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2011年6月  2011年7月 2011年8月 

教室ブログ(2011年7月4日〜7月31日)

2011年7月31日(日)
英検スタート!
始まりました。10月受験の英検CLSが。

せっかくなので、夏休みを上手に活用して一つ上を目指す為に、今期の予定を繰り上げての開講。
私の体力的にも、物理的にもかなりきつくなりますが、後でもう少し時間が欲しかった・・・で後悔はしたくないので、なんとか時間を作っての実現です。

急な開講だったにも関わらず、湯田地区のソフトボールの試合でどうしても抜けられなかった生徒以外は皆来て、新たな挑戦に一歩踏み入れていきました。
皆が遊んでいるときこそ、差をつけるチャンス。

今回初挑戦の生徒も加わって、継続生も後から来た者に追い越されないように、差を縮められないよう早いペースで引き離しにかかりますが、2か月過ぎた頃の生徒達がどうなっているかは、当人がどれだけ本気で受かりに行くかにかかっています。

私も常に最短であなた方を合格させるべくひた走りますので、よい景色が見えてくるまで、ただ休まず緩めず挑み続けましょう!!!
2011年7月29日(金)
G3→中2にお灸+英検準1cls・・と 放射能
小学生のG3からの金曜は、比較的穏やかな滑り出しです。
夏休みということもあり、家族旅行や様々な予定から、どうしても来られなくなる時は安易に休んだりせず、可能な限りどこかで振り替えをして来るように言ってあるので、今日は1名が別日に振り替えて既に今週分の課題は受け取って夏休みに入りました。
私が個人的に新盆なので、どうしてもお盆だけはお休みにせざるを得ず。

さて。1名不在以外はいつものメンバー。だいぶ慣れてきたことで、早いペースで進めるようになっていて、読むペースだけは若干ゆっくりにはなりますが、それ以外の瞬発力と記憶力はひとつ上のクラスのG4に迫る勢いです。向上心に忠実に過ごすことで、着実な成果を得られているようです。

さて。そうこうしているうちに準1生たちが集まり始め、大先生もいらして真剣に時間との闘い。
こちらも中2生が来始め、先週の課題の認識の甘さに喝を入れます。
ペースは各自それぞれで構いませんが、確実にこなし続けなければならない課題に関して、1週間経過していても先週のまま・・だった場合、当人の言い分をまずは聞き、真摯に向かう姿勢がみられない場合、即行やめて頂く事もあるのですが・・・。今日は2名に確認をとりました。前例にないケースです。
向上心はある。と。約束も守る。と言うので、即行帰す事は・・避けました。
が、なぜ独自の教室を作ったかというと、私には私なりの経験に基づいた術があるから。
数ある英会話教室、英語塾から当教室を噂、もしくは生徒紹介により入学してきた生徒ばかりなので、私が例外を許していないのは周知の沙汰。在籍生ならば守るのは当然です。
その生徒に必要だから出している課題なのですから。

何にしても学ぶということは、楽ではありません。ゆるい自分を決して許さない、自己に向かう修行のような日々です。
当人の意識次第で、いかようにもなります。
こんな修行は無用と思えば、去ればいいだけ。

至ってシンプルです。

私も開校当初の計画より大幅に多い生徒を抱え、本当に忙しい日々です。どの生徒の『今』の実力を常に私自身が把握していたい為、膨大な課題を提出させた後、課題に目を通すだけでも一日24hrsでは足りない日々。結果、無理やり一日を28hrsにして過ごしている、体力があるからこその無謀ともいえる時を重ねてなんとか辻褄も合わせています。真剣に向かってくれている生徒に、私自身も大人の余裕で向かうべきではないと、本能的に思うので。本当に目の前にいる生徒だけで精一杯です。

去る者は追わず。

ひたすら今、抱えている学生の才能を開花させるべく、日夜修行の日々です。
2011年7月28日(木)
G3夏休み+G4+中1・高3CLSと 福島・・
今週の小学生は夏休みのCLSといつも通り開講が入り組んでいますが、今日のG3は夏休み。
G4からなので、ちょっと思いつきで外出していて5時には間に合いませんでした。
夏休みのINFOをしても、HPで各自で確認できるようにしても、1人2人は間違えて来てしまうことが多いので、万一を考えていつもならいるようにしているのですが、10分ほど過ぎて帰宅。
家にいた息子に確認してみたら、たぶん?今回は大丈夫だった様です。

G4からはいつも通り。
本当に賑やかで、自己主張の激しい積極性の塊の生徒ばかり。
一つ言えば何倍も跳ね返ってくるので、とても楽ですね。無理にのせる必要が全くないので。
ちょっと目を離すとクラスメート同士でバトったりしているので、気は抜けませんが。
でも。それも、どちらもが自身満々だからこそ。よい傾向ではあります。
あと一つ。相手を立てる、敬う・・・を、学べたら人間関係はよりよい方向へ向かうのですが・・・まだ小学生。弱みをみせたら徹底攻撃・・。確かに。私もそうでしたから・・。まだ無理なようです。
そのうち自分も痛い思いをして、相手の痛みも知るようになるのでしょう。

さて、後半戦は、中1clsのきらきらな天真爛漫さと、高3の結果を出すべくひたすら真剣に向かい続けるシャープな時間の同時進行。
年齢差は5歳。帰り際一緒になり、お互いがなんとなく同級生のみと絡みながらすれ違っていくだけなのがとても不自然に感じて、先に出た高3生が出口にまだいるのを確認できたので、中1生たちに、あなた方から先輩方に、すれ違う時にご挨拶の声をかけるように促してそっと見守っていたら。。まだまだあどけない中1生たちは、大人びたお姉さん達を追い越しながら元気いっぱい爽やかに声をかけていました。
驚いたお姉さんたちも反射的に笑顔で挨拶を返していて、なんかいい感じでした。

小さなことのようですが、同じ屋根の下で過ごしている仲間たちです。
どんな時も鈍感に無視なんてしない人になって欲しいと思います。
人との出会いは、良い出会いも、良くない出会いでさえも、必ず私たちを豊かにしてくれますから。
大切に、気付ける側の人になって欲しいと思います。

