平成11年2月の日記

- diary: February 1999 -


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2月28日(日)

本日のガサラキ:
 今回もセリフがありませんミハル。今回に始まったことではありませんが、『声の出演』からも抹消されています真美姉。
 それにめげず内容を思い起こすと、相変わらずユウシロウは主体性があるのかないのか分かりかねます。カブラギ大尉に「行きましょう」っていうセリフを取られちゃうし。
 まあ、物事にハッキリしたストーリーを求めてしまうのは人間の悪い癖なので、このままユウシロウとミハルの行く末を静かに見守るとしましょう。フィクションだけど。

 しかし、また戦闘機と戦ってしまいました。
 F-22につけられた『ラプター』という名前、イマイチに感じますなあ。実物がそうだから仕方ないんですが。
 試作機のYF-22は『ライトニングII』というイカす名前だったのですが、どうして変わったのやら。


 DCコントローラのL,Rトリガー破損防止のため、トリガーの内側をエポキシパテで裏打ちする。
 すごいよタミヤ、10年前に開封したエポパテがまだ使えるぞ。


 秋葉原に行きたいので、本日の自転車修理はなし。

 『ポップンミュージック』はPS版ばかりで、DC版を見かけない。
 SCEの策略か? とか思ってしまったが、ひなびた店では細々と売っており「ああ、出荷を絞ったな」と納得。
 2機種を並べておけば、ロード時間の短いDC版に即決だと思いますよフフフ。でも今日はLDを買いに来たので、ポップンはおあずけ。

 LDは『ブレンパワード』の最新巻と、買いそびれていた『ダグラム』の2巻目を購入。
 『ガサラキ』もそうですが、『ブレン』じゃ米軍が相当の悪役ですな。「日本はアメリカの属国であるという体裁をとる事によって、周辺諸国との関係を維持している」ことのうっぷんは相当なもののはずで。特に両作品監督の世代には。

 メッセサンオーの大きな画面で、『エアロダンシング』のデモ。あーたこれ絶対買いますよ。
 とはいえ、うかつに人へ薦められるソフトでもないんだよなあ。ゲームの飛行機は弾撃つもんだって固定観念が、あまりにも広く流布されてるんだ。みんな異口同音に「弾撃てないの?」と聞いてくるし。
 ひとつ言える事は『ファントム無頼』にシビレた人は買いなさい、ということ。


2月27日(土)

 寝坊の上休日出勤ゆえ、本日の自転車修理はなし。


『エアロダンシング』発売をひかえて:
 ポリゴンゲームを語る際、「視点」の話はよく出てくるのに、観点まで含めた「視線」にまで話が及ぶことはなぜか少ない。素人には難しく、玄人にとってすればノウハウを明かすことはしたくないから、だろうか。
 しかし「視点」についてギャーギャー言うにもかかわらず「視線」について恐ろしく無頓着な人々がいるのも事実。

 『エアロダンシング』は、それを考えるのに格好の題材だと思える。
 本当は、それ以上に自衛隊機ゲームが出ることを単純に喜んでいるのだけれど。


2月25日(木)

或月給取ノ戯言:
 私は一介の月給取りに過ぎぬ。その意味を考えなければならぬ。
 病み上がりでフラフラしているところを上司に捕まり、「君、なんか最近おとなしいね?」などと言われても、笑顔で切り返さねば食ってはいけぬ。

 しかし忍耐の続かないときもある。
 例えば。例えばの話だよ君? 他の部署から「片手間でよいから」と仕事を頼まれていたとしよう。当然、自身の仕事もあるので、本当にその仕事を片手間でやらざるを得ないわけである。
 それを突然「今週中に終わらせてくれ」と言われてみたまえ。明確な期限があるにもかかわらず、その依頼者は直前までその事実を知らせては来なかったのだ。
 さりとて私も「そんな仕事を果たす義理はない」と、大人げなく突き放すわけにもいかぬ。相手はこう切り返して来るに相違あるまい、「これが達せられねば、会社全体の不利益になる」と。然も斯様に言い訳じみた弱音は、大凡Eメイルによって伝えられるものであり、面と向かって訴えられることもなくなった。
 よかろう、やることはやる。その上で、相手の逃げ道を塞ぐ。それが大人の処世術というものだ。

