ここのページは、お子さんと一緒にキャンプで遊ぼう!! と、お父さんに呼びかける Snowmen Camp Club の活動報告です。 クラブと言っても組織になっているわけではありません。 集まったそのときの人たちが仲間です。 さぁ、お父さん、キャンプ遊びをとおして心の強いお子さんに育てよう! 「買って済ませるのではなく自分で作るキャンプ」 ○ 父性教育について(10/8/30日) ○ SCCとBSの活動の違い(09/11/25日) ○ 専用キャンプ場開き記念日 2010/1/11(月)成人記念日 ================================= ・・・・・・ここを読む前にお勧めする図書・・・・・・ 「断捨離」 やました ひでこ著 マガジンハウス刊 1,200円 「シェア」 共著 NHK出版刊 1,900円+税 ================================= ● SCCキャンプの活動報告は、実施日の次の日に、 ● 木曜日には、ビデオ屋を目指す方へ、 ● 親子キャンプ、子育てキャンプの話題は、「キャンプじぃじ」で ● 大流行、年寄りサイクリングの話題は、「復活サイクリスト」で 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 11/6/30(木)朝 ビデオマンの日記 今年の幼稚園のお泊まり保育の取材の最初の1本は、 今日、終わる。 と言うか、正確には2本終わる。 あぁ、しんど〜〜〜。 加齢と共に年々辛くなる。 体は、もう働かなくていいんだよ、と言っているのに 老体鞭打って、なんてかわいそうなんでしょうか・・・・・・ 誰にもそう言ってもらえないんで、せめてそう自分で慰めるさ。 今年は、やっぱり自転車での体力づくりがあまり出来なかったのが災いしているのかなぁ? くったびれたよ。 この4泊5日の取材をしながら、 即、現場で編集をした。 昨日までのものは、全部編集し終わったさ。 今日のシーンは、エンディングだから数カットしか撮らない。 それを帰ってから編集に入れてお終い。 でもね、ここは涼しくていいんだよなぁ。 毎年そうだが、下界では30℃を越す猛暑なんだそうだ。 それを思うと、帰りたくないよぉ〜〜〜。 ここは奥日光、硫黄の天然温泉なんだよ、最高さ。 仕事をしないで、ここで避暑をしていられたらいいのになぁ。 残念、地獄の下界へ戻ろうか。 こんな面白い人生を神様、どうもすみませんね、ありがとうございます。 11/6/29(水)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、二つのグループの入れ替えがあった。 最初の二泊をしていった子供達が帰っていって、 次の子供達がやって来た。 受け入れとしては、子供達と一緒に「初めて」来た雰囲気にしないとならない。 それで、昨日の夜、またキャンプファイヤーを楽しんだ。 二夜連続のキャンプファイヤーなんて滅多に体験できないさ。 昔、むかし、 20年以上前に幼稚園のお泊まり保育を企画している人がいて、 その人からの仕事でこれをビデオで撮って売ったことがある。 1シーズンに現場別で10件撮った。 その途中、指導員が不足しているというので、 それを手伝ってもいたものだ。 東京湾のフェリーで行ったり来たりした。 自衛隊の潜水艦と民間のヨットか何かが衝突した事故があった年だった。 僕が乗っていたフェリーがその事故現場のすぐ目と鼻の先を通過したんだな。 このときに僕がその事故に巻き込まれて死んだとしても まったく不思議は無い状況だった。 でも図々しく、とうとう、今まで生きてしまった。 10年のサラリーマン生活と、 バブル経済の高収入をかなぐり捨てて、今のこのビデオ屋を始めた。 いろいろな目茶クチャをしてきたけど、結構いい加減でも生きてこられたなんて、 正真正銘の奇跡でしょう。 自分でそう思うね。 商売を立ち上げる以上、 僕だって始めのころは、成金を目指したものだ。 でも僕の神様は、もっと面白い人生の道を備えて下さったのさ。 僕の人生なのに、 自分で自分の人生が信じられないほど面白かったさ。 だから僕は「うつ病」に縁のない人生を送れたし、 いつもエキサイティングで刺激が強い人生だった。 せっかく生きているのだから、 たった一度の人生なのだから、 思いっきり生きたほうが、冥土の土産になるのにね。 ふんむ、宗教が違ったかな・・・・ ともかく、「無難」「安全」は、いきいきと生きているようには見えないよな。 今現在の若者の閉塞感は、 この「無難」「安全」を親に押し付けられて、 しかも「快適病」を発症しているからじゃないだろうかね。 僕には、そう見える。 もっと、もっと、若者らしく冒険ができる人に育てて欲しいね。 父親次第だ。 11/6/28(火)朝 キャンプじぃじの日記 今年の一発目のキャンプファイヤーは、昨日できた。 僕は、これが見たさに幼稚園のビデオの仕事にのめりこんだようなものだ。 理屈抜きで見ていて楽しいさ。 これは、僕が子供の時の体験によっている。 小学校の時に、どこだかまったく覚えていないが、 林間学校へ行った。 そのときにキャンプファイヤーを始めて体験をした。 そしてそのときに、30分間のギターの弾き語りのお兄さんが来てくれた。 これが心を揺り動かす楽しさだったんだな。 その思い出が心の奥底に響いた。 たぶん、脳科学ではこう説明するだろう。 脳の中の「シノプシス」が、「キャンプファイヤー」→「快感」という回路がその体験ででき上がった。 一度そういう回路が構築されると、 大人になっても、それに似たもので「快感」が心に起こるようになる。 問題は、何でその快感が起こるようになれるのか・・・・ ということだ。 幼少の頃から「新しい物で幸せだね」と親に教われば、 「物」でしか快感が得られなくなる。 これは、テレビゲームでの障害でも同じだ。 「ゲーム脳」に子供のうちになってしまうと、 大人になってもそれの中毒を起こすのさ。 今現在の多くの若者の閉塞感は、 とりもなおさず、今現在の「大人の心」を投影している。 今現在の政治家のリーダーシップの無さは、 今現在の国民の「普通」を投影している。 一人ひとりの父親の心が、本当の「大人」に成長していけば、 国全体の成熟度も増すさ。 今現在の多くの若者、政治家・・・・・ 要するに幼稚なんだな。 頭の中に「消費」ばかりが気になって、それでしか快感が起こらないと、 本当に人は、「心の成長」がみごとに止まるものだ。 つまり、歳ばかりとっていても心が幼稚な人。 キャンプファイヤーのように、「物」ではなく そこに集う人と人との交流で「快感」が心に起こるように子供を育てようよ。 父親次第さ。 11/6/27(月)朝 キャンプじぃじの日記 この幼稚園のお泊まり保育は、 2泊3日なんだな。 それが二つつながっている。 だからビデオ屋は、5日の拘束になるわけだ。 それで、昨日は小雨でキャンプファイヤーが今日に延期になった。 一泊では、NGだけど二泊の強みだね。 ここの幼稚園は、なんだか僕の真似っこをしてるんだよね。 今まで「火の神様」に僕のピンマイクを仕込んでいたら、 今年は、それを園で買って持ってきた。 ここの書き込みも、もうここ何年か日光でも出来るようになったが、 ナント、それも真似っこをした。 ただし、自分達のPCと通信回線が結べないからということで 僕のノートで昨日の夜やっていた。 設定にミス続きでなかなか園のHPを書き換えられなくいた。 とうとう、経営者と担当の先生が、 僕の部屋で、あーでもない、こうでもない、 二人で大騒ぎをしていた、僕のPC使ってね・・・・・・ お隣で、僕は昨日取立てのフレッシュな映像を編集していたのだけど、 プレビューをしてもそれが気になって何回もやり直したね。 まぁ、賑やかなところだよ、本当にね。 それにしても、今時、宿でネットが出来ないなって、 田舎だよなぁ・・・・・ 11/6/26(日)朝 キャンプじぃじの日記 半袖、半ズボンで勢い良く家をでたが、肌寒い。 今日から奥日光で幼稚園のお泊まり保育が始まる。 経費節約で高速ではなく一般道で移動中だ。 今さっき、古河のファミレスで朝食をとった。 昔、僕が20才のころサイクリングに夢中で、 年に一度、埼玉の越谷市から日光の中禅寺湖までの往復を一日でしたものだ。 その時の道を懐かしく思い出しながら走っていこうと思う。 それの自己最高記録は、たしか、12時間15分だった。 仲間の一人は、12時間を切っていた。 決して僕は早くは無かったが、 「他人との競争」ではなく「自分との戦い」の遊びだったから、 前年度と比べて自己評価をしていた。 途中、「いろは坂」という難所があるけど、 そこは初めからそのつもりでアタックしていたので辛くはなかった。 それより、行きの鹿沼あたりが、しんどかったなぁ・・・・ 見た目、登りに見えない。 だからつい、平坦地でのピッチで走ってしまう。 一気に体力を消耗したと思ったな、そこでね。 そんなことを思い出しながら、今日は、車で走っていこう。 懐かし〜〜〜い。 僕が、「卒業ビデオアルバム」制作で満20年粘れたのも、 幸せは、「物や金」ではないことも、 このサイクリングをとおして 僕は人生を学んだんだなぁ・・・・ 本当にそう思えるさ。 子供を建物の中に閉じ込めて「もやしっ子」にするなよ! 若いお父さん!! 11/6/25(土)朝 キャンプじぃじの日記 ついに僕の夏の肉体労働がやって来た。 明日からとりあえず日光に5日間出張する。 幼稚園のお泊まり保育だ。 それで後半には、マザー牧場でまたキャンプスタッフをやる予定だ。 途中、SCC恒例のデイキャンプで「流しそうめん」もある。 今年は、自転車で体力をつけるのが少なかったので、 最後までこのポンコツの体がもつかどうか・・・・・ いったいいつまでこの肉体労働が出来るんだろうかね? 稼げなくなったところで、僕の人生は、THE END だ。 でも子供たちは、それぞれ勝手に生きているから気楽なものだ。 いつ死んでもOKさ。 若いお父さん、 子供を育てている間は、必死だよね。 まぁ、それが男の人生だから、僕もそういう時があったから、 頑張ってね。 11/6/24(金)朝 キャンプじぃじの日記 消費と物 僕だって、日曜の糧を消費しなければ生きていけない。 また、遊びに仕事に必要な「物」がなければ活動もできない。 僕のお気に入りの靴、チロリアンは、たぶん軽く10年以上前からの愛用品だ。 ビブラムソールが減りきってしまって、 取り替えてもらいたかったのだが、それを買った店がとうに潰れて出来ないままだ。 僕が一番頼りにしている工具、レザーマンの「WAVE」も10年ぐらい使いこんでいる。 これの歯を研ぐために専用の「オイル・ストーン」という砥石もある。 これがなかったら、キャンプに、撮影に、その準備が出来ないと思うほど使用頻度が高い。 大分前に僕の物は、旧モデルになってしまった。 この「旧モデル」であるところが僕のステイタスさ。 コールマンのガソリンランタン、通称「赤ケース」は、 30年前のもので今でもマザー牧場のキャンプで使っている。 さぎ山野営場を整備するために僕は、 チェーンソー、木割り矢、斧、ブロアー、ポンプ、etc, を手に入れることが出来た。 そしてそれらを使い込んだ。 僕のメイン商品は、20年来のものだ。 おばばは、30年以上前のものだ。 最初は、新品だった。 古い友人たちは、40年前のものだ。 本当に古い。 それよりも僕自身、55年前のモデルだ。 そうとうポンコツだよ。 それでも、今のところ動いてはいる。 本当に必要なもの、 僕は貧乏人だが、神様はちゃんと備えてくださった。 今問題なのは、不必要な消費だ。 「根拠の無い自信を得るために物で立派」 「快適病」 このために必要も無い物を買い続けて喜んでいる人生。 幸せとはとても思えないね。 子供たちに「本当の幸せ」を教えよう! それを身につけさせよう! 「幸せは、それを感じ取る能力」ということを覚えさせよう。 学校教育にこれがないからお父さん自身で教えなければ子供は、分からないままになってしまうよ。 このことを「親子キャンプ」で子育てして教えよう!! 11/6/23(木)朝 ビデオマンの日記 昨日、H22年度の「卒業ビデオアルバム」の最後を無事納品した。 これで本当の満20年だ。 この間、同業者の集いで「作品上映会」があった。 僕は、20年前に作ったところのそれのトップとエンディングを流した。 それは納品時に余ってしまったものなので、 欲しい人に差し上げた。 その方は、後日、 とってもいいと誉めてくださったね。 とくに「構成」に感心したらしい。 実は、この構成はほとんど最初からのものだ。 この20年来、ほんの少し替えたところもあるけど、 「替えない価値」もあるのさ。 