うらぢ日誌 2002年10月分

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10月31日(木)

 京都に本社があるフーズネットが本日民事再生法手続開始を申請した【京都TDBYahoo】。なんと株価は1000円、大証2部でなかなか注目されにくいとはいえ7円配当予想だし、いきなりの倒産劇である【株価】。私も最初聞いた時は本当かと思ったくらいだ。この会社は回転寿司の「アトムボーイ」で知られているが、最近この業界は競争が激しくこの中あえて高級路線にシフトしようとしたり、焼肉店をオープンさせたり策を尽くしたが売上減に歯止めがかからなかった模様。メインバンクはUFJのようだが引き上げ先はちょっとしてここ?との見方もあるようで。
 リクードと労働党が決裂したイスラエルだが、国防相の後任にタカ派のモファズ氏を指名【毎日朝日】。シャロン首相は労働党に代わって極右の「国家統一党―イスラエル我が家」と政権を組むことを模索している【CNN】。ここは7議席あるので実現すれば過半数は確保できる。しかし実現すればパレスチナとの和平から後退することになり、難しい局面のようだ。
 イギリス政府による直接統治になった北アイルランド。IRAが武装解除を拒否したことで混迷の度を深めそうだ【読売朝日】。一方で「永続的な和平の希求を続ける」としテロを行使しない考えを示唆とあるけど、和平のためにするという大義名分も疑えばあるのだが。うまく自治政府が自治を取り戻せるんでしょうか。
 民主党の若手有志議員が経済対策案を策定していたけど【読売】、その一つに為替誘導により円安としインフレに導くというのが本気で為替が動かせると思っているのだろうか?まあハードランディング論者というのは判った。




10月30日(水)

 タカラが発売した犬の鳴き声翻訳機「バウリンガル」が結構売れていて年内の出荷量を引き上げるとのこと【毎日】。同じ犬関連として、メニコンが犬・猫用のコンタクトレンズを発売する【日経】。これは近眼の犬のために矯正してあげるのではなく、角膜疾患などになったとき目を保護するためのもので度数は無いとのこと。見出しを見た時はペットの間で近眼でも広がっているのかと思ったよ。
 今日ニツセキハウスと壽工業が民事再生法を申請した【毎日@ A、TDB@ A】。ニツセキハウスの親会社が壽工業でこれらは福井地盤の小野グループ傘下である。しかしニツセキハウスについてTDBの説明を見ると、96年12月に住宅販売が落ち込む中当時の社長が失踪して信用が失墜したらしい。そこから小野グループ傘下となったらしい。しかし株価が29日に7円まで落ち込んでいたとのことなので再起不能状態だったのだろう【株価】。
 ナポレオンの死因は病死と発表された【毎日】。1805・14・21年に切られた毛髪から砒素濃度を調べたところ、通常の人よりも濃度は高かったが、3つの年代に大きな違いは無かったとのこと。でも毒殺は砒素の限られるのか疑問。それと砒素が否定されれば病死と断定できるのか。
 イスラエルの国会では予算案を巡って与党内で紛糾、連立政権内の労働党が離脱する動きを見せている【日経毎日】。離脱すれば来春に総選挙となるが、労働党は対パレスチナ政策で歯止め的役割を果たしていたらしいので、離脱は政権の右傾化に繋がるとの見方がある。予算案で揉めているところも入植地に充てる予算を社会福祉に充てるよう要求したことが発端である。この結果は結構注目されるところだろう。




10月29日(火)

 選挙ネタの多いこの日記であるが、来月3日にトルコ総選挙があるようだ【毎日】。外国から見て注目されるのはEU加盟問題とアメリカのイラク攻撃にトルコの基地が使われることが予想されるためアメリカに対して基地を使わせるかということのようだ。今回はイスラム系政党の正義進歩党が一歩リードしているみたい。この政党の副党首のインタヴューではアメリカの基地使用に対しては否定的のよう。あとイラクとの関連ではクルド人問題も絡むだけに一層難解な話だ。EU加盟に関しては前向きのよう。しかし選挙制度が比例代表制で得票率が10%に満たないと議席が獲得できないシステムというのも何か凄いなあ【参考トルコ大使館ジェトロ】。
 EUでは「憲法」の制定作業をしているそうだが、国家主権を制限するような連邦化に歯止めをかける話になっている【読売】。加盟停止や脱退を規定したことも注目点らしい。あとEUの将来の名称について、「欧州共同体」「欧州合衆国」「統合欧州」が候補に挙がっている。しかし「共同体」は前に逆戻りのような。
 都道府県合併の手続を法制化することについて片山総務相が言及した【毎日】。一部道州制とか言っているけど、具体的な話になっていくんでしょうか。合併と言ってもどういうメリットがあるか分からぬが。
 国民年金の未納が増えているという話だけど【読売】、障害になった時のリスクを考えれば払った方が良さそうな気がするが【参考】。ちょっと話が逸れるが20歳を超える学生は任意加入だった時代、該当者が障害を負った場合国が国民年金に加入していないとして年金が支払われないとしたケースに対して訴訟が起こっていたりする【毎日】。【社会保険庁

 今週のMNFはニューヨーク・ジャイアンツ(NYG)対フィラデルフィア・イーグルス(PHI)の一戦【結果:NFL.comTSP】。前半はPHIのランプレーが結構出ていたがフィールドゴールにしか結びつかずPHI9-3のリード。NYGのラン守備の悪さ、特に左側(ストレイハンのいない側)がよく走られていた印象。3QにNYGがパントミスから運良く1stダウンを取ってしまう幸運もあり、あと13YDまで攻め込むもファンブルでターンオーバーされる始末(NHKでカットされていたのはどうしてだろう?)。4Qにマクナブに40YDも走られタッチダウンされてほぼ試合は終了。結果17-3の地味な試合ながらPHIの勝利に終わった。PHIのチームでのラン獲得YDは299。マクナブがQBなのに111YDというラン中心の試合でした。NYGはラン守備が強いということだったのにねえ。【プレーの詳細