 しかし、ひとつの問題が残された。
 私は大人と言うよりも、未だ一匹の餓鬼に等しい存在だったのだ。

<続かない>

 アパートの郵便受けに、IZAMの顔がドジャーンと印刷された、エステサロンの広告が。む、むむう。
 しかし考えてみれば、さほど不思議なことではない。少なくとも、いつぞや流されたキムタクの口紅CMに比べれば。

 IZAMが出演した不思議なCMといえば、なんといっても金鳥『タンスにゴン』。
「タンスにゴンゴン、イザムンムン。タンスにゴンゴン、イザムンムン〜。」
 この、まるでIZAMをTMR西川くんと勘違いしたかのようなキャラ錯誤CMは、さすがに打ち切られたのだろう。私は1回しか目撃していない。もし、「私の地方ではまだ放送しています」とおっしゃる方はご一報を。


さかのぼり、2月24日(水)

 謎の頭痛。めまい?
 まるで貧血のように頭がクラクラする。長いこと立っていられない。当然外に出られないので、会社に電話して横になる。
 しかし貧血とは違う。手先・足先のしびれはないし、寝ていても和らぐことがない。吐き気はするが胃液しか出ず、食中毒とも思えない。薬には頼りたくないが、まともな感覚を維持できない痛みなので鎮痛剤を服用して様子を見る。

 午後、鎮痛剤の効き目が薄れると鈍い痛みがあるが、あの立っていられない感覚はない。
 残っているのは睡眠不足に似た、頭が締め付けられるような痛み。十分寝たつもりだが、日ごろの不摂生が祟ったのだろうか。


 なにげなくTVをつけたら、TVKテレビ(神奈川ローカル局)で『226』をやっていた。しかも高橋是清が暗殺されるシーン。別の意味でクラクラ。

 この映画好きなんですよ。豪華キャストなんですが、役者に頼っていないつくりをしている作品です。邦画には珍しいことに。
 あと、流血シーンが少ないんですよ。暗殺シーンと自決シーンは派手ですが。


2月22日(月)

 みなさーん、明星クイック1食べてますか? 倶零舎です。
 ん? いま「食べてます」って嘘ついたのは誰だ! 正直に手を上げなさい。あるいは本当に食べて食中毒。
 私は最近自分の文書に自信が持てず、クイック1どころではありません。最近は仕事で文書を書くことが少ない(他人に任せている、悪いヤツだ)うえ、ヱブ上でもハズシた発言が多いような気がします。
 ま、いいや。軽い運動だと思って、この日記に付き合ってください。

 ところで、石井苗子女史にクリソツといわれるブリジット・リンという香港の女優さんは、話題になってませんか?
 なってませんね。残念。
 『スウォーズマン』とか観たいんですけどね。鉄球を素手で受け止めるヤツ。霧隠雷蔵。


さかのぼり、2月21日(日)

 自転車修理日記、屈辱編。

 あ、タイトル読んで「こりゃ失敗したな」とお思いの方、そのとおりだよ悪かったな。
 新しく買ったタイヤというのがコレ、新品だから硬い上に、畳まれて入っていたもんだから大変よアンタ。広げるだけならまだしも、単なるゴムバンドの形をしたモンをU字断面型に自分で折り曲げなきゃいかんのよ。
 猛烈に硬いタイヤをリムに押し込んで、さー空気を入れようと思ったら、プシュー……。
 タイヤを押し込んだときにチューブを傷つけてしまったようです。……ん、まあ、バルブを傷つけた訳じゃないからゴム切れを接着すれば修理できるでしょ。
 さあ今日じゅうに済ませようビューなんでこんなに風が寒いのだ。撤退。


 気晴らしに川崎のヨドバシカメラへ。

 店頭で腕時計千円均一ワゴンセールをやっていたので興味を持つも、中身がニセGショックだらけなので、見送る。
 ゲームコーナーへ行く。ときメモGBが気になるが、他にやりたいGBソフトの本数が絶望的なので、見送る。
 LDコーナーへ行く。欲しかった『ダグラム』LDボックスがあったが、自分の部屋が散らかっているので、見送る。
 PCコーナーへ行く。例のネットサバゲ可能ゲーム『デルタフォース』があったが、自分のPC性能が絶望的だったので、見送る。

 何しに行ったんだ俺?


