スノーメン タイトル



ここのページは、お子さんと一緒にキャンプで遊ぼう!!

と、お父さんに呼びかける Snowmen Camp Club の活動報告です。
クラブと言っても組織になっているわけではありません。
集まったそのときの人たちが仲間です。

さぁ、お父さん、キャンプ遊びをとおして心の強いお子さんに育てよう!

○ 父性教育について(10/8/30日)
○ SCCとBSの活動の違い(09/11/25日)
○ 専用キャンプ場開き記念日 2010/1/11(月)成人記念日

● SCCキャンプの活動報告は、実施日の次の日に、
● 木曜日には、ビデオ屋を目指す方へ、
● 親子キャンプ、子育てキャンプの話題は、「キャンプじぃじ」で
● 大流行、年寄りサイクリングの話題は、「復活サイクリスト」で

               書き込みます。  乞うご期待!

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10/10/31(日)朝 キャンプじぃじの日記

それほどハッキリした自覚はないのだが、
やはり僕はまた「燃え尽き症候群」のようだ。

子供とたくさん関われば関わるほど
子供を自立させるときにこうなることだろう。
自分が辛いからといって
子供を自立させないというのは、
根本的に「子育て」になっていない。

人間は、ペットではない。
子供は、親とは独立した人格のある「人」だ。
この根本的なことを無視しすぎだろうな、今の子育てはね。

若いお父さんも
その時期がきたらしっかりと子供を自立させよう。
僕がここで言っている意味がそのときに分かるだろう。

ねぇ、若いお父さん、
大雑把には、
中学、高校、では「生き方」「生きる意味」「生きる価値」を
知識ではなく(子供は、言葉で聞かせるだけでは、反抗期だから聞く耳を持たない)
何かの体験をとおして、感じ取らせることが肝心だ。

それは、何かのスポーツでもいい。
もちろん親子キャンプも有効だ。
ともかく、子育てを他人任せにすることなく
親自身が子供に関わって何かを乗り越える体験で「親子で成長」しよう。

そこに人生の本当の意味が隠されている。
体験しない限り、つまり本気で子育てをしない限り分からないことがあるのさ。

それが何だかハッキリと知っているから、
僕は自分が辛くても子供を自立させているんだな。

僕は高校を卒業してすぐ自立したからこそ、
今の商売を立ち上げることが出来たのさ。
分かって欲しいな、自立がいかに重要かをね。
そして、自分の自立があるからこそ、子供にそれを教えられるのさ。

ところで、親が「生きる意味」「生きる価値」「生き方」が分からなかったら、
子供にそれを教えようがないよな。
それらは何で学べると思う?

自分流?
最も危なっかしいな、それは。

それらは、動物には必要ないが考えて生きる「人」が生きていくのに欠かせないものなんだよ、本来はね。

まぁ、そういうことで幼稚だとできないんだよ、本当の子育てはね。


10/10/30(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の夜も猫が、ニャーニャーと騒いだ。
寒くて行く場所がないので騒いでいる。

僕とおばばの間に入れてあげた。
僕の腕枕でゴロゴロと鼻を鳴らして猫が眠った。

僕の四人の男の子が小さくてかわいかったころを否が応でも思い出してしまう。

ニャンコを挟んで「川」の字に寝る老夫婦。
お粗末。


10/10/29(金)朝 キャンプじぃじの日記

本当は、今夜あたりに末っ子を呼んで夕食を与えるつもりだった。
だけど、おばばが我慢できなかったのだろうか、
一昨日の夜、末っ子が来た。

おばばと猫の嬉しそうなことったらありゃしない。
猫は、どこからそんな声が出るのかと思うような悲鳴に近い変な鳴き声だった。
僕もいつもより酒がすすんだ。

昨日の夜、三番目の子に電話をした。
どうやら来月、介護士の二級に挑戦するのだという。
車の免許もそうだったが、
この子は、実技は練習次第でパスするのだが、
ペーパーテストが伝統的に落っこちる。

それでも諦めずにトライすれば、
車の免許もそうだが、何かの弾みで受かることもある。

だから、そうしようと思ったことは絶対に諦めるな、と伝えた。
そして、そういう風に成長するのを末っ子が真根っこするから、
そういうことでも諦めずに挑戦しろ、と僕は言った。

ここの言葉がけが、
BSで言うところの「異年齢交流」に当たるんだな。
これは、兄弟同士で人生を成長させるための「癖」になるようにしてきた。

ついでに、
今回の末っ子の自立というか追い出されるにあたって、
二番目の子がどうやら、とりあえずの仕事を紹介したらしい。
二番目も兄弟を思いやってくれている。

そこで、三番目の子に具体的に兄弟でこれからもずっと、
成長し合えよと教えた。
そしてその三人のパワーで長男を救って欲しいとも伝えた。
決して消費に溺れることのないように。

ほんのわずかだが、僕の子育ての目標がちらちらと見えてきた感じがする。
その目標は、僕が生きている間に達成できなくていい。
そうして兄弟が仲良くしていって欲しいんだ。
本当の人生を味わって欲しい。


10/10/28(木)朝 ビデオマンの日記

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このコーナーは、ビデオ屋を個人事業で始めたい方のために
書き込みます。

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明日小学校の合唱を撮るので、
今日、前日仕込みのために機材を引っ張り出す。
二人3カメだ。

1台は無人の引き絵にする。
体育館で明日の1時ごろの収録だ。
快晴ではないようなので色温度が安定しそうだけど、
もし、晴れていると大変だ。

その時間帯では、明るさや色温度がコロコロ変わってしまう。
無人カメラでは、「絞り」が悲しい結果を生むことがある。

この仕事はもう17〜18年続いてきただろうか、
今6年生の子供たちが、それぞれの学年のときを編集して
卒業記念品にしている。

今、EDIUSで編集していてある程度の補正が簡単にできるが、
今から5年前は、まだそれを使いきれていなかった。
3台のカメラの色が今ほど合わせられていなかった。

だから、そういう絵は、
同じものをタイムライン3本に並べて、
それぞれを補正して、再ミックスする。
自分でビックリするほど綺麗になるよ。

とくに、業務用のカメラのレンズがカビてしまった絵で逆光だと、
真白っけになってしまうが、
コントラストで調整するとかなりいける。

マルチカメラでは、こうした色補正の機能は、もう手放せないね。


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10/10/27(水)朝 キャンプじぃじの日記

末っ子がいなくなって猫がニャーニャーとうるさい。
寒くなると末っ子の布団に入り込んでいた猫が、
行く場所がないので夜中騒いだ。

結局、僕のフトコロに入り込んでゴロゴロ鼻を鳴らして寝た。
今も僕のアグラの中で暖を取っている、その猫。

顔をなでろと催促もする。
この猫は、今まで僕に近寄らなかったのにね。


今日は、元ボーイスカウトのリーダーがさぎ山野営場を見学したいというので連れて行くことにしている。
薪割りは、あともう少しだが、
その人のためにいくつか残しておいた。
「木割り矢」は滅多に体験できないからだ。

そこでお昼を食べたら、
薪割り場にある薪を一時的にどかす作業などを手伝ってもらおうと思う。
一人では出来ない作業を手伝ってもらう。

僕は、「物」を手に入れて喜ぶような性格ではない。
「物」が手に入ったら、徹底的に使う主義だ。
だから使いもしない物を買ったりはしない。

去年の今頃、マイ斧、木割り矢、そのあとでチェーンソー、
と手に入れたが、
今ではすっかりと使いこなした。
全部自分で手入れをする。

さぎ山野営場も同じだ。
いかにそこで子供たちがキャンプ遊びをしながら心が鍛えられるのか、
利用率向上を考えていきたいね。

そういうことで、BSのサイトとは別にSCCのサイトがある。
ここは、ファミリーキャンプと山岳キャンプの中間ぐらいの難易度だ。
ここを使いきれる技術がある人にしか貸せない。
結局、今のところボーイスカウトがターゲットになるのかな。


10/10/26(火)朝 復活サイクリストの日記

おばばのペースで走ったから欲求不満だ。
そういうことで昨日は、「口直し」で見沼代用水路コースをフルで走った。
自分のペースでポタリングだ。

気持ちよかったね。
ヒンヤリとした風を切って、とっても気持ちいい。

その後で、さぎ山野営場でお勤めをした。
薪割りだ。
「木割り矢」で2.7`のハンマーを使って割る。
矢を覚えると、斧はおもちゃだね。
迫力が全然違うよ。

薪置き場が満杯状態で、
しかも雨に打たれて乾く前に腐ってしまいそうだ。
そこで一度全部の薪を移動させて、
そこにシートで雨除けを設置することにした。

竹置き場が隣接していて、
それも一度どかさないとダメそうだ。
どれも結構な量がある。

今日から薪割りをしながら、雨除けの設置作業で忙しくなりそうだ。
知り合いのボーイスカウトは、
月に一度程度しか山を使わない計画のようだ。
他団にどんどん貸し出して有効利用してくれないかなぁ。

そうしてくれれば、僕の作業もやりがいがでるんだけどね。
ここを読んでくださる方で、ボーイのリーダーがいたら
ぜひ使ってください。
普段は空いてます。


10/10/25(月)朝 復活サイクリストの日記

昨日も見沼代用水路コースをサイクリングした。
近所に住んでいる最近知り合ったカメラマンと、おばばと僕の三人で走った。

フルコースではなくショートカットをした。
おばばのペースで走ったから、
心地よい疲れはなくて、生あくびが出た。

そのカメラマンは、始めてのコースだったようでしきりに喜んでいた。
確かに何回走ってもその美しさは飽きないいいコースだ。


末っ子がいなくなって、猫の様子がへんだ。
普段は僕のそばに寄り付かないのに
昨日は、僕のアグラに潜り込むようにして居眠りをした。

昨日の夜、大家のおばぁちゃんが来たが、
そのときに
「・・・ちゃんがいなくて寂しいでしょう?」と僕に尋ねる。
僕は、「全然気にならない」と答えたら、
そのおばぁちゃんとうちのおばばが声をそろえて
「素直じゃなくていやだね〜」と合唱する。

女の意地悪こそ、いやだね〜〜〜
本当に女はドロドロといやだね〜〜〜
若いお父さんも気をつけよう。


10/10/24(日)朝 復活サイクリストの日記

昨日は、見沼代用水路コースを自転車でポタリングした。
最高だったね。
長袖のワークシャツにウインドーブレーカーを羽織ってちょうどいい感じで、
ヒンヤリと秋の空気を感じた。
落ち葉が秋色になって落ちていた。

午後には、さぎ山野営場で薪割りをした。
一度全部かき出してそこにシートで雨除けを建てようと思う。
乾燥する前にカビが生えて腐ってしまいそうだからだ。
たぶん何日かかかる作業だ。

今日は、おばばを連れていつものコースのショートカットをサイクリングするつもりだ。
おばばは、去年の夏に軽い熱中症にかかて以来サイクリングをしようとしなかった。
おデブの運動不足解消の世話をしなければならない。
人生、本当に大変だよ。

昨日の夜は、末っ子が帰ってきた。
おばばが、「猫が待ってるから夕ご飯を食べに来て」と言っていた。
まったく・・・猫じゃないだろうが・・・・・待ち焦がれているのは・・・・・


10/10/23(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、幼稚園の芋ほり遠足だった。
先週の別の幼稚園でのそれで、
芋を掘るときに土を目に入れる子が何人もいて、
それで僕は持っていたお茶で目を洗ってあげた。

そんなことがあったので、
今回は、自分の飲み物のほかにペットボトルでミネラルウオーターを用意した。
しかし、昨日は撮影に忙しかったこともあって、
そういうトラブルに気付かなかったのか、なかったのか、
結局使わなかった。

火事と同じでトラブルはない方がいい。
でも事例であったことは、次からは気を付ける。
これが体験学習だ。

普段は、子供たちと外にいる場合はバンドエイドは持ち歩いている。
ちょっとした怪我のときにも真水があると便利だ。
持ち物が一つ増えた。

もちろん、気合を入れたアウトドアーでの活動では、
救急用品を持っていく。
SCCのデイキャンプでの「親子で工作」のときには必ず用意している。
もう何人もの怪我を処置してきた。

マザー牧場でのキャンプでは、
初めからそれを持って挑んでいた。
いつのまにか、というか、必然的に「救急係」になってしまった。

僕には仕事で関係がない年少、年中、の春の遠足でも救急用品は持って行っている。
今年度のそれでは、「冷えピタ」が大活躍をした。

家族でのキャンプで、
つい忘れがちなのが「救急用品」だろう。
「備えよ常に」これはボーイスカウトの標語だ。


10/10/22(金)朝 復活サイクリストの日記

この間、埼玉の嵐山(らんざん)方面でオート・サイクリングができた。
最高だったね。

知り合いのカメラマンが埼玉の戸田市からそちらの方へ引越しをした。
それで前々から一緒にサイクリングをしようというお誘いがあった。

すごい田舎なのだが、そのカメラマンはそこの場所が気に入っていて、
どうしてもそこに住みたかったそうだ。
そして彼はそこで自家菜園をしているそうだ。

彼のガイドで小高い山の峠越えをした。
僕は、普段、見沼代用水路コースのフラットなところしか走っていなかったから久しぶりに足がふらつく思いをしたね。
おじさん二人でゼイゼイと息を切らせて峠を登った。