さて。福島ですが。HTLから車を飛ばしてJヴィレッジ、20q圏内入口まで。
そこからは制限だらけの世界。
夫がみたものは・・。
その20q圏内の町並みは、一見するとあまりに自然なままで、車は家の前に止めっぱなしになっていたり、コンビニもあの日機能していたであろうまま、すぐに動きだしそうなのに、本当にあの日のままぴったり止まったまま。時が動いてないままなのだそうです。住民が、本当に危険を察知しとりあえず町を後にした・・その瞬間のまま。
よって、深夜に作業が終わり、その20q圏内から出るまでの間の町並みはそのまま、自然なままなのに、本当に真っ暗。人が一人もいない。その気配が全くない。町がそのまま稼働していない、機能していない。平和な景色と実際とのその不自然なギャップに、違和感を最後まで拭えなかったそうです。

津波で破壊された場所を通ったり、20qから出てからHTLまでの道で、被爆しているであろう牛が完全に放牧状態。自由に緑を食んでいたり、一見とても平和で、しかし内情は手の施しようのない現状を目にしたようです。
夫は2日間の予定通りの任務を終え、金曜は一度都内へ戻る予定。
さて。この結果は、何年かして彼の体を通して物語ってくれるのでしょう。
タイバックの防護服。カプセルのような仰々しいマスク。綿の手袋の上にゴムの手袋を2重にしてさらにあちこちテーピングして臨んだ現場。
果たして今、研究者たちが考えた防御で十分だったのか。人口的に作られたその放射能は、今完璧と言われるその防護策全てをも蝕んで、人の機能を破壊してしまうのか・・。
大切なことは、すべてを隠さず後世に伝えていくこと。
同じ過ちを繰り返さないために。

犠牲者を一人でもくい止めるために。
2011年7月27日(水)
小学生夏休み+中3CLS無休宣言と、福島の今・・・
今日は、小学生CLSは夏休み。
中3生は受験への意識を固める大切なこの時期を、昨年以上に難関校受験を期待できる生徒を抱えている以上、休んでいる暇はありません。
生徒たちに意志を確認したところ、お盆休み返上で頑張りたいとの事なので、ならば。こちらはそれ以上の時間を用意するのみ。難関高に送りこむのに、やり過ぎ・・はないので。いくらでも入れておきたいポイントはありますから、時間が許す限り、蓄えを増やしていきましょう。

さて。いよいよ今日から暑い日中を避けて、勤務時間を夕方から深夜へと変え、1号機の前にある、とある部分の修復に、大手ゼネコンにいて設計をした夫も、防護服とマスクに身を包み、免震管理棟から一歩を踏み出した模様です。
業務内容は企業秘密のため語ることを禁じられているものの、防護服に身を包んだ大人が待機して出ていく前に過ごすその免震管理棟の中には、被災地の小中学生たちの寄せ書きが布に書かれ張られていて、それを読んでなごんだりしているのだそうです。
言葉の力は、読む側にもよりますが、時に読む者を救うことも、和ませる力もあるのだと感じたようです。


百聞は一見に如かず。
目から入ってくる情報は実に多く、ならば。この地に足を踏み入る事を許された者が見たもの、感じた事は何だったのか・・・。
それを少しでも描写してみることによって、そこから私の学生が何かを感じて、同じ日本に起きていること、未解決なままな事、問題は何も解決していなく山積みなままの線深刻なはずのこの国の現状に、当たり前に保障された日常を過ごしている学生にも決して鈍感にいてほしくなく、立場が微妙な夫には反対されていますが、限られた範囲内でも、私なりに伝えてみたいと思っています。

知ること。考えること。
そこから何かを始められる事もあると信じて。
2011年7月26日(火)
英会話90ms
今日はアメリカ人の先生による英会話のみの90分。
思えば、外見も発想も、何より発する言語が英語のみのネイティブの先生と過ごす90分。
高校生にしてみたら、ひどく贅沢な・・・あらゆる要素が凝縮された、こっくりと濃い時間。
受け身で曖昧な笑顔でのりきる私たち日本人。よくわからないと誤魔化してやり過ごす体裁を気にする典型的日本人体質に転じず、変に力むこともなく、自然な呼吸で受け答えができるようになり、母国語を話している時と同じ呼吸で、ごく自然に笑い声が漏れるようになっている事に、また新たな発見がありました。
このメンバーになってから、積極性、向上心のおかげで、本当に変わりました。
私自身が学生から20代の頃まで、本当にあちこちで英会話を習ってみてしみじみ感じた事は、経済的負担の割にパターン化した英会話レッスンが多く、あまり身に付く手ごたえのないまま、英会話を習う意義についてかなり行き詰ってしまっていたのですが・・。
やはり土台をある程度作った上で、それを実践する場がないから実用に結びつかずにいる残念な環境を打破すべく準備したこの時間を、最大限に活かせる術を、それぞれがわかり始めてきたのではないかと確信しました。

留学当初1か月、長い人は数か月は、こんな呼吸を学ぶだけだったりするので、彼らはもうその経験は超えているようです。当たり前に思えるこんな時間も、実は先生に恵まれ、生徒に恵まれないとなかなか実現できないことなので。
山梨で高校生をしながら、留学何年にも匹敵する能力と術をきっちり叩き込んでいって下さい。
きっと、どこに行っても困らないタフさを身に着けられていますから。

さて。福島入りした夫は、今日は中に入る為の研修を一日うけたようです。
下着まで支給され、カプセルのようなマスクをして、テーピングして、身に着けたもの一切を一回一回完全にオフにするまでの心得?を受け、明日から、関係者以外は立ち入り禁止区域となっている20q圏内へ入っていくようです・・・。
2011年7月25日(月)
高1CLSと福島入り
今日は高1文法強化CLS。
英語が超得意な一英・西・南・学院あたりが中心となり、なかなか鋭い質問が飛び交う中、ばんばん明解に答えつつ最強の文法強化を図っていきます。
大先生の文法CLSは、所謂塾の文法CLSと違い、ネイティブの世界の通訳もされている大先生ならではの、今どきのネイティブの好む言い回しや、実は文法本にある間違いや疑問点までをも鋭くついて下さったりします。
隣で彼らの提出した課題の弱点を徹底的に炙り出しながらも、非常に興味深く、私自身も学びの多い、本当に濃い2時間です。
私ももし高校生の頃に、受験の道具として機械的に覚えていくだけの文法のみの英語になってしまったあの3年間をこんなふうに教えてもらえていたら・・、きっと・・もっとずっと興味深く楽しく学べていたのになぁ・・と、彼らを羨ましく思えたりして。
受験として必要な、完璧に型に入れきって教えこむ英語に果たして実用性がついてくるのか・・改めて疑問を抱いた夜でした。