2月20日(土)

 自転車修理日記、序章。

 昼過ぎに起きるという不健康な状態から、自転車パンク修理という崇高な使命を思いだし、ノソノソとアパートの自転車置場へ歩み出す。ノリノリではない。
 空気の抜けた前輪を見て、

「これはパンクではなく、イタズラ少年が空気を抜いてしまっただけではないのか?」

という妄想にかられる。空気を入れてみる。圧がかかる。
 しかし、時間がたつとやっぱり空気が抜けている。妄想終了。

 そして恐るべき事実を思い出したため、ホイールをフレームから外し、タイヤをホイールから外す。
 恐るべき事実とは、ホイールにリムテープを貼っていないということだ。スポークの裏打ちに直接タイヤチューブが当たらないよう、通常はラバーバンドやテープを貼る。しかし、前回のチューブ交換時にはラバーバンドがチューブに貼り付いていたためそのまま引き剥がし、直接チューブを取り付けていたのだ。
 チューブを取り外し、チューブとリムとの接触面を調べる。多少サビがこびりついていたが、穴が開くほどのことはなかった。念のためリムにテープを貼ってからチューブを戻し、パンク防止剤を充填してみる。少々のピンホールなら、これで対処できるはずだ。

 が、やはり空気が抜ける。よく見ると、空気が抜けているのはバルブの付け根からだった。パンク防止剤は重力と遠心力でチューブの内壁外側に張り付くので、チューブの内周側にできたピンホールには効果がない。よって無駄。
 つーか、最初に調べるべし。

 近所の自転車屋では失礼ながら高いので、一駅ぶん歩いて、隣町のマルエツ(ダイエー系店舗)へ行く。
 チューブと、ついでに摩耗したタイヤの替えを買う。
 日が落ちたので、今日はここまで。


さかのぼり、2月19日(金)

 私の職場に四国出身者が2名おりまして、同郷ゆえかウマが合ってよく話をしているようです。

 さて昼休み。社食における、その二人の会話。
「なんかリリスって、そそるよね。」
「えーっ! ナニ言ってんスかモリガンに決まってんでしょ。」
「わかってねぇなぁ。」
「なんつったってモリガンでしょ。巨乳だし。」
「君にはワカランのかね、リリスのあの良さを。」
「いやあの良さと言われても。」

 むろん、周囲の人間は口をアングリ開けて聞いていたわけです、いつものことと思いつつも。
 結局、リリスのどこがそそるのか分かりませんでしたが、本人に聞くのは当然無駄なのであきらめました。
 そんなわけで、どなたかリリスにそそられる四国出身の方、ご連絡をお待ちしております。


2月18日(木)

 有給とってAOU行ってきました。こんな機会でもないと、有給を消化できないんで。
 レポートはこちら。書いている途中なんで、暫定公開です。


さかのぼり、2月17日(水)

 全国の自転車修理日記ファン喜べ!
 ていうか今朝チャリンコに乗ろうとしたら、いつの間にか前輪がパンクしてやがるんだよ〜。

 週末修理予定。


 BBS書き込みを促進しようというイヤらしい考えのもと、昨日の日記はツッコミどころ満載のネタ日記として書いたつもりでしたが……まさか魂斗羅にヒットとは思わなかったよおっかさん。

 ワタクシの本命は「機械は心を持つか?」だったんですが。
 ちなみにゲーマーへこのテーマをふると、大概は「マルチ!」となるようですね。影響力が大きいのう伊丹のエロゲ会社。ところで俺は、マルチよりもウンコ座りロボットを観たいです。マルチが嫌いとかじゃなくて。
 なぜ人類は自販機の前にたむろしてウンコ座りするのか、その謎を解き明かすために。


