10/14
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3:30
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2017年の時はあまりに遅くに自宅を出て、中房温泉登山口周辺の登山者用無料駐車場に停められなかったが、今回は、一昨夜に関東に台風上陸、昨朝は中房線通行止めしたこともあり、安曇野市営第一(約50台)をめざす。
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4:35
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安曇野市営第一駐車場着。空きスペースは入口のたった2台分。意外に混んでいる。
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5:00
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登山者カードを記入していると霧雨が降ってきた。本日の大天井岳の天気予報は、夕方に降水量1〜3mmなのに。雨男ぶり早くも発揮か? 以前、唐松岳登山の際は、開始時霧雨だったけれどまもなく止み、山頂では青空も見えたので、そうなることを期待して中房温泉登山口(標高1,462m)出発。
もちろんまだ暗いので、LEDライトなしでは歩けない。
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5:25
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第一ベンチ到着。
コースタイム30分のところ25分で1,0km歩く。
3分休憩して出発。
霧雨も止み、だんだん明るくなってきて、LEDライトなしでも歩けるようになってきた。
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5:45
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第二ベンチ到着。
コースタイム20分のところ17分で0,7km歩く。
3分休憩して出発。
夜が明け、晴れ間も見えてきた。
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6:13
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第三ベンチ到着。
コースタイム30分のところ25分で1,0km歩く。
2分休憩して出発。
せっかく晴れてきたと思ったのに、また霧雨が降り始めた。
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6:40
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富士見ベンチ到着。
コースタイム20分のところ25分かかって0,4km歩く。
晴れていれば富士山を望むため富士見ベンチなのだそうだが、もちろん富士山は全く見えず。
3分休憩して出発。
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7:03
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合戦小屋(標高2,350m)到着。
コースタイム通り20分で0,7km歩く。
合戦小屋の名物といえばスイカだが、この時期はおしるこらしい。寒い時にはいいんだろう。霧雨が止んだ。
5分休憩して出発。
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0,4km歩き、合戦沢の頭(標高2,489m)到着。
常念岳・前常念岳は見えたが、槍ヶ岳は見えず。
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8:05
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燕山荘(標高2,712m)到着。
合戦小屋からのコースタイム1時間のところ57分で1,7km歩く。結局、中房温泉登山口〜燕山荘までの5,5kmを、コースタイム3時間のところ2時間49分で登山。
また霧雨が降り始め、槍ヶ岳は全く見えず。
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8:15
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10分休憩し、燕山荘の西を南へと進む。
本来は右に槍ヶ岳を眺める御機嫌なルートなのに、ご覧のように真っ白。
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蛙岩(げえろいわ)到着。
まっ、確かに蛙に見えなくもない。冬季は雪が積もってこの真ん中を通過できるようだが、今回は左を回る。
しばらくすると、霧雨が普通の雨になってきた。レインウェアを上下で着る。唐松岳の時は上衣だけだったけど、下衣も必要なほど降ってきた。
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大下りノ頭到着。
ここを左折して下りに入る。後でまた上るのかと思うと憂鬱。でも大天井岳まであと3,5Km。
また雨も止み晴れてきた。陽が差し、槍ヶ岳が見えそうだが見えない。でもこのルート、基本的には西側の尾根伝いを歩くため風が強く、レインウェアを防寒着として着続ける。途中休憩したいとも思うのだが、景色は真っ白、休むと体が冷えこみそうなのでだらだら歩き続ける。
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9:50
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切通岩到着。
本日唯一の難所。鎖を伝って壁を横移動した後、階段を下る。でもやってみると大したことない。
今度はこの階段を上るのだが、
その右横に喜作レリーフ。
当時は、中房温泉〜槍ヶ岳は3〜4日かかっていたものの、小林喜作が開発した喜作新道により1〜2日に短縮されたそうです。
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10:08
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常念岳分岐到着。
左折して喜作新道とお別れとなる。石には大天井岳への案内が。
2分後には大天荘までの距離
あと500m、でもここからの上りが本当にきつかった。雨も降ってくるし、なかなかの急登だし。それでも100m進むごとに案内板があり励みになる。
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10:30
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大天荘到着。
右折して大天井岳頂上へ。
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10:40
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大天井岳頂上(標高2,922m)到着。
燕山荘〜大天井岳までのコースタイム2時間40分のところ2時間25分で登頂。
中房温泉登山口〜大天井岳までのコースタイム5時間40分のところ5時間14分で登頂。
目的地に到着したのに、雨が急にどしゃ降りに。バックに見えるはずの槍ヶ岳が見えないだけではない。後でわかったのだが、自分が入った証拠写真を撮ったのに、レンズに雨粒が付き使い物にならないほど。さっさと下る。
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10:55
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10分で下り、大天荘入室。
ストーブがあり温かいが客は誰もいない。山頂でのどしゃ降りにテンションが下がり、食欲がない。おにぎり1個とゼリー飲料だけで、ごほうび用に買ったきんつばも食べず。
25分休憩して下山開始。
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11:35
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常念岳分岐到着。
また雨が止んだ。山頂付近だけが降っているのか?
その後、また陽が差し、槍ヶ岳が見えそうだがやっぱり見えない。
喜作レリーフ・切通岩通過し、大下りを上り始める。
ん?何か動いた!
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ライチョウだ! 以前見た物より下部が白くきれいだ。
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あと少しで大下りノ頭という所まで来ると、
ん?また何か動いた!
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またもライチョウだ!しかも今度は3羽。でもカメラ向けたら一目散に逃げていく。それもかなり速く。 あれ?ライチョウって登山者怖がらないので逃げないんでは?
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蛙岩過ぎると、普通に雨が降ってきた。登山道が川になり、所々水たまりもできている。でももう靴は、レインウェアを伝った雨でグチョグチョなので全く気にならない。
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13:10
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燕山荘到着。
大天井岳〜燕山荘までのコースタイム2時間40分のところ2時間で下山。
結局、槍ヶ岳は一度も見えなかった。残念。
10分休憩して出発。
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13:50
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合戦小屋到着。
2分休憩して出発。
下る登山者は誰もいないが、上る登山者には10名すれ違った。こんな雨なのに、私のようなバカ登山者がいてうれしい。
第一ベンチを過ぎると、燕山荘のスタッフが、登山道に溜まった水を排出する溝を造っている。ここまで下ってくる間にもいくつもいくつも発見したが、雨中の作業、ありがたい。
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15:35
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中房温泉登山口到着。
燕山荘〜中房温泉登山口まで、コースタイム3時間のところ2時間13分で下山。
全行程のコースタイム11時間20分のところ9時間27分で下山。
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15:45
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第一駐車場到着。
山頂はどしゃ降り、槍ヶ岳は一度も見えなかったけれど、ライチョウに遭遇し、無事帰宅できたので、よかったとしよう。
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