さて。土日にかかって福島入りする予定の夫が、ウィークデイのみ、実働夜のみの、福島原発に関わる仕事の為に、今日から福島に入ったようです。
今夜は原発より70kmほど離れたHTL入りしだけで、部屋は0.07μシーベルト。
甲府の0.05μシーベルトと変わらないとメールがきました。
明日からは、恐らく連絡不可になるのでしょう。
よってこのBlogも、夫がプライベートでPCに向かえる時間があってこそ、アップできる仕組み?になっているので、週末にまとめて・・になってしまうと思います。

皆にとっても知っておいて欲しい、夫の目を通してみた『福島の今』・・・も、このBlog上でご報告していきたいと思います。
2011年7月24日(日)
英検準1
今日も英検準1受験生は休みなく、ひたすら効率を上げるべく講義を受け続けます。
皆が少しは夏休みを楽しむところを、学校の山積みの課題だけでなく、なんとか時間を捻出して全力を注いでいます。
当初2時だったのが、受験日までの限られた時間でなんとか結果を出すべく、大先生もできる限りの時間をこの直向きに挑み続ける高1、高3生と共に全力で過ごして下さり、最近では3時間を越えてもまだ終われずにいます。
能力を上げるべく、体力・気力を注ぎ込んでいるようです。
ありがたいことです。
この全力の大先生の期待に応えて、毎回一つも零すことなく、必ず全部を入れていきましょうね。
必ず出る事を効率よく入れて下さっているのですから。
後は当人たちの当然の努力と、能力のみです。
このクラスは大先生にお任せしているので、私は、彼らが息切れしたり、弱気がのぞかないように、気力で支え続けるのみです。
一度挑むと決めた以上、必ず結果を勝ち取ってくること。
私もそのために、あなた方に必要なものを必ず完璧に用意し続けていきますから。
最短で、勝ちにいきましょう。
緩い『気』は、負けに直結しています。
『時』は、当人の使い方次第でいかようにでもなるものなのです。
勝ち取りたければ。常に肝に銘じていましょう。
2011年7月23日(土)
小学生3CLS
今日は平和な小学生のみの3CLSを朝から。

皆学校が夏休みに入ったことで、心なしかゆったり、うきうき感と共にいて・・・。
GuamやItaly行く海外へ出る生徒もいたり、長野や軽井沢の避暑に行くもの、既に出かけてきて日焼けがすごい生徒もいたり、TDLのお土産をもう持ってきてくれたり・・。

なんか楽しそうでいいですね・・・。
私や息子の夏休みと言えば、半径ん百メートルの世界でひたすら蝉取り、カブトムシ、クワガタ採り。
矢野顕子ちゃんの歌にあるように、日が暮れるまで死ぬほど遊び倒したものですが・・・。
英語の世界にいるものならば、英語に触れ続ける事は日常にあるように。
覚えるのが早いこの時期は、忘れるのも早いので。
今まで蓄えたものをより固めて定着させていきましょうね。
せっかく覚えて蓄えてきたのですから。
ネイティブの先生も顔を出してくれるクラスも準備していますので。
夏休み特別企画が有意義になるように、いかなる時も意識を保っていましょう。
夏休みの様々な予定で欠席せざるを得ないときは、HPの生徒の部屋で確認した上で、できるだけ振り替えて来て下さいね。
いつでも対応していますので。







2011年7月22日(金)
継続 or 退学!? 
進級生が多い当教室では、ずっと成長をみてきているからか、あまり気負わず、ごく当たり前に週1回の時間を和やかに過ごすことが多いのですが、私にとって金曜日は若干気合いが必要な日となっています。
小学生はかなり慣れてきているため、どこかでハードルをぐんと上げるポイントを作っていくのですが、実はこのポイントで、前よりも強度のあがる努力が必要となる事で、その新たな習慣にすべき課題に言い訳を用意して逃げに回らないように、導いてはいるのですが・・・。
残念ではありますが、必ずその時間を作りることより楽な逃げに転ずる生徒も出てきます。が。これは当教室には必要不可欠な、実は想定内の岐路なのです。
中学準備も含んでいくこの地道な時間の積み重ねは、瞬発力だけでは補えません。
中学からは、会話とリスニング、語彙強化に加え、学校の成績に関わる文法も完璧にするための全てをきちんとこなせる生徒となって頂く訳ですが、小学生でその第一段階となるこのポイントで、こなす努力をするより、ぐだぐだ言い訳を用意して楽しい部分だけを味わっていたいのであれば、早いうちに脱落して頂いた方が賢明な選択です。およそ中学以降の、これらに必要不可欠な大切な課題をきちんとなせるようにはなりませんので。

英語をただの受験の道具にするのか、将来の武器としていくのか、その岐路を作っている訳です。
その時間を用意してこられない生徒は、ハードルの上がったその内容についてこられなくなります。
全ては当人次第。今日も、今まで上げたハードルをがんがんクリアし続けた生徒が、ちょっとしたポイントでできなかった事が悔しくて悔しくて涙ぐんでしまっていました。素晴らしいプライドですね・・。
その直向きさ、陰で重ねてきている時間の深さを物語っていて、上記の言い訳に転じる生徒との違いを痛感していました。

私は、私の母が私にそうしたように、息子にも、教室の生徒達にも、一貫してゲームをする時間を持つ事を全否定しています。各家庭で安易にゲームを与えてしまう事によって奪われてしまうその膨大な時間に危機感を覚えるからです。
一日たった24時間しかなく、様々な習い事にも忙しい現代の子供たち。
私の息子も例外なく、山梨に戻ってきた小学生からは水泳の選手でしたので、週6日夜9:30まで帰って来ない日々。更に海外に出た時に役立つであろう習い事のみを厳選して。

園児の頃より一貫して習わせたピアノ。
小1からの絵画、小学4からの油絵。小4からはトライアスロン大会デビュー。首都圏の大会は全出場していました。こうした体力の世界は無情。表彰台にも上ってきましたが、実は努力だけでは追いつかず、遺伝子や才能に恵まれたものには、どう努力を重ねようとも敵いません。この悔しさを存分に味わった事も、彼の精神を強くするのには大きかったように思えます。心と頭のその折り合いのつけ方が上手になりましたので。

情操教育と、体力・精神力作りを何より尊んだ為、時間潰しの受け身に転じがちのくだらないTVのだらだら見は禁じ、更に繰り返しの演習を尊ぶ塾関係のものには一切通わせませんでした。