2月16日(火)

 某ネットアイドル様から「人気ページの秘訣は主張をしないこと」とお教えいただいたので、主張をやめ、日常の感想をタレ流してみます。

 なんか悪口をちょろちょろ見かけるだけであまり話題に上らない『ファイナルファンタジーVIII』ですがリンク先がアレとか細かいことを気にするな。やはり皆さん話題にする間も惜しんでプレイしておいでですか?
 ワタクシなんぞは、ウィザードリィで視力を半減させて以来極度のRPGオンチでございまして、とても手を出す気にはなれません。いや他にも理由はありまして、アンモナイト魔女は曽我町子の声で喋らないとイヤーンとか、ガンマニア的にあの変なテッポウ剣がイヤーンとか例によってリンク先は気にするな。ベタ。


 今日の『たけしの万物創世記』はロボット特集でした。ナレーターが高田祐司以下省略
 しかしあれではガンダムが荒唐無稽ロボットの代表みたいだなあ。ガンダムの設定体重60tというのは、成人の標準的(?)体重60kgを1000倍して決められたのだね。たしかに、実際に造るとすればATやTAぐらいの大きさがちょうど良いかも知れず。

 ロボットと心の話に関しても、NHK未来潮流で「機械は心を持つか?」と言っていた直後なんで、関心も大きく。結局「心とはなんぞや?」という問に帰ってきてしまうのですが俺的に。
 ロボットが自販機の前でウンコ座りしながら「やってらんねーよー」とか言う日が来るのでしょうか? ワールドカップ優勝をめざすサッカーロボットよりも興味があります、人の心をモデル化したモノとして。


さかのぼり、2月15日(月)

 あれですよホラ、サターンのソフトもファイナルカウントダウンって感じですが……なんで予定に『旅立ちの詩』載せないんじゃコラ。井上涼子って誰ですか?
 つーか何ですか。コナミの人が「サターン最後のソフト」と称したのに対し「オラ魂斗羅はどうした、もしや出さねぇ気じゃあるめぇな」という反骨精神のあらわれですか? 誰も憶えてないと思いますが魂斗羅。

 それともコナミ的自社流通に腹立ててますか予定表。運命ですか? 運命です。


2月14日(日)

 バレンタイン様がソ連のスパイだったというのは本当ですか? 本当ですバキゴキグシャ暴力反対。
 まっことこの日が日曜だというのは、義理チョコにすら縁のねぇ麿にとっては好都合でおじゃる。おじゃる丸は観てないでおじゃる。小西寛子の声は貧乏少女だけでよいのでおじゃる。<偏見


 なんか、わけわかんねぇツカミを書いてしまいましたが。つーかツカミって言うのかコレ。
 このサイトは不思議です。最近めっきりBBSの書き込みが減ったのに、閲覧数は相変わらず20〜40アクセス/日です。
 なかには、ドリームパスポート(ドリィムキャスト本体のおまけブラウザ)でブックマークをセーブし、ソニックパスポート(ソニックアドベンチャーのおまけブラウザ)でアクセスしてくるという凝ったことをされるお客様もいらっしゃいます。

 これだけお得意様がいらっしゃるのにBBSが閑散としている、ということは。
 このページもすっかりヱブマガジンとして認識されているようです。って、個人ページでそれはマズイんでないの?
 ネタとしてツクリで書いている事柄も多く、また、世間の言葉を鵜呑みにするなよとギャーギャー騒いでいるような、まったく個人の見解で書かれているページを、ただ黙って見ているというのはいかがなものか。
 それならば閲覧ボイコットされてしまう方がよっぽどマシ。

 ウソ。寂しいボクチャンが孤独に耐えられないだけです。でも同情は禁物。
 ダルマガンダムで一躍話題の人となった富野監督ですが、ラオックスのページでトバしてます。例によって。
 もう、富野監督の言ってることは正しい。(c)ゆうきまさみ
 我慢ができないから、愚痴ばかり垂れてます個人ヱブってのは。