いい汗をかいたさ。
距離はたいしたことはなかったけど、十分以上に疲れた。

帰り際に彼が気に入ったという場所に案内された。
そこは、「嵐山」という地名が付けられた由来が書かれた石碑がある公園だった。

それでそこに隣接をしている「月川キャンプ場」がある。
実はそこ、末っ子のソロキャンプを実施した思い出が僕にあるところだった。
そこに流れている川は、
そのカメラマンにも僕にも思い出の深いところだったのだ。

偶然の一致にしては不思議すぎるな。
帰る途中、運動会のDVDの追加を幼稚園に納品したさ。
ちゃんと働いた。
おばばにも気付かれずに完全犯罪は成立した。
めでたし、めでたし。


10/10/21(木)朝 ビデオマンの日記

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このコーナーは、ビデオ屋を個人事業で始めたい方のために
書き込みます。

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僕が26年前にこの仕事を目指したときには、
周りのすべての人に「絶対にそんな商売はない」と言われたものだ。
確かに「子供をビデオで撮って売る」商売は、
なくはなかったが、まず一般的に知られてはいなかった。

初めて幼稚園のお泊まり保育をビデオで撮ったのは、
昭和62年ごろだったと思うが、
そのころビデオを買う保護者は、ほとんどビデオデッキを持っていなかった。
ビデオデッキの家庭普及率がまだ30%になっていなかったころだ。

それから比べたら、今、この商売を目指すのは簡単でしょう。
関東平野での私立幼稚園では、
たいがい「発表会」ぐらいはビデオ撮影を業者に頼んでいると思う。

ただ、逆にもうすでに業者が決まっているから、
そこに新規に「発表会」で入り込むのは難しいだろう。

「卒業ビデオアルバム」制作は、まだまだ普及しているとは思えない。
だからこの仕事を売り込んで新規開拓をすれば成功しやすいだろう。
作れる業者が少ないからだ。

僕は、初期には、幼稚園の「お泊まり保育」を武器に売り込んでいたものだ。
そして20年前に「卒業ビデオアルバム」の処女作完成をして、
それのダイジェストを販売促進に使って新規開拓をした。

どう?
商売を展開するのには、こうして「作戦」が必要だよ。
すべての商売には、
「理念」「戦略」「戦術」という作戦があって
それを合理的に進めることで成功へと結びつけていくものだ。
これが出来ないから商売が立ち上がらないと言えるのさ。

カメラを買って喜んでいるレベルでは、まず商売が立ち上がらないというのは、こういう理由でだ。


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10/10/20(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、末っ子が帰ってきた。
これで3回目か4回目だ。
心の変化がとっても面白いように分かるな。
昨日は、だいぶ「人生」について自分なりに考えてみた様子だった。

まだかわいかった頃の末っ子を連れて草加公園に夜、行ったことがある。
セミの脱皮を見るためだった。
カラスのような外敵から身を守れるかどうか、
その運のようなことも含めて、そのセミの生命力だ。

社会での誘惑、物が欲しいという欲望、仕事がしたくないという怠け心、
そうした外敵に襲われることなく大人にどう成長できるか・・・・
この子の生命力だな。

僕がこの子にできたことは、
それらから身を守りながら成長できるように
キャンプの体験を通して教えてきたつもりだ。

でもとても十分に出来たとは思えないな。
本当に、心からのお祈りが必要だ。

セミが脱皮して黄緑色の若々しい色をしているように、
たった今、末っ子は脱皮したてで無防備でナントも危なっかしいよ。

ここのところで親が手を出してはいけない。
自分の力で乗り越えさせる。
もしここで甘やかしてしまったら、
僕の古い友人でうつ病のヤツがいるが、
そう育ってしまう。


さて、今日は埼玉県の嵐山でサイクリングをしたい。
もうこのチャレンジは、2回NGを喰らった。
はたしてTAKE-3は、うまく出来るでしょうか・・・・・

おばばにバレないよう完全犯行遂行を目指す。
うまくできるかどうか・・・・僕の生命力次第だな。


10/10/19(火)朝 キャンプじぃじの日記

さぎ山野営場で使っているチェーンソーで、
そのチェーンの部分は「刃」と「ガイド」で出来ている。
「刃」をもう4回も目立てをしたら相対的に「ガイド」も研がなければならない。

この間、初めてそのガイドを研いだのだけど、
難しい。
新しいチェーンを買って使ってみたら、
ビックリするほど良く薪が切れる。

ということは、やはりガイドも含めた目立てが悪いということになる。
今日、おばばを仕事場まで運んだら、
山に行ってそれを研ごうと思うね。

どんな道具もメンテナンスができて自分のものになるのさ。
斧でも、木割り矢でもナイフでも・・・
そうそう自転車でもね。

灯油が燃料のランプやキャンプストーブだって
僕になつくのに2〜3年はかかったな。
仕事の道具だって同じこと。

そういうことで自分の「心」や子供の「心」だってメンテが必要だ。
おばばがしきりに(僕の了解なしに)末っ子を呼びつけて、
どうやら今晩末っ子が帰ってくるらしい。

何回か、自立に向けてのメンテで帰らせても
もうぼちぼち、おばばに口止めさせないといけないな。
本当に母親のべた付きは、子供の自立を阻害するよ。


10/10/18(月)朝 

######## Snowmen Camp Club ########

10/10/17(日) デイキャンプ実施

涼しいとこんなにも楽なのか・・・・
とビックリするほどスムースに「親子で工作」のボランティア活動ができた。

古い友人がドングリに顔を描いて木をスライスした台にボンドでくっ付けるという工作を提案してきた。
女の子たちにそれが大うけだったようだ。
ヤッコサンは、女の子二人の父親だからそういうのを思いつくのだろうかね。


小学校2年生と4年生の男の子の兄弟が来て、
前回「枝ハンコウ」を作ったというので
昨日は、ペットボトルの風車にチャレンジした。
これは工作するものが多いので時間がかかる。

それでも二人とも出来上がって喜んでいた。
その子たちの父親には、「巻き結び」と「角結び」を教えた。
この活動は、こうした父親が本当の目当てだから
今回は、かなり良かったな。
それで打ち上げは、うつ病の古い友人も来て大いに盛り上がった。

打ち上げに、おばばがしきりに末っ子も誘っていたがふられていた。
もう自立しようとしているんだから遊んではくれないさ。
母親にはどうしてもそれが分からないようだ。

だから、若いお父さん、
母親任せに子育てをしたらこんな具合に「自立」を阻害してしまうのさ。
分かって欲しいな。
子供が小学校に入ったら、
お父さん自身が積極的に子供に関わって、
子供を「自立した本当の大人」に向けて子育てをしよう!

たぶん、それを真剣に考えれば、
具体的にどうすればいいのか、知りたくなるはずだ。
子育てを年齢に合わせたステップで「親子キャンプ」をやろう。

心の成長が順調だったら、
中学生ぐらいでは、もう子供は親と遊ばない。
そういう時期に、
キャンプグッズを工作して、テーブルとかイスとかをね、
それでキャンプをするのさ。
そのときまでにお父さんがしっかりロープワークを覚えれば、
そのぐらいの年齢の男の子は、
面白がってお父さんと遊ぶさ。

本当にいい思い出になるよ。


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10/10/17(日)朝 キャンプじぃじの日記

今日は、SCCのデイキャンプ実施日だ。

この活動は、40年来の古い友人とおばばの三人でしてきた。
目標は、「父性教育」の重要性を訴えるということだが、
実際は、そんなに堅苦しいことはしていない。

親子で簡単な工作を楽しんでもらうという内容だ。
いろいろやってみて「枝ハンコウ」がお客さんのハケがいいので、
ここのところそればっかりだった。

今日は、「枝笛」や「竹とんぼ」「マイ箸」の材料も用意してみた。
今までは、親の膝に子供が乗るようにして子供の工作を親に補助をさせた。
この「補助」のところが、ほんの少しだが「子育て」になっているんだな。

今まででは、親の足がしびれそうなので、
今回からは、小さいイスを親子1組に2脚を貸し出してそれに座ってもらうことにした。

心配していた雨はどうやらなさそうだ。
準備万端。
あとは、おばばの呼び込み次第だな。
古い友人は、我々の昼食係りだ。

はたして今回はどうなるでしょうか・・・・・つづく


10/10/16(土)朝 キャンプじぃじの日記

今シーズン最後の運動会をこれから撮る。
それで都内に朝早く来ている。

明日はSCCのデイキャンプを予定しているから、
その準備をしなければならない。
どうやら明日は雨らしい。

でも実施するさ。
その打ち上げは、最近良く行く、歩いて家から20〜30歩のところにした。
焼肉のいいのとラストオーダーにクッパーの予約を昨日の晩にした。

♪ じゅんび じゅんび かたきぞじゅんび ♪

バッチリさ。
SCCの活動には来ないうつ病の古い友人も打ち上げだけは誘うと思うね。

若いお父さん、
うつ病になりにくいように子供の心を強く育てることを本気で考えて実行しような。
いくら立派な家に住んで派手な車を持っていても
うつ病では幸せになれないだろう。
僕のその友人を見て心の底からそう思うよ。

本気でこのことを考えて欲しい。
子育ては、見栄えのいいようにすることではないよ。

「子育ての目標は、一人の自立した社会人に育てること」

今の日本社会は、「自立」を完全なまでに無視した子育てが多いと思うよ。


10/10/15(金)朝 キャンプじぃじの日記

今日はこれから秋の遠足だ。

昨日は、一日さぎ山野営場で薪割りをするつもりだったが、
運動会のDVDの追加注文が出て、
そのために家に帰って1枚作って納品をした。

それで山に戻って作業の続きをした。
僕は仕事熱心さ。


夜、末っ子が洗濯をしに帰ってきた。
おばばと居候の猫の嬉しそうなことったらありゃしない。
末っ子は、夜ご飯を2回もお替りして帰っていった。

この間の自己啓発のCDやDVDは、ちゃんと見たそうだ。
ふてくされていても何も解決をしない。
なんとか谷底から這い上がろうとし始めた感じだな。

人生の谷底から、命がけで這い上がる体験を若い内にすることで、
その後の人生を堂々と生きられるようになれるのさ。
この体験を通り過ごすことができないと、
非常に弱々しい人生を歩むことになってしまう。

乗り越えろよ。

末っ子が帰り際に、こう僕が言った。
「物が欲しい、モノが欲しいという消費で頭が一杯のうちは(心が)成長しないぞ。
成長を目指せ。」
歳を取るとしつこく何回も同じことを言うようになってしまうのは、
若いのを相手にそうせざるを得ないのさ。


10/10/14(木)朝 ビデオマンの日記

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このコーナーは、ビデオ屋を個人事業で始めたい方のために
書き込みます。

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今度の土曜日の運動会が最後で、
これのシーズンも去っていく。

秋の遠足の後には、冬の発表会だ。
この間、
新園舎になったところで発表会の打ち合わせをしてきた。

春には、「卒業ビデオアルバム」を完成させてまた一年終わる。
この勢いで僕の人生も終わるのかと思うと、
本当に人の一生は、アッという間だな、実感するな。

人の一生をどう考え実行するのか・・・・
死んだら終わりだから可能な限りの「安全」を追い求めて生きていく。

たぶん本当の感動を味わえないように僕には思えるな。
せっかくの人生だから思いっきり生きて
その年代、その年代ならではの感動を僕は味わいたいね。

そしてそうしてきた。
そのために稼いだ金を使ってきたと言ってもいい。

人生の中で「子育て」ほど本気で取り組むと難しくもあり
感動のかたまりでもあったと思う。
ジョン・レノンは、子育てほどクリエイティブな仕事はないと思ったと言うよ。

それでこの幼児期は、親にとって最も子供が可愛く愛おしい時期だな。
それの思い出を缶詰にする仕事が、
「卒業ビデオアルバム」ということになるのさ。

仕事のこの本質的な目的を失ってはいけない。
男は自分の納得できる仕事を持つことができるかどうか・・・・

僕は「物」や「金」では味わえない
人生の充実感を仕事と子育てで得ることが出来たさ。
なんてラッキーだったのだろうか。

「アメイジンググレイス」というアメリカの歌があるが、
それを味わえて驚きで一杯だ。
だからこそこれを子供にどうにかして伝えたい。

裕次郎の歌ではないが、
人生、長い短いではないさ。
思いっきり生きて人生を完全燃焼できるかどうかが重要だとつくづく思うな。

子供の育ちに強い興味があるならこの仕事は、
とってもいいものだとお勧めするね。

サラリーマン生活をかなぐり捨てて、
この仕事にチャレンジして26年、
「卒業ビデオアルバム」制作はもう少しで満20年、
その間の、6年は地獄のような苦しみがあった。
ずいぶん険しい登山だったけど、見晴らしが最高だ。

