Let's RUNABOUT!

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おまけ編(ヒール&トゥー・ローリングトゥー)

この事は後でトルクバンドと関係してきますよ。それと[Let's RUNABOUT!]の今までのと[Let's MT!]を読破してから見てくださいね。

それでは、ヒール&トゥーのやり方を先に説明しておきましょう。例によってテキストのみです(ぉぅぃぇぃ)。長めですけど、最後までお願いします。結構(失敗すると)危なかったりもしますし。練習方法も一番最後です。

 

まず3→2へのシチュエーションで・・・

1.右足でブレーキを踏む(通常のとおりに指の付け根らへんで。し・か・も、ブレーキの踏力はなにがあってもどんな時でも絶対一定です。なぜって?後にわかりますよ。)!

2.ブレーキ踏みつつ落としたい速度まで落としたら、今度は左足でクラッチペダルを踏む(結局ブレーキペダルは踏みっぱなしでクラッチペダルも踏みっぱなし)!ブレーキを踏んでいる足の個所は指の付け根らへんでしたよね。

3.ブレーキを踏んでいるそこを支点にして踵をアクセルペダルまでツイスト(古?)する!

4.当然ブレーキ踏んでいるままで、右足踵でアクセルを煽る(アクセルは踏みつづけない)!

5.煽りいれている時に間一髪いれずに3→2へシフトチェンジ!

6.チェンジ終わったら、クラッチを繋ぐ!

7.ブレーキペダルは、速度を落としたい所まで落としたら離して終了です。まだシフトダウンしたければ、2.への繰り返し。

 

以上、やり方自体はこんなもんです。補足としてブレーキを踏んみつづけている区間は1から7までの全部で、アクセル操作は4の部分だけで、クラッチ踏みつづけている区間は2〜6に渡ってです。但し!ギヤダウンしたらオーバーレブしちゃうようなギヤダウンは厳禁です。ギヤ比なんかも考えて!

 

1.までは問題ないでしょう。2.も簡単ですね、右足でブレーキ踏みつつ、左足でクラッチ踏むだけですから。

ヒール&トゥーとはなんぞや?な人は3〜6までが????な感じだと思います。

 

ここら辺からをもうちょっと細かく見てみましょう。

3.と4.とでは、右足一本でブレーキをアクセル操作をするのですが、ここら辺がヒール&トゥーといわれる所以です。ヒールは「踵(かかと)」、トゥーは「爪先(つまさき)」です。トゥーはブレーキ担当、ヒールはアクセル担当なわけですね。トゥーでブレーキ踏みつつ、ヒールでアクセルを煽る。

操作としては本当にこのとおりです。でもまだ (゚Д゚)ハァ? な感じですよね。足の動かし方がイマイチわからない感じだと思います。

それでは携帯電話をお手元に用意。携帯をまっすぐ机の上において携帯の上部(液晶画面のへん)を指一本で上から押さえて固定します。指で押さえる所は、ブレーキを踏んでいると解釈してください。

この動作が「3.」前半部分のトゥーでブレーキ踏んでいる状態です。

[3.」の後半と「4.」の動作としては上記の説明で携帯上部を押さえたままですよね。それはそのままで今度は携帯下部を右側にずらしたら、そこで携帯の下部を指で固定します。下部を指で押さえたのがアクセルを踏んだという風に解釈してください。すると携帯は扇状というか、カットしたショートケーキみたいな軌跡を描いたかを思います。

実際の足の動きはこんな感じです。

 

でも、実際やってみるとわかると思いますが、ブレーキ踏んだまま右足をひねってアクセルを煽ろうにも普通にスライドさせただけでは、アクセルペダルにぶつかりますよね。なにせブレーキペダルを踏んでいる分、アクセルペダルより足の位置は下がっていますし。

だ・か・ら、爪先(というか指の付け根)でブレーキを踏むんですよ。そうすると踵が浮きますよね。浮いた踵をずらしてアクセルペダルの上へずらすと、難なく出来るはずです。

こうすることによって、右足一本でブレーキとアクセルの操作が出来るのです。

 

次は5.ですね。4.のアクセルを煽ったら瞬時に、シフトチェンジする。これだけです。

6.もチェンジが完了したらクラッチを繋ぐだけです、はい。

7.は・・・もうそのとおりです、ええ。

 

操作手順としてはわかったかと思います。

 

 

 

 

 

では、次にヒール&トゥーの使いどころです。

簡単に言えば、コーナークリア後の加速を有利にするためです。(実は別の意味もあります。それは後で。)

