日記:平成17年 7月


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さかのぼり、7月31日(日)

 久々にプールへ行きました。
 以前は「50m泳いだら少し息が上がる」程度だったのですが、今は「50m泳いだら目の前が遠くなる」アリサマです。
 心肺能力危機的状態。2km泳げたあのころへ戻りたい。

 羽田空港へ撮影練習に行きました。
 撮影のトホホぶりはmixiのほうに書いたので、ここでは写真だけ載せますね。


7月30日(土)

 パンク防止用のタイヤ充填剤がみつからない。
 タイヤチューブに注入しておくと、チューブにピンホールが開いても勝手にふさいでくれるゲル剤である。
 ほとんど手間がかからないうえ、チューブがバーストするまで使えるようになるというすぐれもの。
 だが売っていない。東急ハンズ、マルエツ、コーナン……かつて見かけた店舗をまわったが、全滅。
 辛うじてコーナンには、ゲル剤充填済みのチューブが売っていた。が、手間をかけずにパンク対策するという目的に反する。
 妥協の結果、安い応急修理剤を見つけて突っ込むのだった……。

 あと、一部で話題の「マジ軽ライト」買ったよ。ダイナモと違って磁石をスポークにつけるので、ペダルが重くならないというやつ。
 少し暗いけど、アンコリ(衝突防止灯)という目的を考えれば十分。
 問題は、こぎ始めてから明るくなるまでに、若干のタイムラグがあることなのだった。

* * *

 いつも言っていることだが、人気小説の映画化は原作小説のダイジェスト映画であってはならない。
 どだい、分厚い文庫二冊の全内容を二時間の映画で網羅することは不可能だし、無理をすれば道理のかわりに作品の完成度がひっこむ。
 原作から必要最小限の要素を巧みに取り込み、それ以外をバッサリと切り捨てた結果は?

 先任こと真田広之大活躍。ほんとね、真田広之を見るための映画ですよ。
 如月行とのかけあいもなかなかに興味深い。
 佐藤浩市と、国家安全保障会議の面々のすっとぼけた様子とのコントラストもいい。

 反面、テロリスト側の描写が希薄に見えてしまうかもしれぬ。
 ヨンファは過去よりも現在の行動で見せるキャラクターだからまだマシだけど。
 宮津の葛藤も、もう少し伝わってきてもいいんじゃないか。
 ジョンヒに至っては、原作の予備知識がなければ「お前なにやってるだァーッ!」とツッコミたくなることうけあい。
 映画としては正しいのかもしれないけど。

 ストーリーに関して言えば、宮津が艦長から副長へ変更されたのは自衛隊からの注文によるそうだけれど。
 これを積極的に利用すれば、ドラマを膨らませることができたんじゃないか? とか思ってしまう。いや余りにも「仕方なく変えました」という印象なので。
 あとラストシーンは、原作と同じにしてほしかった。せっかく筆の話を盛り込んだんだから。

 しかし一本の映画としては、濃密、かつ完成度の高い映画だ。
 むしろ原作を知らない人に見てほしい気がする。

* * *

 これぞ娯楽! という制作陣の意気込みを感じる。観客を喜ばせることこそが使命だ、と考えている人たちの仕事である。
 考えてみれば、TV版はふつうに考えれば尻切れトンボに見えがちな最終回でありながら、兄弟を力強く描くことで「この兄弟なら、きっと再び巡り会える」と感じさせる説得力を持っている良作であった。
 その続編たる映画。

 TV版の終盤から、ストーリーは原作から完全に枝分かれしてしまった、言ってしまえば二次創作のようなものである。
 はっきり言ってしまえば荒唐無稽、錬金術という「疑似科学」の立ち位置を斜めから見てしまっている筋かもしれない。
 しかし登場する少年たちが生きることに悩み、生命とは何かという命題を問い続けながらも、力強く生きている様は原作が持つ精神そのものだ。

 ああしかし、なんだ。ウインリィは二重の意味でかわいそうだ。
 劇中でのともすればアッシー的な扱いも、そしてそれがおそらくエド好き腐女子を安心させるための工作であろうことも。

* * *

 ようやく『アイドルマスター』やりました。
 感想:目が疲れる。以上。
 ていうか、なんで画面が15kHzインターレースなのさ? 本当に筐体価格700万の商材なのか?
(ドラゴンクロニクル筐体からのコンバージョンキットかと思ったが、どうやら違うらしい。
 どのみちドラゴンクロニクルの時点で既に15kHzというのはおかしいわけだが)
 いや本当にナムコのハード屋を憎みます。改めて。