子供たちにも見させたいな。
口先だけのチャレンジではなく、
人生の本物の冒険が出来る人に育てたいものだ。


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10/10/13(水)朝 キャンプじぃじの日記

この間、埼玉の嵐山方面へサイクリングしたかったのだが、
仕事の都合で行けなかった。
今日はそれのリテイクをしようと思ったら、
天気が微妙だ。

神様はどうしても「ダメ」出しなのだろうか・・・・
知り合いのカメラマンのお誘いだよ。
行きたいんだがなぁ・・・・

もう車に自転車を積んである。
キャリアに乗せると、おばばがうるさそうなので、
わざわざ車輪を外してトランクに積んだ。

お願い、晴れて。


10/10/12(火)朝 キャンプじぃじの日記

今朝もまた天気が悪い。
昨日の快晴は奇跡的だったようだ。
僕の人生は奇跡の積み上げで出来ている。

だって、そうでしょう、
「卒業ビデオアルバム」の制作で20年も喰ってこられたんだから・・・・
誰が考えても奇跡でしょう。

ビデオカメラという「物」で立派になりたい人には、こういう奇跡は起こりそうもないな。
だからしつこいまでに言い続けているのさ、
「物」や「金」で幸せにはなれない、ってね。

大人、親がこのことを体験で分かっていなければ、
子供は、「物」や「金」で幸せを感じようとし始めるのさ。
これこそ本当の不幸だ。
そういうことで自殺者世界第二位なんじゃないの?
人生の価値が「物」でしかないから・・・・


「青い鳥」とは、
「幸せを感じ取る能力」のことさ。
これを子供に体験で教えよう。

市販品のキャンプ用品ではなく、
テーブルもイスも工作をして工夫して親子キャンプをやってみよう。
親子でその意味が少しずつ分かってくるさ。

これは理論ではない。
僕の実践したことだ。
そして奇跡とお友達になれた。


10/10/11(月)朝 キャンプじぃじの日記

良かったよ、やっと晴れたよ。
もし今日雨で運動会が来週になったとしたら・・・・・
来週ももともと運動会があるので人材ショート。
おぉ、いやだ。 考えたくもない。
晴れて良かった。


昨日は、どうにもこうにも気になるので
朝、さぎ山野営場へ行った。
そこの隊長と奥さんと副長らしき方と三人いた。

挨拶をして帰った。
スカウトは、「ソロ」ではなく二人組みの「バディ」で1級取得キャンプをしていた。
キャンプ場は気に入ってもらえたようだが、
夜中に不審者が入ってきたことが困ったことのようだ。

最近、「心霊スポット」で口コミか何かでそこが有名になってしまって、
頻繁に不審者が入ってくるようになってしまった。
どう対策を取れるのか、検討中だ。

午後もおばばと二人で山に行った。
そこでお昼のお弁当を食べた後、
薪割りを少しした。

これからは、溜まりにたまった薪を割る作業に追われそうだ。
おばばにこう言った。
「これを労働と思うか、スポーツと思うか、微妙だ。」
とりあえず、「木割り矢」で大きいのをやっつけた。


10/10/10(日)朝 キャンプじぃじの日記

雨で、ビデオアルバムの編集以外やることがない。
それでそれは、ちっくらウンザリなんだな。

どうにもこうにも気になってしょうがないから、
昨日、さぎ山野営場に様子見をしに行った。
ボーイ用のサイトには、
リーダー用のタープとドームテントが張ってあった。

SCCのサイトには、タープだけが張ってあった。
たぶん、1級取得をするスカウトのために張ったのだろうか。
本当は、何もしてはいけないのだけど、
豪雨の注意報がでているから、
それを考慮してのことだろうか。
リーダーたちは、僕とすれ違いで買いだしか何かで留守だった。

さぎ山野営場でのソロキャンプは、
夜、真っ暗だし気味が悪い。
それでもって雨ではね。

僕でも相当気が滅入りそうだ。
はたしてそのスカウトは無事に実行できただろうか?
どうにもこうにも気になるよなぁ・・・・

こういう体験は、本当に心を強く育てるでしょう。
レジャーキャンプと決定的に違うところだ。
参考にして欲しいね。

ところで昨日の夜には、末っ子が洗濯をしに帰ってきた。
僕の了解なしにおばばは末っ子に声掛けをしない。
昨日も、僕が子供の様子見のためにおばばに電話でよばさせた。

おばばの嬉しそうなことったら、ありゃしない。
「洗濯」が目的だったのに、
しきりに「夕食」を強調していた。

母親はこのように子供に癒着するから、
若いお父さん、
心して子供の自立を真剣に考え実行してくれよ。


僕はビデオ屋だ。
幼稚園以外の仕事もこの26年間にはたくさんやった。
その中で、
「自己啓発セミナー」や「企業の啓蒙大会」などもある。

僕にもこれらはいい刺激になったので、
末っ子に見るよう一部をコピーして持たせた。

あれが欲しい、これが欲しい、
仏教でいうところのこうした煩悩(欲望)は、
心の成長を見事に止めてしまう。

結局、心の成長が止まってしまうと、
多くの人を指導したり、
人生相談したり、
人を育てる−−−−子育てができなくなるんだな。

つまりあらゆる場面で「リーダーの資質」に欠けることになる。
知識を詰め込むことよりも、
子供の心を強く育てよう。

そんなことを言う僕でも、
末っ子はサカリが付いて、あれが欲しい、これが欲しい、
手に入らないのは、あれが悪い、これが悪い、の状態なんだな。

散々、
「消費」ではなく「成長」を目指せと末っ子に言い聞かせても
この年頃では、聞く耳さえ持たなくなってしまう。
(ちなみに反抗期前では、よく聞いているものだ。しかしそれは身に付いてはいない)

そこで子供を谷底へ突き落とすことが必要になるのさ。
末っ子に持たせたビデオが、
谷底でいい刺激になって欲しいね。


一時、自己啓発セミナーが流行ったときがある。
駅前で大声出したり、
長い距離を歩かさせられたり、

実はこうした内容は、ボーイスカウトの活動の中にたくさんある。
駅前で募金したり、
ハイキングやサイクリングをしたり、とね。
今、野営場でソロキャンプをしているスカウトも、
その本質は、「自己啓発」になっているんだよ。

そして僕の末っ子も、
実社会でのビバークを体験させているのさ。
うまくいくかどうかは、お祈り次第のような気がするね。
昨日の夜は、居候の猫もニャー、ニャー、はしゃいでいたさ。
そして末っ子は、自分のアパートへと帰って行った。


10/10/9(土)朝 キャンプじぃじの日記

今現在(朝の6時)では雨が降っていないけど、
80%の強気の「雨」の予報だ。

ボーイスカウトの活動は、
よほどの嵐、台風とかでない限り実行をする。
たぶん、今日、僕は知らない子だが、
さぎ山野営場に一人のスカウトが1級取得のためのソロキャンプをやることだろう。

ハイキングか、サイクリングで来るはずだ。
厳しいな。
さすがに僕でもちょっとかわいそうだが、
乗り越えろよ・・・・・

こうして心の強い人に育っていく。
そう、本当の自立をした一人の社会人に育っていくんだ。
頑張れよ!

決して「気楽」なことに心の成長はない。
歯を食いしばって頑張れよ!

僕の運動会の仕事は、
いったいどうなるのだろうか、
こちらは雨天順延なのだが、まだ分からない。


10/10/8(金)朝 キャンプじぃじの日記

今週は、結構一所懸命に編集や後処理の仕事をして、
今日一日を空けた。

ボーイの子が1級取得のためさぎ山野営場でソロキャンプをするらしいので、
山をこれから整備しようと思うんだな。
スカウトが成長するためだと思うと
「頑張れ〜」という気持ちで応援したくなる。

これはサッカーファンと同じ心理でしょう。
選手の活躍ぶり、成長ぶりに感動を覚えるのさ。
物や金で見栄を張って喜ぶのとは、まったく違う「幸せ」だ。

だから、本当に自分の子を愛していたら、
やはりその子の本当の成長を応援するでしょう。

本当の親の愛は、親の都合や見栄で子育てはしない。
どうすれば言いかというと、
もう子供が産まれてからすでに「本当の自立」に向けて育てるんだよ。

こう書くと、
幼少からスパルタをしてしまう、
そそっかしい人が出てきて心配なので念を押しておくけど、
3才ぐらいまでは、母親の密着したスキンシップと愛情が必要だよ。
それは、反抗期までは子供は親の庇護で育っていくからだ。

なんでも最近の研究では、
「母性本能」は、母親のおっぱいを赤ちゃんにしゃぶってもらって、
赤ちゃんの肌と密着し、母親が言葉掛けをすることで
後天的にその「母性本能」が母親に育つそうだ。

つまり他人任せの子育てをしたら母親は、
母性本能を持ちにくくなるということだ。

今、幼い子供を母親が殺す事件が相次ぐけど、
母親が自分の楽しみや遊びで子供に触れ合わないから母性本能が育たなかった。
説明がつくよな。
そういう母親は、つまり「大人の幼稚」で自分の快楽しか頭になかった。
これも説明がつく。

同様に父親も子供と一緒に遊ぶことを通して「父性」が発揮されるのでしょう。
僕は、自分の体験でこのことに確信があるな。

30年間、子供に「お父さん」と呼ばれ続けてきたから、
スカウトのためになると思うと、
こうして喜び溢れてさぎ山野営場を整備したくなるんだよ。
僕はとっても幸せを感じるのさ、分かって欲しいね。

天気が良くないようだが、どうするんだろうかねぇ・・・・
そう言えば僕も明日、運動会の撮影だ。
どうなるんだろうかねぇ・・・・


10/10/7(木)朝 ビデオマンの日記

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このコーナーは、ビデオ屋を個人事業で始めたい方のために
書き込みます。

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運動会の撮影は、
残すところ販売用が1つと、アルバム用が2つだ。

これが終わるとそれぞれの園でイベントが多くなる。
とりあえず「秋の遠足」をアルバム用に撮る。
そして11月から冬の発表会が続く。

それと早いところでは、
アルバム用の子供一人一人に大きくなったら何になりたいの?
というインタビューを撮り始める。

これは一度で全員撮れることはまずない。
しかもお話しが苦手な子が確率的にどこかにいる。
普通の子は、学生バイトでも撮れるが、
このお話しが苦手な子を撮るのが難しい。

毎年、あの手、この手、孫の手、で撮ってきた。
比較的有効な方法は、
普通は、指向性のマイクを使うのだが、
こういう子は、そのマイクで緊張していることが多いので、
ピンマイクをそれとなく仕込んで撮るといい。
時間がかかるので、こういう子は最後に撮るようにしている。

秋の遠足は、天気が良ければのどかなものだ。
僕も遠足気分たっぷり。
まず穴を空けることはないさ。


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10/10/6(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の夜、末っ子が洗濯をしに帰ってきた。
前回同様、舞い上がるように、
おばばと居候の猫が喜んだ。

末っ子は、初め突っ張って夕食はいらないと言っていたが、
おばばが用意したすき焼きを見て食べた。
ご飯をお替りしていた。
残ったそれをタッパーで持っていくし、
ナント、デザートに末っ子だけプリンが出ていた。

この間、無一文の様子だったので、一万円やったのだけど
ぼちぼちそれは底を突くだろうと思って、
僕は、
「お金は持っているのか?」と尋ねたら、
末っ子は大丈夫だという。

そんなわけはないのだがね・・・・・
親獅子は、ビジュアル的に谷底を覗けるが、
僕の場合、そういうわけにはいかない。

どうしても何かの用事で帰らなければならないようにしておけば、
そのときに会った様子でどうなのかを観察する。
今のところ末っ子は、長男や二番目の子のようにグレそうではなさそうだ。

たっぷりと実社会という谷底を味あわさせて、
そこから這い出す実行力を見に付けて欲しいね。
うまくできるかどうかは、本人の生命力にかかっている。
「真剣に生きる」が身に付くかどうかは、これからだ。


10/10/5(火)朝 キャンプじぃじの日記

この間、仕事で穴を空けてしまったので、
それの「穴埋め」の取材をしに今朝は都内に来た。
渋滞前に現場に入らなければならないので、
ここに来るときにはいつも朝の6時前にはハンドルを握っている。

