<油圧計追加> (作業日:'01/12/31〜'02/1月中旬 更新日:'02/2/16)

  テンパチ・シリーズ1(1.5?)まで装備されていた油圧計。マルイチはテンロクであるにもかかわらず“油圧警告表示”となっていて、油圧の有無しかわからないのです。ファインチューンされたマルイチに油圧計がないのはちょっと疑問&不満なので、普通のロドスタの場合、簡単に装着できる純正油圧計を取りつけることにしました。マルイチは油圧計のスペースが無いので、配線を引き出し、ケースを用意しなければなりません。
  純正のメーターとセンサーが必要になりますが、新品だとそれぞれ約3500円&約7500円となり、結構な値段です。そこで、メーターとセンサーを1台目のRoadsterから剥ぎ取りました。交換手順は、あるサイトを参考にしたのですが、アドレスがわからなくなってしまいました。
 “油圧警告表示”ですが、マルイチは赤豆球です。テンパチシリーズ2は油圧計の目盛を省いただけの物に見えます(普段はどこを指しているんでしょうか?)。目盛がなくなっただけで、計器としての機能は持っているとすれば、センサーの交換だけで油圧計として使えるのかもしれませんが・・・油圧スイッチと油圧センサーでは抵抗値が違うので、回路もどこか違うと思うのですが、参考にしたサイトのやり方は、回路(メーター裏側のシート)はそのままでメーターとセンサーを交換しているだけでした。メーター側になにかあるのかも?


油圧スイッチ 油圧センサーを剥ぎ取るところは省略。

  油圧スイッチを外します。コネクターは引っ張るだけ・・・だったかな? インマニ外さなければ手が届かないかなぁ〜と思いきや、意外にすんなり。ただしラチェットは送り角の少ないモノがいいでしょう。使用した工具は後でまとめて紹介。
油圧センサー1 油圧センサー取り付け。
油圧スイッチ取り外し〜油圧センサー取り付けまで、すんなり進みます。ところが配線が短く、センサーにカプラーが差せません。
油圧センサー2 こんなところの配線延長工事は面倒なので、配線の束を手前側に引っ張りました。ステーが曲がるだけだと思いますが、この方法が正しいかは不明。
周辺の配線 上記の対策ですが、この解体車の画像から見る限りは、問題は無いように思います。
油圧スイッチ・油圧センサー・工具 左から油圧スイッチと油圧スイッチ取り外しに使用した24mmのソケット。油圧センサーと油圧センサー取り付けに使用した30mmのソケット。油圧スイッチには端子の出っ張りがあるので、ディープソケットの方が安全だと思います。が、私の1/2インチ差込角ソケットでは、差込み部分でなんとか逃げて回せました。油圧センサー取り付けは通常のソケットで大丈夫です。
使用工具 油圧スイッチ取り外しには75mmのエクステンション、油圧センサー取り付けには150mmのエクステンションを使用しました。送り角の少ないラチェットは重宝します。
仮設置  燃料計交換の際に、油圧計の配線を取り出しておいたので、仮設置。このまましばらく放置していたのですが、助手席に転がってるので全然見えなくて意味ナシです。
ケース材料
FRPケース作成1
 今回のケースの材料はコレ。前半分を100mlくらい?のチビビール缶、後半分をFRPで作成します。


 ダッシュ上に固定するのですが、底面のRが合っていないとすわりが悪くなるので、現車上で作ることにしました。
 もっとも、今回作ったケース程度の底面積なら、平面で作っても両面テープでRが吸収されてうまくいきそうですが

 ガムテープを重ね貼りして、離型剤代わりとします。ガムテの糊が残らないようにマスキングテープを下に貼ってあります。     
FRPケース作成2  ケース後半部分を粘土で作り、FRPを貼った後、粘土を取り出します。
 Caution!現車の中でFRPを貼るのは緊張します。本当はチビビール缶も一緒に貼っていたのですが、作業中に取れてしまいました。
  周囲に樹脂を付けたら大変です。硬化したら強力にくっつくし、硬化前でもアセトンじゃないと落ちません。シートに染み込んだら完全に除去はできないでしょう。
  樹脂を垂らさないために、ガラスマットに樹脂をあらかじめ含浸させておいて、貼りつけました。
背面
側面

  え〜結局失敗に近い仕上がりになってしまいました。表面に合皮を貼ったのですが、本皮と違い伸びないため、合わせ目ができてしまいました。おまけに型紙から写す際反転させてしまい、貼り合わせ部が助手席からバッチリ見えてしまいます。背中にも割れ目があって外からよく見えます。。。
正面 ま、遠目には気にならないので良しとしましょう。そのうち革を張り替え、ダッシュに穴をあけて配線を引き込む予定です。


趣味INDEXに戻る