例えば、有名和菓子もそうでしょう。 味を頑固に守り続ける価値。 ヨーロッパでは、50年前の車のパーツを町工場でまだ作り続けているそうだ。 初期のワーゲンの「カブトムシ」の部品も新品であるという。 日本も昔は、そうだったろうにね。 大量大消費を消費者に促し、 小ロットでは出来ない高度な製品を大量生産でコストを下げて 膨大な利益を得る。 電化製品でも車でも、こうして今、作り続けている。 そして日本はそれで成り立っているのだから、 もっと大量に作らなければならない・・・・・・ その結果は、原発の事故だろうが何だろうが、 「快適病」の蔓延は、大いに結構。 これの中毒を起こせば、もっと、もっと、もっと、もっと、「物が欲しくなる」 おかまいなしさ。 本当に、これからもこれでいいの? この原発事故で日本の野菜を中国が敬遠したという。 風評被害だとマスコミが訴えていた。 あのぉ、中国から日本ではなく、日本から中国へ食料を輸出していたんだよ! 僕は、ビックリしたね。 これからの日本、小ロットでも優れた製品作りを野菜だけではなく目指すべきではないの? 僕の「卒業ビデオアルバム」制作も小ロットなのさ。 「映像」での大量生産と言えば、映画やTV番組になる。 こういう観点から僕のような個人営業のビデオ屋さんは、 商品開発するといいのではないかな? どう? たまには、ためになることを言うでしょう。 11/6/22(水)朝 キャンプじぃじの日記 後処理もチンタラ、チンタラ・・・・ 一応理由がある。 さぎ山野営場を借りている地主さんに挨拶をしに行く時期になった。 挨拶する上で、山を綺麗にしておかなければならない。 そこで、この梅雨の時期に天気が良かったら、 その整備を優先したわけだ。 と、言っても全部を手入れするほどの時間は無い。 それで、道路に面したところの草刈を二日かけてやっつけた。 草刈機で中腰のスタイルは、僕には腰痛が出そうで長い時間できないんだな。 それで二日かかった。 あと、山の中も少し手入れすれば、「見た目」OKだろう。 完璧には、とっても無理そうだ。 いくらでも手入れをするものがあり過ぎるからだ。 この大き目のおもちゃのお陰で楽しい人生を送っているさ。 せっかく手入れをしているのだから、 ボーイにたくさん使ってもらいたいんだよねぇ・・・・・ どうやら、 地面に穴を掘ってウンコをするのが、ボーイスカウトでもネックになっているらしい。 そもそも大人リーダーが及び腰だから、 スカウトも出来ないんだろうね、きっと。 近所の公園に水洗便所もあるんだけどね。 そうだなぁ・・・・ この「野グソ」体験こそ人生観を180°変えてしまうものなんだろうね。 僕は、 子育てのためと思って、40才を過ぎて「野グソ」に挑戦したさ。 確かに、最初は超辛いものだ。 だいたいウンコが出なかったさ。 僕は、言うだけではない。 実行をした。 子供のために、子供の見えるところで実行をした。 慣れてしまえば、どうということはない。 いいですか、 ここが肝心なことだけど、 それだけ我々は「快適病」に犯されてきているのさ。 それで福島に原発が必要になった。 これは、現実であり、事実だ。 「快適病」これこそが地球を壊す元凶だ。 どう思う? 若いお父さん。 さぎ山野営場で「野グソ」体験してみない? この壁を親子で乗り越えれば、子供の心が強くなりそうでしょう。 少しぐらいのことでへこたれない子に育てられるでしょう。 「快適病」から解放されるさ。 「もやしっ子」にするなよ、「野生児」に育てようよ!!! 11/6/21(火)朝 キャンプじぃじの日記 チンタラ、チンタラ、やっていた編集は終わって、 今日、オーサリングと後処理をして無事H22年度の「卒業ビデオアルバム」は、総て出来上がりそうだ。 今度の日曜日から幼稚園のお泊まり保育の取材が始まる。 ボーイスカウトの世界では、テントを使ったキャンプを「野営」と呼び、 民宿などの宿を使ったキャンプを「舎営」と言う。 幼稚園のこの「お泊まり保育」で、園の外で行うものは、 まさしくこの「舎営」そのものなんだな。 プログラム的にも、 ハイキングあり、キャンプファイヤーあり、 「知識教育」ではなく「体験教育」になる。 これで目指すものは、「自立」だ。 自分のことは自分でしなければならない。 つまり、自分以外に甘えて依存できない環境こそが子供の心を育てるわけだ。 逆説的には、それほどにして家庭内では甘やかされているということになる。 僕は、この幼稚園のお泊まり保育を撮り続けて、 25年になるのだけれど、 始めたころから「母親の甘やかし」には、非常に問題があると思い続けてきたさ。 若いお父さん、 甘やかしはやってはいけない最もひどい育て方だぞ、これをぜひ覚えて欲しい。 ほとんどの母親は、「本当の愛」と「甘やかし」を混同しているのさ。 「本当の愛」は、その子を本気で「自立」を目指して育てるものだ。 それはとりもなおさず、「親が子離れ」することになるんだ。 子供が、30才、40才、またはそれを過ぎても親子で依存しあうことを「自立」とは決して呼ばないからね。 もう一度言おう、 親子で依存しあうことを「自立」とは言わない。 甘やかして育てるのは、本当によくないんだよ。 この「自立」に向かって子供が育つ過程に、 僕は、たくさん感動させられたさ。 20才では、子供を自立させるのが、 「人」という動物の本来の育て方さ。 このことを「感情」ではなく客観的によく考えてみようか。 そして、これからどういう方針で育てればいいのか、考え、実行しよう。 子育てを強く意識した「親子キャンプ」は、 こういうことでとってもいい方法なのさ。 子供を建物の中に押し込んで「もやしっ子」にするなよ! それこそが、大人になってから「心のトラブル」の温床になるんだぞ! 自殺者世界第二位というのは、「甘やかし」の育て方に問題があるのさ。 目指せ「本当の愛」を! 11/6/20(月)朝 SNOWMEN CAMP CLUB 活動報告 昨日は、恒例の「親子で工作」を戸田市の道満グリーンパークで行った。 僕とおばばの二人だけでやった。 お父さんが5〜6人ぐらい参加したね。 最後の人は、小学校一年生の男の子で双子ちゃんだった。 親子でとっても楽しそうだった。 本当の幸せが溢れ出ていたな。 分かりますか? 「物」ではない本物の幸せがね。 そこにあった。 僕の子もちびっちゃい頃は、かわいかったのになぁ・・・・・ 僕は、無意識のうちに一日何回もこのフレーズを言ってるんだよね。 僕がこのボランティア活動をしている原動力は、 その幸せいっぱいの親子に、 自分の昔をかぶせて見たいからなのだろうなぁ、きっと・・・・ 本当にチビの頃はかわいかった。 とくに末っ子はね、アンカーだから余計だった。 幼稚園のお泊まり保育で出張する時に、 僕は末っ子から離れられなかったっけなぁ。 僕がホームシックになったものだ。 それほどかわいかった。 でももうお終い。 大きくなってしまったら、まったくかわいくないさ。 だから、若いお父さん、 子供が小さいうちを大切にしようか。 もう二度とない、そのかわいい内にたくさん遊ぼう。 子供が中学生になると反抗期だ。 ここでたいがい親とは遊びたがらない。 そこでだ、 僕は「親子アドベンチャー・キャンプ」をやったんだな。 大自然の真っ只中では、 否が応でも親子で協力し合わないとキャンプ出来ないでしょう。 そうして、僕は子供と遊んだのさ。 いい思い出だ。 僕は、最後の最後まで、子供をしゃぶりついてやったさ。 子供は、いい迷惑だっただろうね。 ところで、夜の打ち上げには、古い友人二人がやって来た。 まぁ、なんでもいいか・・・・・ 11/6/19(日)朝 キャンプじぃじの日記 世の中、口先だけの綺麗ごとを言っている人が多いと思う。 それを見抜くことが大切だ。 そして、若いお父さん自身がそうならないよう心掛けることも重要だ。 ともかくそういう大人たちを子供は、よく見ているからね!! 子供が大人を観察する能力は、ビックリするほど高い。 そして、大人のズルサをビックリするほど良く真似るぞ。 「自分の欲望を満たすことしか頭にない」 これをたまげるほど子供は、覚えてしまうからね。 「質素な生活の中に工夫して幸せを見出す能力」 「困っている人を、心底思え行動できる能力」 大人が実行しているのを見て、子供が出来るようになるものだ。 子供の心の育ち具合は、すべて親次第だぞ! さぁ、今日、子供の心を育てることを強く意識してデイキャンプしよう! 子供を建物の中に閉じ込めて「もやしっ子」にするなよな。 飛び出せ! フィールドへ!! 僕は、言うだけではないぞ。 「親子で工作」のボランティア活動をしに、 いつもの戸田市の道満グリーンパークへ行く。 実行あるのみだ! 11/6/18(土)朝 キャンプじぃじの日記 「面白そう」と思いつくとやらなきゃ済まない性が困ったもんだ。 今日、都内の取材現場まで35`あるが、どうしても自転車で行きたくなった。 帰りは雨らしいので輪行しようと思う。 カメラさえなければ、どうということはないのだが、 さすがに機材を持ってあまり無茶はしたくないのだが、 僕の悲しい性に負けた。 困ったもんだ。 その性で、僕には男の子ばかり四人もいたりして・・・・・ トラブルだ。 11/6/17(金)朝 キャンプじぃじの日記 明日、明後日、とさぎ山野営場を利用してくれるボーイスカウトのためにいろいろ準備をしてきたが、 どうやら天気が悪そうだ。 たぶん、スカウトたちは雨ぐらいで中止にはしないだろうけど、 その場所の印象が悪くなるだろうなぁ・・・・・ たくさん使ってもらいたいから、ちっくらまずいよな、それ。 僕は、明日は都内で取材をする。 35`離れた現場まで天気が良ければ自転車で行くつもりだったが、 NGっぽいな。 でも日曜日は、天気がもちそうだね。 戸田市の道満グリーンパークで「親子で工作」のボランティア活動は、 バッチリできそうだ。 僕は、子育てが終わった時点で「隠居」になった。 余生でも適当に仕事があって、こうして好きな活動が楽しめる。 本当に「物」では味わえない人生の豊かさがあるんだよ。 ぜひ若いお父さんに早くこのことに気付いてもらって 子供たちに本当の「人生の豊かさ」を伝えて欲しいんだよね。 今こそ、 「物を買うために奴隷になって働く」ことを改めて子供という人間関係で人生を豊かにしよう!! 大人が本気でそれを示そう! 11/6/16(木)朝 ビデオマンの日記 昨日は、個人でビデオ屋を営んでいる同業者の集いに出席した。 どうやったらうまいこと商売が出来るのか、 お互いに探りを入れるものだが、 僕は、もう今の仕事量で十分だ。 当然のことながら二次会に行った。 「ウコン」を飲むといいというので、 それを飲んだけど、やっぱり今朝はグロッキーだ。 お終い。 11/6/15(水)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、ごっそりと青竹を仕入れてさぎ山野営場に運んださ。 それだけにしておこうと思ったんだが、 どうも雨続きになると天気予報が言っているので、 少しでもブロアーをかけておくことにした。 そのつもりがなかったから混合ガソリンを持って行かなかったんだな。 途中で、ブロアーがエンストして作業を中断した。 でも新規の「トイレ設置用地」を広げることはできたさ。 お隣で活動をしているボーイ隊は、 トイレを固定しているらしい。 SCCでは、活動の度に新規のトイレを設置している。 使い終わったら、そこに小さな三脚結びで目印を付ける。 そうでないと、不幸にもそこを穿ってしまうと・・・・・ ということになるでしょう。 それでSCCのトイレ設置専用サイトには、 お墓のように、そこここにその目印があるんだな。 ウンコよ、どうか成仏してください。 アーメン。 ちょっと変かな? 今日は、その続きをしたいのだが時間があまりない。 午前中は、この間の手術のことで病院へ行かないとならない。 大学病院なので、見てもらうのはほんの数秒だが、 待ちは、運命に依存する。 夕方から、同業者の集いに参加をしたいので、 その前に銭湯に浸かりたい。 銭湯では、たっぷり一時間は必要だから、 逆算すると、 山での作業は、せいぜい2時間程度かなぁ・・・・・ 今度の「親子で工作」のボランティア活動の準備もある。 キャンプ用品は、総て山にあるから、 それらを車に積み込む作業もある。 今日は、編集が無理だな。 いいかげんな人生だなぁ、まったく。 自分でそう思っているさ。 こんな面白いこと止める気はないけどね。 子供たちの歓声が山に響くのかと思うと嬉しくなる。 若いお父さんも、ご自身の子の歓声を聞きたいだろう。 そうやって子供と遊びたいだろう? 実行しようか。 