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”資格の栄光“は、会社員が資格や検定の取得に挑戦した実体験を”資格挑戦記“として紹介するとともに、
受験対策、資格・検定の基本情報を紹介するサイトです。

資格の種類      受験資格  甲種    乙種、丙種      難易度  甲種 乙種  丙種
                        

資格選び

今年は結構たくさん資格や検定試験を受験しましたが、締めくくりとして国家資格を受験したいと思います。とは言っても、11月29日にくるまマイスター検定を受験しますから、そんな難しい資格は無理です。
資格・検定挑戦記 くるまマイスター検定3級を参照ください。

そんな私にぴったりの資格があります。それは、危険物取扱者 乙種です。
前にも乙種は受験しましたが、その時は第1類でした。
資格・検定挑戦記 危険物取扱者乙種第1類を参照ください。

一度乙種に合格すると、他の類では受験科目が免除されるので、少ない勉強時間でも合格を目指せます。
今回私は、可燃性固体を取り扱うことができる、乙種第1類の取得を目指します。

資格取得への道

2015年10月27日:申込み
前回同様にホームページ上で申込みを行います。必要事項とクレジットカード情報を入力して、申込みと支払いが完了です。
危険物取扱者の特徴として、受験票を後日印刷して持参することが挙げられます。
そのため、ホームページでの申込みの場合、事前に印刷が可能か(プリンターがあるか)確認されます。
受験料は前回と同様3400円です。

2015年10月27日:勉強方法検討
危険物取扱者乙種は、試験科目が法令・物化・性消の3つあり、それぞれが合格基準の60%以上の正答率で合格となります。
しかし、すでに乙種の別の類を取得している場合、法令と物化が免除され、性消のみ受験し合格基準に達すれば取得することができます。
ということで、とにかく性消に絞って勉強していきます。
また、勉強に使用する参考書は前回と同じ“まるごと覚える乙種全類危険物取扱者ポイントレッスン”です。
これは、第1類の受験に使用した参考書なわけですが、すべての類を網羅していますし、前回以降法令に変更があったとしても、法令は受験免除ですので、問題ないのです。

2015年11月29日〜:勉強開始
 くるまマイスター検定の受験の帰り道、電車の中で早速勉強開始です。
何といっても試験まで1週間しかありませんので、わずかな時間でも利用して勉強していきます。
まず、第1種から第6種のそれぞれの性質について復習です。
前回学んでいるはずですが、結構忘れていますが、一度覚えたことは勉強しなおせば、身に付きやすいので楽です。
続いて第2類も含まれる品名や主な物質名をざっくり覚えていきます。
第2類は、硫黄や鉄粉、アルミニウム粉、マグネシウムなど、一般的にわりと耳にするものが多くその名前自体は覚えやすいです。
ただし、それぞれの性質や危険性、消火方法などは、ほとんど知りませんので繰り返し読み込みました。この参考書は練習問題が多めに掲載されているので助かります。
性質と危険性、消火方法を集中的に勉強して、試験に挑みたいと思います。
それと、試験前に忘れてはいけないのが、受験票を印刷して写真を貼ることです。今回は技術士試験の際に撮影した写真をそのまま利用します。

2015年12月6日:試験当日
試験当日です。会場は埼玉県さいたま市にある芝浦工業大学です。前回同様、午前中が乙種第4類の試験で、その他の類が午後となっています。
午前中、大宮にある喫茶店で勉強をして昼食後に会場へ向かいます。勉強期間が短かったので、この午前中の勉強が重要ですよ。
昼食後、会場に向かうと中学生くらいの学生服を着た子達が大学から出てきます。どうやら午前中は北辰テストがあったようです。懐かしい!中学時代を思い出します。

13時30分集合〜14時試験開始〜14時35分試験終了

前回、すべての科目を受けた時は、免除科目のある人たちが途中で退出するため、バタバタした中試験をしなくてはならず落ち着きませんでしたが、今回は途中退出する側です。可能な限り残っている方に迷惑をかけないよう静かに片付けて速やかに退出しました。
試験時間35分で10問は、全く問題ありません。特に計算問題など時間がかかる問題は含まれませんので、余裕のある設定です。
試験のできは、まぁまぁだったように思いますが、合格だ!と断言できるほどの自信はありません。また、危険物取扱者は試験問題を持ち帰れない資格試験なので、合格発表の日まで結果が全く分かりません。
そわそわしながら合格発表を待ちます。

2016年1月12日:試験結果

試験結果は、まずホームペー ジで公開されます。

結果は・・・合格
  
また、発表日に“危険物取扱者試験結果通知書”が発送され、後日届きます。危険物取扱者試験結果通知書には、科目ごとの正解率が記載されますが、今回は当然ながら受験した性質・消火の正答率のみです。
私は70%の正答率でした。60%以上が合格ですから、余裕をもって合格とは言えない結果でした。助かった〜。

さて、前回もそうでしたが、危険物取扱者の免状を受けるためには、さらに手続きが必要です。
危険物取扱者試験結果通知書についている免状交付申請書に必要事項を記入するとともに、収入印紙(2800円)を購入し、免状送付用の封筒(392円切手つき)とともに埼玉県支部に郵送または直接持ち込み免状発行の申請をしなくてはなりません。
前回よりも収入印紙代が500円安くなっていたのは助かりました。

申請後、下のような写真入りの免状が送られてきます。

試験を終えて

1科目だけなので、何とか1週間の勉強期間でも合格することができました。
確実に合格するためには、もう少し1日あたりの勉強時間を増やした方が良かったかもしれませんが、合格できたのでよしとしましょう。
危険物取扱者の免状は、取得した種、類の欄に交付年月日と交付番号、交付知事が追記されていきます。何か、もっと埋めていきたい気持ちになってきますよね。

勉強期間・・・7日(平日概ね1〜2時間、休日は初めの日曜と試験当日の午前中のみ)
参考書・・・・・まるごと覚える乙種全類危険物取扱者ポイントレッスン
費用・・・・・・・3400円(受験料)+{2800円(収入印紙)+392円(免状送付用切手代)+82円(交付申請書送付用切手代)+(免状発行料)+交通費=8970円+交通費

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