 ↑こういう辛気臭いことばかり書くから、BBSが閑散とするんだよ。


 モード変更。

 続・インターネットサバゲの話。
 『レインボー・シックス』は対テロ活動ゲームなので、通信プレイは対戦ではなく、あくまで協力プレイですな。
 「オレ、IRA役がやりたいな」「じゃ俺は日本赤軍」とかいう奇特な方がいらっしゃれば話は別でしょうけど。冗談じゃねえ

 代理店のページを見ていると、「Pentium 200MHz以上」とか「Pentium MMX 166MHz以上」とか書いてありますので鵜呑みにしたくなりますが、実際そんなマシンで遊んだらパソコン人生を考え直すことは必至でしょう。
 ああ今なら10万円ぐらいでけっこうなマシンが組めるからなあ。


2月13日(土)

 PCゲームにトンと興味のないワタクシでしたが、この辺が妙に気になります。
 インターネットサバゲですよ奥さん。一昔前は米軍がネットワークとVRを利用した擬似演習をして話題になりましたが……それが歩兵レベルで、しかもエンターテインメントとして供給されるようになると、嬉しいやら恐ろしいやら。

 マイマシンは今や貧弱な坊やゆえ、財布とにらめっこ。


さかのぼり、2月12日(金)

ファミ通のナニ:
 要するに「マリーガルの台頭を、単なるリクルートグループのマネーゲームとは思われたくない」という意図なのだと思います。あの2週連続記事は。
 そのために『じゅげむ』ではなく『ファミ通』で、『ゲームボーイ版サクラ大戦』という微妙な立場のソフトを発表し、結果マリーガルに資本参加以外の意味性を強く印象づけようとしたのでしょう。

 ここで気になることがふたつあります。
 ひとつは、マリーガルが記事中で示したようなこと……すなわち開発者やエンドユーザへのメリットをどれだけ実現できるか(意地悪な言い方をすれば、どれだけ実現する気があるのか)。
 もうひとつは、マネーゲームとしての側面を持っているのは動かしようのない事実であり、その結果ゲーム界にどのような影響を与えるのか。

 なんつうことを考えてコラムをまとめようと思いましたが、脳が全然回りません。
 お砂糖を与えても、脳よりもお腹に行くんですよ。


さかのぼり、2月11日(祝)

 雨降り。
 フラッと入ったステーキ屋で一番安いハンバーグセットを食べている間に、雪。
 UFOキャッチャーでライディーンのプライズを釣り上げている間に、ふたたび雨。


 ゲーム共産主義者はFFVIIIを買おう!
 これが売れないと、今まで以上に銀行がゲーム業界に金を貸し渋るからね。

 ところで僕は買いません。


 そういえば今日はときメモGBの発売日ですが、やはり買ってません。

 通信対戦の追加で、恋愛に競争の概念を持ち込むのはときメモではないと思うのです。
 そーいうのはゲッターラヴに任せておけばいいのです。<マジ?


2月10日(水)

ボケその1:
 今日は会社で古い健康保険証を集める日であったが、「いつもバッグに入れてあるから安心」などとタカをくくっていた結果、バッグを忘れた。


ボケその2:
 昨日の日記にすごい誤記があるが、"∀GUNDAM"の正しい読み方は『ターンエーガンダム』である。
 なぜ間違えたかといえば、「ターンエーなどという激ダセェ発音は認めぬ」という深層意識が我が記憶回路に干渉したからに相違あるめぇ。

 そもそも「ターンエー」ってなんだ!?
 「短命」みたいで縁起が悪いぞ。放送は10週で打ち切りか?
「ぬはははは、そもそもAとはアナーキーのA。その反対にあたる∀は秩序の象徴。
すなわち∀ガンダムとは、アナーキーなパンクに正義の鉄槌を振り下ろし、世に秩序をもたらす世直しガンダムなのじゃよ!
パンクロッカーと波動拳の熱き闘い。こりゃ放送が楽しみじゃのう。」
 あにょー導師、ご教授ありがとうございます。

 あと昨日は触れなんだが、これ、キー局がフジテレビなのね。
 以前『Vガンダム』が名古屋テレビから「ウチは勇者シリーズあるからガンダムいらんもんねー」と蹴られた際、電通が暗躍した結果キー局がテレビ朝日になったという前例がありましたが……こんどはどこが暗躍したのでしょ?