11/6/14(火)朝 キャンプじぃじの日記 ヤバイ、ヤバイ、超ヤバイ あと10日ほどで幼稚園のお泊まり保育の取材が始まる。 それまでに編集が上がっていない「卒業ビデオアルバム」と未処理のそれを納品しなければまずいんだな。 それとは別に、次の土日には、さぎ山野営場を貸し出すので、 その整備もしなくっちゃならない。 今までこの時期は、とってものんびり仕事をしているのに、 あの入院で押し押しになっちゃったな。 今度、さぎ山野営場を使ってくれるボーイスカウトは、 この間、下見に来たときに、 長尺ペグと工作用の竹がもっと欲しそうな顔をしていた。 そこで100pの運動会でトラックに打ち込むようなヤツを40本買って、 もうすでに山に置いてある。 今日当たりには、青竹を大量に仕入れて山に運ぼうと思う。 貧乏人の僕は、いつもこんなことをしているので、 フルタイム貧乏なんだな。 それで肝心な整備・・・・・・・ブロアーは、木曜日にはやらないとまずいだろうなぁ・・・・・ 思い出したよ、 この間、オデブの木が根っこから倒れて、その処理で時間を食っちまったんだ。 毎年、年末や年度末には、仕事のデッドヒートを繰り広げるけど、 今年は、この時期にそれだ。 調子狂っちゃうな。 人生、こういうこともある・・・・・ 遊んでんじゃないよ、僕は僕なりのボランティア活動さ。 子供のためだと思うとジッとしていられないんだ。 そう言えば、今度の日曜日には戸田市の公園で、 「親子で工作」の活動もある。 その準備もある・・・・・ 11/6/13(月)朝 キャンプじぃじの日記 この間、都内の取引先に行くために朝早く新宿に着いた。 あまりに時間がありすぎたので、 新宿中央公園を朝6時ごろ散歩した。 僕は、さぎ山野営場で「仙人修行」をしたいと思っているけど、 いかにそれが「おままごと」なのか思い知らされた。 プロの「アウトドアーマン」がいたんだな。 昔ほどではないにしろ、そこ、ここにブルーシートを使った丈夫なテント。 一泊、二泊、なんておもちゃではないキャンプ生活。 ロープワークは、デタラメだけど、そこ、ここに「自然の中に生きる」工夫があった。 一番感心したのは、 4gのペットボトルに水を入れて、それを重石に活用していたことだ。 なるほどねぇ・・・・・ いつかきっと使ってみたいテクニックだ。 僕は、息子たちが中学、高校、の時期にたくさん「親子アドベンチャーキャンプ」をした。 「雪中キャンプ」は、その中で一番のアドベンチャーだった。 やたらに長いキャンプもやった。 雨の中のキャンプ、暑すぎて何にもできないキャンプ、都内のキャンプ、 でも彼らには、足元にも及ばない。 思い知らされた。 どんな事象でも視点を変えてみると、そこにはビックリする発見がある。 そのいい見本となった。 同じキャンプをするのでも、 「アウトドアー遊び」をするのか、 強く子育てを意識したキャンプなのかでもまるで違うものになる。 このことをぜひ覚えて欲しい。 人生は、「視点」を変えると世の中が180°価値が変わるということ。 本気で被災者の方々の生活を思えば、 今の生活を改められるでしょう。 ぜひ実行しよう! また、それを子供に見せながら言葉掛けをしよう! とってもいい子育てになるでしょう。 「物」だけにしか価値が見出せなかった日本の生活が変わりますように。 本物の「心の豊かさ」を味わえる人が多くなりますように。 11/6/12(日)朝 キャンプじぃじの日記 経済成長も「成長」だが、 それしか今まで無かったから自殺者世界第二位の寂しい国民だったんだよ。 一人ひとりの「心の成長」こそがたぶん、「人」の最高の幸福感だと思うな。 これをヒントに子供に 「生きる意味」「生き方」「生きる価値」を教えようよ。 それを親に教わることが無かったので、 「どう生きていけばいいのか分からない」若者がやたらに多いのだろう。 これこそ本当の不幸だ。 「経済成長」という「物」から解放され自由になるとどうなるか・・・・ 質素な生活だが、心が満たされる人生になる。 僕は、まさしくこれを実践できて確信があるな。 昨日、末っ子が何の前触れも無く帰ってきた。 モソっと帰ってきた。 ただそれだけ。 それだけなんだけど、 大家のおばあちゃんが舞い上がってたくさんビールを買ってくれたので 僕は通風なのにビールをガンガン呑んじゃったし、 居候の猫もニャーニャーと正真正銘の「猫なで声」だったさ。 幸せは、「物や金」といった「消費」にはない。 「心の成長」にある。 とくに自分の子の「心の成長」には、震え上がるほどの感動があるさ。 僕は、これを体験でたくさん味わったんだよ。 若いお父さん、 今日、お子さんとフィールドで遊ぼう。 子供が小さければ長めの散歩で十分だよ。 実践しよう。 ここに書かれている意味が分かるさ。 11/6/11(土)朝 キャンプじぃじの日記 恵みの雨だ。 これなら一日中大人しくアパートの中で暗く編集をしていられる。 諦めが付くほどバッチリと降っているな。 さて、「マイ箸」の使い方。 SCCのキャンプでは、基本的に紙皿、紙コップ、割り箸、を使わない。 個人用のコッヘルを食器にしている。 僕の子供、二人が使っていたコッヘルを含めて4人分ある。 箸は、大分前に竹を削りだして作ってある。 それで、使った食器は、すぐにトイレットペーパーで汚れを落とす。 それは、各自で行う。 そして、たいがい食器洗いに一人がそれら全部を最後の仕上げで水洗いをする。 洗剤は使わないことが多い。 どうしても使わなければならない場合、クレンザーを使う。 これには意味があって、 環境保護のため合成洗剤を使わないということなんだな。 それで、昔は、クレンザーにはそれが入っていなかった。 だから、クレンザーは使用可だったわけだ。 しかし、最近のクレンザーには合成洗剤が入っているので使わないようにしている。 このキャンプでの食器洗いの技術を応用して、 日頃の「マイ箸」を実践し始めた。 昨日も、昼のラーメン屋さんで、 夜は、歩いて30秒の居酒屋さんで実践した。 それはこうだ。 使い終わった「マイ箸」は、すぐにウエットティッシュペーパーで汚れを可能な限り拭き取る。 おばばには、ここまでをさせて終わりだが、 僕は、それから水の入ったコップにマイ箸を浸けてかき回すようにして洗う。 そしてもう一度、ティッシュで拭き取る。 これでかなり現実的にはきれいだ。 アパートに帰ったら、軽く洗剤でもう一度洗って干す。 完璧。 ちょっと手間がかかるが、みなさん!! 「マイ箸」で森林保護をしましょう。 11/6/10(金)朝 キャンプじぃじの日記 エコの実践 僕は元々貧乏生活をし続けているから、そもそもがエコだ。 一年で最も電気を使う時期でさえ、 電気代とガス代をあわせても、だいたい月に1万円ぐらいだ。 これは、仕事でPCやデュプリケーターをフル稼働させるのも入っている。 政府は、一律15%の節電を求めているの? どこを節約できるのでしょうか? それでも考えたさ。 「節電」だけではなく全生活を見直した。 昨日から、「マイ箸」を実践した。 キャンプ用の携帯箸を応用する。 僕だけではなく、おばばにも買い与えて、 さっそくそれで昨日の夜、歩いて30秒の居酒屋で食事をとった。 風呂は、銭湯だ。 この湯は、廃材を熱源にしているからとっても環境保護に役立っている。 たぶん、これが僕の生活で一番のものだろう。 ただ、月曜日は銭湯が休みなので天然温泉に行く。 こちらは、化石燃料を使ってるね。 でも一週間に一度だけだ。 取材現場まで、可能な限り自転車で行くことにした。 これは、自分でやっていて「目からウロコ」。 趣味と実益を兼ねていて、さらにエコだ! 扇風機を新調した。 PCを使うときには、エアコンが必要だが、極力これで過ごそうと思う。 キャンプ技術や、さぎ山野営場での山仕事をしていて、 そのノウハウがある。 僕は、ここでの作業は一人でやっている。 自己完結型のスタイルだ。 これがいい。 「マイボトル」「バンドエイドなどの救急用品」「作業手袋」 「ツールナイフ」「小型ノコギリ」「携帯蚊取り線香」 「ちょっとしたお菓子」 そして最近の新兵器「チリー・パッド」という汗拭きタオル。 これらを鳶の人が使うベルトにぶらさげているが、 これをそのまま幼稚園の遠足に使っている。 今年は、お泊まり保育でも使うつもりだ。 この中で「マイボトル」と「チリー・パッド」、 首を冷やす「MAG COOL」というのが熱中症対策になる。 クールビズだ。 不便を強いられて「我慢」しなきゃならない人は、 今までが無駄な生活に溺れていたのさ。 初めからこうして「自然」とたっぷり遊んでいれば、 「我慢」はない。 要するに今まで通り+αなのさ。 もういい加減に、アメリカ人のような成金趣味の生活から脱却しようか。 ヨーロッパの人々のように「質素」を学んで実践しよう。 それが原発で苦しむ人たちへの、せめての償いだ。 11/6/9(木)朝 ビデオマンの日記 H22年度の卒園ビデオアルバムの編集は残り一件、 昨日、雨だったので取り掛かれたよ。 いいかげんにやらないとヤバイよな。 これの完成で、この仕事を満20年し続けることになる。 どんな仕事でも「継続は力」だ。 この仕事を通して、ビデオ制作の技術向上、子育てについての考察、 教育現場でのウソ本当、 いろいろなことを僕は学んだ。 命がけの「学ぼう」という気持ちは、プアーから、ハングリーから、くる。 腹一杯の人(精神的な)は、だから真剣に学ぼうとしない。 これは、本当にそうだよ!!!! 同じ5年なり10年を過ごしても、 学ぶ気持ちのない人は、いつまで経っても成長できないものだ。 ところで、僕はここで「消費」の喜びは、本当の幸せではないことを訴え続けている。 それは、「成長」にこそある。 このこともこの仕事を通して確信できたことだ。 だから、「消費」でしかない機材オタクでは「成長」できないと思っている。 この仕事で食べ続けるためには、 あらゆるジャンルの学びが必要だ。 それは、このHPの別項にあるとおりだ。 それをまとめたのは、僕が30代の頃なんだよ。 必死に学んだな。 そして実践した。 僕の歩んだ足跡なのさ、それ。 商売で使っている「Channel video production」の「Channel」は、 「道筋」という意味だ。 僕はこの仕事の道筋を作りたかったのさ。 始めたころには、「絶対にそんな商売は無い」と言われ続けていたモンで、 意地になってそうネーミングをとった。 人生の大局をしっかりと握り締めて、 この商売を始めようという方は、ぜひそれを真剣に学んでほしいね。 そう、なんとなく、ではなく自分の「潜在能力」を使って学べば、 成功が近くなるさ。 的外れなことをしていても決してよき成長は望めないぞ。 満20年、この実績で僕はこれを声高らかに訴えよう。 人生、総ては、「成長」に掛かっている。 とね。 11/6/8(水)朝 キャンプじぃじの日記 僕の取引先の幼稚園を卒園した子が、 昨日、来たらしい。 大家のおばぁちゃんが、その子に「おじさんはいないよ、おばさんなら中にいる」と言ったら、 その子は、「おばさんしかいないなら、いいや」と言いながら帰って行ったそうだ。 僕は、この子が来ても何もかまったりはしない。 それなのに来る。 もう中学生なんだよ、この子。 何がそうさせるんだろうかね?・・・ たぶん、親からの「隠れ蓑」なんだろうね。 自慢の一軒家に住んでいるけど、心のどこかに隙間があるのだろうか。 その子の親は離婚したと言っていた。 母親が、自分の欲望を満たしてくれない男とは、 いとも簡単に別れたいと念じることが、もしかしたら多いのではないのかね。 僕の親がそうだったけどね。 子供にとっては、大きな家よりも両親の仲がいい方がよっぽども心が安らぐ。 当然でしょう。 それでもなお、「豪華」「贅沢」「簡単」「便利」にしがみ付かなければ気が済まない。 僕は、こういうのを「大人の幼稚」と呼んでいるのさ。 子供がどれほど、心の底で寂しい思いをしているのか、 僕は、それを良く知っている。 「物を買うために忙しくて、子育てを他人任せ」 実は、僕の体験でもあるのさ。 ひどい状態だ。 若いお父さん、 自分の子に「生きる意味」「生き方」「生きる価値」を教えられる本物の「オヤジ」を目指そうな。 そのことで、自殺者世界第二位の汚名は、払拭できるさ。 11/6/7(火)朝 キャンプじぃじの日記 ここのところ、太い木をさばく日々だ。 昨日は、1.5Kの「木割り矢」を叩くハンマーがついに壊れた。 柄がグラスファイバーで2.7Kのものだった。 ほぼ一年使ったかな。 始めのうちは、よく外したので、それで壊れたのだと思う。 木の柄だったら、とうに折れていただろう。 同じものを買って作業を再開した。 僕は、この一年で、 チェーンソーの目立て、斧や木割り矢の刃研き、も覚えた。 