* * *

 その他散財:


7月28日(木)

 先週撮った写真のヘコさにヘコみ中。
 どこからともなく「EOS 20D買え買え」の合唱が……。

* * *

 昨日PSPのファームウェアをアップデートしようと思うも、諸般の事情で今日に。
 主なウリは……

  1. webブラウザ(Netfront)搭載
  2. H.264ムービー再生対応
  3. ATRAC3plus音声をメモリースティックPRO Duoに転送可能

 一番のウリは3だべ。3だべ。容量省略の意義は大きい。
 まあ、今まで「メモリースティックPRO Duo不可」「MAGICGATE対応カードR/W別途必要」という意味不明の制約があったので。
 MP3と同程度の音質で約半分の容量しか食わないという触れ込みのATRAC3plus……だが、私の耳で聞く限り、ATRAC3plusの96Kbpsが、MP3の128Kbpsと同程度だと思う。
 正直、WMAのほうが優れている気もするが、まあ言うまい。

 続いてwebブラウザを試す。
 無線ルータを持っていないので、近所のマクドナルドへ行って試す……つながらん。入り口ではだめらしい(爆)
 ちゃんとハンバーガーを買って店内で試してみる。なかなかつながらん。
 よくよく調べると、ちょっと気を抜くとヘタレATOKが全角英数を入力させようとするのだった。
 画面はなかなかに見やすいが……いかんせん、異様にレンダリングが遅い。大きな画像はもとより、JavaScriptの処理がとてつもなく遅い。
 不要であればJavaScriptを切ったほうがいいと思うが、そもそも必要だから使っているページが多いんだよなあ……。

* * *

 デフォルトで『メタルブラック』が遊べません。ふざけんな。
 特典のブックレットには、例の恥ずかしい偽ストーリーが堂々と載ってます。ふざけんな。
「MJ-12は営業がダメだといったが、ロケテストをやったらインカムがよかった」と書いてあった。それがタイトークオリティ。


7月24日(日)

 成長物語に増長はつきものだけれど、きょうのエウレカセブンでレントンの見せたそれは、色々と空恐ろしさを連想させるのがすげえ。
 おそらくはこのまましばらく引っ張るのがインモラルアニメたる所以か。PTAからのクレームがこわいよ。深夜でもいいから続いておくれよ。

 いっぽうでゾイド ジェネシスには姐さんが。先週までのシリアスな雰囲気はどこへやら。
 でもこれ、長くは続かないんだろうなあ……。

* * *

 そんなこんなしつつ、しゅんすけさんと映画へ。

 素晴らしきかな実相寺世界。あの怪しい(あえて妖しいとは書かずにおこう)実相寺昭雄の場面づくりは健在である。
 京極堂の「不思議なものなど何もない」という言葉を体現するがごとく、正常であるはずのものが映されているにもかかわらず、異様な存在感を放つレイアウト。
 歪んで「見える」世界。(いや実際に魚眼レンズで歪めたりしてるんだけどさ)
 逆に不自然であるはずなのに違和感がないように思えてしまうスポットライト。

 そして堤真一。近年さまざまな作品で存在感をあらわす名優であるが、氏のケレンは、実相寺監督の「いかがわしい」カメラで撮られるべく存在していたのだとすら思わせる。
 そして(おそらく京極夏彦の持ち味であろう)伝奇とミステリが危うい線で溶け合う世界は、まさにそのいかがわしさによって、圧倒的な存在感をかもし出す。

 惜しむらくは、通常のシーンに比べて特撮シーンが弱く感じられてしまったことだろう。
 通常のミステリであれば及第点であったかもしれないが、これは実相寺作品であり……なにしろ我々は既にあの『京都買います』を視てしまっているのである。
 建物が燃える場面は、行く末をおそれさせるものでなければならない。

* * *

 AFにまかせた昨日のピンボケ写真がこたえたので、ヨドバシへ行ってデジタル一眼レフなどを見る。
 結論:いまあるものを駆使しようぜ……。
 現状のカメラはAFに不満があるだけで、潜在能力には十分満足しているのだった。そう考えると買い替えはコストパフォーマンスが悪い。
 ただ、それを使いこなす練習が必要だ。時間があれば京浜島へでも通うのだろうけど……秋まではそんな時間ないだろうなあ。

 そのくやしさに任せて散財。

 いつ観るのだ。いつ組むのだ。


さかのぼり、7月23日(土)

 エアロックの復活を見ました。
 スホーイの驚愕飛行を見ました。
 ヒューイ(ベル412)に乗りました。
 限定的参加ながら、えんれー充実したイベントでした。レポは余裕があったら後日。