ここで20年前に「卒業ビデオアルバム」の処女作を作ったんだな。
本年度は、その周年記念作品になる。
それの1シーンに穴を空けてしまった。
間抜けな話しだ。


この間のコンサートの撮影で手伝ってもらったカメラマンと、
明日サイクリングする約束をしたのだけど、
編集や後処理がたまってしまって、
ちょっと無理そうだ。

不本意ながら遊びの予定を今日、
延期してもらえるよう電話をすることにした。
埼玉県にある「嵐山」あたりを走る予定だった。
そこは、僕はまだ自転車では走ったことがないから楽しみなんだがね。


今度の土日にも知り合いのボーイ隊長が他団にさぎ山野営場を貸したようだ。
この間にも貸したところらしい。
なんでも「1級取得」のためのソロキャンプだという。

僕は家庭内で子供に「ソロキャンプ」を何回も実施してきたが、
別にこれは、僕の専売ではない。
ボーイスカウトでの内容だったんだな。
BSでは、当たり前の活動だ。

これを若いお父さんも家庭内で、
子育てのために出来るようになれれば、いいんだがな。
「親子キャンプ」の最終目標にして欲しいんだ、これをね。

おっといけない。
今度の土曜日には運動会の撮影がある。
(自分自身に向かって)頼むから、幼稚園へ行ってくれよ。
間違ってもさぎ山野営場に行くなよな・・・・・・


10/10/4(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、僕のこの時期にしては非常に珍しくコンサートの撮影をした。
幼稚園の発表会は冬だ。
だから三脚など普段使わないものは倉庫にあって、
それを引っ張り出して仕事に行った。

結構、面白い仕事を僕はしているんだなと、なぜか感心した。
夜には、古くからの知り合いのカメラマンや、
最近知り合ったカメラマンと安い居酒屋で酒を呑んだ。

これも豊かな人生を楽しまさせてもらっているんだなと、
幸せな気分満点だった。
今朝は、おばばと二人で朝寝坊をして、
目が覚めたらもうおばばを仕事場までデリバリーしなければならない時間になっていた。

おばばは、僕に朝ごはんを与えることなくほっぽりぱなしで行ってしまった。
それでも子供がいないので何の支障もない。
とっても気楽なものだ。

今まで、頭がすこぶる悪い子を、
覚えるのが普通の子より非常に苦手、
考えるのも苦手、
そんな子供を育てるのにピリピリし続けてきた。

そんなこの30年間が、フワリふわりとなくなってしまって、
気が抜ける。
頭の毛も抜ける・・・・・
痛くも、かゆくも、苦痛でも、なんでもない。

ただ、ただ、ほんのりと甘いお菓子のように穏やかな人生に心から感謝だな。
本当にのんびりできる人生に感謝だ。
なんとか、この幸せを子供に伝えることができないものだろうか・・・・・


10/10/3(日)朝 復活サイクリストの日記

昨日も晴れた。
でもさすがにレンチャンで見沼代用水路コースをサイクリングするのは、飽きた。
そこで秋風に誘われるようにツーリングに出かけた。
これも本当に久しぶりだ。

若い頃はひたすら国道を突っ走ったが、
今では違う。
なるべく国道を避けて、住宅街、あぜ道、裏道・・・・
たいがい道に迷うようなコースを走る。

昨日のように天気が良ければ「陰」の出具合で方向が分かる。
北半球では、お昼の12時に陰が北を指す。

北へ、北へ、さらに北へ・・・・
風は暑くも無く寒くも無く最高のコンディションだ。
いったいどこをどう走ったのか分からない。
ところどころで国道に出くわして、
方向が間違っていないことが分かった。

輪行(自転車を袋に入れて電車で移動すること)で帰るという片道ツーリングにしたかったから、
最寄の鉄道、東武日光線に沿って北へとひたすら向かった。

栗橋を過ぎてほんのちょっとだけ茨城に入り、
すぐ栃木県となる。
ここらへんで裏道を走ると、田舎道なのでとんでもない方向へ誘ってもらえる。
僕には、夕方、おばばを仕事場まで迎えに行かなければならないので、
それはお断り、ノーサンキュー。
大人しく国道を走った。

日光街道を途中で「栃木方面」へと向かう。
そのままだとJRに沿っていて宇都宮へ行ってしまうからだ。
ここらへんがツーリングの雰囲気満点のところだ。
大きな橋を渡ると、広々とした田んぼ越に山々が見えてくる。

制限時間ギリギリ一杯まで気持ちよく風を切って走る。
「栃木駅」を目指したが、どうもそこまで引っ張るとヤバそうなので諦めてその途中の駅に行くことにした。
そこで県道にお別れして
僕の脳みそによるいいかげんなナビコースで走った。
ミスコースはあり得ない。
そもそもがミスだらけだからだ。
スリル満点。

それでも、適当に走っていたにも関わらず標識に駅の名前がでてきた。
そういうのは、たいがいいい加減な表示だからコンビニで「ウイダーゼリー」を買うついでにその駅への行き方を店員に尋ねる。

去年の春、千葉の御宿を目指したときに電車が一時間に一本しかないことを忘れていて、
おばばを仕事場まで迎えに行くことが出来ず、大ヒンシュクをかったことを思い出す。
結構、これは僕にとってトラウマになっている。
おばば、「(私は)仕事をしているのに一人で遊んでいて・・・・・」
おお、嫌だこのフレーズ、恐怖を覚える。

結構真剣にその駅に向かって走ったね。
それで着いた駅が、去年も行ったことがある「静和駅」だった。
「栃木駅」より二つ手前だ。
偶然にもまたこの駅になった、縁があるね。

そこで自転車を輪行袋に入れて、電車で帰ってきて、
作務衣に着替えて、何食わぬ顔をしておばばを迎えに行った。
完全犯行ができてどことなく愉快な気分だったな。
めでたし、めでたし。


10/10/2(土)朝 復活サイクリストの日記

昨日も晴れたので、それを逃すことなく見沼代用水路コースをポタリングした。
元田んぼだった所だろうか、
一面に「ひまわり」が咲き誇っていた。
そのお隣には「コスモス」がやはり咲き乱れていた。
このミスマッチは何でしょうか?

午後もさらに天気が良くなったので、
さぎ山野営場の草刈をした。
これで一応大方手入れができた。

ただこれからは落ち葉が多くなるので、
それこそ毎日掃除をしても間に合わなくなる。
随分と手間のかかるおもちゃがあったものだ。

夜も天気が良かったので久しぶりに自転車を手入れした。
チェーンが汚れっぱなし、
フレームもドロだらけ、だった。

ランプを灯してせっせと自転車を磨いたね。
もうこれはキズだらけなのだけど、
夜の元お姉さんと同じで暗いと新車に見える。
磨き終えてもしばらくはロードを眺めながら夜の儀式を楽しんだ。

そこに末っ子が帰ってきた。
出家してたった一週間で「飯代」がなくなって夕食をありつきに来た。
情けない話しだ。
「若気の至り」そのもの、笑えるね。

これで舞い上がるように喜んでいたのが、
おばばと居候の猫だった。
まぁ、白旗を振って敗北の輩を受け入れた。

情けなさそうなその末っ子に帰り際に止めを刺すようにこう僕は言った。
「物が欲しい、モノが欲しい、で頭が一杯だからダメなんだろうが。
全部それはただの消費でしかない。
成長することを考えろ。 スカウティングしろ。」

最後のフレーズはボーイスカウトのスカウティングのことだ。
「斥候」を意味する。
未知の世界を先鋭的に調べる、学ぶ、そしてアクションを起こす。
こういう意味だ。

ところで、猫も夢を見るんだな。
今、朝の6時だが、猫が夢でうなされている。
末っ子の夢でも見ているのだろうか・・・・・・


10/10/1(金)朝 復活サイクリストの日記

本当に久しぶりだ、このタイトル。

ラジオ番組でハワイ観光局のものがあって、
今年の夏には、番組の中で、
「東京より涼しいハワイへどうぞ。」なんて言ってたよ。

馬鹿げた暑さの後は、雨、雨、雨、
運動会も順延になったが、
僕の好きなサイクリングはもっと順延だった。

一昨日、この秋で初めて「見沼代用水路コース」をフルコースで走った。
ポタリングだ。
(自転車で散歩をすること、クランクの回転が1分間に60回転前後でのんびり走る。運動不足解消にはならない。)
心臓に負担が無いように景色を楽しんだ。

彼岸花がそこら中に咲いていた。
こおろぎがそこにBGMをつけていて、秋の雰囲気をかもし出す。
と、そこに「ツクツクボウシ」の声もしたりして・・・・
ナント「ミンミンゼミ」も鳴いていた。

支離滅裂だな。
途中の公園のジャブジャブ川に最近木の橋が架かった。
面白いので末っ子と二人のときにそこを自転車で渡ったものだ。

それで、そこで末っ子のことを思い出してしまった。
「末っ子」は僕にとって今、禁句だ。
悲しくなってしまう。
忘れなければならない。

フルコースを走るときには、
途中で一箇所オニギリを食べて休む場所がある。
忘れてはならないそのオニギリを買うのを忘れていた。

コースの後半でハンガーノック
(走行中は、「お腹が空く」という自覚が起こるまでにならないようオニギリを食べなければならない。車でのガス欠だ。)
を起こしてしまった。
仕事も穴を空けちまうし、どうにも使い物にならないよ。
あぁあ・・・・・
今日はなんとか天気がもちそうだ。
フルコースをポタリングで楽しもうっと・・・・

女心に秋の空。
僕の心は、秋空のように頼りない。


10/9/23(木)朝 ビデオマンの日記

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このコーナーは、ビデオ屋を個人事業で始めたい方のために
書き込みます。

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今、運動会を二つ撮って、そのうち一つは納品が済んだ。
この仕事は、その納品がいかに早くできるかということも大切だ。
事情がない限り、
そのイベントがあってからだいたい10日以内には、
納品できるようにしてきた。

9月19日の運動会は、9/28日、昨日納品という具合だ。
もっと早く納品する場合がある。
これからある発表会がそうだ。

1件だけ、7月のお泊まり保育が9月の納期というのがあるが、
それ以外はなるべく早く納めている。

親にしてみれば、早くそれを見たいでしょう。
だから、早く納める。

イベントも親が欲しがる、つまり需要があるものを販売する。
商売の原則だ。
売れもしないものを作るほど馬鹿げたことはない。

これは幼稚園の仕事に限ったことではない。
どんな仕事も「売れる」ことを前提にして営業をする。
「ビデオアルバム」の新規開拓をしてきてピークでは、10軒作ったことがある。

しかし、2〜3年作って、ちっとも売れないところがあった。
それは、幼稚園側で売ろうとしていなかった。
販売に関して非協力的。
当然のことながら止めた。
こういうこともあったんだな。

商売初心者によくあるのは、
自分の妄想でたくさん売れると勝手に思ってしまうことだ。
実際に販売をしてみなければ、どの位い売れるかは分からないものだ。

つまり、顧客を新規につかんでも一度売ってみなければ
商売になるかどうかは分からない。
ダメそうなところはサッサと撤退する。
僕は、ものすごくたくさんのところから、
今の取引先がこうして残ったわけだ。

商売にする以上、「趣味」であってはならないということだ。

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10/9/29(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、三番目の子とついでに紛れて末っ子が帰ってきた。
三番目の子がお昼にカレーを作った。

大家のおばぁちゃん、二人の子、僕とおばばでそれをお昼に食べた。
僕が言いたいだろうことを大家のおばぁちゃんが末っ子に説教をしていたね。


僕は、高校を卒業してすぐ自分でアパートを借りて自立をした経験がある。
それ以来、自由を満喫してきた。
たぶん、末っ子は生活で不自由を強いられていても、
その自由を味わっていることだろう。

ただ、僕の場合就職をしていたが、
末っ子は、その目処が立っていない。
不安もたっぷりと感じていることだろう。

だからこそ次のアクションを自分で考え実行せざるを得ないはずだ、必死にね。
僕の最大の狙いもそこにある。
そう、末っ子は谷底でたった今、もがいているんだな。

それにしてもそれを心配してやって来る三番目の子や、
なぜかサーフィンに末っ子を連れて行った二番目の子は、
僕がビックリするほど優しいね。

大家のおばぁちゃんもそれを見ていて、
しきりに末っ子を励ましていた。
ドラマだね。


三番目の子は、午後にもいた。
なんでも近所のおじさん(まったくの他人)のところで
夜、酒を呑み交わす約束だそうだ。
これは、帰ってくるとお決まりのコースになっている。
それで静岡へ帰っていく。

僕は、三番目の子になぜ今のタイミングで末っ子を放り出したのか教えた。
そして、ここに書き込んできたようなこと、
とくに「消費」で頭が一杯だと「心の成長」がピタッと止まってしまうことなど話した。

「物で立派」という消費は、「大人の幼稚」になってしまうこと、
それが今の日本社会の諸問題の根底にあるということ、
驚いた顔をして僕の話を聞いていた。

この間三番目の子は、車で自爆事故を起こしたが、
それはその車を人生の価値に据えたからこそ、神様からのお仕置きがあったんだろう、
と話し聞かせたら、非常に納得をしていた。