どんな作業も道具の手入れが出来なければ本物にはなれないものだ。 そして、たった一回体験しても、それを身に付けることはできない。 よく「体験教育」という言葉が使われるけど、 どういうことなのかをしっかりと説明できる人はあまりいないな。 「かわったことを体験する」ことを「体験教育」と呼ぶことが多いのではないのかな? 「教育」という文字がある以上、何かを身に付けられなければウソでしょう。 お受験で、机にしがみ付くことだって「体験」には違いない。 しかし、大概それを「体験教育」とは言わないよな。 「体験教育」とは、「知識教育」の対語だからだ。 僕は、カブスカウトのリーダーをしたことがある。 初めの一年は、何が何だかさっぱり分からなかったが、 やっているうちに「体験教育」または「体験学習」の意味をつかみ取ることができた。 ハイキングをしていて、花や蝶を見つけたとする。 リーダーが図鑑を開いて「これは・・・・ですよ」と教えたとする。 残念だが、これは「知識教育」になる。 子供が蝶を捕まえてリーダーにその蝶の名前を尋ねたとする。 これは、実はその子にとっては「体験教育」になるんだな。 分かりますか? ここの違いをよく理解して、お子さんと一緒に「親子キャンプ」に挑んで欲しいね。 僕は、軽く50才を過ぎた今でも、 さぎ山野営場で自ら「体験学習」をして、いろいろなことが出来るようになったのさ。 つまり、僕はこの一年で山仕事での成長を果たしたんだよ。 人生の価値は、「消費」にはない。 生きる意味や面白さ、感動は、「成長」にある。 僕は自分の体験でそれを良く知っているのさ。 これからの社会は、知っているだけの「知識教育」で育てらた人は生きにくくなるだろう。 何かの特技がある人。 専門技術を身につけている人。 こういう人を育てようか。 それは、「体験教育」によって培わられるからね。 大自然の中、「自然体験」は、たぶんますます重要になるだろう。 なぜかと言うと、人間だって「自然の一部」だからだ。 口先の「環境保護」と綺麗ごとを言っている場合じゃない。 実効性のある「環境保護」を真剣に考えられる人に育てるためには、 「自然体験」は必要でしょう。 本当に「自然」を大切に考えるのなら、 それを壊すような電力は要らなくなるはずだ。 大気汚染だって、真剣に考えるのなら何か実行するだろう。 僕は言うだけではない。 今日、西に16`行ったところに取材するけど、天気がもちそうだから自転車を使う。 実践あるのみ。 このこともぜひ若いお父さん、覚えていて欲しいね。 「口先の綺麗ごと、言葉だけでは、子供の心を育てることはできない。」 「よい見本を率先して、子供の前でやって見せて、子供に教える。」 11/6/6(月)朝 SNOWMEN CAMP CLUB 活動報告 この土日には、古い友人がさぎ山野営場で一泊キャンプを強くやりたがっていたので実施した。 お題目は、 「焚き火を囲む会」だ。 ヤッコさんは、お姉さんをこの間亡くしたので、それで結構凹んでいる。 だから、気晴らしが目的だった。 でも別の古い友人が、茨城から子供を連れて来たので、 結局、「親子キャンプ」の実践になった。 その古い友人は、キャンプ遊びを通してとってもいい子育てをしたようだ。 ソイツは、かなり意識して子供に「お手伝い」をさせていた。 「子育て」は、面倒くさくて嫌なものではない。 本当の幸せを味わえる体験だ。 その二人を眺めていて、僕はこれを確信したな。 たまたま、土曜日の午前中の取材は、要するに「父親参観」だったんだが、 年中さんの活動の工作がとっても参考になった。 それは、トイレットペーパーの芯を使って、 それの片側にレジ袋をビニールテープで空気が漏れないように固定する。 レジ袋にたっぷり空気を入れてふくらませる。 そして、紙を丸めた「玉」をその芯に詰め込んで、 レジ袋を叩くようにして空気を押し出すと、その紙の玉が飛ぶという仕組みだ。 さっそくそれをパクった。 トイレットペーパーの芯のところを竹にしてその親子に作らせたのさ。 二人ではしゃいでそれで遊んでいたさ。 幸せそのものだ。 その他に、定番の「竹とんぼ」「ペットボトル風車」を作ったさ。 豪華や贅沢は、まったくない遊びだったが、本当の幸せがそこにあった。 ここが「親子キャンプ」のいいところだ。 二人は、それを「体験」で感じたことだろう。 ぜひまたやろうと約束してその親子は帰っていった。 僕は、その幸せのお裾分けをいただいた気分だったのさ。 都会では、「ストレスが溜まる」生活をしている。 さぎ山野営場では、こうして幸せが溢れ出ていた。 何が違うと思う? 仏教では、「煩悩があるから四苦八苦する」と教えてくれるはずだ。 都会での欲望むき出しの生活は、ストレス(四苦八苦)があるのは当たり前さ。 そしてそういう生活ぶりを維持するために福島に原発を作ったのさ。 これは、紛れもない事実だ。 僕は、日曜日の午前中は、歩いてすぐのところにある教会で礼拝を守れたさ。 なんて都合のいいところにキャンプ場を借りられたのでしょうか、 自分でビックリ仰天をするね。 人生の本当の豊かさはそこにあるよ。 僕は、どうやら「スローライフ」を実践しているらしい。 のどかで幸せさ。 福島では、多くの人がその「スローライフ」で人生をエンジョイしていた。 それなのに・・・・ 11/6/5(日)朝 キャンプじぃじの日記 ただ女がいないだけのキャンプ・・・・・ 人生は想定外だらけだ。 いつもの古い友人の他に、昨日は、もう一人の古い友人で茨城に住んでいるヤツも来た。 同じ学年なのだが、 まだ年中さんの子がいる。 もっと小さい子もいるが、 昨日は、その年中さんを連れてきた。 やっぱりキャンプは、子供がいるとガゼンと楽しくなるな。 その子一人のオンステージだったさ。 女はいなくてもいいけど、小さい子は、キャンプでは必須だね。 かわいいんだけどね、 僕には、もう育てる元気は無いな。 ヤツは、この子が20才のころには、70才になっちまうのさ。 その体力に敬服した。 でも確か、ボーイスカウトの創始者、ベーデンパウエルもそのぐらいの歳で子供をつくったと思ったな。 元気がいいね。 人生いろいろ・・・・ 3シーズンの寝袋は、2枚をチャックでつなげて「ダブル」にできる。 今朝は、ソイツとそのチビがその中で寝ているところを見た。 僕にも、昔、そういう時があったんだよなぁ。 羨ましいなぁ・・・・・・ 若いお父さん、 人生で本当の幸せは、子供がこうしてチビちゃい時だとしみじみ思うよ。 大切にその時を味わって生きていこうか。 そして、父親自身で子育てをしような。 本当に、本当に、それこそが正真正銘の幸せだ。 11/6/4(土)朝 キャンプじぃじの日記 あら、まぁ・・・・ 晴れ続きになりそうだ。 今日は、午前中取材をした後、さぎ山野営場で一泊キャンプをする。 古い友人がやりたがっている。 企画名称は、「焚き火を囲む会」なんだそうだ。 要するに「子育て」にまったく関係ないレジャーキャンプなわけ。 前回「キャンボリー」では、まだ蚊がいなかったので「竹ハウス」で寝たが、 だいぶ、蚊がブンブンと飛び回りだしたので、 ドームテントを張ることにした。 年寄りが二人、山の中で焚き火を囲んで酒を呑むのさ。 わびしいねぇ・・・・・ 若くて綺麗なコンパニオンがいなくても過ごせるという「じぃじの成長」を果たすのさ。 若いお父さんには、まだちょっと難しいでしょう? 正直に答えな! お互いに「おとこ」だもんねぇ・・・・こういう性はしょうがないよ。 そこでこの修行に相成ったわけだ。 「プチ仙人修行」 ただ女がいないということだけの話しだがね。 11/6/3(金)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、都内の現場なので朝早く出た。 それで現場近くのファミレスに向かう途中で雨が降ってきた。 仕事は、NG。 この間、さぎ山野営場で太い木が倒れたが、 とりあえず、大体のところを薪にするためにチェーンソーで輪切りにした。 チェーンソーは、作業を始めて間もなく切れ味が悪くなった。 そこで専用のヤスリで刃を研いだ。 それでもまたすぐにNG。 たぶんもう4回目立てをしたから、歯ではなくガイドの方を削らなければダメそうだった。 そんな暇なことをしていられないから、 チェーンを新品に換えた。 予備はいつもある。 備えよ常に・・・・・ナンチャって・・・・ 新品はいい。 使い古しのおばばはもうダメだ。 おっと、また話がずれた。 これも加齢によるものか? そうそうその新しいチェーンは、作業が終わった時には、もうたるんでいた。 ガソリンとオイルのお替りは、3回位した。 どのくらい大変な作業だか、これで分かるでしょう。 それでこの間は、そこまでの作業でお終い。 今日は、晴れるそうだ。 だから、その続きをやりたい。 それだけの太さだから、始めに「木割り矢」で割る。 これは、ボーイでは危ないから、僕がやっておかなければならない。 「斧」で割れる程度にまでしておこうと思う。 今度野営場を使ってくれるボーイ隊は、薪割りを実行しそうだから、 残しておきたい。 その輪切りにしたものを薪割り場まで一輪車で運ぶだけでも、 何往復もしなければならない。 たぶん、木割り矢でその一つずつを1/4ぐらいに割らなければならないだろう。 たっぷり一日仕事の量だ。 おっと、それだけではないな。 薪置き場を新設しなければならない。 こりゃ、大変な作業量だ。 キャンプ場を管理するのは、ビックリするほどやることがあるのさ。 エッ、仕事? それは昨日、雨だったのでビデオアルバムの一件の後処理をやったよ。 来週納品できるだろう。 ちゃんとやったさ。 編集は、まだ一件残ったままだけど・・・・ その内にまた雨が降るさ。 梅雨だもの。 晴れ続きだったりして・・・・・・そりゃ、大変なことになる・・・ 11/6/2(木)朝 ビデオマンの日記 卒業ビデオアルバムの編集は、残すところ一件となった。 7月渡しなのでのんびりなわけだ。 でも今月の終わりから幼稚園のお泊まり保育の取材が始まるので その前には、納品する。 このダラダラ感が辛いんだな。 その気になればたぶん、二日で上げることが出来るだろう。 その気にならないけどね・・・・・ 卒業ビデオアルバム用のチョイ撮りは、結構天気次第のものが多い。 今日もそうだ。 どうなることやら。 ともかくこの取材もお泊まり保育の前に撮り切ってしまいたい。 でも天気次第・・・・・ チョイ撮りは、遠足以外はほとんど午前中の二時間だ。 だから大抵午後は、offっている。 その時に編集すればいいのだが・・・・・ 天気次第・・・・・・ よぉ、谷口君よ、さっさとやっつければ、気がねなく遊べるぞ。 分かっちゃいるけどやめられない・・・っと 晴れたら山でやることがあるんだ、薪割さ。 だめだ、こりゃ・・・・・・ こういうラッキーな人生は、若い内に「潜在能力」の力で営業をしたからこそ得られたのさ。 本当に必死にやったな、「営業」をね!!!! もう一度言おう、「営業」だ!!! それは、 「自分なりに努力をした」というレベルの低いことではなかった。 「何が何でも」「絶対に負けられない」「子供に飯を食わせる」 こういう気持ちが僕の潜在能力を引き出したのさ。 総ての「成功」は、この潜在能力を上手に引き出せた者に与えられるのさ。 出来ない男のことを「もやしっ子」と呼ぶ。 さぁ、やってみな! 出来ない理由は、無限にある。 うつ病の言い訳だ。 出来る理由は、一つしかない。 それは、実行するのさ、やればいい。 プロになろうって言うんだろう。 人生のリングに立とうというんだろう。 腰抜けじゃまずいよな。 商売は、ファイティングマネーだぞ! 完全実力主義社会! さぁ、 実行あるのみだ。 このことは、総ての仕事に当てはまることさ。 大企業になればなるほど、「腰抜けよ、さらば」だぞ。 このことをリストラとも言う。 個人事業では、そこらへんが若干いいかげんだけどね・・・・・ 大分いい加減かな? でも営業は、真剣だったさ。 11/6/1(水)朝 キャンプじぃじの日記 子育てが終わってしまうと、 人生が、タッタカ、タッタカ、馬の駆け足のように過ぎてしまう。 もう今年も半分終わってしまった。 この勢いだもの、人生もアッという間に終わりそうだ。 終わらないうちに言いたいことがあるのさ。 それがこの「ひとりごと」だ。 自分だけ生きていればいいのだから本当に軽い。 僕が四人の男の子に出来ることと言ったら、もうお祈りだけだ。 それと、震災にあった子供たち・・・・・ 想像すると息が苦しくなる。 何とかならないものだろうか・・・・・ 僕の好きな本によると、 子にしたことは、神様にしたことになるのだそうだ。 小さい子の成長を願う心。 つまり、それはそのままお祈りなのさ。 