2月 9日(火)

 これまでのネスケ3ゴールドにかわり、今日からネスケ4のコンポーザを使ってページを書いております。
 Enter と Shift+Enter の違いが分かりづらいですな。余計なタグを連発するのは、相変わらずのようです。


 あにょー。どんと、この春から放送が予定されているサンライズの問題作 "∀GUNDAM"(『カウンターエーガンダム』)について話す。

 しかしこれ……デザインモチーフは何なんでしょ。ファーストガンダムの場合は『お侍さん』だったけど。
「ようみるんじゃー。坊主がヒゲを生やしておるようじゃろう。つまりこれはダルマ様じゃ。」
 だ、達磨大師!? いやしかし……袈裟を着ていなければ、お坊様には見えないのですが……。
「む、それはシド・ミード御大が、ファーイーストのジャパニーズ・ゼンをミスアンダースタンドしておられるのじゃな。」
 そんなご無体な。む、背景に描かれているメカも異様ですな。
「これは坊主の大敵・生臭いものであると同時に、西洋ではデビルフィッシュとして恐れられているタコ。
つまり東西共通の敵を倒すことにより、天下泰平をもたらすという筋道が見えておる。」
 うひぃー。そ、それでは AKIMAN キャラの立場は?
「無論、彼らの存在意義は波動拳を撃つためにある! ダルマ様の少林寺拳法も、波動拳の前にはカタナシということじゃ。むははははは!」
 ……このアニメ、大丈夫ですかね?
「ダメっしょ。」

 以上、一部フィクションを交えております。やべーと思われたら即クレームを下さい、あにょー。どん。

 ていうか私……ガンダマーとしてより、インダストリアルデザイナーとしてのシド・ミードに心を打たれたひとりの人間として、あれを見るのが非常に心苦しいんですよ。
 だって、インダストリアルデザイナーが架空のメカを描いたときに味わえる「どうやって動くんだろう?」とか「どんな風に使われるんだろう?」という感覚がわいてこないんですよアレ。
 デザインのせいなんでしょうか? それとも私の見る目が枯れてきただけなんでしょうか?


 今日の『たけしの万物創世記』は武器特集でした。
 ナレーターが高田祐司なので、気分は『ガサラキ』だね!<順序が逆

 "hollow point" のことを「ハローポイント」とも読むんですね。ちなみにその筋の方は……893じゃなくて銃器関係者ね……「ホローポイント」と読みます。英語の発音としては、どちらも正しいようです。

 X-31の飛行映像を初めて観ました。しばらく飛行機趣味から遠ざかっていたので、大きな衝撃をおぼえました。ベクタードノズルを使っているとはいえ、異様に自由な飛行姿勢をとってます。


 先日書いた「香山氏の理論武装の穴」という表現には、ちと語弊がありました。
 正しくは「論争の下地をつくるべく、わざと微妙な立場のソフトを立てた」とするべきでしょう。
 もちろん「微妙の立場のソフト」とは『サクラ大戦』のことであり、その微妙たる所以は「プラットフォームホルダ(ゲームハードメーカ)が自社ハード用に出したソフト」にある……といえるのですが、それだけではありません。

 その辺のことをコラムに書こうと思い、私自身が以前書いたコラムをチョコチョコと読んでいたのですが……。
 この文書、書いた当時自分でも物足りなさを感じていたのですが、今はこのレベルの文書を書く自信すらありません。枯れたな俺。

 今週末のファミ通を読んでから、どうするか決めます……。


2月 7日(日)

 今朝の『サンデープロジェクト』はちょっとしたドリームマッチ「小沢一郎VS菅直人」であったが。
 お互いの論点が持つ穴を目がけて攻撃してるんで、両方が穴だらけになるわけで。
 とはいえ、戦後日本の矛盾をこの二人に背負わせるのも理不尽なわけで。

