キャンバスに油絵の具 今描いているところですが公開します。経過も見てください。 自然を現地でありのままに描くのは、はやらなくなってしまったが、恩師の川上尉平先生は、現場主義であった。家で手を入れるのは厳禁である。ご都合主義で自然を変えるのも禁止である。 先生は言われた「自然には神の宿っている場所が有る、そこを探せれば、絵は半分できたようなものだ。」 自然を忠実に写すのは、至難な技である。太陽はどんどん動いていく、影はそれにつれて動いてしまう。海は潮の満ち干きがある。天気だって同じではない。風も吹いたりやんだりする。 しかし、それは表面の変化である。そんなものに惑わされてはいけない。どっしりとした岩、ゆったりとした海、生き生きと繁る植物。大地の存在感をしっかり表現するのだ。 つもりはそうでも、頼りになるのは、目に見える変化していく表面なのである。 自然のありのままをしっかり見つめ、虚心坦懐に粛々と描いていくのみである。 ちゃんと描けることができますようにと願いながら。
キャンバスに油絵の具
今描いているところですが公開します。経過も見てください。
自然を現地でありのままに描くのは、はやらなくなってしまったが、恩師の川上尉平先生は、現場主義であった。家で手を入れるのは厳禁である。ご都合主義で自然を変えるのも禁止である。
先生は言われた「自然には神の宿っている場所が有る、そこを探せれば、絵は半分できたようなものだ。」
自然を忠実に写すのは、至難な技である。太陽はどんどん動いていく、影はそれにつれて動いてしまう。海は潮の満ち干きがある。天気だって同じではない。風も吹いたりやんだりする。
しかし、それは表面の変化である。そんなものに惑わされてはいけない。どっしりとした岩、ゆったりとした海、生き生きと繁る植物。大地の存在感をしっかり表現するのだ。
つもりはそうでも、頼りになるのは、目に見える変化していく表面なのである。
自然のありのままをしっかり見つめ、虚心坦懐に粛々と描いていくのみである。
ちゃんと描けることができますようにと願いながら。