家ではゲームはありませんので、皆が当たり前に費やすゲームの時間は常に0分。
安易に暇つぶしできるものが一切ないさっぱりした環境にいましたので、よくどじょうやざりがに、昆虫などを捕まえるべく作戦をたて近所の子供たちを集め、五感をフルに使った外遊びをして過ごしていました。
恐らく私の父の時代のような昭和の時代の遊び方をして育ったので、都内で様々な貴重な体験をしてきたのと同様、たちまち野生化していく息子を頼もしく見守っていました。
今言える事は、彼は、誰かになびくことなく独自の意見を言え、演習を繰り返さず、自ら必要と察したものにのみ効率よく工夫して向かい、様々な角度から取り組んでいけているようです。相変わらず失敗も多いですが、そこからも何かしら学び、次へ結び付けていっているようなので、今は自主性に任せるのみ。海外に出て行くのに、必要不可欠なものは身に着けられているようで、誰かの脳の中で考えられた、計算ずくの限られた世界の中で遊ばせなかった事は、間違っていなかったと確信しています。
美術教室の先生に言われたことがあります。
ゲームをしない環境で育てられている珍しい子ですね。絵をみればわかります。
今の子供は、絵を描かせると、実在との境がなくなってしまってゲームの世界がどうしても入り込んできてしまい、とても似通っているのです。が、ゲームの世界が何も入り込んでいない単純で明解な絵を描く、珍しい子供ですね。
教室のポスターに使わせていただきますね・・と、その美術教室のン十周年記念の展示会のポスターに選ばれた息子でした。

さて。話を元に戻すと、よく忙しくて・・を、言い訳にする生徒がいますが、どうしてそんなに忙しのか?プライオリティを間違えてないか、時間の効率が悪すぎないか、今一度洗いなおす必要があるのではないかと、よく問いかけるのがこの金曜日の生徒だったりします。
私は、英語は日常レベルで必要不可欠だと一貫して思っていますし、だからこそ私自身も今も継続勉強中です。課題は果てしなく生まれ続けていますし、それは当然ずっとずっと続くのだと思っていますから。とてもしんどく、つらい時もありますが、手をとめてしまったら・・、歩みを止めてしまったら・・そこから先はなくなってしまう事を身を持って知っているので。苦しいのですが、諦めたくはないのです。

こうした意識が習っている本人にあること。これが継続か退学の選択の岐路に立たされた時のポイントになるのではないかと思います。
残念ですが、退学をお勧めすることがあるのもそのためです。
意識を保てないものには向かない世界です。
これからもその手を緩める事はありません。
それに見合うだけのものを必ず用意していきます。
言い訳ばかりを並べ、その姿勢に応えられないもの。約束を守れないものは、きちんとこなし続けるクラスメートにも迷惑がかかってしまいます。到達度はそれぞれで構いません。が。

その努力自身を怠るもの、軽んじるものには、今後も対応を変える気はありません。
そのつもりでいて下さい。

2011年7月21日(木)
G3→G4→中1
台風の為、遠出を控えていたのですが、なんとか逸れたようなので、今日は身動きの取れなかった数日を挽回すべく?静岡へ行ってきました。
どうしても単独でこうした思いつきでわっと行動を起こすことが必要となる妙な性質で、この衝動を抑えるとつらくなってしまうので、思い立ったら即実行。5時からの仕事に間に合うように、とりあえず出発。ひたすら高速で車を走らせます。
仕事も出会いも何もかもが充実しているのに、出会いが多いからでしょうか?いつの間にか多くの『気』を浴びてしまい、ひといきれ・・。中にはあまり好ましくない『気』もどうしても集めてし
まうようで、そのためにストレスも限界ぎりになっていたり・・・。
そんな『気』を振り払いたい本能からか、どこか遠出をしたくなってしまいます。高速を飛ばしながら、台風の影響の雲の流れの速さに思わず見入ってしまったり、夏独特の雨上がりの富士山の濃く深い色をいつもより強く味っているうちに、いつの間にか視野は広がって、とらわれた小さな世界は吹っ切れていたりします。これでまた、まっすぐに仕事に向かえます。

帰宅して洗濯物を取り込んでいるとまもなく小学生たちがわいわいやって来て、いつものように冷凍庫から冷凍赤虫ブロックを取出し、petのうなぎ君にご飯(赤虫!!)を与えてくれます。
毎日赤虫と向かいあっているうちに神経はかなり太くなりましたが、実は頭で考えたら持てないはずの赤虫ブロック。大騒ぎをしながらも嬉々として与えてくれる頼もしい小学生達に一任し見守っていられる平和なひととき。本当に助かります・・。

さて。元気いっぱい小学生2clsを終え、締めの中1。
到達度で形容詞で1問落としてしまった生徒が続出してしまった、1学期まとめのテストの反省と復習をして、2学期までの文法も導入。最後にテストをして終了。
始めての到達度で、100点が一人だったのが心より悔やまれますが、昨年までの教え方で1問落としてしまう生徒が出るのなら、今年はもう一度しつこく入れていくまで。
この程度のテストで、100点をとれないような教え方はしていたくないので。
96点で甘んじることなく、完璧な、隙のない答案用紙を作り上げていきましょう。
常に言い訳を許さず、己に厳しく向かいあうこと。

何かを極めようとするならば、大切な、生きる姿勢。基本ですね・・。
2011年7月20日(水)
初顔合わせ 
体験レッスンを別日にしたため、今日から合流する新人と初顔合わせとなる小学生G2クラス。
今回入学してきた生徒2人は、一人はネイティブの先生の教室から。もう一人は英検の教室に通っていた生徒だったので、全く初めて習い始める生徒とは若干違います。が、4月から習い始めたばかりの生徒でも、当教室の生徒はかなり自発的になって攻めに回れるようになっていますので、この・・超元気で、超積極的な生徒に臆さずに馴染んで発声できたら・まずは第一段階CLRです。
とかく日本人は先に出来上がった空気にぽんっと、単独で飛び込むことが苦手。
それも、間違いやできない事を恥と感じてしまう国民性だからこそ。
なので。まずは間違えても、完全に理解してからでなくても、とりあえず見切り発車で発声できるくらいの神経の太さと、あっけらかんと取り組めること。間違えることは恥ずかしいことではないこと。間違えて直してもらえたら寧ろ得なのだと。そのために来ているのだと軽く言ってきかせます。

