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2013年■相模の海辺の珪藻たち(MWS珪藻プレパラートKMR-01より)■P50

作品2013年01

キャンバスに油絵の具

春季新作家展に出してつくづく見たら現代美術風だなという気がした。現代美術は訳の分からないものだが、実は思想の固まりだと思う。
小生のものにはまだ「風」がついているのは思想がないからである。
会の代表に批評をお願いしたら、中西夏之の「洗濯バサミは攪拌行動を主張する。」やボルタンスキーの「古着の羅列」の話が出てきた。思想を深めて表現しているので人に伝わる。形や質感のおもしろさにゆくと工芸的で危ないよと言われてしまった。