 しかし帰りの電車中、地震で運行が止まるワナ。
 必要な路線はなんとか動くも、JRなどが止まった影響で、電車内はすし詰めのワナ。
 帰ると部屋にはDVDなどが散乱しており、タマ姉ガチャフィギュアなどは転落して首ちょんぱになるワナ。


7月21日(木)

 資本主義の敵は共産主義ではない。それは、投機である。
 ということを以前から主張している私ですが。
 資本主義が価値観の数値化であるのに対し、投機は数値の価値観化(価値化ではない)でありましょう。
 それを考える事例をひとつ。

 三菱や日航の不祥事が続くのは何故だろう、と考えたことはありますまいか?
 よく言われるのは、
「それまでニュースバリューのなかった小さな事故でも、一旦大きな不祥事が起こればニュースバリューが増大するので仔細に報道され、見た目の事故件数が増える」
……というもの。
 まあ、それはたしかにあるかもしれぬ。

 だが、実際に不祥事が不祥事を呼ぶことはないのだろうか。
 不祥事が起こった会社には、その後何が起こるのだろう?
 もちろん不祥事対策を迫られるのである。だが、それには二種類ある。

 ひとつは、不祥事の再発防止である。
 不祥事を起こす会社に金を払う消費者はいない。当然である。
 よって会社は不祥事の再発を防がなければならない。当たり前のことだ。

 したがって不祥事の再発は防がれるように思われる。だが、実際には必ずしもそうはならない。
 もうひとつの対策。そう、収支対策があるからである。
 不祥事によって下落した売り上げ、そして株価を戻さなければならない。
 そして再発防止策は、しばしばそういった収支対策にとってマイナスとなる。

 配当を目当てに株を買ってくれるような投資家であれば、長期的な収益を考慮し、前者の重要さを理解してくれるかもしれない。
 だが現実の株主は会社のオーナーか、あるいは投機目的の購買者である。
 投機目的の人間は安く買い叩き、高く売り抜ける。長期的な展望など目に入らない。一時的な風評による価格変動も商機なのである。
 そしてそういった投機による価格の影響は、オーナー株主の資産に大きく影響する。
 すなわちオーナーは株価を死守しようとする。普段以上に、会社の収支に敏感になる。収支改善は会社の至上命令となる。
 とはいえ再発防止策をするな、とはいえない。再発防止と収支改善、矛盾した命令が出され、そのしわ寄せは現場に堆積する。
 無理がたたり、問題は再発する。

 自分は三菱でも日航でもないので、あくまで想像で書いているのだけど。
 ああ、もし自分の職場がこんな会社になったとしたら、耐えられないなあ。
 他山の石としたい話だ。僕はオーナーでも株主でもなく、ただのヒラ社員だけどね。


7月13日(水)〜15日(金)

 なにが嫌かって、ロンドンテロの報道を聞いても、心が動かなくなった自分がだ。
 まあしかし、テロが語義どおり恐怖を煽ることを目的としているのならば、無反応もまたテロ対策かもしれぬ。
 と無責任なことを言っておく。

 日本はそういった無関心によって生き残ってきたわけだが、最早そうもいくまい。
 右傾も左傾もイヤなんだけどなあ。

* * *

 夏風邪ひいたー。ガクシ。
 水曜に注射を打ってもらうも、ハズレか、はたまた遅すぎたか。ガクシ。
 スポーツ飲料を飲む端からどんどん汗に変わっていくよ。ガクシ。
 寝ている時間よりも、汗を拭いている時間のほうが長い感じだ。ガクシ。

「夏風邪はバカがひく」という言い回しは、偏に「夏風邪をひくと苦しいばかりだ」という教えに違いないよー。
 ちうか、人が出かけられないときによくなる天気は俺の敵。

* * *

 このアニメデフレ状態を乗り切るため、ボクはどうすべきか、スゴ録の予約表を見ながら考える。

 週にTVアニメを17本視る30代ってのはどうよ。
 次の中断候補は、寓話性も出崎節もイマイチな『雪の女王』と、早くも旦那様の魅力が感じられなくなった『おくさまは女子高生』あたりか。
 ああ、視ないアニメより、視るアニメの話をしよう。

『GUN×SWORD』
 クオリティは高いものの、既存の作品を色々と連想させてしまうのが難だよなあ。
 剽窃というほどではなく、各作家の持ち味といった程度のものだけど、退屈さを感じさせる程度には古臭い。
 あ、キムタカ絵だけは以前に比べて垢抜けているかも。
 多くを期待するのは難しいけど、谷口悟朗作品は放送後半でエンジンがかかってくることも多いので、今は耐えるときか。