教室で1時間過ごすための心得?を、ふわっと・・しかしガツンと心に届くように伝えてから、ばんばん発声して身体も五感もフルに使って、皆いい笑顔をみせてくれ、帰って行きました。その中には英語だけでなく、国際人としておさえるべき様々な感覚も気付ける繊細さも盛り込みつつ・・。タフに、自発的に自分の居場所、主張すべきポイントは譲れずできるようになるように。
子供は、とにかく才能無限。まだ無色透明。形も定まらない原石状態です。だからこそ、変に大人の偏った常識を押し付けずに、個性を尊び、調子に乗り過ぎることも、一瞬怯んでしまうその弱さが過る事も、全てが学びです。
新たな仲間が加わることで、今までのペースが崩れ、また新たな調和が生まれる事も、それもまた学びとなります。
新しい出会いを恐れず、楽しみとしてとらえられる強さを育てる事もまた、国際人として必要不可欠です。
この、小さな仲間達が、どう成長を遂げてくれるのか、本当に楽しみです。
あらゆる意味で鍛えられ、真の強さと優しさを身につけていけるように、常に本気で向かい合っていきたいと思います。

さて。中3生。
今日も若干目を腫らして駆けつけてきた生徒がいたり、多感な時期だけに心配は尽きませんが。
しかし、どんな精神状態でも体調でも、よく勤勉に取り組める、まっすぐで上昇志向の強い生徒達ばかりです。

Kゼミの模試でも100点をとれたり、結果が目に見える事は励みとなります。
凡ミスで1問落とした生徒もいましたが、凡ミスする事自体が既に問題です。
1教科に1問づつ凡ミスしたら、果たして全国レベルにしたらどれほどのその人数に入られてしまう
か・・。 もっと深刻にとらえるべきです。
常にその隙が入り込まないだけの、余裕でいられるまでの準備をしていきましょう。
これからが本当の勝負です。
必ず勝ちとってください。
未来が全然違ってきますので。
様々な準備は整えています。
必要ならばいつでも頼ってくるように。
限られた時間を有効に使っていきましょう。
主導権は常に自分にあるのです。人と同じ・・・は、やめましょう。
過ごした時間の確かさが、あなた自身の自信につながり、そこから人相も人格も形成されていくこと、よく覚えていて下さい。
ここからです。この夏で生まれ変われないとしたら、もう逆転はないでしょう。
甘えや言い訳を許さず打ち込む時間が、あなた自身を変えてくれます。
何かに集中して本気で挑んだ事のあるものと、まあまあ・・ぐらいの努力をそこそこ重ねただけのものの未来はまるで違う事、終わった後に気づける側になっているように。
自分に恥じない時を重ねて、いい顔になっていくこと、本気で期待しています。
2011年7月19日(火)
英検2次結果発表!!!→高2CLS 
今日は、英検2次結果がNET発表になるため、私にしては珍しく、PCの前におとなしく座り、ずっと釘づけでした。大丈夫だとは思いつつも、結果を正式に見るまではやはり心配ですから・・・。
一人づつ一人づつ結果が現れる瞬間は、ものすごい緊張感が走り、低血圧だからいいものの、高血圧だったら??体が持たないかもしれない瞬間をいくつも越えて・・・・。

結果、全員合格!!

よかった・・・・・・。

心臓に悪いです・・。

学校受験した1名は私がchkできないのですが、携帯に早々に報告をくれ、ほっと一息。その生徒は面接練習回数が少なかったので実はちょっと心配だったので、すぐに報告をくれたので本当によかった・・。プライドは高く、努力も怠らない生徒ではありますが、試験は無情。
繊細な子なので、あまりつらい思いはさせたくなかったので、喜びにあふれたメールにず感謝。
それ以外の生徒は私自身がCHKして、全員に個々にメールで報告。当人も面接の手応えから大丈夫と思っていても、正式発表の報告は嬉しいもの。
当人やお母様からも若干興奮気味の返信を頂き、そうしたLIVE感がすぐに届くのは、休みの全てを返上しても余りある喜びに変えてくれます。
これだから、やめられないのでしょうね・・・。
休日の自由な時間を奪って挑ませるだけに、この充足感を確かに掴ませてあげたいので。
その間も高2生が早くからやってきて、文法強化。
そろそろ大学を絞らねばならないので、英語が切り札になれるよう、意識を引き上げ強化を図っていきます。
入れるところに入るのではなく、入りたい大学に入れる実力をつける。
それに見合う自分になるために、過去をやり直すことができないのなら。
今、この瞬間から本気になること。
積み上げた時間のその先に、その時間に見合った未来が用意されていくのですから。

結果が欲しければ、行動を起こすのみ!!です。

2011年7月17日(日)
英検準1
テストも終わり、1学期までの総まとめの夏休み準備と、次期10月受験の英検の準備日です。
もしかしたら夫が仕事の関係で福島入りをしなければならなくなり、その為に今週までに準備しなければならず・・・。なんでもぎりでドタバタとこなす性質の私にしては珍しく、先回りして準備して、なんとかそれまでに必要なプリントや様々なお知らせなど、事務的処理の必要なものの指令を全て出し尽くし、準備して頂くことに・・・。
教室の事務処理を全てこなしつつ、夫は更に国家試験2次も間近だというのに、あの震災から試験勉強すらもすっかり忘れていた日々・・・。先日それに気づいたものの、物理的に試験準備をしている時間は皆無。精神的余裕も生まれないまま無情な時を過ごしているようです。

それよりも今はひたすら目の前の仕事に打ち込むしかなく、もとに戻れる訳ではない被災地での現状、経験を越えてなお、築き上げ続けねばならない使命があり・・。
先日、新潟の柏崎原発での研修を無事終え、準備万端。
被爆の問題は拭えないと考える家族の心配を他所に、同じ日本に住む、同じ日本人として、行ってくるのだそうです。
前例のない現実です。この結果は、5年、10年後にみえてくるのでしょう。

さて。今日も準1受験組は休みはなく、皆1回1回の課題をひたすら懸命にこなしていきます。
なんとか10月で結果を出せるように、人より何倍もの努力を重ねた者だけが手に入れる事のできるこの資格を取得すべく、ただただ努力し続けます。
人と同じことをしていたのでは、抜きん出る事はできません。
ならば。人が気を緩めているそんな時こそ引き離すチャンス。
何かに長けた人がいたとしたら、その陰には必ず、逃げずに着実に積み上げてきた膨大な時間があります。
受けると決めた以上、必ず自分なりの最短で合格するよう、中途半端は捨て、きっちり己に向かって下さい。
その術は、私たちが授けていきますので。
己に恥じない誠実さで向かうこと。

お互いに。常に心して、目の前の時間を大切にしていきましょう。
2011年7月16日(土)
G4/5/2+Farewell Party
今日は英検も終了した平和な週。小学生CLSを午前2CLSと、午後1CLS。
朝から大先生が顔を出して下さり、かなり細かい発音CHKもしました。
駿台中学のオープンキャンパスから駆けつけてきてくれた生徒もなんとか間に合い、今週の課題もしっかり持って帰れました。