大人になっても 「消費」ではなく「成長」を喜んでいるのは本当に幸いではないですか。 「物を買って喜ぶ」のではなく「成長」そのものに生きる価値が生まれるのさ。 いや、感動があると言った方がいいかな。 若いお父さんも、 子育てをとおしてこそ本当の「オヤジ」に成長できるのさ。 自分で子育てをしない限り「オヤジ」にはなれない。 父親の子育ては、その子に 「生きる意味」「生きる価値」「生き方」を教えるものだ。 知識教育ではないよ。 子がいなくなって ニャンコを挟んで「川」の字に寝るじぃじ、おばばなり・・・・・ この寂しい一句も「じぃじ」になるための成長さ。 そう思えば、今日も生きるエネルギーが出る。 さぁ〜て、今日は雨が降りそうも無いからもちろん、山へ行こうっと・・・・ 「星の王子様」 本当に大切なものは目に見えない・・・・・ 目に見えないもの 米粒よりも小さな信仰、希望、愛、 その中で最も偉大なのは、愛だそうだ。 福島で質素に暮らしていた人々を苦しめたもの これから生きていく子供たちにひどい環境をもたらした「無駄な消費」 関東平野の豪華、贅沢、華美、な生活ぶりは、よく目に見えるさ。 ひどいものだ。 星の王子様に説教してもらおうか・・・・・ 11/5/31(火)朝 キャンプじぃじの日記 先日、ボーイの隊長にさぎ山野営場を案内していた時のことだ。 本部サイトから100メーターばかり離れたところにスカウトの専用サイトが二つある。 そこに向かっている時に、 ナント、薪割り台に使うぐらいの太い木が倒れて通路をふさいでいた。 立ち枯れした木が、そこら中の木を巻き添えにして根っこから倒れていた。 そこで、昨日、雨が上がった隙にそれを処分しに山へ行った。 とりあえず、通路をふさいでいる部分だけをチェーンソーで切り落とすまでをやったね。 これでまた、大量の薪が増えてしまうよ。 薪の供給過多だ。 ガンガンとキャンプをしなくっちゃならない。 ともかくもう薪を置くスペースがないんだ。 これをガンガンと焚き火で使わなけりゃならない。 遊ぶのも大変なことなんだよ。 11/5/30(月)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、初めて会ったボーイの隊長にさぎ山野営場を案内した。 ボーイスカウトのキャンプは、当然レジャーキャンプとは、 内容も技術もまるで違うものだ。 それに答えられる環境であることを強調した。 予定では、今年、3回使ってもらえることになっている。 でもできたら毎週のように使って欲しいと伝えた。 売り込みは上々だったようだ。 このヘビーなキャンプを若いお父さんと息子にも味わって欲しいんだな。 僕には、四人の男の子がいるが、 上二人はグレてしまった。 この子たちは、小さい時に散々レジャーキャンプをした。 写真やビデオにそれが残っている。 育て方が悪かったことを猛省して、下二人は、「子育てのための親子キャンプ」をした。 上二人とは、まるで違うように育ったんだよ。 何が一番違うのか・・・・・・ それは父親の心構えだったのさ。 そして、 「気楽で楽しい」ではなく「大変だけど面白い」キャンプを目指した。 どんなに辛くてもそこに「面白さ」を作り出す・・・・・ つまり「幸せを感じ取る能力」を鍛えようと頑張ったんだ。 この教育目標をハッキリと意識して取り組んだのさ。 ここがレジャーキャンプと決定的に違うものさ。 こういう目標だったから、 あえて、雨の中でキャンプをした。 年に一度は雪の中でキャンプをした。 買ってきたキャンプ用品ではなく、それらを工作してキャンプをした。 わざわざ、穴を掘って野グソの体験もした。 これが一番インパクトがあった。 僕は子育てのために「率先して野グソ」をした。 それは軽く40才を過ぎてからの僕の体験だった。 始めは、ウンコがでないものだったよ。 でも、僕は「子育て」のためにヘビーなキャンプを実践したのさ。 父親の心構えが、こういう風に違っていたのさ。 「気楽で楽しい」 青少年がこれを覚えてしまうと、必死に働くことを、学ぶことを、 しにくくなるぞ!!! 人間には、「潜在能力」というものがある。 分かりやすく言うと、それは「火事場のクソ力」というやつだ。 自分なりに頑張った・・・・・・これはこの潜在能力が働いていない。 そして「気楽で楽しい」を身につけてしまったら、 「自分なりに頑張る」こともしなくなるぞ。 それが悪化すると心のトラブル、例えばうつ病などになりやすくなるのだろう。 「若い内に買ってでも苦労させろ」という言葉がある。 これは潜在能力を引き出すことができるように育てろという意味さ。 それは、決して「気楽」ではない。「大変で辛い」という実体験が伴うものだ。 どう? 今現在の子育ては、「気楽で楽しい」になっていない? 決して心の強い子に育ちようが無いよね、それでは。 「スーパーもやしっ子」になってしまうぞ。 話は変わるが、 関東平野に住む人々の「快適」「簡単」「気楽」の飽くなき追求によって膨大な電力が必要になった。 それで福島に原発を作った。 そして福島で質素に暮らしていた人々がその犠牲になった。 これは事実ではないか! だれがその無駄遣いの電力を要求していたのか、よく考えるべきだ。 罪は、そこにある。 それでもまだ子供に「気楽で楽しい」を与えるつもりかい? 子供の心を強く育てようよ。 それは虐待とは、まったく違う。 親子でヘビーなキャンプに挑戦してみようよ。 僕は、その潜在能力で「卒業ビデオアルバム」の制作を20年し続けてこられたんだな、としみじみ今思うね。 11/5/29(日)朝 キャンプじぃじの日記 この雨で仕事の編集が進んでいる。 昨日、一件編集が上がって残り一件となった。 雨続きだと欲求不満に陥りそうだ。 これじゃ、病院生活をしているようなものだな・・・・・ 若くて綺麗な看護婦さんの代わりに、おばばがいる。 このことに関して、ノーコメント。 今日は雨でもさぎ山野営場に行く。 いつも付き合っているボーイスカウトではなく、 他団のリーダーが下見に来るからだ。 ここは、今年3回、キャンプをする予定を立てている。 上得意先になりそうだ。 と言っても商売ではないが、さぎ山野営場の利用率アップを目指すキャンプじぃじとしては、 このチャンスを逃すわけにはいかない。 雨で午後3時集合が繰り上がって、1時集合になった。 ボーイスカウトのキャンプは、雨程度で中止になることはない・・・はずだ。 下見は、むしろ雨の方が状況を把握しやすいだろうと先方に伝えた。 ともかく、さぎ山野営場で子供たちの歓声が切れ目無くあるようにしたいのさ。 僕は、30年間子育てをしてきた癖がついているから、 それがとっても楽しみなんだ。 11/5/28(土)朝 キャンプじぃじの日記 ナント、もう入梅だそうだ。 原発もそうだが、この地球温暖化という環境破壊も 元をただせば、人類の「快適」「簡単」「気楽」の貪欲なまでの追求によってもたらさられたんだ。 この簡単で明快な事実を、早く認識して欲しいよ。 このままじゃ、今の子供たちの時代のうちに本当に破滅状態になるんじゃないの? そのときにこう言われるだろう、 「第二次世界大戦後の人類のどうにも止められない欲望によって、こうして地球が壊れた。」とね。 さぎ山野営場でのキャンプは、本格的なものだ。 蛇口をひねれば水が出るのではなく、汲んでくる。 スイッチをひねって電灯を点けるのではなく、ランプをポンピングして点ける。 自動着火でガスに火をつけるのではなく、薪を火おこしする。 水洗便所ではなく、野グソだ。 そして五右衛門風呂さ。 この面倒くささに慣れると、そうした「快適」「簡単」「便利」ではなくても平気になれるんだ。 いやむしろ、そこが面白い。 ここでのキャンプ体験は、 「快適」「簡単」「便利」ではないからこそ面白い、 という人生観を身に付けることができるんだぞ!! 多くの父親と少年にこれを体験してもらいたいね。 まぁ、雨が続くおかげで、やっと編集をする気になれて良かったけどね。 こうでもなきゃ、仕事が出来ないキャンプじぃじでした。 11/5/27(金)朝 復活サイクリスト&キャンプじぃじの日記 一昨日、五右衛門風呂が完成して、その一番風呂に入った。 その前に見沼代用水路、南ハーフコースをサイクリングしたので いい汗をかいた後の気持ちのいい風呂だった。 ただ一つ、忘れ物をした。 片手に缶ビール・・・・・ 僕としたことが、肝心なものを忘れてしまった。 だけど、森の中、360°の露天風呂は、最高だ!! 昔は、入った後、ドラム缶の中のお湯は捨てたが、 さぎ山野営場では、それを残しておいて「防火用水」として活用することにした。 「防火用水」と書かれたパウチっこを3枚作って、 それをドラム缶の縁に取り付けて、 板で作った蓋をした。 僕が作った「親子キャンプ」DVDシリーズの第3巻「遊びの進化」というのがあるが、 「遊びの進化」とは、こうして工夫を積み重ねることにある。 本当にこの感覚、生きる癖、は重要だ。 僕がビデオを作っていて、本質的なところで同じものだ。 この「遊びの進化」の能力で、僕は、「一人3カメ」の手法を始めたからだ。 総てのデザイン、表現、 または、発明、新規プロジェクト、etc, この「遊びの進化」という生きる感覚から生まれるのさ。 そして、人生そのものの工夫もこれによって出来る。 この能力がエンプティだと、うつ病などの心のトラブルを起こしやすい人になると、僕は考えている。 「物で立派」という生きる感覚には「工夫」がない。 ここに今の子育ての、根本的、本質的、な問題があるのさ。 これに早く気付いた親が、自立の出来る一人の社会人を育てることが出来るだろう。 いくら最高級の教育を施しても「自立」出来なければ、 その教育は、まったく無駄になるからね。 11/5/26(木)朝 ビデオマンの日記 「根拠の無い自信を得るために機材で立派」 になりたがるビデオ屋やカメラマンに憧れる人は、本当に多い。 それが成功しない一番の理由だ。 カメラマンは、スチルにしろ動画にしろ「何かを見る」仕事なんだな。 その「何か」を見るのが好きだからこそ、本職のプロになれるんだ。 僕の場合、「子供」ということになる。 また、吹奏楽の世界では、 全国のトップレベルを撮るとなると、 カメラマンは、スコアが読めて楽曲を知っていなければ撮れないそうだ。 僕のように楽器の名前を知らない人は、その世界では「ド素人」なのさ。 日本舞踊の古典物を撮るのも同じ。 同じ番でも藤間と坂東の違いを知っていなければならない。 どういう被写体を追っかけて、その世界を熟知できるのか、 それがプロのカメラマンの本当の「ウデ」さ。 決して「機材オタク」では、喰っていけないよ。 11/5/25(水)朝 キャンプじぃじの日記 不幸な国、日本。 震災のことではない。 2008年の国際比較の結果だ。 読売新聞によると、 経済協力開発機構という国際機関が「より良い暮らし指標」というものを発表したそうだ。 それによると、34ヶ国中、日本は「幸福度19位」なんだそうだ。 「仕事と生活」の部門では、トルコ、メキシコ、に継ぐワースト3。 どういう意味だと思う? 若いお父さん? 「物」にしがみ付くために、無理な長時間労働・・・・ 僕は、そう思うな。 ちなみに、トップはオーストリア、続いてカナダ、スウェーデン、だそうだ。 「物」が溢れるようにある、というよりどちらかと言うと質素なイメージがある国々ではないだろうか。 「物欲」ばかりが突出しているライフスタイルに問題があるんじゃないの? それは、結局、子育てを他人任せにする風潮を生み出した。 僕は、こう考えているのさ。 その結果、自殺者世界第二位。 「物を買うために奴隷となって働く日本人」 僕には、そう見えるんだな。 まったく不幸な国民だ。 「幸せを感じ取る能力」 これを得るのに必要な心というのはだな、 「その条件の中でどれだけ人生を面白く作れるのか」にかかっていると思うな。 つまり「人生を工夫する」能力さ。 今のあるがままを、そのまま受け入れる心、が始めに必要さ。 この心の状態と反対のものが、 「根拠の無い自信を得るために物で立派」になりたがるということだ。 つまり「消費が目的の人生」ということになるのさ。 僕は、風呂のない二間のボロアパート住まいだが、 さぎ山野営場に「五右衛門風呂」が今日、出来そうだ。 僕は無理をしなくても愉快でしょうがない。 とっても面白い人生さ。 それだけではない。 自分の好きな仕事で生計を立てているぞ。 それで、たっぷり余暇がある人生だ。 もういい加減に「消費中心」から「人生を工夫」する生き方に変えようよ。 そのことで、子育てが変わる。 父親自身で自分の子の心を育てられるようになると思うな。 自殺者世界第二位、この汚名はそれで克服できるさ。 11/5/24(火)朝 キャンプじぃじの日記 五右衛門風呂は、ちょっとした障害に見舞われた。 