10月28日(月)

 イタリアのマフィアの経済規模が7兆円以上でGDPの5%に匹敵するとの記事を見て【日経】、日本の地下経済の規模は如何ほどと思って調べた。01年浜銀総合研究所のレポートによると上限はGDPの4.5%にあたる23.2兆円らしいとのこと【レポート(PDF)】。下限はGDP比1%の5兆円なのでよく分からないというのが正直なところかも知れない。これはあくまで地下経済全体でイタリアでいうマフィアだけというわけではないが、先ほどの記事は驚くほど大きなものでも無さそう。この地下経済の部分は政府発表のGDPに反映されないので、表向きよりも経済規模が大きいのかも。【参考
 ブラジルの大統領は決選投票が行われ大方の予想通りルラ氏が選出された【毎日@ A】。前のカルドゾ政権下では緊縮財政で中間層以下の生活が良くなかったらしく、今度は最低賃金の引き上げなどで改善を図りたいそうだが、賃金の引き上げはただでさえ厳しい企業を潰すことになりかねないので難しいようだ。またIMFが緊縮財政を指導しているらしくまた議会では少数党でもあるので結構難しい政権運営になりそう。中南米はいろいろと難しい問題が多いようで。【ロイター
 ロシアの劇場突入の件で人質の大半はガスによるものということでこれに対して非難の声があるらしい【ロイター】。またどのガスを使ったか公表されていないため医療チームが対策に苦慮している状態。また使用したガスについていろいろ憶測が流れている【読売@ A毎日CNN】。
 昨日の統一補欠選挙で民主党惨敗の形になっているが【毎日@ A】、世論調査での政党支持率から見れば結構得票自体取れているような気もするけど。まあこれくらいで辞めないでしょ。




10月26日(土)

 ロシアの劇場での人質事件は特殊部隊の強行突入で人質に犠牲を出しつつ解決したが、平和的解決を望む傾向が強い日本では受け入れられにくいだろうと思いつつ明日揃う社説がどうなるか見物である。先に読売がサイト上に掲載しているが、決然とした態度に一定の評価を示している【読売社説】。今回はペルーの時とは違い日本人が絡まなかっただけに、国際的な反応に合わせようとするのかな。日本で同じようなことが起こればという記事があるが【毎日】、交渉による解決を第一にすることになるそう。解決のために長期化すれば、人質の安全に寄与しないかも知れないし、逆にテロリストに脅せば応じてくれるという考えを持つ危険性もある。もしテロリストと交渉して海外にテロリストをバラまくようなことを繰り返すんでしょうか。【関連記事:朝日@ A、毎日@ A B C
 アメリカのユナイテッド航空の持ち株会社UALがマイレージ・サービスで提携する「スター・アライアンス」のメンバーに資本支援を求める方針らしい【毎日】。このメンバーには日本の全日空、ドイツのルフトハンザ、カナダ航空、シンガポール航空などがいるらしい。UALの危機は前からこの日誌上でも採り上げているが、全日空が応じる余力があるように感じられないが、ルフトハンザやシンガポール航空は資本提携には否定的のよう。
 フィギュアスケートの採点方法が先日の冬季五輪の影響で変更になり、審判を多めに配しコンピューターで無作為に選んだ審判の採点を採用するといった方式にした。これにUSAトゥデー紙が酷評したとのこと【毎日】。無作為に審判を選ぶとなんか運が大きく作用する競技に変貌しそうだなあ。スキーのジャンプみたいに一番上と下との採点を排除した合計とか、もう少しマシなやり方があったとは思うが。ただ記事中で「(これまでは)どの審判がどのスケーターがお気に入りか分かったし、なぜフランスの審判が『5・9』を出すのかも……。」というファンの声の部分が気になった。というのも結局審判の主観が大きく影響していることが公然になっているのだろうか。




10月25日(金)

 先日の違憲判決を受けて郵便の遅配などの配達ミスで国に賠償請求出来るように郵便法を改正する方針のよう【読売9/12日誌】。
 「たばこ規制枠組み条約」に関する会議が行われているが、タバコ広告の規制などを巡って対立している【朝日】。その規制の内容にはタバコの商品名に「マイルド」など害の無さそうな表現を使うことを禁止するものもあるので、「マイルドセブン」の商品名を持つJTが困るというので日本側はこれだけは認めてくれという方向でいたが、修正案ではこれはダメな様子。自動販売機の設置規制とあるけど、これが通っちゃうと自販機は減る運命にあるのか疑問。
 バーレーンで29年ぶりの国勢選挙が実施された【読売】。シーア派の住民のボイコット表明もあって投票率は53.2%だった。この国の憲法は議会の他に国王指名の諮問評議会があって議会以上に権限を与える構造になっているらしい。民主化に踏み切っていないサウジアラビアがこの国をテストケースとみているらしく。アラブ諸国も変貌していくかというところでしょうか。対米感情がどう作用するかも問題みたいだけど。【参考:読売
 J−フォンは来年12月からブランド名を「ボーダフォン」に変更することになった【京都毎日ZD-NetJ-PHONE】。元々親会社日本テレコムはイギリスのボーダーフォン傘下となってしまい、J−フォンの株式もボーダーフォンの所有比率が7割あるようだ(未確認)【参考@ A】。しかし日本でボーダーフォンというなの認知度はそれ程あるか疑問なんだが、CMでJ-PHONEのロゴに下の部分にボーダーフォンと入っていたけど。
 EUの拡大がほぼ決まった模様だが、農業の補助金問題が難航しそう【読売】。




10月23日(水)