僕がその子の歳のときに、そう聞かされても僕には意味不明だったことだろう。
僕よりもはるかに大人に成長をした。 
本当に歳相応以上に大人に成長をした。
この子は、専門家に学習障害と診断された子だよ。

頭は悪いけど、「心」は育て方によっては驚くほど成長をするいい見本だ。
このことは、学校の成績が良くないと嘆く多くの親に福音でしょう!
そして、子育ては「知識の詰め込み」ではなく、
「心の成長」こそが重要だということが良く分かるエピソードでしょう。

偏差値的にそれが半分以下の子が、国民の半分いるんだよ。
子育てで大切なのは、「心の成長」だよね。
子育てを他人任せにしてはいけないよな。
僕はこれを声を大にして訴えたい。


10/9/28(火)朝 キャンプじぃじの日記

三番目の子が心配をして、
昨日、末っ子のアパートを訪ねたようだ。
三番目の子は今、静岡に住んでいて自立をしている。

その子は、四年前に、
やはりオヤジに反発する勢いで出て行った。
僕がまったく想像していなかった展開でカット・アウトしていったので
僕は「燃え尽き症候群」になった。

今回は、三番目の子自身の体験を末っ子に話し聞かせているのではないだろうか。
大いにそれを期待したい。
「オヤジは頑固だから一度言ったら聞かないぞ」
そんなアドバイスをしているのだろうか。

そういう三番目の子は、去年帰ってきたときに、
僕が今の商売を目指して満25年のお祝いにランの花をプレゼントしてくれた。
とっても嬉しかったね。

まぁ、末っ子は二番目の子とサーフィンをするよりは、
有益なものがあるのではないだろうかね。
実際のところはどうだか分からないけど・・・・・

ともかく、今現在僕の男の子四人のうち、
長男だけが「兄弟の和」に入らないで放蕩息子をしている。
たぶん、多勢の勢いで時間がかかっても、
いつかは長男も昔のように兄弟でじゃれあう仲に戻るだろう。

幼稚園では「タテ割保育」、
またボーイスカウトでは「異年齢交流」と呼んでいる教育がある。
年上の子が年下の子の面倒を見て、
年下の子はそれで成長する。
また年上の子は、面倒を見ることでリーダーシップや目には見えない「心」が成長する。

今、僕の子供たちは、キャンプ場ではなく
実社会というフィールドでそれをやり始めたわけだ。
これからも、いつまでも、そうして兄弟で成長していってくれれば
僕はいつ死んでもいい。

残すは、長男のその道筋をつけること・・・・・
生きている間に成功させたいね。

僕には男兄弟がいない。
自分の子供たちを見ていて本当に羨ましいね。
まだまだ未熟な連中だけど「じじ抜き」で自立を果たしそうだ。

寂しいけどとっても嬉しい。
貧乏だけど心の底から幸せさ。


10/9/27(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、おばばの仕事が休みで、
早く夕食の準備が出来たので、大家のおばぁちゃんをそれに誘った。
玄関の前ではない。 インドアーだ。

そう言えば、
昔、まだ子供が二人しかいなかった頃、
毎日のようにそのおばぁちゃんと夕食を供にしたものだ。

おばぁちゃんに日本舞踊の「親子連獅子」を知っているかどうか尋ねてみたら、
見たことは無いけど知っていた。
この年代までは、子育てに「自立」が目標になることを知っているようだ。

それがいつごろから「自立」を無視した子育てになっていったのだろうか。
僕が子供のころは、
毎日学校が終わったら外遊びをした。

雨でもないのに家の中に閉じこもると親に
「もやしっ子になっちゃうから、外で遊びな」と追い出されたものだ。
たぶん、アウトドアーで子供を遊ばせることが自立心を育てることに役立つということを体験的に知っていたのだろう。

それが今では親が積極的に子供を建物の中に閉じ込めてしまっている。
そして子育てを他人任せにしているでしょう。
これでは、「人の心の育ち」を阻害して当たり前だよ。
バカバカしいほど当然のことだ。

ともかくその結果が、
うつ病などの心のトラブルの激増、
それに伴っての自殺者世界第二位という現実が今起こっているんだ。
なんでこのことに気付かないのだろうか・・・・・

高卒で貧乏な元お父さんでもハッキリと見えるように分かることなんだが・・・・・

もう子供がいないので、
そのおばぁちゃんに、これからはおばばの仕事が無いときには、
夕食をまた一緒にしようと約束をした。
物や金ではなく人生の豊かさは、ここにある。


10/9/26(日)朝 キャンプじぃじの日記

結局運動会の撮影は、今日になった。
今日は台風一過の秋晴れだろう、バッチリだ。

そういうことで昨日は、おばばと二人だけでアパートにいた。
なんだか気が滅入りそうだから、
午後から晴れそうだったので
千葉県の流山市にある「運河」にある公園まで二人で出かけた。

そこでコーヒーを沸かして飲んだ。
そうしているうちに青空が広がってきたので散歩もした。
名前の通り、そこには運河がある。

途中に浮き橋があって、
昔、よく子供たちを連れてきたところだ。

三番目の子が自立していったときは、
「燃え尽き症候群」にひどくやられたが、
今回は、そのための予防策をいろいろ立ててあったので
だいぶ楽だ。

それでも何かの拍子にそれが襲ってきそうな感じがする。
前回は、内臓から脳みそまでスッポリ抜けて「セミの抜け殻」の気分だったが、
今回は「内臓」だけの感じだ。
分かりやすい表現でしょう。


こんな調子で生きているから、
また仕事に穴を空けちまったよ。
もうこうなると「常習犯」だ。

よく首にならないよな。
僕の顧客は、忍耐強い。
まぁ、今回のところでは「初犯」だけどね。
この間、自首しにそこへ行って謝ってきた。

さぎ山野営場を知り合いのボーイの隊長がもっと他団に貸し出ししないかなぁ。
それが一番の楽しみなんだけどね。


10/9/25(土)昼 キャンプじぃじの日記

末っ子は、安いアパートに一人住まいを始めた。

僕以上におばばがショックだろう。
そこで夕食だけは食べに帰って来いと、
末っ子に勧めた。

一昨日は、雨になったので行かないという携帯を末っ子は、おばばによこした。
昨日は、末っ子は来るつもりはなかったようだが、
末っ子からの電話におばばが懇願でもしたのだろう、
のそのそと夕食を食べに来た。

オヤジに反発して自立したつもりでも
夕食にありつけて安堵する自分をどう末っ子は思ったのだろうか。
食べている様子にその複雑な思いがでているようでおかしかったな。

体つきは大人っぽくなっても、
中身はまだ所詮「ガキンチョ」だよ。

もしこの「オヤジに反発」する時期を自立するチャンスに逃してしまうと大変だ。
精神的に親に依存するようになってしまう。
どうでしょうか?

親が本当の「大人」に成長していなければ、
親が子供に甘えてしまう。
そういう僕でも普通のドジオヤジだ。
ちょことだけ最後の思い出に末っ子とサイクリングをしたり、
野営場整備をしたり、
そうそうDVDも作ったりした。

でもね、タイミングを逃してはならない。
三番目の子と、末っ子は、
親子キャンプで子育てをした。
最後は二人とも「ソロキャンプ」を何回も体験させた。

これは子供の自立へのリハーサルだった。
そして実は、僕の子離れの練習でもあった。
ここが重要だ。
もしこれを実行していなければ、
僕だって「親子癒着」に溺れてしまっただろう。

今の日本社会では、
本当の自立を真剣に考えた子育てが無くなってはいないでしょうか?
一人の自立をした大人に育てる・・・・・・

これが本当の子育てだと思うよ。


10/9/24(金)昼 キャンプじぃじの日記

昨日、末っ子を自立させた。
「させた」のであって、自立できたわけではない。
これから少なくても1〜2年は、
谷底を覗く親獅子の気分でいなければならないんだな。

辛いよ。


10/9/23(木)朝 ビデオマンの日記

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このコーナーは、ビデオ屋を個人事業で始めたい方のために
書き込みます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

予定では今日、運動会の撮影があったが、
天候不良のため延期になった。
この秋の運動会は、こうして天候に左右される。

それが僕のように食べていくだけの顧客があると、
下手に延期をされると次の取材に重なったりする。
これは、学校や幼稚園を相手に商売をしている写真屋さんも同じだ。

たしか去年の今頃のこのコーナーの書き込みのネタもそうだったと思うな。
そこで必要になるのがブレーンだ。
ところが、
この運動会を売れるレベルで撮れるビデオのカメラマンは、
ほとんど捕まらない。
だいたいそういうウデのあるカメラマンは、
どこかで運動会を撮っている。

ということは、
例えば一番人気の10月の第二週の日曜日で、
幼稚園の「園児募集」解禁日前では、
一件は、販売用で自分で撮れるけど、
あとは、「ビデオアルバム」用のちょい撮りにせざるを得ない。

その前の週の日曜日に運動会の撮影を販売用でもし撮る場合、
延期になって翌週に重なる覚悟が必要だ。

基本的に、
雨天順延日も空けておかなければ、
長いお付き合いは出来ないだろう。

こうして僕はこの仕事を20年続けていたら、
毎週のように運動会が撮れる取引先が残ったんだな。

一件だけ、第二週での運動会を販売用で撮って欲しいというところは、
他の業者に幼稚園が依頼をしている。
うちでは「ビデオアルバム」用の取材だけだ。
だからそこは、運動会の取材にビデオ屋が二件入っている。

このようにこの運動会の取材は、
撮るのも難しいが、そのハンドリングはもっと難しい。
これから、この仕事を専業に考えている方は、
年間行事でこの「運動会」をどう撮れるかを熟孝した方がいい。

商売の難しさは、
こうして「機材」や「撮影技術」以外のところにたくさんあるものだ。
これらの問題をクリヤーして専業のプロになれるんだな。

営業をしていると、
この運動会を単発仕事で販売用にとって欲しいというところがあったりする。
お断りしている。


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10/9/22(水)朝 キャンプじぃじの日記

一人の人の心を育てる。
容易なことではないよ、本当に。
なぜなら、それを子供に教える親である僕自身が不完全だからだ。
僕の人生は、間違えだらけ。


カブスカウトのリーダーを体験できたのは本当に勉強になった。
市販のキャンプ用品を使うことなくキャンプをするという技術的なものも学べたが、
(正確には、その技術はボーイの内容)
それより、
リーダーを実際にしてみて、
いかに自分がそれにふさわしくないかを痛感させられたことを思い出す。

ある牧師がこう言った。
「もし自分自身のことを客観的に知ってしまったら、
ショックで生きていけなくなるだろう。」

俗に言う人格者でさえ、「自分」を把握できない。
いや自分を分かったら「生きていけない」ほど不完全な者だと言っていた。

ならば、高卒で貧乏な僕はそれ以上に間違えだらけの男ということになるでしょう。
うちのおばばは、こう言った。
「女はみんな自分が美人だと思わなかったら生きていけない。」

なんて女は図々しい生き物だろうかと思ったが、
それは女だけではなく人の性であることに、つい最近気付いた。


男には「縄張り」がある。
これを取り除いて物事を教わるというのは、
その縄張りを外して教えてくれる人を無条件に受け入れなければならない。

小学校4〜5年生位までは、子供は親に従順、
つまり縄張りを持たない。
だから親の言いなりになる。
このときまでにこそ「生き方」などの父性教育をしっかりできるかどうか。
その子の人生を決めてしまうと思うね。

それを過ぎて反抗期になると、
男の子供は、自分の心の縄張りを作る。
もしこの時期に縄張りを持たなかったら「腰抜け」の男になってしまう。
必要なことだが、
もう親に「生き方」などを教わる気持ちはまったくない。

だから、この時期に社会に放り出して他人に、
または社会に、
人生を学ばさせるわけだ。
もう僕の出番は無くなった。


ここに書き込んでいることは、
僕自身に考えを整理させ、励ましているものだ。
なんたってここの表題は、「ひとりごと」だからね。

初めのころから読み直すと、
僕の子育てでの心の中の葛藤が読み取れる。
そう読めば、面白さがあると思えるよ、この書き込みがね。

ドジな一人のお父さんの子育て奮闘記さ。
さて、もうそのドタバタ喜劇をしたくても相手がいない。
そろそろ書き込みネタのお終いだな。


10/9/21(火)朝 キャンプじぃじの日記

さぎ山野営場の整備、運動会の撮影、で背中から肩にかけて
筋肉痛だ。
毎日、お風呂に入ってたっぷりとバンテリンを塗っても効かない。

野営場のおかげで今年は、
すっかりサイクリングをしなくなったのが原因だろうかね。
それとも歳だからだろうか・・・・・

予定では明後日、また運動会の撮影がある。
どうやら今度は雨らしい。
それが順延、順延、順延、の嵐になりそうだ。


この間、
野営場の草刈を一日していたら、
それは中腰だったので、
もう少しで「ギックリ腰」をやってしまいそうになった。
この時期にそうなったら大変なことになる。

草刈機を使って作業をしている人を時々見かける。
グリップを上に立てて使っていることに気付いた。
あれは、見かけの格好ではない。
そうすることで中腰にならないで済む。

