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”資格の栄光“は、会社員が資格や検定の取得に挑戦した実体験を”資格挑戦記“として紹介するとともに、
受験対策、資格・検定の基本情報を紹介するサイトです。

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資格選び

どんな業種や職種であっても何らかの形で法令が関わってきます。
私の仕事は品質保証ですが、製造物責任や環境関連法令などが直接的に関わりますし、お客様との契約の際にも法令を考慮しなくてはいけません。
外部委託するのであれば、下請法も考える必要があります。
法令違反で、信頼を失う大手企業もたくさんありますし、逮捕者が出てしまう事態になることもあります。
法令の知識がない状態で仕事を行うことは、結構危険なことなんですよね。
ということで、今回はビジネス実務法務検定を受験したいと思います。
法律なんて勉強したことないので、とりあえず3級合格を目指します。

資格取得への道

2014年10月11日:申込み
申し込みは主催の東京商工会議所ののホームページ上から行えます。
ただし、支払いはカード払いがなく、自宅に届く払い込み用紙を使いコンビニ等で行います。
まぁ、コンビニであれば24時間365日どこでも支払いできますから、そんなに負担にはなりませんね。

2014年10月13日:テキスト購入
法令については、正直言って素人ですので、基本からしっかり学びたいと思い、試験の主催者である東京商工会議所が発行しているビジネス実務法務検定試験 公式テキスト 3級 2014年度版を購入しました。

2014年10月13日:勉強方法検討
法律を主として勉強したことがないので、不安なところはあります。
その一方で、毒物劇物取扱者や危険物取扱者の試験でも、関連法令が試験範囲となっていたので、なんとなく雰囲気は分かる気がします。
テキストをひたすら読み込み、必要に応じて問題集を購入したいと思います。
それと、2014年11月9日には色彩検定3級の受験を予定しています。
ただ、これが終わってから勉強を始めたのでは、おそらく手遅れです。
そこで、今のうちからビジネス実務法務検定の勉強を進めておき、色彩検定がいよいよ近づいてきたら色彩検定の勉強に切り替えたいと思います。

2014年10月14日〜:勉強開始
購入したテキストを読み始めてすぐに感じたのは、思っていたのと違うということです。
私のイメージでは、『こういう決まりだからこういうことやってはいけない』とか、『これをやる場合には、こういう許可を取らなければならない』といった感じのことを覚えていくと思いっていました。
しかし、テキストでまず法律上の言葉の定義から始まります。
なんだかとっつきにくいですね。
全く知らない法律を学んでいくとなると、かなり手こずりそうです。
まずは全体像を把握するためにも、一通り読んでみないとですね。

2014年10月20日〜2014年11月8日:勉強一時ストップ
色彩検定3級の受験がもう少しです。
色彩検定の受験が終了するまで、ビジネス実務法務検定の試験勉強はストップします。
※“色彩検定3級 挑戦記”をご参照ください。

2015年11月9日〜:勉強再開
色彩検定3級の受験が終わり、その会場からの帰宅時から勉強を再開しました。
時間がありません。頑張ります。

2015年11月12日〜:問題集購入
テキストを一通り読み終わりました。
う〜ん、ここからどういった問題が出るのかイメージが湧きません。
やっぱり問題集を買うしかないですね。
ということで、再び本屋に行って問題集を探すことにしました。
テキスト同様に東京商工会議所が発行している公式問題集ビジネス実務法務検定試験 公式問題集 3級の存在を知っていたので、これを購入する予定でした。
しかし、本屋で探してみると売り切れなのかありませんでした。
その代り、早稲田経営出版が発行しているごうかく!ビジネス実務法務検定試験 3級 攻略問題集を見つけました。
ほかの本屋さんで公式のものを探してもよいのですが、見つけた問題集を読んでみると、問題+重要な部分を表にまとめてあり、結構わかりやすそうだったので、購入することにしました。

2014年11月3日〜:再度勉強開始
早速、購入した問題集を一通り解いてみることにしました。
これまで勉強したことなかった分野だけに、1回テキストを読んだだけでは頭に入っていなかったですね。
現時点では、それが再確認できただけでも良しとしましょう。
問題集を解いて、理解が浅いと感じるところや重要そうなところは、再度テキストを読み返すという方法で進めていきます。
本番まで1ヶ月程度。間に合うかな?

2014年12月7日:試験当日
試験当日です。
自宅近くにある商工振興センターです。
受験票に地図が書かれていてとても親切ですが、それ以上に商工会議所が開催する試験は試験会場が非常に多く、自宅住所近くの会場で受けられるところが非常に良いところです。
会場の場所も把握していたので、直前まで自宅で勉強して会場入りしました。

頑張ります。

10時00分試験開始〜11時20分試験終了

試験時間は2時間でしたが、1時間20分で途中退出してきました。
こういった試験は、その時の自分が覚えているかどうかですから、全問答えたらあとは時間をかけても仕方ないというのが私の考え方です。
そこそこできた印象がありますが、合格できた!と確信できるほどでもありません。
結果を待ちましょう。 2015年1月17日:試験結果
試験結果は、商工会議所から届く書面にて確認できます。

結果は・・・合格

『おめでとうございます。合格です。』と書かれており、その下に自分の得点と平均点、受験者数や合格者数などが書かれています。
私の得点は77点で、平均点が75.7でしたのでわずかに超えていました。
平均点を超えていたことは素直にうれしいですが、残念ながら順位までは載っていません。

また、この書面には合格証が付いていました。


試験を終えて

法律は難しいですね。
毒劇物取扱者や危険物取扱者で学んだ法律は、狭く深く学びましたが、ビジネス実務法務検定では仕事に関わる法律を幅広く学んでいきます。
普段、仕事上で使わない言葉が多く、なかなか頭が吸収してくれませんでした。
ただ、テキストや問題集は、そんな私でも何とか合格レベルまで引き上げくれるだけの情報量と分かりやすさがありました。
何とか合格できましたが、3級でこれでは、2級はかなり勉強時間を取らないとダメかもしれませんね。

勉強期間・・・・35日+(平日概ね1〜2時間)
参考書・・・・・ビジネス実務法務検定試験 公式テキスト 3級 2014年度版
問題集・・・・・ごうかく!ビジネス実務法務検定試験 3級 攻略問題集
費用・・・・・・・3024円(テキスト料)+1836円(問題集)+4320円(受験料)+交通費=9180円+交通費

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