僕だけ入るのなら、用水路の水をそのままでも十分だけど、 スカウトにも薦めるとなると水をろ過しなければならない。 逆に、ろ過装置を作るのは、ボーイスカウトの科目でもある。 そこで、装置の中がスケルトンで見えるようにしたくなった。 ゆえに、「ポリタンク」ではNGなんだな。 ともかく、一番大きいホームセンターへロケハンした。 あったよ。 半透明の収納ボックスがね。 後は、中にどういう順番で砂や炭を入れるかだ。 僕の子は、とうにボーイスカウトを辞めたから、 ボーイ隊の教科書は、全部捨ててしまってない。 そこで現職のボーイの隊長に問い合わせることになった。 五右衛門風呂を秘密裏に作って隊長を驚かすつもりでいたが、 このことで一気にバレてしまったね。 ボーイの子に参考にしてもらうために、 なるべく教科書に忠実に作りたい。 一番下から、 小石→小砂利→砂→木炭→砂→シュロの皮 という順番だ、ボーイの教科書ではね。 問題は、これの一番上の「シュロの皮」だ。 どうやって手に入れるの、これ? 入手困難な課題を作るなよなぁ・・・・まったく・・・・ そこで、そこの部分だけダイソーで売っている「洗濯ネット」を 何枚も重ねて代用することにした。 次々にこうして問題解決をするところが、キャンプの醍醐味なんだな。 「工夫の力」がこうして身に付くのさ、分かる? 若いお父さん? さて、ボーイの教科書では、ポリタンクを使うことになっているが、 それより二周り大きい「収納ボックス」をどう加工するのか・・・・・・ とりあえず、底に3oφの穴をたくさん空けた。 ものすごい数を空けた。 本当に嫌になるぐらい大量に小さな穴を空けた。 これをドラム缶の上にセットすればいいでしょう。 三脚結びの頑丈なのを二つ作って、 その二つに梁を乗せて、それにこのろ過装置をぶら下げればOKでしょう。 こんなことばかりやっていてちっとも仕事の編集が進まない。 困ったもんだ・・・・・・ 11/5/23(月)朝 キャンプじぃじの日記 今日の午後、晴れれば五右衛門風呂が出来るかもしれない。 去年、いつも付き合っているボーイスカウトの団ではなく 違うところのボーイ隊がさぎ山野営場を使ってくれた。 この間、入院したのだが、その時にそこの団員長に会った。 それで、「第一回キャンボリー」を案内した。 その効果があったのだろうか、 今年中に3回、さぎ山野営場を利用したいという申し込みが出た。 そこで、今度の日曜日にそこの隊長が下見をする段取りになった。 その日にまでには、五右衛門風呂を完成させたい。 たぶん楽勝だ。 そして「簡易ベッド」の工作物を改良して見本にしたいなぁ。 竹ハウスの建て直しもある。 ちょっと作業量が多すぎて間に合わないな。 さぎ山野営場の特徴 その気になれば、チェーンソーで立ち枯れをした木を倒す体験が出来る。 それを薪割することが出来る。 五右衛門風呂の常設。 そしてナント言っても、穴を掘って野グソができる。 これは、ボーイスカウトの重要な体験だ。 他のキャンプ場では出来ない。 ここらへんがボーイ隊にさぎ山野営場を売り込む(お金は取らないが)セールスポイントだ。 しっかりと営業をして、 さぎ山野営場の利用率をアップさせたいね。 もちろん、スノーメン・キャンプ・クラブとしてもこれから大いに使いたい。 6月の第一週の土日に、SCCでキャンプをする予定だ。 これは、古い友人がやりたがっている。 どうでもいいが、 谷口君よぉ、編集をしようか・・・・・・ 11/5/22(日)朝 キャンプじぃじの日記 五右衛門風呂の準備は、順調に進んでいる。 僕がカブスカウトのリーダーをやっていた時にも作ったから手順は慣れたものだ。 昨日は、五右衛門風呂となるドラム缶を買って、 それの中を水性ペンキで3度塗りをした。 塗っては乾かし、塗っては乾かし・・・・ これを繰り返していく。 乾かしている間に、 ドラム缶の中に敷くスノコのために、3センチ角の角材から切り出す。 これは後で釘を使って組み立てることにした。 風呂の外で着替えるスペースにもスノコが必要だ。 こちらは、テーブルの工作での天板と同じ要領でロープワークで組むことにした。 ドラム缶の底、ここは薪火が直接当たって一番錆びやすいところだ。 そこで、そこにもペンキを塗った。 ただ、まだ一回だけで昨日の作業は終了した。 今日は、それらの続きをするさ。 そして最後にポンプを買ってくるつもりだ。 木立の中でビール片手に五右衛門風呂・・・・・・ いいねぇ。 早く入りてぇ〜〜〜。 編集はどうしようか・・・・・・ 頭の片隅に、少しはあるさ、「さっさと仕事をしろ」とね。 11/5/21(土)朝 キャンプじぃじの日記 さぎ山野営場は、これからやぶ蚊がすごくなる。 そこで成虫で飛んでいる蚊を駆除することが出来ないか、 いろいろ調べてみた。 それがあるにはあった。 エンジンの燃焼する熱を利用して薬剤を煙にして噴霧するというものだ。 機械だけで50万以上する。 とても貧乏人の手に届くものではなかった。 このことを地元の農協で調べていた時に、 一人のおじさんが調子の悪い機械を係りの人のところに持ってきた。 2サイクルエンジンに普通のガソリンを入れてしまったらしい。 係りの人は、一度燃料を全部捨てて 2サイクル用の混合ガソリンをその機械に入れた。 エンジンはかからない。 何回もスターターをかけたから、ガソリンを飲み込んでしまったのだろうか? プラグを抜いてみる。 それは乾いていた。 ということは、キャブが詰まっていることになる。 その係りの人は、僕とまったく同じことを考えて行動していた。 それでその機械は何かというと、小型のポンプだった。 ポンプ・・・・・・・ さぎ山野営場で、知り合いのボーイスカウトの隊長や古い友人たちが冗談で僕に「五右衛門風呂」を作れと言う。 水道が無いから無理でしょう、僕はその要求にそう答えたものだ。 やぶ蚊がいるということは、そこに水路があるからだ。 野営場の道路に面した側の、反対側にそれがある。 田んぼに水を引くために今、ドクドクと流れている。 これの元は、見沼代用水路になる。 水路・・・・・ポンプ・・・・・ ピンポーン!! 五右衛門風呂は、やる気になればできる。 そして、僕はやる気を起こした。 編集は、ちっともやる気が出ないけどね・・・・・・ そういうことで、昨日は、早速、五右衛門風呂の床下にするコンクリートブロックを30ヶ買って、 山の中に運ぶまでの作業をした。 さぎ山野営場というちょっと大き目のおもちゃは、 僕の仕事の最大の障害だ。 困ったもんだ。 11/5/20(金)朝 ビデオマンの日記 昨日、約4年ぶりに同業者の勉強会に参加をした。 横長画面やブルーレイについての実態把握、人材確保、 そこらへんが目当てだ。 かなり貴重なデータを得ることが出来たね。 これからの戦略に大いに役立ちそうだ。 ところで、この会は、僕と同じ個人事業の人たちが集まっている。 僕のように幼稚園、舞台もの、ブライダル、 ここらへんの仕事をしている人たちがほとんどだ。 4年の間に、知らない顔の方もちらほらおられた。 古株もたくさんいた。 4年・・・・・この歳月の区切りの昨日に限って まったく新しい方が尋ねて来ていた。 なんでも昨日の朝になってコンタクトをしてきたという。 つまり僕とその方は、偶然にも昨日という日にその会に出席したわけだ。 そして、始まる前にその方が僕のところに来て 「あのぉ、・・・・幼稚園にいつも来ているカメラマンではありませんか?」 と尋ねられた。 ナント、僕の取引先の保護者だった・・・・・・ いったいこれは、どういう確立でこういうことが起こるんだ? 旅情推理小説家でさえ思いつけないシナリオではないか! この事態が分かってもらえるだろうか? こんなことがなぜ僕の人生に起こるんだ? 僕の人生を操っている存在があるが、 何かのパロディ、冗談、そうとしか思えないよな。 事実は小説より奇なり・・・・まったくこの言葉通りのことが起こった。 11/5/19(木)朝 ビデオマンの日記 昨日は、僕の父親に対する活動に興味のある方が、 その方のビジネスに何かヒントを得たいらしく さぎ山野営場に来た。 せっかくだから、その方にチェーンソーで立ち枯れしていた木を倒させて薪割りを体験させた。 スーツでやって来たその方は、想定外の面白さに興奮気味だった。 山仕事は、どこか男心をくすぐるものだ。 僕の本業は、「卒業ビデオアルバム」制作だが、 「カメラ」や「撮影ごっこ」が好きでやっているのではない。 「子供を観察する」のが好きでこの仕事をしている。 そして自分の子育てを他人任せではなく自分でした。 とくに四人の男の子のうち、下二人は、子育てのための「親子キャンプ」を実行した。 これらの延長線上に、僕の父親に対する活動があるんだな。 父親に、子育てを自分でやる気を起こして欲しい・・・・ その一念で今の活動をしてきたわけだ。 だが、所詮、素人のマスターベーション。 なかなか、その効果が現れないのも事実だ。 「父性教育の重要性」 これを訴えたいのだが、前に進んでいない。 どういう形にせよ、僕の活動に興味があって それで何かの方法で商売が、その方にあるのなら 僕の訴えたいことが広く若いお父さんたちに伝わるのだろうか? 僕の作った「親子キャンプ」DVDも、 若いお父さんたちに手渡っていかなければ、意味が無い。 僕の活動や、DVD、これらの普及には、 彼のようなプロの力を借りられれば、大いに前進するだろう。 そんな期待感があったな。 どうしたらいいのか、これから彼と一緒に暗中模索が続きそうだ。 11/5/18(水)朝 キャンプじぃじの日記 昨日も幼稚園を取材した。 自分で言うのもなんだが、さぎ山野営場が一段落をしているので 仕事に身が入った気がする。 しかも「卒業ビデオアルバム」が1件、編集が終わった。 これからオーサリングに入る。 気合が入ってるよなぁ。 工作物の椅子、長期間使用にまだ耐えられなくて潰れていた。 これも昨日、直した。 これがどのくらいもつのか、試してみる。 工作物では、「簡易ベッド」が潰れたまま野営場にある。 これも「椅子」の工作行程を参考に改善したい。 ・・・・・・いつの間にか、またキャンプの話題になってしまった。 僕の脳みその回路、 根本的に遊びモードだ、ダメだこりゃ・・・・ 11/5/17(火)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、西に16`行った所の幼稚園へ取材をするのに自転車を使った。 エコの実践だ。 趣味と実益を兼ねるとも言う。 追加納品でそこへ自転車で行ったときには、 幼稚園の先生方々がたまげていたけど、 もう慣れっこになっている様子だった。 なんとなく「奇人変人」扱いのような感じがするな。 僕は、朝一番にここに書き込むときにメールチェックをする。 今朝は、姪っ子から初めてメールが来た。 この子は、いつもキャンプで遊んでいる古い友人の子供だ。 もう19才さ。 ちなみに、この子の母親は、僕の妹だ。 なんでも、DVDを友達の誕生祝に作りたいと言う。 たぶん、30分ぐらいのものを作るのに、30分で出来ると思っているだろうと思って、 すごく時間がかかるよと伝えた。 根気が必要なんだよ、この編集・・・・・ たまりに溜まったこの編集・・・・・ いい加減にやっつけなくっちゃなぁ・・・・・・ 憂鬱な気分になってきた・・・・・・ 11/5/16(月)朝 スノーメン・キャンプ・クラブ 報告 5/15(日) 道満グリーンパークで「親子で工作」を実施 この冬の間は、さぎ山野営場ができたので、そこで遊ぶ・・・ いや、活動をしてきた。 そして、3月は地震、4月は入院で、「親子で工作」の活動が出来なかった。 つまり、ほぼ半年振りに出来たんだな。 今まで、「工作物」を見せたいと思い「竹ハウス」を現場に建てたが、 それは、さぎ山野営場に常設しているのでその資材が無い。 そこで昨日は、普通のタープを張って、南側に日よけのよしずを設置した。 工作物の見本には、「テーブル」と「椅子」を用意した。 おばばに「父親を呼んで来い」と強く言いつけて朝の10時ころ「営業」をさせた。 僕とおばばの二人だけで、 いつもの古い友人は、都合で来られなかった。 だから、お昼は、コンビニ弁当にした。 午後から、おばばの呼び込みの効果が出てパラパラと親子が尋ねてきた。 しかし、どうしても母親と子供のペアなんだな。 今回、「枝ハンコウ」と「ドングリ人形」の定番のほかに、 「ペットボトルの風車」を親子に案内をした。 女の子には、前者が人気だな。 でも男の子は、風車を見たらほぼそれを作りたがった。 そこで僕は、「この風車は、お父さんじゃなければできないよ」と言葉掛けをした。 これがとってもいい効果があって、 次から次へと父親がやってきた。 