストインプレッション・漫画原作編

『ジパング』の『1対40』を観ながらこれを書いている。考証はもとより、戦闘に入る直前までの「戦闘は……人間がやるんだ……」の溜め、そして「俺たちは、諦められるのか?」で締めるところがすさまじい。
 2004年度TVアニメで最高の一話を挙げろと言われれば、これを挙げる。
 ちなみに2003年度ベストは、君望アニメの、ゆきずりの男と慎二が殴り合ってる前で水月がケタケタ笑い出すところ。(爆)

 それはさておき、今年度アニメの第一話感想をそろそろ。どれも私は原作未見です。

『英國戀物語エマ』
 19世紀エゲレスのディテールと、ゆるやかなキャラクター描写が評判の本作だが……。
 その二点の矛盾を背負っているというべき、花売りの少女が気になる。非常に。

『エレメンタル ジェレイド』
 あいかわらず日本マンガの航空観はよくわからんなあ。本作はマシなほうかもしれんけど。
 ノリがいいので見続けるけど、女の子=アイテムなのはイマドキマンガだなあ。

『ガラスの仮面』
 うひゃ。舞台が現代横浜なのに、キャラ造形が30年前のままですよ。かーさーん!(謎)
 現代の作品ではありえない人格描写にクギヅケだ。
「余計に声出ねぇよ!」とツッコまれた腹パンチは今回も登場するのだろうか。(爆)

『攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG』(地上波放送分)
 前作の続きにして、原作第一話のリメイクですな。
 前作は録画失敗しまくったけど、今回はEPGがあるから負けませんよ!(謎)

『いちご100%』
 絵は好み。それだけ。
 人格描写とか話とか、80年代スメルが〜。もう少し観てから考える。
 ていうか、メガネ外して美人はやめろ。着けてこそ美人。

『ツバサ・クロニクル』
 キャラや声優ばかり話題になりがちだけど、往年の異世界冒険路線が復活したのがうれしいところ。
『CCさくら』や『エンジェリックレイヤー』には今ひとつのめりこめなかったのだけれど、「変に力を持った大人が訳知り顔で子供を見守る」構図がいやだったのだな。
 その点『レイアース』は力を持つものの葛藤があってよかった。本作もそうだといいなあ。
 唯一の不安は、ヤンマーニの音が迫ってくることだ……。

* * *

同・オリジナル/メディアミックス編

『ふしぎ星の☆ふたご姫』
 あー、ゆるゆるでいいですな。
 しかし私に幼女属性はないのでいつまで視るのか不明。

『IZUMO -猛き剣の閃記-』
 ああ、エロゲからエロを抜いたアニメにありがちな、薄い展開ですよ。
 しかし異世界冒険ものはツボなので以下略。

『こみっくパーティーRevolution』(OVA再編集)
 なんか……キャラのエキセントリックさが目立って、感情移入できんのですが……。
 話によってキャラやスタッフが入れ替わるようなので、しばらく様子見。

『甲虫王者ムシキング』
 すげえ抽象的で観念的だ。小学生にこんなもん見せて大丈夫か。
 いやしかし、考えてみれば自分も幼稚園児のころにザンボットを視てたぐらいだから大丈夫か。
 絵もきれいで幻想的なので、意外と視続けそうな予感。
 これのキャラデザ、『ジパング』と同じ人なのね……。

『極上生徒会』
 キャラデザ、構成・脚本、演出……どれも大きな欠点はないものの、かわりに目を引く良い点もない。
 暇つぶしに見るならいいけど、過当競争の、しかも深夜アニメでやるのはどうよ。
 正直萌え系の絵ではないので、性格描写と演出で見せると期待してたんだけど……。
 ていうか、一番のみどころがジゴロウのパチモンってのはどうよ。

『フタコイ・オルタナティブ』
 すげえ。ノリノリだ。旧双恋アニメが嫌いだった人もこれで安心。
(旧双恋の中学生日記ノリも、個人的には好きだったんだけどな……ただし一条姉妹ファンクラブを除く)
 しかし詰め込みすぎで、いつ息切れになるか不安だ。
 あとヴァイオレンス描写を、あっけらかんとやられると引き気味。

『SPEEDGRAPHER』
 あー、暴力バカだ。自分の暴力に酔ってるヤツ。しかも子安声。
 オレ暴力描写はいいけど暴力バカはダメです。
 銀河名無も子安声の暴力バカだったけど、やってることが空回りしてたので観ていられた。今作にはそういうのがない。
 あー、あと寸止めエロですか。がんばってますね。
 でもTVで寸止めエロ視るぐらいなら、18禁DVD買いますよ。ふう。
 しかし、それよりなにより、写真に対するこだわりの見えない点が一番の問題。