 要はPKOをどこまで認めるかという論議なのだが……小沢党首の発言を感情論とした菅代表であったが、外交を考える限りは感情論も立派な政策のうちなのよね。残念ながら。


 そんな日の『ガサラキ』は、本当にタイミングのいい話だなあ。

 作中ベギルスタン>現実イラク空爆のときにも思ったことだが。
 先日のNHKスペシャル『世紀をこえて』第1回でアメリカの穀物大量生産に依存した世界を紹介された矢先、こちらはアメリカの穀物不作恐慌に乗じてクーデターを企てるという話を描いてしまうんだから、なんとも。
 ついでに、本当に自衛隊が治安維持出動するような事態……になったらイヤだなあ。

 しかし、セリフ少ないどころが黙殺状態ですなあミハル。泣くぞ。


さかのぼり、2月 6日(土)

 昨日タイマー録画しておいた『彼氏彼女の事情』を観る。

 ……全編鉛筆描き+写真ッ! やってくれたなアンノヒデアキ。
 その割にはヱブ上であんまり話題になりませんなあ。
 みんなもう注目していないのか、それともそれなりに楽しんでいるのか。

 あ、ワタクシは後者です。ディジタル彩色のアニメよりも味があっていいと思います。
 エンディングのセル焚画はいただけませんが。


2月 5日補足:秋葉原

 金月真美ベストアルバム"From the Bests..."を購入。某氏曰く「最近のCDってベスト版が多いですね。」ぎゃふん。
 というわけで再録+新曲1曲のアルバムに加え。
 前回に続き、初回生産分には特典としておまけCDがついている。前回はMaxiシングルのようなものだったが、今回は単体発売してもよさそうなライブ盤だ。
 一部で最強と噂されるスゴいファンコールが聴けるぞ。

 『声優刑事』Vol.1購入。……いつから声優刑事は中途半端なシリアスコメディになったのだ?
 抱腹絶倒不条理ギャグではなかったの?
 でも下手なメディアミックスラジオドラマよりは遥かに面白いです。はい。

 ギアソリラジオドラマも購入。放送中にはなんだかんだ言ったけど、まとめて聴くと結構面白いや。
※毛利元貞ファンかつ大塚明夫ファンの特権。


 トライタワーに『ザ・グレイトラグタイムショー』があるのを発見。
 デコファンを自称するワタクシだが、実際にはやってないゲームが多い。特にこれをやってないのは痛手だった。

 早速プレーイ。
 一見、自機が複葉機の凡庸な横スクロールシューティングだが、見ると何やらフックがぶら下がっている。

ザ・グレーイトラグタイムショーウ!
彼らはなんでも引っかける!
バクダンでも、自動車でも、敵機さえも!

 面白し。
 しかし、すぐ死亡。また来週挑戦。


2月 5日(金)

 ジャイアント馬場選手の死について、あにょー。氏と話す。
 ひとつの時代とはなにか? 昭和とはなんだったのか? という話から、氏は馬場選手を偉大だとしながらも、世間がそれをあまりにも神格化しすぎているのではないか、という話になった。
 「死んだ人間はいい人間だ。」とうそぶくのは、別段、宿敵を抹殺したマフィアのボスだけではない。
 誰もが、故人を持ち上げたがる。(一部例外はあるけどね)

 とかく人間は過ぎた時代を必要以上に持ち上げたがる。その割には、過去から学ぼうという姿勢は希薄だ。


 ファミ通『サクラ大戦GB版』スクープについて、某ネットアイドルと話す。
 「どうしてみんな、この話を悪い方にばかり考えるんだろうね?」

 確かにマリーガルの面々は負の実績を多く持っており、またインタビューにおける香山氏の理論武装は穴だらけ(突き詰めれば、作品性を作家性の犠牲にしたゲームであふれかえるわけだ)、さらにはそれに呼応したイリさんコメントはあらゆる意味で泥縄めいていると来た。
(もしかしたら一連の動きは、たとえるならプロレス新団体旗揚げ記者会見にライバル団体のレスラーがやってきて暴れ出す……という類のパフォーマンスかも知れない、とも考えてはいる。)
 私個人も、世のゲーム系webが騒ぎ立てるのと同じく、この話がすんなり進むとは思っていない。