学んでるよ、今でも僕はね。
それでもやはり腰に負担がある。
そこで、鳶の人が使うベルトの巾がすごくあるものを買った。
本来はたくさんの工具をぶらさげるものだが、
コルセットの効果がある。

これで随分と違う。
たぶん、腰への負担が少なくなった分、
それが背中から肩にきたのだろう。

分析してるでしょう。
ガタガタの体をいかに効率よく使うか・・・・
キャンプで鍛えた工夫の力だよ。

テーブルやイス、調理台、
「竹ハウス」というテントまでありとあらゆるものを工作してキャンプをしてきた「工夫の力」は、
子供だけではなく親の僕自身も鍛えられたのさ。

やる気になったらいつでも市販のキャンプ用品は一切無くてもキャンプすることが出来るぞ。
竹やシュロ縄、ロープ、ブルーシート、そんな材料があればいい。

何でもこの間、さぎ山野営場に初めて来たボーイスカウトの隊では、
ブルーシートと竹でテントを張ると言っていた。
それ、SCCでの「竹ハウス」のことだ。
いったいそこは、どういうルーツでそれを作るようになったのだろうか?
非常に興味があるな。

生きていくのに何か条件が必要、
あれが無くっちゃダメ、こうでなくっちゃダメ・・・・・・
シャワー付きのトイレでなくっちゃ用が足せない・・・・

レジャーキャンプではなく、
子育てのキャンプでは、何もなくてもキャンプできるようになるのが目標だ。
ウンコは、地面に穴を掘ってする。

これには意味がある。
「幸せ」に条件があればあるほど、
「幸せを感じ取る」能力がどんどんなくなるからだ。

「幸せを感じ取る能力」を突き詰めると、
「死んでも幸せ」に行き着くんだな。
仏教での彼岸、キリスト教での天国のことさ。
宗教は大切だよ、若いお父さん。

この間、初めて来たボーイの子たちは、
僕の指示通りのところに穴を掘ってウンコしていったさ。
かわいいね。


10/9/20(月)朝 キャンプじぃじの日記

マザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」に参加をした小学校五年生の女の子から、
この間、僕が枝笛を送ったのでそのお返しが届いた。


糸で編んだ腕につけるアクセサリーが入っていた。
いかにも女の子らしい。

(アバラハム体操のメロディ)
♪ キャンプじぃじには四人の子
   どれもこれも男の子
     みいんなブッとんで出て行った。
       さぁ、踊りましょう・・・♪

女の子がいる家庭ってどんな感じなのか、
ほんのちょっと垣間見た気がした。

何年か前の「あおひげ」の携帯の着信音は、
小さい女の子の声で
「パパ、電話だよ、早く出て」というものだった。

喜んですぐ出るよな、これだったら・・・・
この五年生の女の子からのお手紙には、
「キャンプじぃじへ・・・・・・
・・・・来年もやめないでずっ〜とマザー牧場に行って下さい・・・・」

この子のパパが羨ましいよなぁ・・・・・


10/9/19(日)朝 キャンプじぃじの日記

今日は秋の運動会を撮る。
仕事だよ、し・ご・と。
この世で生きていくために働かなくっちゃ。

ついこの間までは、
「子供に飯を食わせる」のに働いた。
若いお父さん、
本当にそれは生き甲斐で幸せなことだよ。


さて、昨日はさぎ山野営場に初めてのボーイスカウトの隊が来るというので一所懸命にそこを整備した。
そして来るのを待っていた。
午後2時を過ぎてリーダーの先発隊がやって来たね。

僕は、そこでの諸注意を伝えて帰った。
スカウトたちは路線バスで来るということだったが、
まぁ、今日、肉体労働があるので子供たちに会わずに帰った。

今、朝の5時だ。
ぼちぼち寒い。
きっとスカウトたちは、
シュラフの中でションベンしたいけど外に出られない。
そんな葛藤の真っ最中だろう。

そしてもう我慢ギリギリでションベンをする。
そこから湯気が立ち上がるんだな。
そのときの安堵感たらありゃしない。

オレもそいつらと一緒に「関東の連れション」をしたいよなぁ・・・・
子供との愉快な思い出は、
どんどん遠い過去になっていく。

さぁてと、おばばと二人で生き延びるために仕事をしよう。

若いお父さん、
子育て真っ最中が人生で一番充実していて幸せな時だよ。
子育てを他人任せにしたら、
人生のその一番おいしいところを味わうことなく一生を終えてしまうよ。
もったいないよな。
今日、デイキャンプを子供とやろう!!


10/9/18(土)朝 キャンプじぃじの日記

知り合いのボーイスカウトの隊長が、
他の団のボーイスカウトにさぎ山野営場を貸した。

今日、その初めての隊が山にやって来る。
まるで遠足にでも行くような気分で嬉しくてね。
どんな子供たちなんだろうか、早く会いたいなぁ・・・・

一応僕にも任務がある。
貸した張本人は今日は、来ないようなので、
そこの隊長にさぎ山野営場を使うに当たっての諸注意を伝えなければならない。

腐葉土が堆積しているので、
絶対に土中に火の着いた炭や薪を埋めてはならないこと
火床の下にコンクリートブロックを敷くこと
また普通のペグはまったく使い物にならないこと
備え付けのペグを貸し出す
水の確保
トイレの設置
SCCのサイトも利用できること
スカウトのサイトは、整備していないので
そこの手入れをスカウトにさせること
「さぎ山記念公園」で釣りができること

そしてそして、
僕が大好きな「見沼代用水路コース」でサイクリングができること
これは、次回にまた来るときのための案内だ。
その地図を用意した。

このコースの一部を使えばハイキングも出来る。
大人リーダー向けには、最寄に天然温泉もある。

おばばを仕事場までデリバリーしたらそのまま山へ行こうっと。
早くスカウトたちが来ないかなぁ・・・・・


10/9/17(金)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、古くからの知り合いのカメラマンが夜、来た。
どうやらモンスターペアレントにやられたようだ。
かなりしょげていた。

僕も時々その襲撃にあう。
去年のお泊まり保育のビデオでもあった。
絞りを絞り切れずに、
一瞬クローズさせてしまったところにクレームが来た。

そこに写っていた子供の親には、まったく気にならないというのに
そこに関係のない親が「みんなそこに不満がある」という。
「みんな」というのはそのモンスターの作文らしい。


モンスターペアレント、ヘビークレーマー、
こういう人たちはたぶん反抗期にそれが浅かったか無かった人たちだろう。
それが30才を過ぎて出現をする。
本当にたちが悪い。

まったくどうにもならない。
「逆らう」こと自体が目的になっているからだ。

まぁ、そういう親に育てられている子供は悲劇だね。
小学校低学年でも子供が荒れているという社会現象が問題になっている。
それはこういう親に問題があるんだよ。
「親が幼稚」ということだ。


ちょうど今、末っ子がそういう状態で反抗期の末期でいる。
同じ。
「反抗」すること自体が心の目標になっている。

僕は、これをバネに末っ子を自立させる。
若いお父さん、
心の育ちが順調だったら、必ず子供に反抗期が訪れるよ。
そのときこそ「父親」の手腕が問われる。
ここで本当の「男」が問われるぞ。

心の育ちは一生涯続くものだ。
成長は子供だけではないよ。
父親である、あなた自身がどれほど本当の「大人」に成長できるのか、
子育てでその真価が問われる。

子育てを他人任せにして「気楽」な人生を送っている親は、
子供をとおしてその捌きを受けることになるぞ。
本当に、そうなるぞ。

モンスターペアレントというのは、
そういう心の成長が止まっているトラブルだ。
そんなことをそのカメラマンに教えた。

今朝、そのカメラマンから「勉強になった」とメールが届いたよ。
「大人の幼稚」、今最も恐ろしいトラブルだ。
日本という国さえ潰してしまう猛威だよ。

さぁ、ボーイスカウトたちのために今日もさぎ山野営場を整備しよう。
そこで心の強い子供たちが育っていくことに
僕はとっても快感があるんだ。

若いお父さんも
ご自身の子を、子供の「心」を強く育てような。


10/9/16(木)朝 ビデオマンの日記

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このコーナーは、ビデオ屋を個人事業で始めたい方のために
書き込みます。

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恵みの雨だ。
でもそのおかげで山の整備が出来ないな。
しょうがないからビデオの編集をしよう。
他にやることがない。

何だろうかね、この編集は。
エンジンがかかると本当に三度の飯も忘れるほど夢中になってしまうのに、
そうなるまでがプチうつ病だ。
何か言い訳をしては、モニターから逃れてしまう。

卒業ビデオアルバム、5件中一学期を編集したのはまだ3件。
2件はまだキャプチャーもしていない。


今の編集ソフトは、
ある程度編集したものをファイルにして、
それをタイムラインに載せられる。
これを応用して、

各クラス共通のシーンをファイル化して、
例えば、給食とか道行などはそれぞれのクラスだけをタイムラインに載せる。
こうすることで自分の子供のクラスメイトだけが編集されるわけだ。

アナログの時には、そういう「顔出し」のシーンでは学年全部が写っていた。
そのころの顔出しの量は、時間軸でだいたい2/3だったから、
ほとんど子供の顔だったと言える。
それがこのビデオを見ていて眠くなる原因だった。

それが今では、1/3ぐらいだろうか、だいぶ見やすくなった。
しかし、今度は全体の尺が短くなってしまって物足らなさが目立つようになった。

そこで、子供の顔出しの回数を増やす。
顔出しの時間を長くする。

こうして今までより「自分の子供」の登場を多くするようになった。
これは「お泊まり保育」のビデオでも同じだ。

ここで企業秘密を・・・・
顔出しの時間を長くするために、
例えば、道行ではカメラが後ずさりするようにして撮る。

そして道行を二つ、つなげやすくするために一番最後にはパンフォローした上で人物をフレーム/アウトさせる。
文章では分かりにくいかな。

たぶん素人ではまったく気付かないだろうところで
少しずつ工夫を積み重ねているんだな。


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10/9/15(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の午後、目一杯さぎ山野営場を整備していたら、
首がちょっと痛いね。

昨日は、いつもの銭湯が休みだったので
天然温泉の「ゆの華」におばばと二人で入って、
首周りにしっかりとバンテリンを塗ったのだけど、
それでも首がちょっと痛い。
五十肩なのかね。


やっと関東平野では涼しくなった。
風呂上りの儀式、
本当はビールなのだが通風のため
「氷」「いいちこ」「セブンイレブンの炭酸」「グレープフルーツ」
で割ったのを代用して執り行った。
ちなみにそれは、ギンギンに冷えたジョッキに入れる順番さ。

風がとっても気持ちいいので
玄関の前でランプを灯して厳粛に行った。
パイプオルガンの代わりに、日本の心・・・・演歌を聞きながら〜〜

おばばに冗談で「サンマの刺身が食いてぇ」と言ったら
本当に出てきた。
何でも言ってみるものだね。

今日は一日 off ってるし涼しそうだからさぎ山野営場の整備も
随分と進むだろう。

タイムカードでも備え付けようかね。


10/9/14(火)朝 キャンプじぃじの日記

知り合いのボーイスカウトが、
周年行事などでしばらくさぎ山野営場を使わないようなことを言っていたので、
のんびりとそこの整備をしていたら、
ナント、今度の土日に他団に貸したようだ。

今現在までは、道路にはみ出た木を伐採して、
これからそこを草刈する予定だった。
でももう使うらしいので中を急いで整備しなければならない。

僕はね、このキャンプ場の用務員のおじさんができて面白いんだけど、
たった数日で草ぼうぼうの中を手入れするのは、
容易なことではないよ。

まぁ、いままでのこのクソ暑さで午前中しかできなかったけど、
どうやら今日あたりから涼しくなるらしいので
フルタイムで超特急の作業をしよう。

とりあえず、今日は午前中仕事があるので
午後は、目一杯頑張らなくっちゃね。

子供たちのためになるんだと思うと、
なぜか猛烈にパワーがでるんだな。
若いお父さんも、それで一所懸命働けるでしょう。
子供の存在はでかいさ。
これこそ本当の幸せだよね、お互いにね。


