「コンビリング」手書きのシルエットから指輪が出来るまで

当店で制作するご結婚指輪はすべてオーダーメイドです。

お店にご用意しております70種類のサンプルリングを手に取りながら、お二人の理想のカタチを検討して頂きます。

人気のコンビリング

コンビリングとは、色味の異なる金属素材を部分使いした結婚指輪です。
主に、白い色のプラチナをベースにしてゴールドを貼り付けてアレンジします。

ここ数年、コンビリングを取り扱うブランドは増えてきています。
単色で制作する結婚指輪よりも費用は割高になりますが、色を部分使いすることでファッション性豊かな指輪に仕上がります。


ラフスケッチ

コンビリング結婚指輪①

左右で色の異なる金属を使用します。
デザイン上の継ぎ目や溝を境にして色味を変える、最も多用されているコンビリングの方法です。

異なる金属をロー付け(接合)します。ロー付けはとても強固な接合方法で、指輪を身に着けていて接合部分が取れてしまう様な心配はありません。

 ポイント 
コンビリングを制作する際は、指輪表面をつや消しにすることをお薦めしています。
鏡面仕上げの場合、指輪が光を反射して色味の違いが判別しづらくなります。

 

>実際に出来上がった指輪はこちらから



ラフスケッチ

コンビリング結婚指輪

先ほどご紹介した結婚指輪と同様に、デザイン上のはっきりとした凹凸を利用します。
熟練した職人による鍛造ならではの良さは、金属を貼り合わせた境の美しさに表れます。

 ポイント 
今回のデザインの場合、A部にダイヤモンドを入れるのか、それともラフスケッチの様にベース部分に入れるのか意見が分かれる所でしょう。

>実際に出来上がった指輪はこちらから



ラフスケッチ

コンビリング結婚指輪③

シンプルなシルエットにワンポイントで異なる金属素材を使います。
結婚指輪を手に取って、近くから見てみないと分からないデザインですが、こうしたディテールの積み重ねがその指輪の魅力になります。

>実際に出来上がった指輪はこちらから



ラフスケッチ

コンビリング結婚指輪

中央のラインを境に上下で異なる金属素材を使います。
こうした全周にわたる張り合わせをした指輪は出来上がり後のサイズ直しが出来ません。
この点が、これまでご紹介したコンビリングとの大きな違いです。

指輪サイズに間違いがない様に、慎重に制作を進めていきます。
制作途中の荒仕上げの指輪を一度お客様のご自宅に発送します。
2、3日の間、ご自宅でじっくりと形状の確認をして頂き、全ての確認が済み次第、最終段階に進みます。

 ポイント 
白い色の金属素材には、プラチナとホワイトゴールドがあります。今回の結婚指輪では、男性の指輪にこの2つの素材を使用しました。
店頭にて「白さ」の差をお確かめ下さい。

>実際に出来上がった指輪はこちらから


サイズ直しが不可能なコンビリングをもう一組ご紹介します。

>内面と外面で異なる金属を使ったコンビリング





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