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”資格の栄光“は、会社員が資格や検定の取得に挑戦した実体験を”資格挑戦記“として紹介するとともに、
受験対策、資格・検定の基本情報を紹介するサイトです。

資格の種類      受験資格             難易度
            甲種   乙種、丙種        甲種 乙種  丙種
                

危険物取扱者とは

危険物取扱者は、危険物の取扱に関する豊富な知識を持ち、危険物の管理を行う者のことです。
法律上「政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、甲種危険物取扱者又は乙種危険物取扱者で、6ヶ月以上危険物取扱いの実務経験を有するもののうちから危険物保安監督者を定め、総務省令で定めるところにより、その者が取り扱うことができる危険物の取扱作業に関して保安の監督をさせなければならない。」との定めがあることから、必置資格に分類されます。
一定量以上の危険物の貯蔵または取り扱う施設を保有する企業では、必ず必要な資格であり、就職に有利となります。特にガソリンが含まれる乙種4類は、超人気資格です。就職後に取得を指示される場合があるでしょう。

取得方法

危険物取扱や試験に合格し、免状の交付を受ける。

分類

免状の種類 取扱いのできる危険物
甲種  全種類の危険物  
乙種 第1類  塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類、臭素酸塩類、硝酸塩類、よう素酸塩類、過マンガン酸塩類、重クロム酸塩類などの酸化性固体
第2類 硫化りん、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウム、引火性固体などの可燃性固体
第3類 カリウム、ナトリウム、アルキルアルミニウム、アルキルリチウム、黄りんなどの自然発火性物質及び禁水性物質
第4類 ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類などの引火性液体
第5類 有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物、アゾ化合物、ヒドロキシルアミンなどの自己反応性物質
第6類 過塩素酸、過酸化水素、硝酸、ハロゲン間化合物などの酸化性液体
丙種  ガソリン、灯油、軽油、重油など  

受験料

実施都道府県によって異なる

受験日程

実施都道府県によって異なる

受験資格

甲種  次のいずれかに該当する者
1.大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者
2.大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
3.乙種危険物取扱者免状を有する者で乙種危険物取扱者免状の交付を受けた後、
  危険物製造所等における危険物取扱いの実務経験が2年以上の者
4.次の4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けている者
  ➀第1類又は第6類、②第2類又は第4類、③第3類、④第5類
5.その他の者
  修士、博士の学位を授与された者で、化学に関する事項を専攻したもの(外国の同学位も含む。) 
乙種 特になし
丙種 

受験科目

多肢選択式(五肢択一)
甲種  次のいずれかに該当する者
1.大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者
2.大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
3.乙種危険物取扱者免状を有する者
4.その他の者
  修士、博士の学位を授与された者で、化学に関する事項を専攻したもの(外国の同学位も含む。) 
乙種 特になし
丙種 

合格基準

試験科目ごとの成績が、それぞれ60%以上

合格率

甲種  30~35%程度
乙種 第1類  60~70%程度
第2類 60~70%程度
第3類 60~70%程度
第4類 30~40%程度
第5類 60~70%程度
第6類 60~70%程度
丙種  50~60%程度  

資格・検定挑戦記

・ 管理人が危険物取扱者 乙種第1類に挑戦しました。
・ 管理人が危険物取扱者 乙種第2類に挑戦しました。

受験対策

危険物取扱者 乙種の受験対策を紹介しています。

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