 辰吉の相手がセーン・ソー・プルンチット(タイ)に決まった【朝日】。元WBAフライ級チャンピオンで、現在スーパーフライ級でWBA2位、WBC5位にランクされている選手。ちなみに辰吉はバンタム級でスーパーフライ級は一つ下のクラスである。この試合はタイトルが懸かっていないため契約体重で試合をするみたい(53.9s)。勝ち負け関係なく個人的にはどういう試合するか楽しみである。
 日産自動車は2002年9月中間期の営業利益が過去最大となった【日経産経】。日産はゴーン氏が社長になるまで負け組で有利子負債が1兆円以上あったはずだが、2740億円まで減らし03年度にゼロにできるという社長の話が今の状況を物語っている。リストラもやっているが国内外で乗用車の販売を伸ばしている点が評価できるところだと思う。同じ自動車のダイムラークライスラーも7-9月期の業績は良かった模様【日経】。特に今まで不振だったクライスラー部門が売上を伸ばし、3四半期連続黒字となった。自動車業界は今のところ好調な産業の方だなあ。こういうの見ると案外ダイエーが立ち直るきっかけがあるのかも。
 子供に裏口入学させるため支払った入学斡旋料の返還訴訟についての記事があった【朝日日経】。早い話が不法原因給付にあたるため支払った方は返還を請求できない。もともと詐欺なんかで支払ったお金は支払った側が詐欺による取り消しを主張でき、そのお金は向こうに渡ったままになっているので不当利得として返還すべきという話になる。しかし支払った側が裏口入学という公序良俗違反を目的とするものであり、本人もそのことを承知の上でしているから法律の保護を受けるに値しないということになる。記事上では「法律上許されない取引をして、進んで財産を渡した者は返還請求できない」と分かりやすい言葉で書いてくれているのでそちらの方がこの説明よりいいかも知れないけど。分かりにくかったら参考サイトで。そもそもこの裁判、勝ち目があると弁護側は思ったのかな。【参考@ A B
 CNNにあったUFO関連文書の公開をという話【CNN】。UFOの真偽以前に軍が情報を隠しているので科学的検証が出来ないことが問題のよう。まあ隠していたんではその筋が怪しいと断定してしまうしね。




10月22日(火)

 アメリカの株価が戻し基調だった割には日本の株価は下げて終わった。なんか不良債権処理策が出ないことが問題とか【日経】、竹中経済相がハードランディング論を継続しているとかある様子【朝日@ A】。しかも銀行の資産査定を厳しく見るとしており【毎日】、銀行が自己資本を高めるということは一層の貸し渋りが起こるんじゃないのと感覚を疑いたくなるような発想だが。
 11月にNATOの首脳会議があるそうだが、バルト3国など7カ国が加盟することが確実視されている【毎日】。東欧諸国が加盟しているのには、ロシアがNATO拡大を容認していることアメリカがテロ対策で欧州を重要視しているらしい。アメリカも味方を増やしたいということか。
 会社更生手続中のマイカルは12月末に提出期限が迫っていた更正計画案を来年6月末に延期することが決まった【日経】。金融機関との交渉が長引いているせいとのこと。そのついでに旧経営陣に対して損害賠償請求をしている【朝日】。原資が無いのに配当したり、設備投資資金を金融商品購入に充てたりした責任追及のためとのこと。どこまで旧経営陣の責任が認められるんでしょう。
 ボクシングの話だが、ライトヘビー級の統一王者ロイ・ジョーンズがヘビー級進出という記事【日経】。ライトヘビー級では最近敵なしのため2階級上げてヘビー級のWBA王者ジョン・ルイスと対戦する計画の模様。ヘビー級王者の中では一番手頃な相手ではあるけど、体重差が26sあるらしいのでどう埋めるんでしょう。ちなみに辰吉の復帰戦は12月15日に決まりのよう【朝日】。戦績[17勝(12KO)6敗1分け]見ると普通の選手になってしまったなあ。

 今週のMNFはインディアナポリス(IND)@ピッツバーグ(PIT)。今年のBSはPIT戦が多い気がするが、この試合はINDの攻撃に対してPITのディフェンスがどう立ち向かうのかが注目された。しかし開始して間もなくPITがパントブロックでいい位置からの攻撃を得点に結びついてから、21-0とリードして勝負は半分決まったようなものだった。後半にINDも反撃するけどPITの守備がINDのパスを防ぐべくQBマニングにプレッシャーをかけることが功を奏した格好。マニングは結果3つのインターセプトを喫した。しかしPITのオフェンスがうまく行くと、守備もよくなる好循環が起こっていて、RB陣のケガが酷くならなければ層の薄いAFC北なのでうまく抜け出せそう。QBのマドックスがあれほどいい働きをするとは意外でした。【結果(ESPNTSP)】
 サイト内検索をつけてみました。と言ってもGoogleを使ったものなのでまだ8月26日以前のものしか反映していないが。




10月21日(月)

 この所伝えることの多いフィアット社情報。今回は救済計画のアドバイザーにモルガン・スタンレーをイタリア政府が指定した【日経】。人員削減案は政府が雇用状況が悪化するとの懸念から救済計画を検討しているらしい。なお創業者一族のアニェリ一族は経営から手を引くべきととしている。なんか経営のよくない会社は潰してしまえという雰囲気の漂うこの国と何か違うような。人員削減に対して救済策を出すことが吉と出るか。
 セルビアの大統領選挙は裁判所で選挙無効でやり直しという判決が下されたらしいが、同じユーゴスラビアのモンテネグロ共和国では議会選挙があった【日経朝日毎日】。今回の選挙で与党連合が過半数を獲得した。セルビアと年内にも緩やかな国家連合に移行することが確実と見られ、猶予期間が終わる3年後に独立する方向のようだ。12月に大統領選挙があるが、セルビアみたいに揉めなければいいが。
 イギリス国内1000人にアンケートを採った結果、自国の首相の名前を知らない人が1割に上ったそう【CNN】だが、フセイン大統領を知っているのが25%とかシュレーダー首相に至っては6%しか居なかったそうな。でもフセインを知らない人がこれだけいたのではイラク攻撃の時説得できる材料に乏しそうな気がするなあ。日本に於いても中国や韓国は別にして、フィリピンとかベトナムの首脳を知っている人はおそらく1ケタになるだろうなあと思った。フセインはさすがにイギリスより多いだろうけど。
 人間vsコンピューターのチェス対決は引き分けに終わったそうな【産経】。今回は前回のカスパロフ氏と世界王者が変わったので現王者のクラムニク氏がディープ・フリッツの相手である。と言ってもこれってコンピューター相手というよりソフト開発者との知恵比べと言った方がいいかも。8番勝負で2勝2敗4分けで引き分け。前回97年にカスパロフ氏に勝った割には今回引き分けって、相手が強かったのかソフトが意外にも進歩しなかったのか、それともチェスソフトを作る上での限界に達してしまったのか、一体どういうわけなんでしょ。
 最後に、琵琶湖の水位が週末の雨にも関わらず、21日午前6時現在でマイナス94pと良ろしくない状況【水位】。