コーナークリア後は速度が下がってますから、そのままのギヤでの加速は厳しいときに使うのです。当然、ギヤダウンの必要が無ければ、ヒール&トゥーはしないですけどね。まぁ言うなれば「トルクバンド」を外さないためにやるわけです。はずれそうなら実行する、外れそうじゃなければしないだけですね。

結局、コーナー後の再加速分も考慮してトルクバンドを極力外さないために、ヒール&トゥーはあるようなものなんです。

 

以上使いどころでしたが、実はこれだけではありません。

別にギヤダウンするのには、ヒール&トゥーでなくてもそりゃぁ出来ます。でもヒール&トゥーは一瞬にしてブレーキ&ギヤダウンの複数動作を完結できますから、コーナーアプローチに入るまで加速に専念できるので、速度(タイム)が稼げます。

しかもヒール&トゥーはブレーキは踏みっぱなしなので、いやでもフロント荷重なのでコーナーリングに有利です。上手な人がヒール&トゥーをやればきちんと荷重移動が自然にできますが、ヒール&トゥー失敗すると「荷重変動」がおきて挙動は安定しません。

挙動が落ちつくという事はコーナーリングにおいて有利です。操作がギクシャクして車がガクンガクンするようでは、ダメです。「1.」でブレーキ踏力は一定にというのはこの事です。クラッチのつなぎもそうです。回転数が合ってないとシフトショックがあって挙動が乱れる原因にもなります。

うまい人はあたかも、ブレーキを一定に踏んでいるだけのようにすべての動作において、車が安定しています。

そして最後に、高い回転数で下のギヤダウンすると、強力なエンジンブレーキが得られますので、ますます事前の加速区間でのスピードが生かせます。通常のブレーキよりもヒール&トゥーだと速度を殺せるからです。そしてギヤダウンしたらエンジンの回転数がレブ寸前だったというのが理想です。

 

 

 

 

さて、練習方法です。

その前に、まず各ギヤの上限スピードを把握しましょう。2速なら100km前後でしょうし3速なら150km前後といったところでしょうか。これ知らないと、150kmからヒール&トゥーして2速に入れようとしても、このままじゃオーバーレブでエンジンぶっ壊れますからブレーキ踏みつつ速度落としつつ2速の守備範囲に入ったら2速にチェンジです。

 

ではまず一定速度で各ギヤにスムーズにできるかが鍵です。50kmで巡航しつつも、4速から3速、3速から2速へとチェンジしても50kmを保てるか、そしてシフトショックは出ないかです。やっている最中に「ドン」とかいっているようでは、まだまだです。十分に練習しましょう。「回転をあわせる」というのを知らないとダメですよ。どうして変速できるのか?回転を合わせるとは?←ここで回転をあわせるということを理解してください。これみると、「ダブクラしないと意味なさげ」とお思いでしょう。本当はそうです。昔は実際ダブクラでやっていたそうです。でも今はそんなことしなくてもシンクロがあるのでOKです。

ちなみにレーシングカーはミッション形式そのものが違っている(変更されている)のも当然なので、それは別としておきましょう。

 

ここまで出来たら、実際にやってみるのみです。ゆっくりゆっくりでいいですから、操作を確かめながらやりましょう。でないと確実に失敗するでしょう。

気をつける点はブレーキ踏力は絶対一定か、アクセルの煽りで希望する回転数まであがっているか、この2点でしょうか。

練習といっても公道でしかできないでしょうから万が一失敗してもブレーキだけは踏める状態なので、落ち着いてブレーキしましょう。

といいますか、交通量の多いところでの練習は辞めましょう。あぶないです。

さらにヒール&トゥーの練習は全開でやらなくても出来ます。町乗りレベルで練習しても基本は変わりません。本格的(実戦的)なヒール&トゥーはしかるべき所で練習しましょう。

 

とりあえず、こんなところでしょうか。なにかあったら付け足しておきます。

 

おまけ(ローリングトゥ)

これは、フォーミュラなど極端に狭いペダル間隔の車に使える方法です。

名前でピンときません?

大体のニュアンスで説明すると、ブレーキを足の親指の付け根付近でキープしつつ小指側でアクセル操作することです。

ね?簡単でしょ?

軽自動車レベルで特に必要になるかは定かではありませんが、H&Tが窮屈すぎるならやってみる価値はあるかと思います。

まぁ、やりやすければどっちでもOKですよ。優劣はありません。

 

 

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