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会津藩の身分制度(3)武家屋敷


会津藩の武家屋敷は階級(俸禄)によって、配置・間口・坪数などが決まっていた。

1 知行取
ちぎょうとり
郭内(外堀内)に屋敷を構える。大身(1,000石以上)は城の周辺。
◆瓦、庭は大身に制限されていた。
◆中・下級知行取藩士(500〜100石取)の屋敷については、間口、面積、建築費用の基準が定められていた。
400〜500石 45坪 200〜250石 33坪
300〜350石 39坪 100〜150石 30坪

*家老西郷頼母の武家屋敷(復元)
2 切符取
きりふとり
郭外(外堀外)に屋敷を構える。(特に建築基準はなかったようだがだいたい以下のような広さ)。
年割(50〜10石) 約24坪 月割(10石以下) 約10坪
3 扶持米取 NA
4 高懸り
たかがかり
郭外の組屋敷に居住。
出所:『近世会津史の研究・上』より作成

関連:「豆知識:石高・扶持・米の計算方法

(1)俸禄による階級 (2)紐・襟制 (3) 武家屋敷

*勉強不足のため、50〜100石の家臣は知行なのか切符取なのか不明です。
確認でき次第、修正します。(詳しい方、教えていただけるとありがたいです)。

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