ギルモン誕生の秘密!神秘なる水の宇宙

 脚本:まさきひろ 演出:川田武範 作画監督:清山滋崇
さて、32話です。『水の宇宙』は『ウォータースペース』と呼びます。



■消えた水野五郎
冒頭、リアルワールドにあらわれたあの姿はなんなのでしょう。虚像か、まぼろしか。
消える寸前、そのシルエットがモクモンのものに変わったのにはどんな意味があるのでしょう?



■洞窟
タカトとジェンが飛ばされた場所は、出口の見あたらない、水におおわれた洞窟でした。
ジェンとテリアモンが一緒だったからよかったようなものの、もしひとりでこんなところに来ていたらタカト君、どうなっていたでしょう。
想像するだにぞっとします。



■ぬれない水
思いかたひとつでいかようにもなるデジタルワールドでは、こんなことも起こるんですね。おもしろい。
しかしきっかけがあったからとはいえ、気づいてしかも実践してみせたジェンはかなりすごいです。
頭の回転が速いどころじゃないような。



■ジェン

『まさか…この水…』

大人っぽすぎて浮いているとの印象をずっと持たされつづけていたのですが、今回でかぶとを脱ぎました。
この子がいないと、とてもじゃないがテイマーズはまとまりませんよ。いやはや。

そんな彼でも水野さんのことは『おじさん』と呼ぶんですよね。そういう時はやっぱり子供なんだなと思います。



■テリアモン

『がががががが〜』
『だだだだだだ〜! 絶対零度ぱーんち!』
『どいてどいて〜』
『モーマンタイモーマンターイ』
『な、なんかビリビリのアチャチャチャ…』

進化こそしなかったものの、今週は大活躍でした。かわいらしいシーンも5割増しに多く、おなかいっぱいです(^_^)
多田さんによるセリフも今回はとくにかわゆく聞こえますね。
でも力持ち。タカトとジェンのふたりがかりでびくともしない扉も、回転頭突きで一発ですからねえ。見かけとまるで一致しません。

それにしても便利です、カードスラッシュ。



■親御さんたち

『元気です…か、あのバカ』

親御さんたち、今回にて大集合。研究仲間の皆さんも、初登場のヒロケンパパママもいるじゃないですか。
締めるところは締める加藤さんのお父さんと、なんだかんだ言って落ち着いてるタカトパパが立派。
鎮宇さんも落ち着いたものです。止めてもジェンは行ってしまうだろうと、予測していたのかも。

このあたりの、大人が積極的にからんできてくれる作劇はやっぱり好みですね。

私は留姫ママと同年代ということになるのか。
時代設定が2007年と聞いたことがあるので、それが本当ならけっこうずれてますけど。



■山木室長
あいかわらずぶっきらぼうですが、協力者としてついに動き出しました。心強い味方です。
でもクリスマスのあの歌は……いや、言いますまい(^ ^;



■ハンギョモンとオタマモン

『ま、まいった〜!』

完全体なのに、ジェン
とテリアモンにこてんぱんにのされてしまいました。とほほほ。
まあ、弱そうだから追い払ってやろうと突っつきかけたら思わぬ反撃を受けて、びっくりしてしまったんでしょう。
必殺技も使いませんでしたし(使う前に降参するハメになったという説も)。

でも、かばうように集まったオタマモンを見るに、いつも彼らを外敵から守ってあげてるのでしょう。仲の良さがうかがえます。




■水の宇宙
今回のように、いろんな奇妙世界がいっぱいあるところは『ポールのミラクル大作戦』を思い出させます。年がばれるな。
じゃあニーナは加藤さん?
…どうもイメージに合わないような。




■水のある図書館
これまでに出てきた小世界のなかでも、出色のビジュアルじゃないでしょうか。未来のパイプラインのような水の道の先に浮かぶ奇妙な洋館に、雫のしたたる音がする図書館の中、本棚をこえた先にある大学の講堂のような空間と、Dアークそっくりの方舟。
不思議さバリバリです。これはなかなか興味ぶかいですね。

静かにたたずんでいるモクモンがこれまた印象的。


■SHIBUMI@水野五郎

『人間かと聞かれればイエス。いつからかと聞かれれば…いつからだったかな?』

思ったよりも確かに年がいってみえます。40代後半にはなってそう。
淡々としたしゃべりは印象的ですが、なんでここにいて、なんで透けてるのか、ブルーカードをばらまいたのは本当にこの人なのか、なんで方舟を持ってたのか、謎だらけでかえってわけがわからなくなっています。
17話にちらりと出てきた時点では、悪役かもしれないと思っていたのですが、どうも違うようですね。



■Digignome
これまでもよく出てきていましたが、今回正式名称がわかりましたね。gnomeとはたぶん、妖精のノームのことでしょう。
といっても、『ウィザードリィ』などによく出てくるノームより、絵本『ノーム』のそれに近いものをおぼえました。

ノームという名には、『識っている者』という意味があると聞いたことがあります。だとすると、彼らはこっちの想像以上にいろんなことを知っていそうですねえ。光子郎が見たら喜びそうだ。



■方舟(アーク)
なぜか図書館の中に安置されていましたが、どうやら乗り物のようです。今後はこれを使って移動するのでしょうか?
でも第一印象は、『かっこわる〜』でした。
水野さんごめん。



■タカト

『あ〜、ぼく、松田啓人です』

今回はジェンのそばであわあわしてばっかり。ギルモンがいないので、こっちも精彩を欠いてます。
そしてネカマデビューなのですよ?



■小春
次週の主役ですが、よく見るとテリアモンをかたどったヌイグルミ、うさぎさんを改造したもののようですね。
ちょっとした伏線?



■四聖獣
水野さんのおかげで、存在がハッキリしました。チンロンモン、今回は敵なのか…。
それにしても森山周一郎さんが演じていたあの声、あれは四聖獣のだれかなのでしょうか、それとも……?



■総括
本格的な戦闘はなかったとはいえ謎解きの要素がつよく、見応えのある回でした。絵も演出も良好。
かえって謎が増えているような気がするのはたぶん気のせいではありません(笑)。
こういう話が面白いことから、テイマーズが冒険ものとしての側面を強化していることがわかります。

どうでもいいけど小春ちゃん、少しは兄ちゃんのことも心配してあげましょうね?



■次回予告
とうとう小春がデジタルワールドに。アンティラモンとどのような邂逅をはたすのか、非常に気になります。
走るアンティラモンのシーンを見るに、次週も絵や演出は期待できそう。

…それにしても35話のタイトルが気になります。まさかベルゼブモンがレオモンを……?