『ぺとぺとさん』
 妖怪差別、というテーマ付けがギリギリすぎる。VHF局じゃ流せんよなあ。
『かみちゅ』とは少し違った意味でギリギリファンタジーといえよう。
 とりあえず半透明母さん(声:真美姉)がなぜ半透明なのか気になる。

『ダ・カーポ セカンドシーズン』
 すみません、入浴シーンで視るのを決めました。(滅)
 予備知識がないので何が起こっているやらと思いつつ、見せ方はうまいなあと感じたり。

『プレイボール』
 えーとこれは、『キャプテン』の続編ですか。昔のままの作風がすごい。
 ちばあきお先生自殺の報に触れたときは寂しかったなあ。もっと好きな作家さんの訃報を聞いたこともあるけど、不思議とこれほどの喪失感はなかった。
 むしろ『ふしぎトーボくん』を読みたくなったかもしれない。

 ああ、まだ多いな。


さかのぼり、7月10日(日)

 もともと去年出たソフトだけれど、あえて言おう。
 ものすごく罪作りなソフトだ。この高質グラフィックスは、色々な人の首を絞めているに違いない。
 その中にはナムコ自身も含まれる。

 そもそもPS2のアーキテクチャは5年以上も前のものだが、発売当時からしてVRAMの少なさは物議をかもしていた。
 なにしろVRAMが4MBしかないのである。DCがテクスチャのみで8MB(しかもハード圧縮伸長機能あり)を備えていたことを考えれば、その小ささがわかるだろう。
 VRAMのバスが非常に広帯域であるとはいえ、その性能を引き出す遣り繰りには尋常ならざる努力を要する。

 そんなわけでAC5級のグラフィックスを表示するには尋常ならざる努力と技術と工数を要するわけだが、プレイヤーからしてみればそのようなことは関係ない。
 つまり、ゲーム機としてはPS2があれば十分で、高質のグラフィックスを出せないソフトハウスは怠慢だと思われてしまうわけだ。
 某チャットで「なんでPS2よりXboxのほうがきれいなんですか?」と聞かれた時はへこんだ。マジへこんだ。
 どうやら市場には、PS2が現行据置ゲーム機中、最低級であるという自覚がないようだ。へひぃ。

 そこへきて、アーケード用システム基板のSYSTEM256である。
 PS2アーキテクチャのSYSTEM246を強化した基板だそうだが、これがかなりの高価らしい。
 単価は知らないけど、『鉄拳5』対戦筐体が300万円とか、『アイドルマスター』4席セットが700万円とか、他社なら1〜2ランク上の機種につけられるOP価格設定に思える。
 こういった高価なハードでありながら、画面の見た目にアドバンテージがあるかというと、怪しい。二線級の基板と比べるならともかく、Chihiroなどの高級基板に対する優位は感じられない。
 もちろん普及しているPS2との互換性があったり、SYSTEM246に比べてRAMに余裕があったりするぶん、ソフトの開発期間を短縮するメリットもあるだろうけど、それを市場がどれだけ納得するか。

 AC5は、昔から3DCGを研究してきたナムコの、良くも悪くもひとつの到達点だろう。
 市場が評価しないというのは、以前から書いている通り、二次元文化に根ざした東洋の限界なのかもしれないけど。


7月 9日(土)

 人生には様々なワナがあります。
 エーコン5を買いに行ったら「売り切れだよオメェ遅ぇよ」(意訳)と言われるワナ。
 天気予報を信じて自転車で出かけたら、帰りは案の定雨に降られるワナ。
 しばらく雨宿りをしてやり過ごそうとしたら、やっぱり雨足がだんだん強くなるワナ。
 あまつさえ、珍しく有料駐輪場を使ったので、電車で帰って後で自転車を取りに来る手段が使えないワナ。

※普段は無料駐輪場を探して停めます。露駐なんてしませんてば。

* * *

 世評では「暗黒面の魅力満載」というけれど、どちらかというと私の嗜好は判官贔屓なのですよ。
 健闘するも力及ばず落ち延びるマスター・ヨーダや、最後の対決に勝ったのに身を隠さざるを得ないオビ=ワンもそうですが。
 一対一ではいいところまで行ったのに、アナキン野郎に邪魔されて木の葉のように飛ばされたメイス・ウィンドゥ萌え。
 世はなべて判官贔屓。蹴散らされるジェダイに思いをはせてこそ漢といえましょう。

