光のシャワーからやちよの梨  山崎園

梨づくりこよみ


10月下旬〜11月下旬
元肥作業 落葉処理 耕うん

梨の収穫が終わると翌年の収穫に向け、肥料(元肥)を施します。当園では牛糞、もみ殻、米ぬかを混ぜた自家堆肥を毎年この時期に施肥しています。合わせて、有機配合肥料と石灰肥料も施します。
梨は落葉樹なので11月終わりには落葉します。落ち葉には病気の元となる菌が付き越冬するため落ち葉は埋めたり、燃やすなどして丁寧に処理します。合わせて薬剤による防除も行います。最後には肥料と一緒に耕うんしてきれいにします。

   
  堆肥散布の機械           梨の落葉期

12月〜3月上旬
剪定(せんてい)

1年間伸びた枝を剪定していきます。必要のない枝は切除し、必要な枝は誘引するなどして木の形を整えます。
冬の間の大切な作業です。
切除した枝はチッパーという機械をつかって木材チップにし、堆肥として畑に還元します。
     
 剪定後の苗木の様子


3月中〜開花前

花芽整理 摘蕾

果実をならせない枝などのついた花芽を切除したり、蕾をつぶしたりして開花させないようにします。
樹を疲れさせないためにも大切な作業です。このあとの受粉作業も楽になります。


開花期に続く