10月18日(金)

 ノーベル賞の田中耕一氏を輩出した島津製作所(7701)の株価が受賞前と比較して34%上がっている【京都株価】。受賞直後は上がるけど、その後は目新しい材料もなくて下げる展開かと私は思っていただけに意外。今日の高値は389円と今年の高値は394円とあと一息のところまで来ている。今年の私の中でのサプライズ銘柄ニッセン(8248大証)ほど上がればこの人気も本物でしょうけど【株価(3ヵ月2年)】。ここは1株→2株の分割をしたようでチャート上はわかりづらいが、400円台の株価が急上昇して2000円台に突入していた。意外にもここも京都本社の会社だったり。
 MLBの経営効率ランキングがUSAトゥデー紙に公表された【CNN産経USA TODAY】。1988年から02年までの15年間での年俸と成績を元にそれぞれ順位をつくり、「(年俸順位)−(15年間の成績から弾いた順位)」でポイント化してランキングとしている。その結果1位がアスレチックスで年俸が19位の割には成績部門で3位と好結果だったとのこと。といってもこのやり方では年俸の高いチームがポイントが低くなり、安いチームが高くなる傾向が強いのでこれだけでどうのこうのいうのも変な話ではある(年俸1位のヤンキースは例え成績で1位になっても±0だし)。プロスポーツはとにかく優勝を目指すのでコストパフォーマンスに目もくれないことが多いものだが。
 涙の出ないタマネギが創れるかもという話【朝日CNN】。ハウス食品の研究チームがタマネギ中の涙を流させる物質の合成に関与する酵素を特定した。その酵素をコードしている遺伝子のスイッチを切れば理論上「涙の出ないタマネギ】の誕生となるわけだ。しかし遺伝子を操作するため味が変わるかどうかといった話が記事にはあるけど、この国で騒ぎそうなのは遺伝子操作での安全性だろうなあ。国内の記事でそれらしきものを発見しなかったけど。ちなみにこれを材料にハウス食品は大して動かなかったらしい【株価Yahoo】。
 いよいよ土地税制を変えるという話が出てきた【日経】。特別土地保有税の廃止と、不動産取得税と登録免許税との軽減すると相沢自民党税制調査会長が明らかにしたとのこと。デフレと言われ続けたのに地価問題に触れない話が多いのも変なことだと思っていたが、ようやく普通になれるのか。
 エスティティ開発が倒産【朝日TDB】。ゴルフ場経営の会社だったので関心が薄かったけど、佐藤工業を上回る負債総額らしく今年最大の倒産となる。会員の払い込んだ預託金や不動産会社への債務保証が大きかった模様。
 カフェイン依存症という言葉があるのかなと思って検索すると、あるらしいけど重大な話ではなさそう。【参考@ A




10月16日(水)

 気象衛星「ひまわり5号」は過去のH2ロケットの打ち上げ失敗もあり、寿命が過ぎている状態である。次の気象衛星を搭載するのは来年の夏まで待たなくてはいけないため、繋ぎとして来年4月からアメリカの気象衛星「ゴーズ9号」を借りることになった【読売】。今その衛星は南アメリカ大陸上空にあるため、それを12月から移動させるとのこと。次の気象衛星は来年12月運用開始らしいので、それまで借りることになるとのこと。【過去
 営団地下鉄を民営化する法案を次の臨時国会に提出されるらしい【読売】が、現時点では特殊法人という形で政府と東京都の共同出資のような状態。新会社もそれを維持することになるが、今後株式公開をし完全民営化を目指すとのこと。今のところ利益がでているので道路公団に比べれば民営化しやすいということなのだろう。しかしJR東日本・東海・西日本に次ぐ4番目に経営規模の上で大きい私鉄となるらしく、それ程巨大なところだったのねと思わせる。
 昨日書いたセルビア大統領選挙は再選挙することが確定した【朝日毎日】。投票率は45.46%だった。この選挙でリードしていたコシュトゥニツァ陣営では有権者名簿中に63万人存在しない人がいたとして、これがなければ50%を超えると中央選管に異議を申し立てた。しかしどう考えても投票率を選出の有効条件にする合理的根拠って思い浮かべにくいんだよなあ。成立しなかったら次やっても同じ結果ということもあり得るし。なんなら選挙を義務化するとか手は幾らでもありそう。
 イラクのフセイン大統領の信任をめぐる国民投票で信任が100%というこれ以上ない記録を打ち立てた【読売】。怪しすぎるという声がかなり聞かれることであろう。
 北の工作船を引き揚げ作業に伴う漁業補償問題は今のところ難航しているよう。金額が棚上げにしたまま引き揚げたので、金額面だけの問題ではあるが中国側もこの船が北朝鮮のものであると向こうが認めた以上、体面だけの問題となったか。




10月15日(火)

