本文へスキップ

”資格の栄光“は、会社員が資格や検定の取得に挑戦した実体験を”資格挑戦記“として紹介するとともに、
受験対策、資格・検定の基本情報を紹介するサイトです。

資格の種類     受験資格    難易度   
           

資格選び

組織で何年も働いていると、個人で努力し成果を上げているだけでは済まなくなります。
後輩ができ、部下ができ、立場が上になっていくと、組織からはチームを率いて成果を上げることが求められます。
こんな、一般的な管理者に合った資格なんてあるかなぁ〜、っとネットで探していたところ、なんと誕生したばかりの検定を見つけました。
その名も、“ビジネスマネジャー検定試験”です。
なんと、2015年7月19日に開催される試験が第1回です。
ぜひとも挑戦してみたいと思います。

資格取得への道

2015年5月13日:申込み
申し込みは、ビジネスマネジャー検定試験のホームページ上から行うことができます。
ただし、支払いはHP上ではできません。
後日、払い込み用紙が届きコンビニ等で支払います。

2015年5月14日:公式テキスト購入
HPでは公式テキストの紹介をしていますが、それ以外にもいろいろあるかもしれませんので、早速本屋に行って探してみました。
しかし、そこにあったのは公式テキストであるビジネスマネジャー検定試験 公式テキストのみです。
第1回がこれから開催されるわけですし、傾向も分からないので、対策本のようなものは出版できないのでしょう。
当然ながら過去問もありません。
ということで、公式テキストを購入しました。

2015年5月14日:勉強方法検討
計算などがあるわけではないようなので、公式テキストをひたすら読み込むことにします。
通勤電車だけでなんとかなるかなぁ、という軽い気持ちで勉強してみます。

2015年5月14日〜:勉強開始
公式テキストはマネジャーの役割と心構えから始まります。
いや〜、普段の自分の仕事ぶりから、反省すべき点がたくさん見つかりました。
ただ、試験という面では一度読めば何とかなりそうな内容です。というより、試験では問題になりそうな内容です。
おそらく、試験で出題されるのは、この後からかな?とか考えながら読み進めます。
すると、メラビアンの法則?ファシリテーター?ダイバーシティ?、やはり出てきました聞いたことのない言葉がたくさん。
経営に関する理論や手法も今回初めて学びました。
それから、財務諸表についても含まれていましたが、財務関連は弱いんですよね。

こんなことばかり書いていると、かなり合格までの道が険しいように感じられるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
むしろ、合格にかなり近いきがします。
その理由は、普段の業務の中で当たり前のように使っている言葉や考え方が多く含まれていることです。
例えば、クレーム対応やヒューマンエラー、リスクマネジメント、問題解決法、ISO9001や14001に関連するPDCAや目標管理、OJT・Off-JT、環境問題リスクなどです。
経営や財務に力を入れれば合格点には届きそうです。
7月19日の受験日までこのまま勉強続けるとちょっと時間を持て余しそうです。
そこで、経営部分を強化できる他の資格を受験することにしました。

2015年5月25日〜2015年6月27日:経営学検定初級勉強、受験
※“経営学検定 初級 挑戦記”をご参照ください。

2015年6月27日〜:勉強再開
経営学検定 初級の試験が終わりました。
この勉強により、経営の基本的なことは学ぶことができました。
ビジネスマネジャー検定試験の公式テキストと重なるところも多々ありました。
最後の追い込みとして、公式テキストを時間が許す限り読み込みたいと思います。

2015年7月19日:試験当日
試験当日です。
会場は自宅近くにある商工振興センターで、ビジネス実務法務検定3級を受験した際と同じ会場です。
近くて楽です。

今回はかなり自信がありますので、当日はほとんど勉強せずにそのまま会場入りです。
頑張ってきます。

13時30分試験開始〜14時50分試験終了

途中退出で出てきました。
合格を確信するできでした。
安心して結果を待ちたいと思います。

2015年8月28日:合格発表
試験結果は、商工会議所から自宅に書面が送られてきます。

結果は・・・合格

得点は92点で、合格基準の70点を大きく超えることができました。
ちなみに、平均点は76.4点、合格率は72.6%でした。

合格者には、この試験結果に合格証が付いてきます。



東京商工会議所の検定でお馴染みのカードタイプですね。

試験を終えて

検定自体は、これまでで一番自信をもって受験することができましたが、その割には初めて学ぶことも多く、受験して良かったと思います。
特に業務に直結する内容が多いので、実践して成果につなげやすい印象を持ちました。
ただ、すでに実践している方にとっては、合格しやすい一方で業務に役立てるところは少ないかもしれませんね。
受験しないまでも、一度テキストを読んでみる価値はあると思います。

勉強期間・・・35日+前回の勉強時間(平日概ね1〜2時間)
参考書・・・・・ビジネスマネジャー検定試験 公式テキスト
費用・・・・・・・3024円(参考書)+6480円(受験料)+交通費=9504円+交通費

バナースペース