10/9/13(月)朝 

######## Snowmen Camp Club ########

10/9/12(日) 夕涼み会を実施

と、いうことで大家のおばぁちゃんを囲んで、
古い友人二人、僕とおばば、ゲスト一人で
ランプの下でBBQをした。


ドアーを一歩外に出れば、
そこはもう立派な「アウトドアー」だ。
ただ海や山が見えないだけ。
それも暗くなってしまえば同じになってしまう。

いつだったか、バーナーでサンマを焼いておばぁちゃんに振舞ったことがある。
昨日も僕のそのテクニックを披露するべく3匹焼いた。
ちょっとレアーだったようだ。

早く出そうと思ったのが敗因だな。
これのテクも今後の研究課題だ。


ところで末っ子用に安物のステーキを用意しておいた。
焼き始めた頃に帰ってきた。
末っ子は、二番目の子と「人生相談」をしに行ったはずだった。

末っ子は、古い友人にしつこく何をしていたのか尋問を受ける。
ついに白状をした。

ナント、二人でサーフィンをしに行ったそうだ・・・・・
まったく、何を考えているんだ!
そうさ、何にも考えていない・・・・・

キャンプで「下見」「計画書」「ソロキャンプ実施」「感想文」
という流れを何回もやってきて、
実社会での仕事の流れと同じだということを教えてきたけど
ちっとも身に付けた様子がないよ、
まったくね、どうしようもない・・・・・

本当にこのまま「気楽」を毎日やらさせているわけにはいかない。
さっさとシャバに放り出すべきだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

9/12(日)に予定をしていたSCCのデイキャンプは、

猛暑のため中止です。   10月は予定通り実施します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10/9/12(日)朝 キャンプじぃじの日記

上記の通り本日は、SCCのデイキャンは中止です。
ただ、それだけでは古い友人が満足しないので、
「打ち上げ」だけは行うことにした。

活動をしなくても打ち上げはある・・・・
この妙なところが僕の人生らしいね。

そこでだ、ネーミングを「夕涼み会」と改めた。
これならまったく別の活動をすることになる。

僕のボロアパートの前で、
大家のおばぁちゃんを招いて、
(昔は夜、飲みにも連れて行ったが、最近はover80で夜遅くまで起きていられないし食べられなくなった)
古い友人二人と僕とおばば、
もしかしたら一人ゲストが来るかもね。

末っ子は、家から追い出されるに当たって
ナント、僕の四人の男の子のうち上二人がグレたのだが
その問題の二番目の子のところへ「人生相談」に行くそうだ。
どうなることやら・・・・・

まぁ、ともかくランプを灯してその下でBBQを楽しむことになった。
一応、「夕涼み会」は、SCCの活動になるので
その報告をいつものように明日書き込もう。


10/9/11(土)朝 キャンプじぃじの日記

この間、小学校高学年の女の子に「枝笛」をプレゼントをしたら、
その在庫が切れた。

そこで、しばらくぶりにそれを作ろうと思って
さぎ山野営場に枝を取りに行った。
そして倉庫にあった松の枝が十分に乾燥したので
それも持ってきて作った。

ところが山のものが、中が虫に食われていて使えるところがほとんどなかったな。
目標10ヶだったところ、4ヶしか出来なかった。
まぁ、そうそう消費しないので当分はもつだろうから、良しとした。
これで一日を費やしたけどね。

その他に子供に記念品として太い枝をスライスした木のメダルもある。
これにマジックで何の記念かを書いて
子供を表彰する。

他に1メーター半ぐらいに細いロープを切って、
それで「えび結び」した記念品とか、
竹とんぼもある。

これらは、普段のSCCでの活動で作ったりするものだ。


こうした手作りの小物を僕は常に用意している。
そして、ここぞというときに子供を誉める。
これはカブスカウトのリーダーをしたときに僕の習慣になったものだ。

若いお父さんもこれを即真似っこしてみて。
それも大げさにみんなの前で、
まるで卒業証書を渡すときのように表彰すれば、
大人がビックリするほどの効果がある。

子供にとってオリンピックの金メダルと同じ価値になるのさ。
面白いよ。 やってみて。


10/9/10(金)朝 キャンプじぃじの日記

専門家に「発達障害」と診断されなくても、
そのボーダーラインの人はたくさんいると僕は思う。

まさか自分の子が・・・・・

家庭内での不和がない限り
または、嫌がるのに塾漬けにしない限り
小学校低学年までの子供は、
親に誉めてもらおうと従順なものだ。

子供がこの時期に、
学校という集団を極端に嫌ったり、
学校の成績が極端に遅かったり、
一つのことに落ち着いて取り組むのが極端にできないなど、

そういう日常生活であったら、
すぐにでも最寄の児童相談所などへ行って専門家のアドバイスを受けた方がいい。


そこまでいかなくても、
そういう傾向がある・・・・・
僕はそういう人を「ボーダーライン」と言っている。

どちらにしても育てるのは、健常の子より難しいということが分かると思う。
もしそれなのに「適当」にほったらかしていたら
とんでもないことになる。

これは統計でハッキリしていることらしいが、
凶悪犯罪のほとんどは、発達障害が関係している、ということだ。
発達障害の人が必ず凶悪犯罪を起こすわけではないことを断言しておこう。

その違いは、「育て方」になるわけだ。
しかし、発達障害またはそれのボーダーラインの子は、
物事に対して歪な気持ちや考えを持ちやすい。
普通では考えられない行動もする。

こういうことを考慮して育てるのは、本当に難しいよ。
そして今現在、
こういう子供を上手に育てられるという方法は確立されていない。
親がその子に合わせて手探りしていく他ないのが現状だ。

発達障害と診断される子供は、おおむね5〜10%ぐらいだろう。
しかしその傾向がある子はいったいどのくらいだろうか?
僕はそれが30%であるとしてもまったく驚かない。
ひょっとしたら、半分の子に何らかの問題が潜んでいても不思議ではないように感じるね。

だから、ぜひ子育てでこの発達障害について
理解を深めて欲しい。
本屋さんに行けば、初心者用のものが手に入る。

「人間観察」こそ子育ての第一歩だろうと思うよ。
これをサボって子育てを他人任せにしてはいけないよ。
親が気楽でいたいがために
子育てを他人任せにしてしまうこの風潮は、本当に恐ろしい限りだ。


10/9/9(木)朝 ビデオマンの日記

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このコーナーは、ビデオ屋を個人事業で始めたい方のために
書き込みます。

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サラリーマンの感覚で商売は出来ない。
商売初心者によく見られるのは、
「これだけの機材と手間がかかったから」
という単純コストで考えてしまうことだ。

ハッキリ言ってしまえば、
いくら高価な機材でたくさんの手間をかけても
「つまらなければ売れない」ということだ。

どんなに特殊効果に凝っても
つまらければ価値がない。

商売は「成功報酬」だということをしっかり頭に入れて欲しいね。

そこにアマチュアと決定的に違う感覚があるんだな。
まぁ、プロの厳しさだ。

どうしたらもっと面白く出来るのか・・・・
これを追求するのは、本当に難しい。
エフェクタだらけでは、見ている人は10分で飽きてしまう。

たぶん、見ている人が、
すんなりとストレス無く見入ってしまうような作りこそが難しいんだ。
現実からビデオの世界に、ス〜ッと入り込んでしまうような作り。
これが難しい。
そういう作風を僕は目指している。


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10/9/8(水)朝 キャンプじぃじの日記

今から四年前、
僕の三番目の子が自分の意思で元気良く巣立って行った。
その時に僕は、「燃え尽き症候群」になった。

気が抜けて何もやる気がおきない。
うつ病とは全然違う。

そしてこの年にマザー牧場のキャンプスタッフの仕事が舞い込んだ。
しかも参加した家族の中で、
年長さんぐらいの女の子から、
アンケート用紙の裏側に
2ショットの絵と「キャンプじぃじ大好きだよ」というメッセージが書かれてあるものをいただいた。

涙が出そうになったね。
元気が出てきたのを覚えている。

今月、末っ子が飛び出して行けそうな、そうでないような・・・・・
自分で目標を作れなくてダラダラしてしまっているので
そうそうここにいるのは良くない。

タイミングがいいかどうか、判断が非常に難しいが、
末っ子に自立させることにした。

まただよ。
四年前のあの「セミの抜け殻」の気分が僕を襲ってくる。


そんな今日この頃のところに、
昨日、マザー牧場から便りが届く。
中には、記念の写真と
ナント、小学校高学年の女の子からのお手紙だ。
「・・・・キャンプじぃじは、いるんですか?
いればいいなと私は思います。・・・・・」

僕は子供に励まされなければ生きていけない動物なんだと実感したね。
また涙が出そうになった。

それにしても、僕の神様は、
すごいタイミングで子供からのメッセージを届けてくれる。
本当にビックリ仰天だ。

先月でもなければ来月でもない。
昨日という「時期」がピッタリのタイミングだ。

またまた元気が出てきたさ。
ボーイスカウトのために野営場の整備も
もうちょっと涼しくなったら再開しよう。
来月10月のSCCのデイキャンプも頑張ろう。

子供の存在の大きさを改めて覚えさせられた気がするね。


10/9/7(火)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の夜は、隣に住む大家のおばぁちゃんのリクエストで
玄関の前でランプを灯して夕食を食べた。

やっといい風が吹き出して気持ちよかったからだ。
このおばぁちゃん、
僕の家族を30年近く見守ってきてくれた。

僕の四人の男の子の様子を全部見てきた。
ん?
五人?
どこかでそんな声がしたような・・・・
気のせい、気のせい。

25年ぐらい前は、僕は35万の固定給のサラリーマンだった。
いくらでももっと豪華なアパートに住むことができた。
でも僕は昔から「物で立派」という見栄が大嫌いだ。
と、言うよりみっともなく感じる。
中身がないようでね。

そのおばぁちゃんが昨日話していた中にこういうフレーズがあった。
「物の豊かさより、心の豊かさ」
まったくそのとおりだ。

でも子供はまだまだ幼稚だから見える「物」で偉そうにしたくてしょうがない。
そこをあの手、この手、でそうではないことを訴えてきた。
「消費ばかりが頭にあると成長が止まるんだ。」と言い続けてきた。

ここの書き込みは、ほとんどその時に子供に言い聞かせているものが多い。
でもね、これを分からせるためにはたくさんの人生経験が必要なようだ。

これから子供が生きていくのに、
僕のそのフレーズをいつか思い出してくれればいいんだがね。
そう願っているのさ。

昨日の夜は、そのおばぁちゃんとおばば、
末っ子はバイトでいなかったので三人でプチキャンプを大いに楽しんだのさ。
メインデッシュは、「そうめん」だった。

本当の豊かさは、物や金に無い。


10/9/6(月)朝 キャンプじぃじの日記

何でも昨日、京都では39.9℃だったとか・・・・・
お風呂だよ。
いつまでもそんな中にいたら湯あたりする温度だ。

絶対に僕は京都に住みたくないね。
昨日、いつもの銭湯に古い友人と入った。
いつもSCCのデイキャンを一緒にやっているヤツだ。

去年の8月でのSCCのデイキャンを雨天中止にしたら、
コイツにブーイングを喰らった。
「雨天決行だったんじゃないのかよ・・・・・」とね。

しかし、今回は「雨」ではない。
殺人的な猛暑だ。
前回の「流しそうめん」も暑くて熱中症ギリギリで危なかった。

今回の中止は、さすがにヤッコサンも納得したさ。
無理にやったらうちのおばばがぶっ倒れる。

親子で自然と闘うのは面白いが、
危険を知って撤退する勇気も必要だ。
自然を甘く見てはいけない。

そう、この自然は、
人類の飽くなき「快適」の追求に対して今、怒っておられる。
そう僕には思えるね。


10/9/5(日)朝 キャンプじぃじの日記

ここのところここに「自立」の書き込みが多いのには理由がある。
それは、実は僕が僕自身に向けての戒めなんだな。

そうしなければならないのは、良く分かっていても
僕の心の中のどこかでそれを理由をつけて引き伸ばそうとしている。

間違っても小さくてかわいかったころを思い出してはいけない。
子供に自立をさせられなくなる。

今年の春にすんなりと末っ子が希望の仕事につけなかったときも、
僕の心の中では、ナント、ホッとしていたものだ。
書き込みには「自立」を訴えていて、
実のところそれを実行するのは本当に困難だ。

だから、この半年間、
しかたなしにここにいる末っ子をしゃぶるように最後の思い出を作ったんだな。
末っ子にはいい迷惑だ。
これは、100%僕の利益だったのさ。

でももうタイムリミットだ。
僕の本音を告白するよ。

若いお父さんも
その時期になったら「鬼」のように子供の自立を実行しよう。
それは、子供のためなんだ。
子供の本当の成長、本当の大人の成長のためだ。
そう思えばできるだろう。
辛いけどね。

その辛さを乗り越えて本当の「じぃじ」になれるのさ。


10/9/4(土)朝 キャンプじぃじの日記

中学からの古い友人は、すぐ近所に住んでいる。
そして昨日、僕の駐車場のところでバッタリとソイツに会った。
買い物帰りの様子だった。

そのときに、夜、一緒に一杯ソイツの家でやろう、
ということになった。
たいがい僕のボロアパートだったが、
たぶん、この40年間で初めてか二回目か、
そのぐらいではないだろうかね、
ヤッコサンのご招待はね。