夕方に別枠の仕事が入り、久々にほのぼのと柔らかい時を過ごし、私は、週明けにJamaicaとAmericaに帰国してしまう友人たちと過ごすFarewell Partyに参加すべくIndian Restaurantへ。
この日本で出会い、教室の発表会などに協力をしてくれた先生方が、任期満了で大体2,3年で母国へ帰って行きます。出会いと別れを繰り返していく訳ですが、いつも、このご縁はいったい私人とってなんだったのか・・何を学ぶためだったのかと、深く考えてしまいます。・・育った場所も感覚も母国語も違う者同士が、英語を共通語として、理解し合おうと言葉を発し、意志や思いを伝え合う。なかなか習慣や感覚が違い、同族同士の呼吸で分かり合えるような楽さはなく、むしろ、感覚の違いを学んで理解するように努めます。

この手間が、様々な気づきにつながるので、国際性を身につけるのに必要不可欠なのでしょうね。
皆がそれぞれの地で活躍でき、幸せに暮らせますように・・・。
また新たな出会いを楽しみにしていたいと思います。

2011年7月15日(金)
小学生体験レッスン+G3+中2 
今日も他の教室に通っている小学生の体験レッスンから。
即決して頂き、来週から通う事に。
預かる以上、必ず一人で立派に自走できるようになって頂きます。
誰かに言われてからするのではなく、未来の自分の為に、今、努力をする意義を見いだせるように・・。

さて、既に自走しているG3生たち。
よく日々の課題をきっちりこなして、新たな課題を喜んで持ち帰ってくれています。
自発的にこなす素晴らしさを、彼らの自信に満ちた表情からみてとれます。
生きる姿勢は、人相まで変えてくれますから。
このまままた一つ大きなヤマを越えて行って欲しいところです。

さて。中だるみの出やすい中2。
後から入ってきた生徒が、到達度テストで既に90点までとれるようになった報告と、在籍生の100点報告。更にやはり後から入ってきた英語がとにかく苦手な生徒がまぁまぁな点数までとれるようになってきたことに、希望を見出していたのですが。
今年の在籍年数の多い中2生の特徴として、わかっていないのではなく、単純な凡ミスで100点を逃す生徒が複数いて、本当に残念でならないのですが、当人たちはそれほど悔しがっていずへっちゃらな様子。その事にまた危機感を感じ、『気』の立て直しが必要となってくる訳ですが。
わからないのであれば、ひたすら寄り添ってわかるまで教え続けることが可能なのですが、また??そこですか???の、凡ミスの連続の場合、もうひたすら点数への執着に尽きる訳です。
この緩さはなんとか堰き止めねばならない大きな課題です。
諦めず、根気。
緩めず、働きかけ続けるのみです。
なんとか、もう一つ上を目指せるようにするために・・・。
2011年7月14日(木)
G3→G4→中1
今日は、生徒のポイントラリー商品の仕入れ?と気分転換Driveの為、唐突に御殿場へ。
高速を走って行くと、山梨の山間から静岡の山並みが変化して行くのは、八王子へ走って行くよりも距離は短いのに遠距離走った感を楽しめてなかなかよいのですが。

何分今日は息子の三者懇談もあるので、かなり早めに帰路に向かわねば。
何も、そんな日に遠出しなくても・・とは思いますが、あの程度の距離、なんとかなるだろうと、夏休み前までに遠出計画はすべて終了させねば渋滞天国となってしまうので、なんとか商品も豊富な今のうちに・・と、実行の運びとなった訳でした。
予定通り帰宅し、洗濯物を入れ、即行高校へ。
まぁ、お勉強時間についてかなりきつい提言を受け、帰宅したら生徒が庭で待っていました。
ちょっと早く着いてしまったとの事。
慌ててエアコンを入れ、準備。
あっと言う間の2CLSに、締めの中2と高3CLS。
賑やかに、しかし、締める場所をがっつり締めて、100点を取り続ける意味・・を説いて解放。
まだまだ小学生気分が抜けずに、ちょっとした緩みからミスをしてしまう中1を、そろそろ本気で締めていかねば。年々緩さが更新されている事に危機感もかなり緊迫してあるのが現実なので。
高3は、あと185日。
迷っている暇はありません。
時間を大切に、積み上げていくのみです。

2011年7月13日(水)
小学体験レッスン+中3
今日は、小学生新規CLSに新たに体験レッスン参加者がみえました。
当教室にはよくあることですが、他で習っている生徒が噂を聞いてきてくれたようです。
ちょっと遠い小学校から来てくれたのですが、偶然にもその小学校の生徒がいて、盛り上がり♪
早速来週から正式に参加する運びとなりました。
今までの分はちゃんと時間をかけてフォローしていきますので、気後れせずに、元気いっぱい身体をつかってしっかり覚えていきましょうね。

さて。中3CLS。
この位の時期の子供たちは、大人の体と、まだまだ未熟な精神と・・・その狭間で本当に揺れやすく、来た時の表情で何かを抱えながらこの場にやっとの想いでいたり、非常に繊細なのですが。授業開始と同時にちょっとした言葉かけによりトラぶった二人に気をとられていたため、とてもとてもつらい想いでいた別の生徒に気づいてあげらる事ができずに過ごしてしまったようで・・・。
帰り際それがわかり、かなり・・無神経なキツイ言葉かけがあったであろう事を、その生徒の立場で受けた事を想像し、反省・・・。ちょっと痛みます・・。
私がしてあげられる事は僅かでしかないのだろうけれど、それでも、つらくても休まずに自転車をこいで来てくれた道中を思うと・・凍ってかたまっていた心を少しでもほぐして、あたためて帰してあ
げたかったな・・・と思わずにはいられず・・。
早く・・晴れる事を祈るばかりです。
どんな経験も、解釈する知恵と健康な心があれば、なんにも無駄にはならないから。
より、強くなるために。
より、やさしい人になるために。
傷つくことも、悪くはないのだと、いつか気付けるはずだから。
焦らず、時間を味方につけてやり過ごしていける事を・・祈っています。
2011年7月12日(火)
英会話90ms. 
今日は、高校生によるアメリカ人の先生の英会話90分CLS。
めちゃくちゃ明るくポジティブ、陽気な先生で、本当に話題が豊富。
高校生とも年齢が近いせい、共感するポイントも多いらしく、最初のフリートーキングがあちこち話題が弾みまくり、どんどん長くなる傾向があり、聞いていてかなり面白くなっています。更に、そのスピードに皆ついて行っているのが、誇らしいですね。