おおむね、10名以上ぐらいだっただろうか、 久しぶりにこの活動の目当ての若いお父さんをたくさんゲットできたね。 中には、お父さん自身がハマッたと告白している人もいた。 僕はこう言ったね、「お父さん自身がそういうふうに夢中になれれば、子供はそれを真似るようになるさ。」 何人もの父親が「少年の目」になったね。 この工作は最後に「角結び」にするのだが、 それが出来たところで「この角結びが出来れば、このテーブルが作れるようになれるんですよ。」と工作物のテーブルに注目させた。 ほとんどのお父さんが驚いていた。 「竹ハウス」より「テーブル」の方が注目度が高いことが分かった。 こういうことでタイムリミットの5時寸前まで粘ったね。 久しぶりのこの活動は、大成功だった。 夜には、古い友人も来て打ち上げを楽しんださ。 「ペットボトル風車」で父親を釣る、これが大成功のカギだと分かったね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11/5/15(日)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、幼稚園の遠足に行った。 しかし、ビデオ屋さんはカメラを持たずに救急用品を持って出かけた。 毎年のことながら、 取材目標の「年長」ではなく「年中・少」の遠足について行ったんだな。 そこで、場所取りと、お弁当の番と、救護班、の任務がある。 今年は、プログラム的に「お弁当の番」はしなくて済んだ。 天気も良く、気持ちのいい風もあってとってもいい遠足日和だった。 親子で一日遊んで、お弁当を食べて、 いい思い出になったことだろう。 僕にもそれがある。 思い出すと幸せな気分になれるさ。 昨日の夜には、 うつ病の古い友人と大家のおばぁちゃん、僕とおばばの四人で 玄関の前で夕食を取った。 ドアー1枚の中と外では、まるで世界が違う。 何回やってもそれが不思議だ。 ランプを灯して、キャンプの雰囲気が十分に楽しめる。 おばば以外は、少食なのでテーブルに並べたものがちょっと多かったな。 それでも、酒を呑んだ後のラーメンは、どういう訳か別腹なんだな。 大家のおばぁちゃん以外の三人で最後にラーメンを食べに行った。 子供がいなくなって、スローライフを堪能しているさ。 今日は、これからSCCの恒例の活動、道満グリーンパークで 父親をターゲットにした「親子で工作」をしに行く。 心に余裕が無ければボランティア活動はできない。 僕は、貧乏だからお金に余裕はないが、 どうやら「心」にはあるらしい。 なかなかいい余生でしょう。 若いお父さんもこれを真似っこしてみたら、子供が巣立った時にね。 11/5/14(土)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、川口市にあるグリーンセンターで幼稚園の遠足を取材していた。 連日の雨で、ナント15団体が詰め寄せたね。 午後には、 さぎ山野営場にあるキャンプ用品を取りに行った。 明日の戸田市で行うデイキャンの準備だ。 そうしたら、SCCオリジナルの工作物「竹ハウス」が潰れていた。 この竹ハウスの構造は、四隅の4本のポールがメインで建っている。 その内の1本が、側溝で掘った溝が土砂崩れを起こして、それで倒れたのが原因のようだ。 とりあえず、修復作業をしたが、 一度雨水が溜まって伸びきったシートは、もうNGだ。 今回、フライシートには、ブルーシートを使っていた。 古い友人が、それだと日中、中が青くなって見ずらいという。 それでどうせ交換するのだから「銀シート」を買った。 近日中に、竹ハウスの建て直しをしなければならない。 さぎ山野営場というちょっと大き目のおもちゃは、やることが一杯あって面白いよ。 時に、ウンザリするほどの作業量のこともある。 それが面白いという変な遊びだ、キャンプはね。 11/5/13(金)朝 キャンプじぃじの日記 今まで、自分の子育ての一つの方法として「親子キャンプ」をしてきた。 それは、レジャーキャンプとは一線を画す。 作業のあり方に違いがあるが、 一番大きな違いは、「父親の心構え」だろう。 また山岳キャンプとも当然違う。 キャンプをする目的が違う。 「子供の心を強く育てる」というハッキリした目標があった。 今、子供がいなくなって、いったい僕は何を求めてキャンプをすればいいのだろうか? その答えを今回の「第一回キャンボリー」で得た気がするな。 僕が常駐できる期間を設けて、 その期間中に子育てのための「親子キャンプ」を実践してみたいと思う父親とその子供を受け入れる。 具体的な子育ての方法は、僕が作った「親子キャンプ」DVDの内容を父親に学んでもらう。 そして、その超初級編として、戸田市の道満グリーンパークでのデイキャンプを位置づける。 これでいいんじゃないの? 子供がいなくなってつまらない人生を作り直せる気がするなぁ。 いいよ、これ! いいアイディア。 来年の「キャンボリー」がこの目標で大いに楽しみになったさ。 ところで、 その道満グリーンパークでのデイキャンプは、明後日、今年初めての活動となる。 いつもの古い友人は、お姉さんが亡くなった都合で来られない。 おばばと二人だけで行う。 お昼は、コンビニ弁当にして、 活動本来の目標をしっかりと意識してやりたいな。 もう、何年もこれを実行してきて、すっかり中だるみの感だった。 初心に戻って、デイキャンするぞ! 11/5/12(木)朝 ビデオマンの日記 「卒業ビデオアルバム」の取材は、 この連休明けから本格的に始まる。 とくに、梅雨に入る前に撮りたいものがあるんだな。 ところが、いきなり連日の雨。 おかげで、昨日は、暗く部屋の中でそれの編集がすすんだ。 たぶん、この数日で1件完成をするだろう。 残り2件。 入院が無ければ、実はこれももう終わっているころだ。 ちょっと馬力をかけてやっつけなければね。 それで平成22年度のものがすべて完成となる。 僕のこの仕事の満20年の完成だ。 僕の仕事は、「隙間産業」だ。 しかも子供を撮るので超地味な仕事だ。 若い人には、物足らなく感じるのかも知れない。 しかし、この災害で意外なことに「家族写真」や「卒業アルバム」をいかに大切に思っているのかが良く分かった。 もちろん、たぶん、この「卒業ビデオアルバム」も同じ価値観のあるものだろう。 そういうものを作っているんだと、最近気が付くことができてとっても嬉しいね。 「思い出」を缶詰にする仕事。 これに快感を覚える人こそ、この仕事が向いている。 機材オタクは、嫌いだ。 どこかに、子供を見つめるのが好きな人はいないかね? 僕は、生きている間にそういう人を見つけたいのだが・・・・・ だれかそういう人で若い人を紹介しておくれ。 11/5/11(水)朝 キャンプじぃじの日記 僕には、四人の男の子がいる。 上二人はグレた。 僕は高校を卒業して、都内にある小さな会社に勤めた。 広告物の営業を10年やった。 稼ぎがよかったので、つい、都内で享楽にふけってしまった。 それで、上二人を上手に育てられなかった。 本当に、子育ての本質は父親次第だからね!! 家庭内での子育ての中心は、「父親」の役割だ。 母親ではないぞ! 子供に「生き方」「生きる意味」「生きる価値」を教えられるのは、父親でしょう。 これがしっかりしていなければ、 いくら最高級の「教育」を施しても無駄になるさ。 「子育て」のために各論の「教育」がある。 「子育て」を他人任せにしてはならない! その失敗で僕は、猛省した。 「親子キャンプ」をとおして僕は、真剣に自分で出来る限りの「子育て」をした。 子供の頭がいいかどうか、そういうのはほとんど遺伝の問題だ。 子供の「心」を父親が育てる。 これを僕は実行した。 その結果、僕の子供、上二人と下二人は、まるで育ち具合が違うようになった。 「簡単」「気楽」「便利」の飽くなき追求は、 この「子育て」にも影響をしていると強く感じる。 「子育て」を他人任せにするというのは、その現われだ。 自分で子育てをする気がなくて、面倒で、他人任せ・・・・・ ひどい話だよ。 そんなことをし続けていれば、必ずシッペ返しがある。 自殺者世界第二位。 これは、そのシッペ返しの一つだ。 もう一つは、 田舎で質素に暮らしていた人々が、 関東平野に住む享楽に溺れている人たちの欲望を満たすために 犠牲になった。 それで平気な人がいっぱいできてしまった。 そういう心の人たち。 もし、そう言われたくないのなら、即、自分で出来ることを実行しようか。 「享楽」を捨てるのさ。 「断捨離」の真髄はそこにあるようだよ。 テレビで東京の夜景、夜だというのに皓々と電気をつけている様を放映している。 福島の人々にはどう写るのだろうか・・・・・ この無神経さを言っているのさ。 11/5/10(火)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、幼稚園の普段の様子を取材した。 ちびっちゃい子を見ているのは、面白いさ。 連休明けから「卒業ビデオアルバム」の取材が本格的に始まる。 午後から、見沼代用水路コースをフルでサイクリングした。 暑かったね。 「アオスジアゲハ」を見かけたよ。 夏だ。 いつも休んでいる、JRとR-16が交差をするところ、 まるでジオラマを見ているようなところでオニギリ一個をほおばった。 田植えが始まろうとしていた。 耕運機はなぜああして赤い色をしているんだろうか? 遠めに見て、本当にザリガニみたいに見えるな。 のどかだ。 福島の人たちは、辛い避難生活の中にどう過ごしているのだろうか? どんなに辛くても、その中にチョッピリの楽しみを見出しているだろうか? 本当に、そのチョッピリの楽しみこそ、本来の幸せが隠されている・・・・ 僕は、そんな気がする。 今は、辛いばっかりかもしれない。 でもそれを乗り越えた時、 そのチョッピリで十分に幸せを感じられるようになれるさ。 きっと、そうなった時に、 関東平野に住む人々が、チョッとしたことで不平不満を抱かえる気の毒な人種に見えてくることだろう。 福島の原発は、関東平野に住む人々の「簡単」「快適」「気楽」の貪欲なまでの欲求によって作られたという事実を子供たちに教えるべきだ。 僕は、今年度からエコの実践として 可能な限り取材を自転車で行くことにした。 口先だけではなく、自分で出来ることで即実行だ。 これも子供たちに教えよう。 ということで、昨日の取材は早速、自転車で行った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「第一回 キャンボリー」 スノーメン・キャンプ・クラブ (キャンボリーとは、SCCのキャンプ大会のことで造語) ●開催期間:4月29日(金)〜5月8日(日) ●場所 :さぎ山野営場 SCCサイト ●開催期間中、自由参加です。 ご都合のいい日時においでください。 参加希望の方はメールでお問い合わせください。 ●日中は、サイクリングや温泉に行って不在が多いです。 連絡がある場合には、います。 このキャンプの活動目標は、 「買って済ませるのではなく自分で作るキャンプ」 の実践だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11/5/9(月)朝 復活サイクリストの日記 昨日、「第一回キャンボリー」の最終日だった。 その最後を飾った活動は、さぎ山野営場より歩いて数分のところにある教会の礼拝に出席したことだった。 誰が何を言おうと、とっても祝福されたエンディングだ。 そこの牧師先生は、出張で 代わりにそこの長老役らしいかなり年配の方が証しをした。 相当耳が遠く、声も小さいので集まってきた人たちが その老人を囲むようにして彼の人生の体験談を聞いた。 膝を擦り寄せてとってもフレンドリーな空間が出来たな。 自分の努力以外の支えがあって生きてこられたというようなことを 彼は話し聞かせてくれた。 僕にとってそこの風景は、これからの目標だな。 若いお父さんにどうしても聞いて欲しいことがある。 それをあのようにして聞いてもらえれば最高だ。 昨日の午後は、おばばと二人で見沼代用水路の北側半分のコースをサイクリングした。 おばばのペースは、生あくびが出てだるくなる。 さぎ山野営場で、二人でコーヒータイムをして 夕方5時に、クラブ旗の降納をして「第一回キャンボリー」を終了した。 期間中、末っ子が帰ってきたり、 予想外に子供たちが尋ねてきたり、 まったく想定外に礼拝に二回も出席できたり、 自分でやってみて、とっても不思議な活動になった。 11/5/8(日)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、最近知り合ったカメラマンが来るようなことを言っていたので、朝の8時にさぎ山野営場に入った。 