* * *

『創聖のアクエリオン』感想と世評

 んで、個人的に一番期待している『創聖のアクエリオン』ですが。
『ゲッターロボ』というよりは『勇者ライディーン』の血を継いでいる感じだ。それこそ、ライディーンにラブコールを送った『ラーゼフォン』よりも。
 神の力と悪魔の力〜♪

 そしてバカ! 野生児! エロス!
(こういうエロスは、18禁だと逆に表現でけへんもんね)

 難点としては、せっかくの変形合体メカなのに、三形態の差別化が色・武装主体で、プロポーション(シルエット)の描き分けが足りないこと。
 ディフォルメなしの変形合体なので大変だとは思うが、マッチョ・細身・均整の三種ぐらいにしないと、演出上キツイのではなかろうか。

 ところで某所のチャットで「アクエリオンのロゴってエヴァンゲリオンに似てね?」と言われた。
 いや、あれはどちらかというと、80年代タツノコアニメのロゴであろう。
 まあ若い人はエヴァンゲリオンをアニメの基準にしてしまうから、仕方ないのかも知れぬ。

 と思ってネット巡回していたら、おいらと同じぐらいの歳っぽい人が「エヴァンゲリオンの亜流」と断言しており、引いた。
 おいおいおいおい、と思いつつ、せっかくだからアクエリオンとエヴァンゲリオンの共通点がどれぐらいあるか考えた。

 ……これぐらいしか思いつかん。これらはエヴァ特有のものではないし、それ以外の相違点が多すぎる。
 あ、あと「終盤で監督が自分語りをしそう」ってのもあるけど、予備罪での逮捕はいけません。(謎)


4月 9日(土)

秋葉原散財:

 例のビル開業後、初めて秋葉原に来たけれど、何らかの斥力を感じてスルー。
 自分がどう利用するかよりも、どんな会社が事務所を借りるかの方が気になるな。

 それよりタイトーSay@から『ヴォルフィード』がなくなったのが問題だ。
 かわりに、よりによってホットギミックコーナーが出来ていた。泣くぞ。

* * *

 遅まきながら探す。よく「ここになければどこにもない」と言われる石丸で探すも、なし。
 ヤマギワアニメ館で一枚だけ残っているのを辛うじて発見。あぶなかった。
 いまどきのアニメの多くが忘れた、抑えの効いたサントラよ。
 戦闘のBGMすら軽めなのに、その役割をじゅうぶん果たしているのは『U・ボート』にも通じるところか。

 流れで購入。どこまでフォローするかは未定。
 しかし正直、BS-iでしか流れないアニメというのは、渇望感をそそられるなあ。(もとから有料の)WOWOWよりも。
 一部U局でアニメを流す戦略がよくわかる。

* * *

 タイトーHeyにある『メタルブラック』のところへ行ったところ、なぜか畠田さんと遭遇。運命を感じる。
 もちろん私と畠田さんの運命ではなく、秋葉原の運命である。
 秋葉原の将来について語り合うも「家電屋が潰れてフーゾク街ができるだろう」というペシミズムあふれる結果に。
 あと、4,980円に値下げされたナムコガンダムを眺める。


さかのぼり、4月 8日(金)

 "Fable"の不良交換ディスクが届きました。
 ……動きました。本体を交換しなくても大丈夫でした。ああ。
 というわけで、4日の日記の前提は崩れたわけであります。ああ。

 そして昼夜を忘れて遊ぶわけです。久しく、日本のゲームにこれほど夢中になったことはないなあ。
(別に洋ゲー好きじゃないんですが、ここ半年に遊んだゲームのXbox率は非常に高くなっています)
 このゲーム、洋ゲーではありますが、日本人が好みそう3Dアクション+RPGです。
(いかにも西洋的な二元論的善悪観が取り入れられてはいますが……)
 しかもこれが重要なことですが、このゲームは特に日本市場を意識してつくられているわけではありません。
 保守的な日本市場「にも」受け入れられるタイプのゲームが研究されているわけです。
 でも売れてないんだろうなあ。Xboxだから。
 願わくばXbox2は、米国以外の市場も考慮した期待になりますように。
 日本のクリエイターにソフトをつくらせたから日本向け、なんて妄言は吐きませんように。


