クラッチフルード交換・エア抜き(MT車のみ)
ブレーキフルードには気を使ってもクラッチフルードはおざなりにされてしまう傾向がある部分です。実際にトラブルは出にくい部分ではありますが、やはり劣化しますので適時交換・エア抜きするのがベターだと思います。
劣化すると、極端な話、熱によるエアの発生で圧力伝達不十分でクラッチが完全に切れなくなったり、レスポンス低下につながります。
実際の作業手順、用意する工具などはブレーキフルード交換と同様なので、そちらを参照して下さい。
ただしモノによってはブリーダープラグを緩めて、ペダルを踏むと、ペダルが戻ってこないものあります。これはしょうがないので手で戻してやります。ペダルが戻ってこないタイプだと考えようによっては効率は悪いですが、一人でもできなくないですね(笑)
クラッチのブリーダープラグは下の写真の様なところにあります。でもちょっと分かりづらいですね。
ブリーダープラグは、エンジンとミッションの接合部分付近に必ずあります。自転車のタイヤの小さなゴムキャップみたいのがついているのがあります。(もしかしたら取れてしまっているかも・・)。それが目的の場所です。
場所が場所だけに狭くて自由に工具や力が入らないかもしれませんが、長さの違う工具とかで対処するしかないですね。
また、ブリーダープラグの最後の締め付け具合は「ギュ〜」というより「ギュッ」といった感じです・・・・すみませんアバウトで。
そんなに大きな力は必要ないです。大きい力をかけると壊れますし・・