 北アイルランドの自治を一時停止しイギリス政府による直接統治が一時的に復活する【朝日産経】。期間は未定。1999年に自治政府が発足してから4回目のこと。原因はアイルランド共和国軍(IRA)のスパイ疑惑に関して英政府がシンフェイン党を自治政府から追放するよう要求したが、自治政府のトリンブル首相がこれを拒否したため発動されたらしい。この首相はシンフェイン党を抱きかかえることで和平を図りたい意向らしく英政府と意見が対立している模様。記事では時間がかかるとしているが、どう解決させるのだろうか。
 セルビア大統領選挙が行われたが、投票率が50%に満たないためやり直しが決定【読売朝日】。トップの穏健派の候補コシュトゥニツァ氏が約66%の得票率だったが投票率が45%なために無効となる。しかしあと5%別の候補に票が入ったとしても(50%に満たすための仮定)この候補は負けないわけなので、しかも決選投票までして第1回投票からというのはかなり無駄なことのように思える。この法律はミロシェビッチ政権下で出来たもので、まだ政治が混乱していることを表しているような。
 『脱サラ指揮者の山田敦さん、NYオペラでデビュー間近』【朝日】。音楽学校を出たのでもなく、情熱を捨てきれず指揮者を目指したよう。今年11月21日にデビューするが、好きなことをするのなら生活はどうでもいいという感じなんでしょうか。ここまで打ち込めるものを見つけたかったなあと自分のダメさ加減を振り返ったりして…

 今週のMNFはサンフランシスコ(SF)@シアトル(SEA)の対戦【結果(ESPNTSP)】。夜7時からの放送とあって久々に結果を知ることなしに観れた。はじめSEAのQBディルファーがインターセプトされたこともありSFの10-0とされた時はワンサイドになると予感させたが、2QにパントリターンTDを決めてSEAの14-10と逆転してから、試合は二転三転の展開。4Qに入ってのSEAがインターセプトされたのが結局痛かったが、問題はSEAのランディフェンスが問題だった。161YD走られたが、RBのバーロウとハーストだけでなくQBのガルシアにいいように走られていた印象がある。SEAはこれで1勝4敗なのでプレーオフはかなり厳しいものとなった。NFC西は4勝1敗のSFがかなり優位に立ったよう。




10月13日(日)

 前にも書いたニュースだが、冥王星外に巨大小惑星を発見したという記事【朝日CNN】。CNNの記事に改めて出ていたので興味を惹いたが、冥王星はカイパーベルト天体の仲間を見るべきという見解が有力になりつつあるようで、今回の巨大小惑星の発見は冥王星が惑星である地位が脅かされるかも知れないということのようだ。以前書いたみたいに大きさだけの問題でなさそう。ホルストが冥王星発見後も組曲「惑星」中に冥王星を追加しなかったのは正しい見方だったのか。【カイパーベルト@ A B C、冥王星@ A】 しかし小惑星と惑星の違いはどうつけるんだろう。
 イタリアの報道によると経営危機が囁かれたイタリアの自動車メーカーフィアット社がGMの支援を受けるらしい【日経読売】。今回増資をすることでGMがその半分、他の部分を政府と銀行団が引き受けるというもの。別の見方ではイタリア政府が公的資金の投入を検討しているという報道もありやや情報が錯綜しているといったところ。
 たばこと発泡酒の増税と検討【日経】。タバコを吸わない、発泡酒は飲まないという私のような人間には縁遠い話だが、タバコに関してはタバコを吸えば医療費が増える→健康保険が圧迫される→これを防ぐのにも費用捻出にも増税は理に適っているという話になりかねないなあ。JTや日本たばこ協会などは増税反対の署名を募るらしい【京都】。
 『自分の日本語に自信ない 小6から高校生、キモイ74%が使う』【京都】らしいけど、「キモイ」って昔からあったような気もする。ら抜き言葉もよくATOKに突っ込まれるし。おそらく過去の日記にはら抜きが結構あるのかと思う。それよりも言葉は時代とともに変遷するものなのでは、これが正しいと押しつけるよりも、多数派が使っているのが正しいとした方がいいと思うが。




10月12日(土)

 イタリアの王位継承権問題【読売】。と言っても王政は第二次大戦後廃止されているので、サボイア家の諮問機関である「王家のための元老審議会」がどう考えて継承者を決めるかよく判らぬが、なんでも長男のビットリオ・エマヌエレ氏から王位継承権を剥奪し、遠縁のアメデオ・ディ・サボイア氏を王位継承者に指名したらしい。なんでも剥奪の理由が共和国に忠誠を誓ったことにあるとか。それとイタリアに王政復活を望む団体があり、どの程度の支持があるのか気になるなあ。
 イギリスのストロー外相が雑誌「エコノミスト」に寄稿したことによると、EUの改革論議にて加盟国首脳で選出した常勤の大統領を置くべきと言うシラク大統領の提案を支持するとの話【産経】。現在は6ヵ月で議長国が交代する仕組みだそうだが、大統領といっても権限はそれ程与えられるとは思えない。国連でいうとこの事務総長みたいな役割だろうか。
 国際レコード産業連盟によると2002年上半期(1-6月)の音楽ソフトの販売は前年同期比で9.2%の下落となった【日経】。要するにネット上でコピーしたものが出回っている影響と分析している。日本で14.2%の減とは普通の落ち方ではないしなあ。
 ユナイテッド航空の持ち株会社UALの株価が1ドル台らしい【日経】。政府に債務補償してもらおうとすると大幅のコスト削減を求められ、コストを削減しようとすると労働者側との交渉がこじれる状態。板挟み状態で時間が過ぎていくって良くないなあ。【チャート




10月11日(金)