言わずにやり過ごす日本の授業風景とは真逆が実現できている事に、満足度倍増です。
なかなかこの空気にするまでに時間がかかるのが、典型的な日本人なので。

回転を速くして、間髪入れずに飛び込めるよう、日々、訓練ですね。
日常から鍛えておくように、常に心がけていましょう。

2011年7月11日(月)
追悼講義→高1CLS
今日は、某大学4限のつかさん追悼講義・・に、演出指導風景?をお見せすべく、午後から稽古部通しで備えていました。ダイジェストでお見せするので、役者陣は気持ちの切り替えが大変なのでした。
昨年に追悼で急遽実現した『熱海殺人事件・初版』を再現すべく、お約束のチャイコフスキーの『白鳥の湖』、欠かせない『Papillon』、『Piano concerto No.1B Flat Minor OP.23』と白菊を用意して。けが人が出ない事を祈りつつ・・・。
そして、今年はもうひとつ。初挑戦の『広島に原爆を落とす日』に、全身全霊を込めて。
つかさんが亡くなった時に、追悼公演として何故、いま、筧さんで『広島に原爆・・』を演るのか、あの当初は理解不能だったのですが。実現したその公演で、その打ち付けられる台詞の、空回りしてしまうかもしれない危うさに敢えて凝縮された、そのあつくるし過るその言葉に、つかさんの生きる苦悩が見えた時、始めて飛龍を観て立てなくなる程泣
きじゃくり、呼吸困難に陥ったあの時のような苦しさに押し潰されていました。
だからこそ。敢えて『広島に原爆・・』で。
広島で、稲垣吾郎で初公演された時、筑紫さんのNEWSで取り上げられた問題作です。つかさん自身も公演前に参拝されていました。
そしてもう一作品。長野からわざわざこのためだけに駆けつけてくれた有志と再現した、想い出の・・私たちの『飛龍伝』。これだけでは重すぎてしまうからと、急遽、先生のお得意の銀ちゃんに登場して頂き、実現した『蒲田行進曲』。

以上のはずが、突然ふられた『熱海・春捜査官』で、私自身も演じる運びに・・。
大好きな台詞の入ったシーン。あれから1度も口にしたことのなかった台詞ですが、想いはひとつだからでしょうか、激情に駆られ、気付けば涙が溢れていました・・。せつないですね。本気で生きるって・・。

その後は学生たちの率直な感想を回収し、役者陣とわいわい反省会?
しかし、すぐに高校CLSのある私は帰路へ。
何事もなかったような、穏やかな日常、高1CLS。
汗だくで首にタオルを巻いて自転車をこいで駆けつけてくる愛しい生徒たちに涼を準備して・・。
僅か5分、10分でおにぎりやパンを頬張り、時間を惜しんで即行授業。
彼らに結果を出させるのが、今の私の仕事。
誰に何を言われようとも、元気な肉体がある以上、常に。目の前にあるものに誠意と、本気を。
信じて貫くのみ!!です。





2011年7月10日(日)
英検2次当日→命日
今日は、英検2次試験。
あがってしまいそうな生徒の初挑戦の時は、受付の仕方、待合室での過ごし方、最終確認などをしながら、なんとかがちがちに固まりがちな精神をほぐすべく、私も付き添うのですが・・・。
今回は全員がそうした精神的サポートのいらないタフな生徒ばかりの受験だったので、敢えて付き添わず、前日までに伝えるべきことは全て伝え、すべきことは全てして送り出したので、家で山積みの仕事に向かいながら、会場に向けてずっと祈っていました。
いつものように。
受かりますように・・・ではなく。実力を発揮して来られますように・・・とだけ。

そして・・・今日は、つかこうへいさんの命日でした。
私なりに、喪に服します・・・。
急逝されてから、もう一年が過ぎたのですね・・・。
あの・・・台詞を言った者の人生をも変えてしまう驚異の言葉の羅列。聞いた者、心あるすべての者に容赦なく叩き込まれる熱い想い。受けた者を虜にするどうしようもなく深い愛。
つらいです。今でも。
もう、この日本に何が起きようとも、それをあなたの心のフィルターを通した時に、どのような言葉となって噴き出してくるのか、どうきり込んでくれるのか・・、その言葉をわくわくしながら聞くことができないことが。当たり前にあったものがそこにない事が・・。とてつもなく、寂しいです。
一つの事が起きた時、大多数が観ている側面から見ることを決してせず、敢えて反対側から見えるものにスポットを当て、より深い傷をえぐり、自虐的に炙りだす事によって気付かせてくれる。
残念で・・・なりません。
どこを・・どんなに探しても、あれほどのエネルギーを持った生命体を見つけることはできませんので。

いま。つかさんの残した世界を、某大学の講義を通して再現すべく準備を進めています。
これでまた、新たに・・打たれる者が一人でもいたならば、私なりに成就できます。
誠実に。
台詞に、全霊を込めて・・。
その時生まれてくるであろう何かにすべてをかけるべく。真っ新に・・。
行って参ります。
2011年7月9日(土)
英検前夜☆
今日は、朝から小学生CLSを2つ。都内からのお友達も、英検あと3点で満点・・・の報告を持ってかけつけてくれました。わかりやすく結果を出せた生徒がいると、俄然!周りの生徒も刺激を受けて、活気付いてきます。

次回10月からは、当教室も準会場に登録したので教室で受験可能となりました。
しっかり実力を着実に蓄えていき、恐れずに、資格として挑戦してみると大きな成長を遂げますので、機会を作って挑戦してみる事もお勧めしますね。後回しにしていると、後に行けば行くほどスケジュールはきつくなっていきます。後で慌てないためにも、時間配分を考えてタイミングを計っておきましょう。

さて。夕方の小学生CLSの間までと、小学生CLS後の全てを、面接練習に当てます。
皆、アポをとってきているので、一人、45ms〜90msでがんがんみて仕上げていきます。

