お鉢巡りコース

2万5千図 :  層雲峡  白雲岳  旭岳  愛山渓温泉 

黒岳ロープウエーで黒岳〜北海岳〜黒岳の一巡コース  (歩行時間 : 7時間)


0:00 黒岳リフト終点
1:00 黒岳
1:20 黒岳石室
3:00 北海岳
3:40 間宮岳
5:00 北鎮岳分岐
6:00 黒岳石室
6:20 黒岳
7:00 黒岳リフト終点



リフトを降りたところが7合目でここから1時間、岩の露出した急な登りが続く。 層雲峡の対岸にニセイカウシュッペ山を見ながら登ると 左上部にマネキ岩が見えてくると黒 岳頂上ももうすぐ。


北鎮岳 (2,244m)
   北の鎮守と言う意味で、旭川にあった
陸軍師団に因んだ名前と言われている。
黒岳山頂より凌雲岳(手前の黒い山)と北鎮岳
(その奥の白い山)


頂上からはお花畑の路を黒岳石室へ向かう。石室から北海岳への路をとると、 エゾツガザクラ、アオノツガザクラ等が咲くお花畑(美ケ原)をすぎ有毒温泉から流れ込む赤石川を渡る、 降雨の後や融雪期には苦労させられる渡り。

赤石川を渡り終えると小さな尾根を越え北海沢に出て右岸の路をたどり、 北海岳向かう。 北海沢には夏でも豊富な雪渓が残っている。

北海岳からは広い、なだらかな、お鉢平と呼ばれる大爆裂火口を囲む外輪山の尾根歩きで、右手にお鉢平を見ながら、 火山礫や火山灰の裸地を松田岳(2,136m 、 山名は1857年 石狩川の水源地帯を調査した 函館奉行所足軽、松田 市太郎に因んで付けられた)、荒井岳 (山名は旭川の実業家 荒井 初一の名前を冠した、因みに荒井は命名当時の関係者)と進み、 間宮岳(2,185m 山名は探検家、間宮 林蔵に因んで付けられた) に至る、 間宮岳では路は二分し右折して中岳方面へ向かう。中岳も気がつかないうちに通り過ぎきつい登りで北鎮岳の肩につく。(ここから、北鎮岳頂上までの往復は50分程

北鎮岳分岐からは尾根を下ると路は直角に左折し「雲の平」のお花畑の中を黒岳石室へと向かう



白雲岳
表大雪の南端に位置するどっしりとした
山で、頂上付近は累々たる大岩が積み重なっている。

北海岳
表大雪の中央部にある大火口であるお鉢平を囲む外輪山
の一山
黒岳山頂より白雲岳(左)と北海岳(中央右)