 今週のMNFをようやく見終えたので少し感想を。今回はグリーン・ベイ(GB)@シカゴ(CHI)でした【結果(ESPNTSP)】。序盤にQBファーヴに余裕を与えてしまったことがCHIの敗因だと思う。85YDのTDパスを早々に決められては厳しい。その場面ではファーヴは余裕でレシーバーを探せていた。3QのインターセプトリターンTDも痛かったけど。GBは4勝1敗とし上々の出だしだが、ディフェンスに怪我人が多いのが気掛かり【TSP】。あとピッツバーグ(PIT)とニューオリンズ(NO)の試合も観たが、PITのディフェンスはちょっと酷い状態。QBも変わってベティスのランも出ていい状態になりつつあるのに。次が全敗のシンシナティ戦なのが救いだなあ。【順位表

 パキスタンの総選挙はムシャラフ大統領派のパキスタン・イスラム教徒連盟反シャリフ派(PML-Q)がリード。イスラム原理主義の連合体「統一協議会同盟(MMA)」が票を伸ばしている状況らしい【朝日CNN】。またブット元首相の人民党は現在2番目でこの党は反軍政を掲げているので、大統領派はこの党とは組めないだろうし、原理主義の台頭で親アメリカの政策もしにくいだろうし、これからのパキスタンは混迷するのかも。しかし投票率が30%台ってなんか危険でもあるのか?ちなみにインドのカシミール州の議会選挙もあった模様【朝日】。
 日本野球機構がコナミと球団名や選手名の使用に関して独占契約をしたのは肖像権違反だとした選手会側が訴えた裁判で口頭弁論が開かれた【毎日】。統一契約書には肖像権は球団が管理すると明記されているらしく(選手は全員判を押しているとのこと)、選手会側に不利そうな訴訟のように感じた。機構は来春のコナミとの契約更新はしないらしく、他のメーカーの販売権を阻害しているという問題はクリアされそう。
 フランスのタンカー爆発の件で、内部から小型船の破片とTNT爆薬の残留物が見つかったことでテロであることが確定された【毎日@ ACNN】。どうやら犯行声明でも最初からタンカーを狙っていたようなことが記事に出ている(最初のフリーゲート鑑と間違えたというのはどうなったのだろう)。アメリカは犯人がわかると攻撃対象を変えるのだろうか。




10月10日(木)

 今日はWBAミドル級タイトルマッチがあった。ジョッピーはチャンピオンという名称だが実は2番目の地位ということは前にも述べたので省略。しかしパンチを打っては離れるというパターンを2日続けて見るとは。日本のボクシングの美意識が世界戦では徒となっている気がするなあ。中継ではポイントよりも一発当てに行くと言った辺りが、ともかく今回の保住は前に出るのはいいがパンチを当てれず逆に喰らうというのは実力差があるということなのか。しかしサップと中西を出したテレ朝の意図は如何に。ちなみに結果は10R2:48TKOでジョッピーの勝ち。【京都読売

 EU拡大の話でトルコが加盟時期にも触れられなかったため、アメリカの力を借りて巻き返しを図っているらしい【毎日】。一方お隣のギリシャはキプロス問題でトルコのEU加盟を援助することで貸しを作りたい様子【毎日】。キプロスは南側がギリシャ系住民の政府があり、北側がトルコ系住民の政府がある。国際的に認知されているのは南側で北側はトルコ1国だけの承認となっている。まあトルコはキプロスがEU加盟すれば北側はトルコと併合するなんて言っているらしいけど…。この両国の対立は根深いのだが、ギリシャがトルコの加盟をいつの間にか容認していたのかと感じた。【参考@ A
 マハティール首相が日本の長期低迷は西洋文化を崇拝しすぎるからだと言ったらしい【読売】。要するに西洋を模倣した結果、日本人の労働倫理や勤勉さが低下したからだということのよう。今の現状として国の施策に目が行きがちだが、私自身の考えとして国が景気を左右する割合は小さいのではないかと大した根拠がないが前から感じている。結局国民一人一人の行動の結果と考えれば、政府の役割はそれ程大きいはずがないのだ。しかし人間目に行くのもばかり追ってしまうもので国民の意識という漠然としたものにはなかなか目が行かない。やはり力のある政府がなんとかすべきという話になるのだろう。その結果責任転嫁してしまい自助努力を怠っている結果になっているのではと感じる。不況の原因に精神論に求める話を聞かないので、そういった議論があってもいいのと思うが。この記事だけでは判断つきにくいところもあるけど。
 フランスのタンカー爆発で犯行声明が出されたが、本当の標的はアメリカのフリゲート鑑らしい【読売】。なんか本物の犯行声明か怪しくも感じるけど。




10月9日(水)

 WBAのスーパーバンタム級タイトルマッチ、王者佐藤修vsWBA1位サリム・メジクンヌの対戦があった【毎日】。メジクンヌがどんな選手か知らない以前に佐藤の王座奪取の試合も見ていなかったからどちらも観ていなかったのだ。試合を振り返ると最初からメジクンヌペース、佐藤が積極的に前に出るもメジクンヌはパンチを当てて足を使って後ろへ下がるボクシング。結局最後までこんな感じだったから佐藤サイドはなんか打開策を出せなかったのかと思えるくらいである。足を使う選手にむやみに前に出てパンチをもらい続けるって、試合前にビデオを観て対策をしていなかったのか。それともそんなボクシングしかできないってことか。ちなみに4点差しかつけていなかったジャッジがいたけど、どこで佐藤が取れていたのだろうか。明日は保住がジョッピーに挑戦する。

