”外断熱工法住宅 ”

1.構造体の外側に断熱するので、断熱の切れ目が無く完全に施工できる
2.構造体の木材やコンクリートなどが蓄熱し室温を一定に保ちます。
3.構造体の温度が一定になり、内部結露が無く建物の寿命を伸ばします。

外断熱の注意点

 木質系構造での外断熱は構造材や合板が室内側となるので、接着剤や防腐剤に注意が必要です。又、公庫仕様にも気をつけなければなりません。その他に、外装材と構造の間に断熱材がある為にその固定の仕方も大切。 特に外装材がタイルやモルタル塗りなど重量のある場合は強固な固定方法をとるべきでしょう。

屋根断熱について

 フラットルーフや、小屋裏容積の小さな家、小屋裏を有効利用する家は屋根断熱としますが小屋裏三角部分が大きくそこを利用しないときは天井断熱(梁の上で断熱)も選択肢のひとつと考えますが小屋裏構造材の腐植度合いやその使用頻度を考えると ”何が何でも屋根断熱を”の考えは不自然のようです。