皆すらすら受け答えできているので、もう大丈夫でしょう。

明日、いつもの実力が出せますように。
ずっと祈っています。

2011年7月6日(水)
みかんの木☆と成績結果1,2位独占!!
今日は、新人小学生G2から。
いつものように、覚えた単語をのりのりで披露した後で、新たな宿題を出すとすぐ弱音をはいて、全部でききれなくてもいい???との質問。
いいわよ・・・、などと、この、ハードルは高いほど燃える私が言う訳もなく、毎日5分ほどの時間を確保するのはそれほど大変な事ではないこと、これくらいでいいや・・・と思っている人は、これくらいにもなれない事、などをさらっと諭して、どうやらしてくる選択肢しかない事を悟り、納得して?帰っていきました。
庭にみかんの木があるのですが、幼虫を愛してやまない小学校低学年の頃の息子が、何かの本で読んらしく、幼虫さんが大好きなみかんの木をどうしても庭に欲しいと訴え続けていた時のこと。
徒歩でいけるオギノキャロットに、何故かみかんの木が鉢植えでコンパクトに売られていて・・・。
おばあちゃんに買ってもらってご機嫌で抱えて帰ってきてから、早6,7年?
最初の頃は卵を産みにくるのを待ちきれず、おばあちゃんの実家の畑まであるいていき、幼虫を収穫して持ち帰り、うっじゃうじゃ小さな木にたからせていた幼虫元年。
毎年、アゲハや様々な蝶がいっぱい巣だっていっているから、葉っぱはいつも食べられ放題なのよ♪と、前々回このCLSに話してからというもの、ぅわぁああああっと走って庭に駆け込んで来ると、みかんの木に直行。うわっ、いたっっ。ここにもちっちゃいのがいた!うゎ!でかっっ!!などと一騒ぎしてから教室に入ってくるのですが。
今日は帰り際、嬉しい報告が。
”先生!!今日ね、理科の授業でアゲハの幼虫の食べるものを聞かれたとき、ぼくだけみかんのはっぱ!!って答えられたの!先生のおかげだよ!!”
先生のおかげ・・・。そんな言葉、いったい一生のうちに何回聞くことができるでしょう?
幸せな瞬間でした。が。
知識とは、それを自分自身の記憶として蓄えられた時点で、あなた自身のものになるのだから。
こんな言葉をさらりと言えてしまう子供ってきっと、遥かに豊かな人になっていくのでしょうね。
こんな素敵なひだまりの芽に携われる事に、かけがえのない幸せを感じます。
締めは、厳しい中3CLS。
付属と英和がテスト前のため、また念には念を・・で備えていきます。
今日は付属中生が定期テストで、5教科1,2位を独占したと、報告してきました。
嬉しい事です。

先週までに報告を受けた結果から、これは英語のみですが、一高、西、学院が1位、昭和2位の結果が届いています。
できる事なら、範囲の狭い定試だけでなく、様々な模試で全国ランキングに登場させたいところです。

今回代ゼミの模試、デビュー戦で、全国優秀成績者ランキングに3教科で、息子の名前が見事ランクイン。載りました。
特に英語が絶好調。同等に数学。相変わらず国語で大こけしてますが、それでも全国ランキングに載れたのは、デビュー戦でにしては、まずまずの手応えだったのではないでしょうか?

これからまた英語はもちろん、全国に向けて挑んでいけるよう、結果を更新しつつ、常に前進し続けていきましょう!!
2011年7月5日(火)
都内→高2CLS
今日は、午後から都内へ。
5,10日だから高速降りてからの混みが心配だったのと、午後、洗濯物を取り込んでから出かけて、果たして高2CLSまでに帰って来られるのか?・・と、連日テスト直前の生徒を抱え、赤入れに追われていたので、寝不足運転の集中力の問題もあり、かなりの葛藤ではありましたが、結局いつも通り、迷ったら動け。あとは気合いでなんとかなる。の、いつもの信条に則って、とりあえず出発してみました。
モカも飲まずに、往復一呼吸も入れずにひたすら運転。
しかし予定通りすべきことをすべてこなし、何事もなかったかの如く帰宅。
先生には話しておきましたが、私が帰宅した時には大先生がいらして高2CLSを開けていて下さいました。
なかなかできない部分まで踏み込んで、どこまでも教えて下さる大先生の教え方は、私も隣で聞きながら学びが多く、この方のどんな角度からも教えられる、実体験を基にした豊富な知識と生きた英語表現、今はあまり聞かなくなってしまった正しく美しい日本語の説明を聞きながら、この贅沢な授業の真の価値を、今の高校生はどの程度わかっているのか・・・羨ましく思いながら見守っていました。
世代から世代への橋渡し。
引き継がねばならない想い、言葉。
世界に出るということは、母国に回帰するということにもなる。
早くから気づいて、それを最大限生かせる人になっていって欲しいですね
2011年7月4日(月)
Independence Day & BD
今日はアメリカの独立記念日。

都内にいた頃、アメリカ大使館で働いている友人のお誘いで、赤坂にあるコンパウンド内での独立記念日のお祭りに、息子を連れて毎年行っていた事を思い出します。
パレードを見て、バンドの演奏を聴いたり踊ったり、おおづくりのバーガーやホットドックを頬張り、あっっま〜い大きな焼き菓子をばくばく貪り?ながら、どっぷりアメリカを満喫していました。
あんな東京のど真ん中に、あんなに癒される空間があるなんて。息子がまだ入園前で、甚平さんを着せていくとちょっとしたスター。かなり目立ってあちこちから声がかかります。相手が何語を話していようが、見かけが違おうが全く気にしないで愛想を振りまける息子を頼もしく見守りながら、思いっきりお祭り騒ぎ♪まだ花火も自粛しないで上げられた、のんびり、しかし勢いのあった時代です。
今もちょこちょこ行く都内で、首都高を走らせながらも特徴あるあのHTLが見えてくると、反対側にあるあの緑を、ついちらっと目の端で確認しながら、様々な力関係を考えてしまったりします。

さて。甲府のSESでの7月4日と言えば。高1になったTさんのBD☆
お誕生日にレッスン日が重なった場合、お祝いをするのが恒例な為、1CLSの人数が多いのと時期的な事もあり、スヌーピーとスティッチのアイスケーキでささやかにお祝いです。一高がテスト前日なので、短めでしたが。

様々な事を吸収しながら人間形成に影響を与えられる大切なこの時期に、進学した学校もばらばらになりながらも情報交換にも余念がなく、一貫して英語だけは、最高水準を目指して努力し続けるべく週1回、この地に集まり過ごすこの時間を、よりよいものにすべく・・あなたがたの様子を俯瞰で見ながら、実直で勤勉・・・そんな修行の日々を誓うのでした。

来年の今頃にはもう一部門、大きくさせられるように。
16歳☆
15歳とは全然違いますよね・・。
素敵な、しかし思慮深い16歳を過ごしてください♪
今の、あなたの、日々を生きる姿勢が、未来の、あなたへの道を切り拓いてくれるのですから。

Happy Birthday!!!





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