4月 7日(木)

 新学期ということで、ネットにもかぐわしい方々が増えましたね。(時候の挨拶)
 冗談でも「半島を爆撃」とか言ってる場合じゃねえべ。
 頭の悪い罵り合いに加担するのは、内政問題を外交問題にすり替えようとする盧武鉉の思うツボだろう。

* * *

 届きましたー。
 5分弱の映像なのですが、「あったかもしれない日常」が優しい視点で描かれています。
 褒め言葉として適切かどうか分かりませんが、つくっている人たちの人柄の良さがうかがい知れる、昨今のアニメとしては非常に珍しい存在です。

 しかしあれはガンツ先生だろ。
 野田圭一様といえばガンツ先生か新右衛門さんかってところですが、やはり個人的にはガングリフォンですか。
 ええ、ガングリフォンです。積んでますが。(滅)

 そういえば、佐伯監督ってオイラと同い年なのね。
 そう考えると自分がいかにムダな人生を過ごしてきたか痛感するなあ。←ペシミースト!


4月 3日(日)〜4日(月)

 日曜日は各所で基地祭・駐屯地祭があったようですが……寝てました。
 疲れが溜まるのはトシかな? それとも寝れば回復すると考えればマシなほうかな?

 で、夜中に起き出して"Fable"を始めるわけですが……飛んだ。
「ディスクに問題があります」いわゆるリードエラーというやつだ。それも特定の場面(留置場)で起こる。
 市販のDVDドライブクリーナーを使ってみる……改善しない。

 こうなったら、交換あるいは修理を依頼せねば。
 その前に問題の切り分けをしなければならない。ディスクの初期不良か、あるいはドライブの劣化か。
 アウトラン2やガングリフォンを突っ込む……時々飛ぶが、しばらくすると正常に動くようになった。
 まさか……さっき使ったドライブクリーナーが悪さしているのか?
 こういう中途半端なのが面倒だなあ。まあ、"Fable"の留置場は相変わらずなので、ディスクがおかしいのは確かだろう。
 ……ググってみたら、けっこう出てきたぞ……。
 ディスクを交換してもだめですか。そうですか。
 要するに、相性問題というやつらしい。
 サポセンに「ディスクがおかしい」と言っても二度手間になるし、さりとて最初から「本体がおかしい」と言ったら保証が切れているから修理代を取られるであろう。

* * *

 メディア、特に光ディスクメディアの相性問題というやつは厄介だ。
 なぜなら光学と機械と電子の入り混じるそれは、特性のパラメータがひとつやふたつどころではないからだ。
 あまつさえ、それは劣化する。レンズには埃や傷が付くし、モータやギアは磨耗する。
 そして意外と知られていないことだが、ピックアップの半導体レーザは使っていると加速度的に壊れてしまう。
 レーザは、最初は理想的な状態で動いている。しかしレンズの汚れなどで読み取りづらくなると、自動的にレーザ光の出力をアップする。
 そしたらさあ大変。出力アップによるジュール熱などで、レーザの半導体はどんどん劣化する。するとその劣化を補うため、さらに多くの電流を流そうとする。
 こうして光ドライブのレーザ素子は急激に疲弊してしまうのだ。
 そこへ、反射率のちょっと悪いディスクを持っていったとする。新品のドライブで読めても、古びたドライブでは読めなかったりする。これが相性問題だ。
(劣化だけが相性問題の原因ではないが、分かりやすい例として書いた。念のため)

「ならば、丈夫なレーザ素子を使えばいいじゃん」とおっしゃる向きもいらっしゃるかも知れない。ある意味その意見は正しい。
 だがひとつ重大な問題がある。丈夫なレーザは高いのである。
「じゃあ今のゲーム機は安かろう悪かろうなの?」という向きもいらっしゃるだろう。だが、これは難しい問題だ。
 メーカーとしても、できれば製品に壊れてほしくない。修理はメーカーにとっても金食い虫だからだ。
 クレーム受付体制を維持し、修理品の出納体制を維持し、補修パーツを維持し、サービスマンを維持するのは大きな負担だ。それは保障期間外でも例外ではない。
(このサービス体制をリストラしようとしたソニー経営陣は道義的にケシカランが、それだけ金がかかるということだ)