 アメリカ人の3人に1人が肥満との調査結果が出た【朝日】。BMI指数で30を超え、ここ10年で10ポイント増加したらしい。このBMIは『(体重)÷(身長)の2乗』で求められるが【このサイトでは数字を入れるだけで出てきます】。ちなみに日本では25以上が肥満としており2001年の調査で成人の約3割が肥満とのこと。でもこの5ポイントの間に結構人がいそうなのでアメリカほど肥満が深刻でないということだろう。肥満が多いと医療費にも関係して保険料が大変な事態になったりと日本では気にかけることがあるけど。【参考
 少し前の話だが、カリフォルニア大学のグループが冥王星より外に太陽を周回している小惑星を発見したとのことだが【朝日】、10番目の惑星とせず巨大な小惑星とすることのよう。月の半分以下の大きさなら仕方ないかと思うが、冥王星(直径2250km)は月(3476km)より小さいのか【参考】。少し調べると冥王星は惑星かという論議もあるそうなのでこれは仕方無しというところか【参考】。
 ブラジルの大統領選挙は27日の決選投票に持ち込まれることが決まっているが、4位の候補がルラ氏を支持すると表明【日経】。3位の候補もルラ氏支持に回るとみられ、ルラ氏優位に変わりはないようだ。ブラジルはGDP世界9位か10位のところらしいので世界的に影響のある選挙と言えるし、現在の経済状況からすれば尚更と言ったところである。ただ、このルラ氏の政策には他国がどのような反応を示すか、なんか衝突がありそうな感じだが。【参考@ A




10月8日(火)

 えっ、辰吉復帰なの?【京都】 JBCは網膜剥離の選手に対して世界戦に準ずる試合しか許可していないようなので、世界ランカーと当てる計画のようだ。試合は12月15日大阪で行われる。大丈夫なのか?
 ブラジルの大統領選挙だが、予想通りルラ氏がトップ【朝日ロイター】。ただ得票率が過半数を満たないため決選投票の公算大らしい。ちなみにこの選挙タッチパネルによる電子投票が行われたらしいが、その割には開票が遅れているなあ。
 アメリカ西海岸の港湾争議はまだ続いていて、ブッシュ大統領が労働者の職場復帰を命ずる「タフト・ハートレー法」の発動令に署名する事態となった【毎日CNN】。しかし封鎖解除にも数日間かかるらしい。解除されても交渉は続くので設定された80日間の冷却期間で解決がつかなければ大変なことになるらしい。ふと思ったのだが、カナダかメキシコの港で積み荷を降ろし、そこから陸路でというのは難しいのだろうか。
 ひさびさにフィアットのニュースを見たかと思えば大幅なリストラ策のよう【日経】。従業員6500人のレイオフと工場の閉鎖などで再建を図るとのこと。クライスラーがレイオフを中断して増産体制に入ったのとは対照的である【日経】。クライスラーも一時厳しかったけど。
 ネパール関連記事【朝日】。国王の強硬姿勢に賛否両論らしい。




10月5日(土)

 東本願寺の御影堂屋根でソーラー発電をすることを計画している【毎日京都】。太陽電池パネルを張った瓦を屋根に敷き詰めるよう。これで景観を損なわないつーことだが、問題はコストと全国真宗大谷派の僧侶の賛同を得れるかにある。NPOは賛成みたいだが、また変な火種を生まなければいいけど。
 アメリカ西海岸29港の荷揚げが先月29日からストップしている【毎日CNN】。労使交渉がこじれていることが原因だが、貨物処理の自動システムを導入しようとしたところ労働者サイドから労働者の解雇につながると反対しているため。様々なところで影響が出ているが【朝日ZDNet産経京都】、これが経済に大きな影響なければと危惧される。
 混乱の続くネパールでは国王が首相を解任し、11月に予定された総選挙の延期も決めた【CNNロイター】。ネパールでは国王に首相の任免権や総選挙実施の権利などを持っており、これ程の権力を持った君主制の国は現在そうはないであろう。民主化ってあまり進んでいなかったのか。少し調べてみたけどハッキリしたことは分からず【参考@ A B
 ブラジルの大統領選挙が6日に投開票があるが【朝日】、野党労働党のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ氏の当選が確実視されている。この選挙で過半数が取れない場合は27日に決選投票がある。ともかく毎日の記事には、高額所得者に対する税率を引き上げることによって所得格差を減らすようだが、議会の議席は2割くらいらしいので紆余曲折が予想されるらしい【毎日】。あと中南米に広がる通貨危機にどう立ち向かうかも重い課題としてある。




10月4日(金)

 遂に西ナイルウイルスを警戒する時が来た【京都】。厚生労働省が国内のカラスに感染していないか確認するとのこと。また最近海外に渡航したものからの献血者から採血しないようにするなど結構危機意識を持っているなあと。
 「世界一笑えるジョーク」遂に決定のニュース【CNNYahoo】。募集の話は去年の当サイトでも取り上げたが【過去】、世界一のジョークに笑える日本人は如何ほどか?国によって差が出ていると分析しているけど、日本はどうなんだろ。やっぱり言葉遊び派なんだろうか(じゃ他の国に通じないじゃん)?
 ヒトラーがネパール国王に送ったベンツが同国の工科大学内に放置されているらしい【ロイター】。しかし部品交換に5500ドルが必要って、こんな年代物の部品が安いはずがないのでおそらく中身は新しくしようということか。ちなみに送った1940年当時人手を使ってカトマンズまで運び、しかもカトマンズには自動車が走る道路はなかったとか。ヒトラーはネパールに何を求めてベンツを送ったのだろう。
 ノーベル平和賞の発表は11日【ロイター】。日本ではあまり取り沙汰されていない人が候補になっているといった印象。
 EU新規加盟の話【CNN】。9日に04年内に10カ国の加盟を促すとか。キプロスが04年内の候補に入っているけど、世界で唯一北キプロスを承認しているトルコにとっては都合悪そうな感じ【参考@ A】。そのトルコは経済、人権擁護政策でEUの基準に満たないとして加盟時期に触れないということ。