 ただ、このことについて問題点をまくし立てるばかりで、こうした話が進められてきた背景に眼を向けないのは、現状のゲーム市場における問題点から眼を背けるに等しいことだと思えるのだ。
 それは、ゲームのハード戦争に決着がついたが故の市場閉塞である。3月の携帯ゲーム機戦争も、先が見えてきたきらいがある。
 もしそれを打破できるなら、この話を歓迎しようではないか。


 あー。こーいう話題ってwebの話題に間を持たせるにはいいんだけど、ゲームやってて全然楽しくないんだよな。
 というわけで話かえる。ファミ通の別ページを読む。

 さーて今日のクロスレビューは2月11日発売ソフトの分だ。『サイレントヒル』は何点かなー。<よほどひどい点でなければ買うつもり。
 ……あれ? ない! 一体どうしたんだ!
 「あ、静岡なら来月に延期だよ。」
 なにバカなっ! カンベンしておくんなまし、3月はただでも買うソフトが多いんだから。エアロダンシングとかエアロダンシングとかエアロダンシングとか。

 鈴木みそのマンガをしばらくぶりに面白いと思う。今回はエロゲネタ。
 こういうマイナージャンルを描かせると流石にいいわ。メジャーなネタを扱うと、見識の薄っぺらさが露呈してナニなんですが。


 金月真美様のベストアルバムを買いに秋葉原へ行く。
 ……おっと書いてる間にテレホアワーだ。この続きは、また明日。


2月 4日(木)

 近ごろは新しい文書を書くよりも、自分で登録したサーチエンジンの情報を修正したり、CGIをチョコチョコいじったりしております。
 いいかげん放り出しているコラムを片づけなければ、とも思うのですが相変わらず。

 DTPワープロの件ですが、JGライクなWindows用ワープロがあるらしいので、調べてみます。

#時代に逆行して、娯楽性のないヱブ日記だあ。


2月 2日(火)

 遅れで1月末の日記をアップ。コミケ日記は破滅的に遅滞。


 ビーマニ専用コントローラを買ったら、今までやる気のおきなかった "luv to me"[EUROBEAT] を無性に弾きたくなった。
 ……個人的にユーロビートの歌詞は欧州語(特に英語・独語)であるべきだと思っているので、正確にはアーケード版 complete mix に収録されている English ver. を弾きたいのだが。

 ともあれPS版で練習、練習。
 ……グルーヴメーターは上がる気配がなく、ただ点数ばかりが加算されてゆく。
 10万点中9万点とってもダメなのは仕様ですか?<仕様です


さかのぼり、2月 1日(月)

 ある会食に出席。何の会食だったかを書くと抹殺されるので、書かない。


 きょう「ひとつの時代が終わった」と、たくさんの方がコメントした。
 そんな中、私の頭の中に浮かぶ言葉があった。
 「昭和が終わった」。

 私個人とすれば、石原裕次郎が亡くなったときも、手塚治虫が亡くなったときも、黒沢明や淀川長治が亡くなったときにも思わなかったことだ。それを平成も11年を数える今年になって、ふと思った。

 正直言って私は、プロレスをろくに見ない。一方このページをご覧になっている方々の中には熱心なプロレスファンも多いので、こういう事を書くのに何か違和感が付きまとう。
 こんな私だから、最後に馬場選手の姿を拝見したのも『探偵! ナイトスクープ』の番組中だった。
 番組の依頼人が「鉄工所ひとすじでやってきた父に、新しい生きがいを見つけてやりたい」と言って、探偵といっしょにあらゆる趣味を模索するのだが、うまくいかない。そんなときに依頼人の父が「プロレスが、特に馬場選手が好きだった」ともらしたことから馬場選手が登場。
 その時、馬場選手が言った言葉が「仕事が好きならば、ずっとその仕事を続ければいい」。

 おそらく、ジャイアント馬場というのはまさしくそういう人であり、昭和というのはそういう時代だったのではないか。
 そんな気がしたのだ。


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