 まあ、その辺『帝国の逆襲』の足元に及ばないわけですが。
 明日の日曜洋画劇場が楽しみでなりません。DVDもってるけど。


7月 8日(金)

『終戦のローレライ』読了。読むのに五ヶ月近くかかったり。
 遅読にも程があるけど、その間PSPやったり仕事がドタバタしてたりしたんで、カンベンしてください。

 物議をかもしたらしい「終章」ですが、私は必要だと思います。
 本作が「現代人が書いた大戦もの」ではなく、「現代の映し鏡としての大戦もの」である以上、現代へのつながりは欠かせますまい。
(まあ、あからさまに描かずに想像させい、という意見もあるかもしれませんが、福井作品らしくていいと思います)

 また、映画と比較されるのも運命ですか。
 映画『ローレライ』は原作(と便宜上呼ばれる、事実上の派生作)『終戦のローレライ』のダイジェスト風、とよく言われますが、そもそも2時間の映画と4冊の文庫とを比較するのも、ねえ。
 ただし樋口監督が過去に「映画が2時間で見せられる内容を、ゲームとかは何十時間もかけて見せるのでケシカラン」とヌカしていたので、あまり同情できなかったりするワナ。


7月 7日(木)

 羽田空港のポケモンジェット大集合を見に行こうと早起きしたのですが、体がついてきませんでした。
 まあ、昨日は一日中寝込んでいたわけですが。まだまだ休息が必要なのだろうか。
 運動不足に悩んでいるのだがなあ。どうしたものか。

* * *

アニメ新番組雑感:

『かみちゅ』
 神様神様といっても、変にカタルシスを煽ったり、パヤオみたいに民族意識を煽ったりしないのがいいよね。
 これだけ日常風景の積み重ねで見せるってのは、相当の力だと思うよ。
 いっそ萌えアニメでなく、ゴールデンアワーでも勝負できる質と方向性を持っていると思うけど、それができないのがアニメ市場の問題点であろう。

『おくさまは女子高生』
 ヒロインよりも、むしろ旦那様に萌えた。
 この手のアニメで、男惚れする男は珍しいのう。

『タイドライン・ブルー』
 やべえ、出産シーン萌えた! ヒロインの出産で幕を開けるTVアニメなど前代未聞であろう。
 久々の海洋戦闘冒険アニメということで期待していたが、これはとんでもない変化球だ。
 今期一番の期待作になりそう。

 とりあえず気に入ったのはこの辺。
 他は気が向いたら。


さかのぼり、7月 3日(日)

秋葉原散財:

 久々にタイトーS@Yへ行ったら、『ガンフロンティア』が復活していたよ。
 相変わらず2面すらクリアできません。うう。

 諸般の事情により購入。ええ、諸般の事情により。
 現行のPrescottに比べて消費電力が低く、性能がさほど変わらず、しかも製造中止されたので、当然品薄でした。
 幸いボッタクリ価格ではありませんでしたが。

 以前購入した腰吊り型のポーチに、色々な意味で無理があったので、こんどは融通の利くタイプを購入。
 バックパックの肩掛けに取り付けるといい感じです。ヘッドホンをつけているときにバックパックを下ろそうとすると、ちと面倒ですが。


7月 2日(土)

 映画観に行く前に、少し昼寝しようと思ったら、5時間寝てしまった……。
 うん、6月はずたぼろだったからな。おそらく一ヶ月で、昨年度一年分の診断業務をやったであろう。
 残業時間は大したことなかったけど、神経はかなり使った。

 すごい。なにがすごいかというと、予告編から想像される内容と、非常に近い。
 その意味では非常に誠実な予告編であった。
 いやまあ原作が古典なのでネタバレもヘッタクレもないのだけれど、ものすごいディザスタームービーテイストだ。
 それを承知で観るのであれば手堅いつくりの映画といえよう。

 が、ひとことだけ言わせてくれ。
 B-2だけは、B-2だけは出すべきではなかったのかえ?
 いや、核を出さなかったのはスピルバーグの良心だったのかも知れないけどさ。

 やった、ねんがんのらぶデスをてにいれたぞ!(意味不明)
 いや、以前探してどこにも見当たらなかった本作が、ふとヨドバシにあったのでレジダッシュ。
 しかし、川崎ヨドバシのヱロゲ売り場は、レジまでの間にエレベータとかあって危険だ……。

 ああ、全身画のモーションはイマイチこなれていないけど、アップ画の仕草とかは破壊力が強いね。
 ヱロゲメーカーからこれだけの萌えポリゴンが出てくるとなれば、大手メーカーの力に任せたギャルゲ作りは困難を極めるといえよう。へひい。


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