 したがって、できれば壊れづらい製品が理想であるが、前述のとおり壊れづらい製品は値段が高い。
 たとえば、商品寿命が5年ほどの――5年程度で飽きられる――製品があったとしよう。この場合、製品寿命も5年程度が望ましい。
(実際には普及までのタイムラグがあるから、必ずしも5年は必要ないかもしれない)
 平均的な製品寿命が極端に短いと修理コストがかかるし、逆に極端に長いと、設計コストや部品コストがかさむ。

 また、ある部品が実際の使用で何年間持つかを予想するのも難しい。部品の寿命は、使い方によって断然変わってくる。
 家庭用ゲーム機の使用頻度は個人差が大きいし、原則として時系列的に再生するだけのDVDプレイヤーと違ってソフトやドライバの組み方によってもデバイスの磨耗度は変わってくる。
 設計者の裁量だけで予想するのには限度がある。

 誰が言ったか「金をかけていいものを造るのに苦労はない」のである。
 そんなわけで、致命的な欠陥はさておき、ゲームの「正しい寿命」を予想するのは難しい、という話でした。


4月 2日(土)

東京国際アニメフェア2005

 行ってきました。『NITABOH』を観るためだけに。(爆)
 各地を廻って上映会をしているというので、もっと硬い話を予想していたんですが、よい意味でアニメの文法に忠実でした。
 初っ端からヒロインへのフラグが立つ!←フラグ言うな
 直後に大塚明夫声の親父が登場。つかみは完璧です。
 これからご覧になる方もいらっしゃるでしょうから、筋はこのくらいにしておきますが、とにかく観ていて気持ちいい王道のつくりです。
 作画もレベルが高い。氾濫した川面のうねりなど「他に力入れるところがあるだろ」と(特に他の作画が崩れているわけでもないのに)ツッコんでしまいましたよ。
 CGも使い方がうまく、自然風景・田園風景が多いにもかかわらず違和感がありません。
 というわけで、作画マニアにもおすすめしたいアニメでした。
 ただ……ヒロインの目だけが大きすぎるんだよなあ。スタッフロールをみると、原画のところに「うめつゆきのり」の名が。
 まさか。いやまさか。

 その他の展示で気になったもの:


さかのぼり、4月 1日(金)

2004年度末TVアニメ感想・漫画原作編:

 漫画原作は、保守的なガチ企画ではあるけれど、良作が多かった。
 原作の骨子を忠実に守りながらディテールを肉付けした『ジパング』。
 高松監督お得意のメタ表現を活用した『スクールランブル』。
 まともに描くことが難しいギターとバンドを題材に描ききった『BECK』。
 お気楽な味付で楽しく見られた『グレネーダー』。

 終わってないけど『MONSTER』『ケロロ軍曹』も高いレベルを保っていた。
 特に『MONSTER』は最初から6クールという異例の編成を裏付ける出来だ。ただ、ルンゲは何のためにいるのか、どーしてもわかんない。ていうか見てて辛い。
『焼きたて!! ジャぱん』も途中から視聴。見方によっては『ミスター味っ子』の亜流だが、よしとしよう。サンライズだし。←そーいう問題か

 例外は『ギャラリーフェイク』だよなあ。作画はそこそこ、アフレコも石坂浩二ほか金をかけている。
 しかし構成と演出がメタメタだあ。原作の人気と作劇に溺れているんやろか。視聴中断。

* * *

2004年度末TVアニメ感想・オリジナル/メディアミックス編:

↑分けるのが難しい時代になった……。

 近ごろのサンライズオリジナル作品は、脚本構成力のなさを演出でカバーする例が多くね?
 種にしろ『舞-HiME』にしろ。
 特に『舞-HiME』は静留の「堪忍なー」にガックリきた。その場の見せ方がうまいからあまり気にならないけど、奈緒は絶対あの場で暴れるよな。
 演技・演出が優れているから、見ていて面白いのは確かだけれど、話の脈絡を追う連続TV物語の楽しさを否定されている気がしてならない。

 しかしなんというか、オリジナルアニメやメディアミックスアニメは、ジャリアニメを除けばほとんど萌えアニメになってしまった……。
 いやオレ二次元女子好きだけど、こうもあからさまに狙ったアニメばかりだと閉口する。
 とはいえ、たまに登場する良作を期待して見てしまうのだった。

『ポワロとマープル』も、誰のためにつくっているかワカラン出来になっているしなあ。
 まさか推理ものの入門的位置づけでも、『名探偵コナン』に飽きた十代を狙っているわけでもあるまい。
 後番組の『雪の女王』に期待しよう。思う存分出崎節を炸裂させてください。


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