 ビデオにてクリーヴランド(CLE)@ピッツバーグ(PIT)を観る。昨年はよくコーデル君を我慢して使い続けたなあとカウアーHCを讃えたが、今年はそのコーデル君が不調。この試合も2つインターセプトを喫するなどパスが通らない。ランの要のベティスが不調なのでパス警戒されて全くダメという状況だったが、先にRBをファーマツマーファラに替え、彼がケガするとゼラウェーに替えた。そして4QにはQBのコーデル君を見限ってマドックスに交代した。替えた途端にマドックスのパスが面白いように決まってタッチダウンまで行ってしまった。ここで同点としてオーバータイムに縺れ込み、運も味方したがピッツがとにかく勝利を収めた【結果TSP】。今後カウアーHCはマドックスを先発QBにすると決めたよう【TSP】。CLE戦ではマドックス対策ゼロで相手は臨んだはずなので次が上手く行くか見所。おそらくコーデル君とはタイプが違うだろうし。ちなみに次のNHKの放映予定に偶然ピッツ戦がある。
 Week4が終わった段階で4連勝はサンディエゴ(SD)のみ、オープンデイトがあった関係で全勝はオークランド(OAK)と含めて2チームのみとなった【順位表】。SDの快進撃はあまりにも予想外。一方4連敗はシンシナティ(CIN)、ミネソタ(MIN)、セントルイス(STL)の3チーム。セントルイスの4連敗はあまりにも意外すぎ、しかもワーナーが早くて5週間アウトらしいので、今年はもうダメか?まあNYジェッツは今年かなりダメっぽいんだけど。AFC北は今のところ最弱地区だな。【ESPNのパワーランキング




10月2日(水)

 今週Week4のマンデーナイト(MNF)はデンバー(DEN)@ボルティモア(BAL)を観た感想から。DENは開幕3連勝、BALは開幕連敗し前の週はオープンデイトで試合がなかった。BALは前シーズン後にベテランをサラリーキャップの都合などで大量解雇し、エクスパンションのヒューストンよりも新人選手が多い状態。今シーズンはあまり期待されていなかった。しかしフットボールはやってみなければわからないもの、2QにDENのパントブロックや反則退場やインターセプトで得点を献上し、極めつけは終了間際DENがフィールドゴール(FG)を狙ったところ、キックが外れエンドゾーンにいる選手が取ってそこからリターン・タッチダウンを決められるおまけまで付いた。このリターン・タッチダウンは108ヤードでNFL新記録だそうな。FG失敗からリターンされるとは思っていなかっただろうなあ。終盤DENも食い下がるもののBALが逃げ切った格好。BALの前半のディフェンスは見事なものだった。そこからチャンスを作ってものにするあたり前々シーズンの活躍みたいである。DENはこの試合のことは仕方ないとしてやっていくしかない。QBのグリーシーが不安みたいなこと中継で言っていたが、レシーバー陣やランニングバックもメンバーがこのまま揃えば、プレーオフは堅いのではないかと思う。【結果
 続いてNFLネタだが、ミネソタのWRランディ・モスが大麻所持で起訴された【毎日】。所持量が少ないため刑罰は軽いらしいが、NFLやチームから出場停止などの処罰があるかもとの話。今シーズンのミネソタは4連敗と不調を極めているだけにモスが欠けるのは痛いはずだ。

 あとは短めに。
 地球環境産業技術研究機構がCO2を地下800〜1,200mの地層に封じ込める技術の実験を来年6月から始めるとのこと【京都】。記事を見ると岩盤下の帯水層にCO2を送り地上に出ないようにするもののよう。これが仮に成功するとしてどれ位の封じ込めに寄与できるのだろうか。あちこちに施設が必要となればコストもかかるし。
 『「日本航空システム」スタート』【朝日】らしいけど、昨日1日より日本航空と日本エアシステムとの共同持ち株会社の名称である。見た目航空会社ではなくて情報関連かと思ってしまうが。りそなホールディングスよりマシか?
 西友の例の事件、マスコミはごねた方々に対して何も言わぬのかと思えば、毎日の社説で出ていました【毎日】。余録で出ていた例え話は意図が良くわからなかったが【毎日】。新聞でいくら書かれても彼らが反省するとは期待できぬが。




10月1日(火)

 フライドポテトやポテトチップなどの安全性をアメリカ政府が調査することになった【朝日CNN】。なんでも炭水化物に富んだ食材を揚げたり焼いたりした時に発生するアクリルアミドという化学物質に発ガン性が指摘されているらしいのだ。結果次第では混乱しそうな気配。
 国際刑事裁判所(ICC)を巡るEUとアメリカとの争いは結局アメリカの意見が通りそうな雰囲気【朝日】。これはアメリカが米兵をICCではなく自国の裁判にかけるべきと主張し、ルーマニアが既にアメリカと二国間協定を結び、イギリスとイタリアが締結の可能性を示唆するなどEU内で乱れが生じていたよう(ルーマニアは加盟候補国)。ICCも戦争犯罪が対象だからあまり仕事がないと思うけど、アメリカとしては別の国の論理で裁かれるのが嫌なんだろうなあと感じつつ。
 アメリカでの話だが、レコード製作5社と販売会社3社がCDの価格操作をしたとして反トラスト法に違反すると訴えられていた訴訟は和解に至り、制裁金6740万ドル(約82億円)を支払うことになった【京都朝日】。安く販売したところには販売促進費を支払わない事をしていたのが違反と見なされた。しかし制裁金が違反期間中の購入者に返還されるとなっているけど、西友の二の舞にならない方策ってあるのかな。
 片山総務相が固定電話から携帯電話にかける時の電話料金を見直しを示唆とのこと【読売】。逆のパターンに比べて割高なことを問題としているよう。なんか今更という気もするけど。
 チケット金融の売買契約は無効という判決が堺簡裁でなされた【京都】。最近広告が目立つのでどんなものかと思ったら、チケットを金融業者から借りて債務者は自分で換金するというシステム【参考】。どうやら法律の穴を狙ったものみたい。結局この契約は公序良俗違反で無効という判決が出たけど、マスコミは借りた側がすべて被害者というような捉え方するのがどうも…。【参考


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