撤収は終わっているし、何にもやることがない。 旗揚げだけした。 9時半ごろ、天気予報どおり小雨が降ってきた。 もうゲストが来ないだろうと思って帰宅した。 これから夏に向けての準備、 自転車のパンク直しのセメント、傘にかける防水スプレー、蚊取り線香の携帯ケース、 除菌ガーゼ、包帯各種、マキロン、テラマイシン、バファリン、 15時間もつランタンと電池、カセットボンベ式のランタン、 そんな物の買出しをした。 連休で帰ってきた末っ子と最後の昼食をとった。 この子は、また研修に行く。 雨だったら、いい加減にたまっている編集をしようと思ったら、 なぜか雨が止み、そのカメラマンが来た。 そこで、彼と二人でさぎ山野営場へ行って、焚き火を囲んでコーヒータイムを楽しんだ。 彼は、焚き火を見ながら「燃えろよ、燃えろ」を歌っていた。 よほど焚き火が楽しかったのだろう。 久しぶりにいつもの銭湯の湯船に浸かって、 一人手酌の晩酌をした。 シラスの生がつまみに出た。 初めてだ。 珍しかったがそれほどうまいものではなかったな。 末っ子がいなくなって寂しがる居候の猫が、一晩中ニャーニャー鳴いた。 おばばは、いつものようにイビキがうるさかった。 寝てられないよ、まったく。 さぎ山野営場の方がよっぽども熟睡できる。 そこは僕にとって避難所、パラダイスさ。 古い友人にとってもそうらしい。 一時の逃避を楽しめるところ・・・・・ わびしい人生だなぁ・・・・・ 11/5/7(土)朝 キャンプじぃじの日記 予報では、今日は雨だ。 それで昨日のうちに撤収をした。 しかし、最近付き合い始めたカメラマンが来るらしい。 今度は、「デイキャン」の準備をしなければならない。 雨でも本当に来るのかねぇ・・・・・ もし、天気がもつようだったらサイクリングをしたいよなぁ。 ロード(自転車)のチェーンホイールも、タイヤとチューブも交換したからガンガン走りたいよなぁ。 ツーリングは、まだ一回しか出ていない。 梅雨に入る前にたくさん走らないと・・・・ あのぉ、これ遊びじゃないからね。 夏の肉体労働に向けての自主トレなんだ。 僕は仕事熱心だよなぁ、編集はたまっているけど・・・・・・ 11/5/6(金)朝 復活サイクリストの日記 昨日は、いつもの古い友人と二人で見沼代用水路コースをサイクリングした。 末っ子が使っていた自転車をソイツに、大分前に上げた。 何回か自分で走ってみたようだ。 何でもそうだが、「基本」がある。 自己流は、どんなことでも上達が遅いかできないものだ。 そこで、昨日は、「走り」の基本を教えながら北側半分のコースを走った。 一周は、まだちょっと無理だとソイツが言う。 サドルの高さは、かかとでペダルを踏んで、 一番下にした時に膝がほんの少しだけ曲がる程度にすること。 膝が伸び切ってしまう高さは、フクラハギがつりやすくなり、 逆に低いと、ももが疲れやすくなる。 これは、自転車を上げたときに教えた。 「つま先」でペダルを踏むこと。 ピッチは、選手ではないからだいたい 70回転/1分〜90回転/1分ぐらいが妥当。 とくに、60回転/1分以下にならないようにする。 「速度」ではなく「回転ピッチ」を保つためにギャーチェンジをすること。 これは、僕が前を走りながら見せて教えた。 まだ他にもあるけど、一気にいろいろ教えても覚えられないから、 以上のことを本人にしっかり意識させた。 自分で勝手に走っていた時よりも「楽」になったそうだ。 昨日の午後は、二人で最寄の天然温泉に浸かったさ。 コイツとは、こうしてもう40年、遊んできた。 夜には、 「第一回キャンボリー」の打ち上げをソイツと僕、おばばと末っ子でした。 まだ、それの日程があるけどゲストはいないので 片付けに入る。 11/5/5(木)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、 病院で知り合った中学一年生の子と、その従兄弟の二人がさぎ山野営場に来た。 僕が作った「刃物と火力の取り扱い」DVDを見て、 そうとう楽しみにしてきたんだろうな、きっとね。 朝の8時に北浦和駅で待ち合わせをして、ピッタリに来た。 たぶん、すぐにでもチェーンソーをやってみたいんだろうと思って、 山に着いて、早速立ち枯れしている直径20センチぐらいの木を見つけて、その二人に倒させた。 そして、薪の長さにカットさせた。 一輪車でその薪を薪割り場まで運ばさせて、そこで二人に薪割りを体験させた。 従兄弟の子は、病院ではちょっと反抗心顕わな顔をしていたが、 ここでは、すっかりおもちゃを与えられた少年の顔になっていたな。 そのあと、 お昼の準備を二人にさせた。 カレーと米を買い出しに行って、 食材を洗ったり切ったり、兵式飯盒で米を研いで炊いた。 飯盒の火力は、薪にして従兄弟の子にその番をさせた。 ほんの少し飯盒の底にオコゲが出来るようにした。 そのオコゲをガスバーナーで焼ききって洗うという方法も教えた。 中学一年生の子は、「野グソ」体験をした。 バナナが2本出たと言っていた。 従兄弟の子は、竹とんぼを作らさせた。 しばらく一人にさせていたら、その子は上手にそれを作って自慢げに僕に見せに来た。 ちゃんと飛んださ。 DVDで夢を描いたとおりの一日になっただろうかね? 最後に送り出す時に 「月に一回程度来れば、ある程度上達をする。 月に二回来れば、そうとう上達する。 半年に一度や、年に一度では、ほとんど上達をしないさ。 何でもそうさ。」 と僕は、その二人に告げた。 11/5/4(水)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、古い友人二人と牛久市に住んでいる家族、 そして大家のおばぁちゃん、おばば、末っ子、 総勢10名集まった。 お隣では、ボーイスカウトが2泊3日でやってきていた。 さぎ山野営場は、非常に賑やかだった。 牛久市からやって来た家族には、4才と中学生の男の子がいた。 中学生の子に薪割りを教えた。 4才の子には、竹とんぼを作ってあげた。 やっぱり、キャンプは子供がいるから面白いんだな。 夕方になって、古い友人一人と、牛久市の友人一人、 そして僕の三人だけ泊まることになった。 最寄に温泉があるのだけど、珍しく僕は行く気にならなかった。 その友人たち二人だけそこへ行ったね。 僕の嫌な勘は当たって、雨が降り出した。 焚き火台を囲むように椅子、テーブル、をセットしていたので、 それらを「竹ハウス」に仕舞い込んだ。 僕は、昼間っからビールを呑んでいたので、 夜には飲み疲れをして大人しく9時ごろには寝たさ。 僕のお気に入りの灯油のランプの他、 ガソリンランタン、ガスランタン、友人が持ってきたキャンドルランタン、 竹ハウスの中は、ずいぶんと明るかったな。 今朝、3時半ごろ、友人の一人がションベンで起きた。 それで僕も目が覚めたな。 そうしたら、いたよ、フクロウがね。 どこにいるんだろうか・・・・声だけいつも聞こえる。 一度見てみたいよな。 そんなことを考えていたら、今度は蚊が一匹ブンブン飛び出した。 おかげですっかり目が覚めてしまった。 まだ5時前だが、ここの書き込みが終わったさ。 さぁ、今日はどんな日になるのかな・・・・・ 11/5/3(火)朝 復活サイクリストの日記 昨日は、北西の強い風が吹いた。 さぎ山野営場で旗揚げをした後、 自転車の車輪を外して輪行袋にそれを押し込んで 東北本線の大宮から小山まで輪行した。 普段は、帰り道に輪行することが多いけど、 向かい風になる行きに電車を使ったわけさ。 見沼代用水路コースでいつも休んでいる バイパスと電車が交差をして、まるでジオラマでも見ているようなところがある。 昨日は、そこを電車の車窓から見ることが出来た。 小山駅を降りて自転車を組んだ。 もうそこでお昼になったので、そこでラーメンを食べたね。 麺が細かったけど、「佐野ラーメン」風だった。 そしてそこから佐野へ向かってサイクリングを始めたさ。 途中、道の駅「思川」で「豆腐の味噌漬け」と「佐野ラーメン」のお土産を買った。 「思川」なんて、なかなか旅情を誘うよね。 見渡す限りの田んぼ。 田植えが始まっていた。 遠目に赤い耕運機がザリガニのようにハサミみたいなものを上げている。 そこ、ここ、に耕運機がある。 中には、それが対向車線から堂々と向かっても来た。 田んぼには、ヒバリがピーチク、パーチク、と歌っている。 カエルがそこにハモっている。 のどかだよ。 あの広々とした田んぼを見ると、サイクリングというより旅をしている感じに浸れる。 いつもだったら、 その広大な田んぼ越しに山々が見えるのだが、 北西の風が黄砂を運んだらしく、晴れているのにそれのシルエットが霞んでいた。 実は、一昨日に滅多にしない洗車をしたんだな。 だいたい僕が洗車をすると雨が降るというジンクスがある。 それなのに、雨が降らなかった。 その分、黄砂が降ったのだろう・・・・・ やっぱりねぇ・・・・・・ 渡良瀬遊水地を目指したが、どうにもうまくたどり着かない。 何回も国道4号線に出てしまう。 そうとう蛇行したコースを走ったようだ。 土手の上では、追い風に乗ってスイスイ泳ぐように走ったな。 スピードを出しても無風状態だ。 汗が出た。 結局、迷いに迷って、 国道122号線に出た。 そこから、ダッシュでさぎ山野営場へ向かう。 おばばを仕事場まで迎えに行かなければならないからだ。 ケツカッチンのサイクリングは、最後が慌しくてしょうがないな。 この時期は、サイクリングで最高のシーズンだ。 そしていつも僕は、「プチ隠居生活」なので 当然のことながらサイクリング三昧をするハズだった。 しかし、今年は入院で、その一番おいしいところがNGだったな。 ちょっと、挽回したいよな。 11/5/2(月)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、サイクリングを連日したので体を休めた。 今日、調子がよければツーリングに出たいね。 さて、古い友人は浄土真宗だが、なぜかさぎ山野営場の近くに プロテスタント教会を見つけておいてくれた。 人通りがほとんど無いようなところ、 なんでここに教会があるのだろう・・・・と、不思議に感じるところにポツンとある。 さぎ山野営場からアスファルトの道路を大回りして歩いて10分かからない。 更地をショートカットして行くと5分ぐらいのところにそれがあった。 そして昨日は、そこの礼拝に出席した。 牧師先生は、珍客に驚いていた様子だった。 「第一回キャンボリー」の最終日も日曜日なのでそこに行きたいね。 そこを見つけた古い友人と昨日は、銭湯に入って 大家のおばぁちゃんも誘って「退院祝い」をしたね。 まぁ、理由は何でもいい。 古い友人は、お姉さんや親戚の度重なる葬儀でちょっと元気が無い。 そうさ、順番だよ、そのうちに我々の番だ。 「自分の死」を直視した分「今の生」を大切にできるものさ。 残されたわずかなこの世の旅路をどう使うか・・・・・ 僕は、若いお父さんに「本当の父親像、本物の子育て」を訴え続けていきたいね。 父親が骨太に生きた分、子供たちの心がしっかりと育っていく。 元気で明るく強い子・・・・・・ 本当に父親次第だからね!! 11/5/1(日)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、午前中見沼代用水路コースをフルコース、サイクリングした。 あまり力まなければ、どうやらツーリングが出来そうだ。 今日は、天気が良くないので体を休めて明日、今シーズン初のツーリングをしたいな。 昨日の午後は、草刈をした。 さぎ山野営場の道路側は、だいたい150メーターぐらいあるだろうか。 そこに生え出した雑草を草刈機で刈った。 本来、刈った草をまとめて山の中へ捨てるのだが、 昨日は、風が強くてまとめることが出来なかった。 道路にはみ出た草だけをブロアーで掃除するまでをやった。 結構な肉体労働だったさ。 午前中は、サイクリングをしたし、心地のいい疲労感だった。 それでまた、野営場で椅子に腰掛けて、そのまま昼寝をした。 これ、最高だ! 気持ちいいの、なんのって、 自然の涼風で小一時間、グッスリ居眠りしたな。 この連休に末っ子が帰ってきている。 ブラブラと悪さをしでかさないように監視をしなければならない。 そこで、昨日は、末っ子に長男がどうしているのか様子を覗いてくるように言い付けた。 一石二鳥。 自分で言うのもなんだが、中々の名案だ。 長男は、末っ子が行ったときには、今度は、本当に留守だったらしい。 もうかわいくない子供の子守なんて、面白くないよな・・・・・ |
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