コイツのお陰で「うつ病」に興味を持ち、いろいろ調べたんだな。
そしてどういう気持ちを起こすのかも観察できた。
薬で興奮するとどうなるのかも間近で見ることができた。

たぶん「うつ病」と言ってもいろいろなパーソナリティーがあることだろう。
だから一つの事例が総てではない。
そのことを前置きして、その特徴を説明しよう。

ヤッコサンは、幼児期に甘やかされてしかも「父親不在」の環境で育った。
親父さんがいたけど、ほとんど子供と交流をしていた様子が無い。
反抗期も非常に浅かったようだ。

三流の大学に行った。
しかしそれは本人の「見栄」を満足させる以外、何の役にも立たなかった。
彼は大学生活で享楽にふけってしまったようだ。
2年も留年をした。

すでにこの段階でズッコケてしまったんだな。
甘やかし、享楽、見栄、
そういう生活環境のところに、
「就職先」がないという厳しい現実が訪れたわけだ。

このときには、特に変わった様子を見せなかったけど、
この段階で「心を強くする」教育を受けていたら、
もしかしたらひどいうつ病を回避できたかもしれないと、
今、思うな。

なんとか都内の会社に就職をすることができたが、
すぐ地方に飛ばされてしまった。
そこでは、アパートを借りてそこの会社の出張所として、
そこを拠点に営業回りをしたらしい。

僕とはまったく違う性格で社交性が低いのにどうやって「営業」をしていたのかは、
とっても不思議なところだが、
それでも何年かは務めた。
そしてそこを辞めた。

無職になってオヤジさんが建てた実家に戻ってきた。
たしか2年ぐらいはブラブラしていたと思う。
この段階でもう、うつ病を現していたのだと、
これもまた今、思うね。

それでも次の就職先を見つけて働き出した。
結構、名が通った会社に勤めることができた。
そこで「売り子」の仕事をするようになった。
ヤッコサンの性格は、人との交流が苦手だ。
ここでも「営業」をすることになったわけだ。
今度は、大勢の同僚が見ている。

5〜6年は務めただろうか、
初めのうちは体調不良を訴えて、
早退していたようだ。
それが次第に悪化して、遅刻が多くなり
ついには出社できなくなった。
うつ病の発症だ。


今では、そこも辞めてすっかり自分の家に引きこもってしまった。
見栄を張らなければ、バイトでも何でも働くことができるだろうが、
「そんなのオレがやるわけがない」という理由でまったく働かなくなった。

僕は、二つ目の会社をコイツが辞めたときに「うつ病」についての本を買いあさって読んだんだな。
そこで何冊もの本に共通するものがあった。
それが「父親不在」というフレーズだった。


僕は大分前、25年前にも「躁うつ病」を患っている人を見たことがある。
学問的に、それとうつ病との違いが何か、今だ意見がバラバラのようだ。
僕はヒョンな仮説を思いついた。

それは、アスペルガータイプの性格の人が「躁うつ病」になりやすく、
その他の人は、「うつ病」になりやすいのではないだろうか、
と僕は思うようになった。

これの読者の方で、その方面を専門にしている方がいたら、
この仮説に取り組んでもらえないだろうかね。


自分の子供をドジを踏んで育てて失敗したり、
古い友人の心のトラブルのおかげで
僕は、子育てで一番重要な「心の育ち」について訴えだしたわけだ。

昨日は、ソイツのご招待で夜二人で酒を呑んだ。
この夏の僕のドジ話しをつまみにヤッコサンは上機嫌になった。
会話の途中で「新聞記事にでた自殺」の話しをヤツが始めそうになったときには、
話しの筋を僕のドジ話しにすり替えたのさ。

気が気じゃないよ本当にね。
うつ病を治すことを考えるより、
それになりにくいよう育てることが本当に大切だと、
しつこくここで訴えたい。


10/9/3(金)朝 キャンプじぃじの日記

今月は、僕の子育てで大きな展開があるだろう。
その目標があるので今までの僕の行動があったと言っていい。

「節目」というのは重要だ。
ダラダラ子供をいつまでも庇護するのは良くない。
質問をしよう。

あなたは「自立」を否定するのでしょうか?

もし人の育ちでそれが重要だとお答えの方には、もう一つ。

それでは、それは何歳が妥当でしょうか?

20才? 30才? 40才?
40才で自立は、たいがい遅いと思えるのではないでしょうか。
このことを真剣に考えて欲しい。

このヒントに僕は日本舞踊の「親子連獅子」という舞を奨励しよう。
どういう舞か、何回か書き込んだがもう一回。


獅子は勇敢でなければならない。
腰抜けの獅子では困るんだな。
お友達のような優しい(正確には甘やかす)パパであっては、
強い獅子は育たない・・・・・・


親獅子は、ある日、
自分の子獅子を谷間に自ら突き落とす。

子獅子は、谷底へ真しぐらに落っこちて行く。
たいがい、くるくると回る振り付けだ。
子獅子は何で突き落とされたのか、理由はまったく分からない。

ここで少しふてくされる仕草をしたと思ったな。
考え事をしても何も解決をしない。
ともかく谷底を這い上がる。

ここが子育てで一番重要だ。
子供に自分の力で、自分の意思で、

「ふてくされても何も解決をしない」ことを体験で覚え、

「問題解決を自分で実行」をする。


鬼のような親獅子は、実は普通のお父さんだ。
自分で子獅子を谷底に突き落としていながら、
子獅子の安否が心配でしょうがない。

子獅子が必死に谷をよじ登る舞の間、
親獅子は、心配でしょうがないという振り付けで谷底を覗く。

ここのストラッグルがこの舞の一番面白いところだ。
僕も子供をソロキャンプをさせたときには、
同じ気分を味わったね。
そして次は本当の谷底へと・・・・・・

親獅子は、何回も何回も谷底を覗く・・・・・
要するに「親が手を出してはいけない」ということを
この舞は教えようとしているのさ。

「幼稚な親ではこれができない」ことを示唆している。
この舞で親とはどうすればいいのか、
それを具体的に見せてくれる。

この舞は、日本の舞だよ。
昔の日本人がどう子育てをするべきかを後世に伝えたくて出来たものだ。
今の子育てはこれとまったく逆をしている。
それで心のトラブルが多くなったということさ。


さて、子獅子は、何度もよじ登ることに失敗をする。
これも大切だ。
今の子育ては、「失敗しない」ようにすぐ親が手を出す。
そう育てるのが最も失敗であることが、この舞で分かるでしょう。

子獅子は、もちろん、失敗のたびにふてくされるのだが、
人生を命がけで生きていかなければならないので、
何回も何回も、
「ふてくされていても問題解決をしない」ことを体験で学ぶわけだ。

ここでいいことをアドバイスしよう。
「命がけで生きる」というこは、
人の潜在能力を引き出すんだよ。

僕自身、その潜在能力で「卒業ビデオアルバム」の制作ができるようになったんだな。
だから、僕はこの「命がけ」というのを自分の子供にも、
多くの子供たちにも伝えたいんだ。

そのためには、お父さんにしっかりしてもらわないとならない。
そこで「父性教育」の重要性を僕は、訴え始めたわけだ。
他人任せの子育ては最低だ。 そうでしょう。


こうして子獅子は、
「嫌なこと」「辛いこと」「苦しいこと」を乗り越えることで
次第に強い獅子へと育っていく。

決して
「気楽で楽しいこと」「安全で快適なこと」では子供の心は強く育たないのさ。
だから親子キャンプは、子育てにとってもいいのさ。


必死に谷底を這い上がろうとする子獅子。
これが「成長」ということだ。
そしてふてくされる心がすっかり取れた子獅子は、
ついに谷底から這い上がる。

この「ふてくされる」というのがつまり反抗期なわけだ。


ここで一幕下りる。
緞帳が上がるとそこには、
立派な大人の毛をした獅子が二人板付きでいる。

そうそれは、親子の獅子、親子連獅子だ。
子獅子は、大人(自立)になれた喜びを、
親獅子は子獅子の成長を喜び、
それで二人は、溢れる喜びで乱舞をする。
物や金じゃないよね。 大切なのは。

このときの衣装は、まるで布団をかぶっているようなんだそうだ。
それで長い毛をグルグル回して踊り手が舞う。
クライマックスだ。


どう?
若いお父さん、
これでも子供を甘やかす気かい?
甘やかしは最低の子育てだよ。
それは愛ではない、幼稚だ。

本当の親の愛はこの舞にある。


10/9/2(木)朝 ビデオマンの日記

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このコーナーは、ビデオ屋を個人事業で始めたい方のために
書き込みます。

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卒業ビデオアルバムの編集をすればいいのだが、
この暑さですっかり夏バテで休業だ。
編集は、頭がスッキリしていないと、ちっとも進まない。

しかし、一度エンジンがかかるとまるで中毒でも起こしたかのようにPCの前で夢中になってしまう。
これは昔からそうだ。
不思議な感覚の作業だ。

だけど、それもおばばが撮ってきたところでフリーズしてしまう。
無駄撮りが多いからうんざりしてしまう。
でも、そう撮らせないと編集に使えるカットが無くなってしまう。
これは、自分の代わりに撮ってもらう場合の重要なヒントだよ。

取材で、そのシーンの目当てが明確で
それに合わせて撮ってあれば、
オリジナルのカットを入れ替えて、尺を合わせればほとんど出来てしまう。
普段はそういう風に撮っている。

この仕事もとうとう20年。
それぞれのタイトルのそれぞれの場面は、
だいたいのところ頭の中にコンテで出来上がっている。
だから、いつものように絵を撮ればいい。

たまにはそれの絵面を変えようと思っても、
いつだったかそれは、撮ったことがあるものだ。
それでもしつこく今までより変えるのは、
相当の努力が必要だ。
それでいて見ている人には、
変えただけの効果はないんだな。

逆にあまりに派手に変えるとクレームになったりする。
だから構成までは、変えられない。
つまらないと言えばつまらないけど、これは仕事だ。


一番かわいい頃の映像は、宝物になる。
心の成長がしっかりあれば必ず反抗期がやってくる。
この反抗期は、親から自立するために必要なものだ。

もし、この反抗期が浅かったり無かったりすると、
後でとんでもない心のトラブルを引き起こす。
そう、今の日本ではこれが非常に多い。
うつ病、ニート、ひきこもり、
親子の癒着で起こる親殺し、子殺し、

甘やかしたり、物や金で釣るように育てるとこの反抗期がなくなる。
知識教育に暴走している今、こういうのが多い。

反抗期を子供が体験することで、大きく大人へと育つ。
もうその時には、幼くかわいかった頃の面影すらなくなる。

だから、幼児期の卒業ビデオアルバムは、
本当に子供を愛している親にとっては、宝物になる。
それは良く熟成した酒のように時間が経てば経つほどその価値が出てくる不思議なものだ。

幼稚園のお泊り保育のビデオは、
また違う価値がある。
それは、だいたい小学校四年生ごろ、反抗期の入り口あたりで
その体験を子供はみごとに忘れてしまうものだ。
ごくまれに記憶力がずば抜けている子が少し覚えている程度で、
ほとんどの子が忘れてしまう。

そこにそのビデオがあれば、その時に努力したこと、
乗り越えたことを思い出しやすくなる。
ここに非常に重要な教育的と言っていいほどの効果と価値がある。

このことを考えて絵を撮り構成をするんだな。
毎年同じように撮るのだが、奥は深いさ。


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10/9/1(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は予定通りに野営場を整備した。
目立てをしたばかりのチェーンソーの切れ味を末っ子は味わったようだ。

暑いねぇ、いつまでも。
午後からはグッタリで昼寝をしていると、
取引先の幼稚園を卒園した子がまた来た。

その子は、丸坊主になっていた。
この間、僕が作った「刃物と火力の取り扱い」DVDを見せたら、
その子は、
「おじさんが写っているのを自慢したいんでしょう。」
と、言っていた。

自作自演のビデオだ。
僕が写っているのは当たり前だが、
詳しくはその子に言わなかった。

それを見て、薪割りをしたくなるのを期待したんだな。
その子は小学校六年生。
ボーイスカウトでの一年生に当たる。
このDVDは、この年齢の子供たちのために作ったものだ。


随分前にも竹とんぼを一緒に作ろうと言っても反応しなかった。
手間のかかることは「面倒くさい」らしい。
そして何かにつけていつもお金をせびっている。

僕のボロアパートを見てしきりに
「おじさんは貧乏なんでしょう。」と自分はそうではないことを暗に自慢をする。
この子は、
「努力をすることなく物やお金に価値を見出したい」
というパーソナリティを身に付けてしまったようだ。

父親が小さいうちからしっかりと父性教育をしないで、
ほったらかしで育てた標準的な見本みたいなものだ。
かわいそうだが、僕にはどうにもならない。

中学生で荒れなければいいけどね。
祈るばかりだ。


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