１．経営学検定とは
経営学検定は、経営に関する基礎的・専門的知識やその応用能力としての経営管理能力や問題解決能力が一定水準に達していることを全国レベルで資格認定する検定試験です。
経営に携わる役員や管理職、経営戦略部門に所属する方のみならず、一般社員であっても必要な知識です。また、学生であっても就職前に経営の基本を学ぶことは重要です。
3つの等級に分類されていますので、自分に適した等級を選んで合格を目指しましょう。
２．取得方法
経営学検定に合格すること
３．分類
| 上級 |
経営幹部候補・経営幹部
・経営に関する高度の専門的知識と、実践的な経営能力を有しているかどうかを判定する。
・経営学専攻の大学院生(ＭＢＡ)レベルの専門的知識と、経営幹部として期待される実践的な経営能力が求められる。 |
| 中級 |
ビジネス・パーソン(中堅社員・マネジャー)
・経営に関する専門的知識や経営課題を解決するための分析能力を習得しているかどうかを判定する。
・ビジネスパースンが通常身につけておくべき経営学に関する専門的知識や問題解決能力が求められる。 |
| 初級 |
学生・初学者・新入社員
・経営学に関する初歩的・基礎的知識を習得しているかどうかを判定する。
・短期大学卒業生、4年制大学の2～3年生レベルで習得しておくべき経営学の基礎知識が求められる。 |
４．受験費用
| 上級 |
１）1次試験：8400円
２）2次試験：28000円 |
| 中級 |
6800円 |
| 初級 |
4700円 |
５．受験日程
| 上級 |
年1回 一次試験12月頃、二次試験3月頃 |
| 中級 |
年2回 6月、12月頃 |
| 初級 |
６．受験資格
７．受験科目
| 上級 |
１）1次試験 記述式 2問 180分
経営に関するケーススタディ
２）2次試験
①経営課題に関するレポートの作成(自宅にて2週間程度)
②レポートのプレゼンテーション(プレゼンテーション：約10分、質疑応答：約5分)
③グループ・ディスカッション(約40分) |
| 中級 |
マークシート 四肢択一方式 100問
１）第一分野
①マネジメント
②人的資源管理
③経営法務
２）第二分野
①マーケティング
②IT経営
③経営財務 |
| 初級 |
マークシート 四肢択一方式 50問
１）企業システム
２）経営戦略
３）経営組織
４）経営管理
５）経営課題 |
８．合格基準
| 上級 |
１）1次試験：200点満点の130点以上を目安
２）2次試験：300点満点の65％以上 |
| 中級 |
200点満点の130点以上かつ6科目の正解率が40％以上を目安 |
| 初級 |
100点満点とし、65点以上を目安 |
９．合格率
| 上級 |
30～50％ほど |
| 中級 |
30～50％ほど |
| 初級 |
40～60％ほど |
１０．公式サイト
経営学検定 MQT
１１．資格・検定挑戦記
管理人が経営学検定初級に挑戦した記録です。
