�虚ｓc石材店は2023年4月で閉店させていただきました。
　長らくご愛顧いただきました皆様、心から厚く御礼申し上げます。

創始者（祖父）からの弊社の方針として
　◎お客様には安心して、永いお付き合いして頂ける様に心がける。
　　・最善の商品を提供できるよう努力する。
　　・提供した商品は責任を持って対応する。
　　・お客様の希望に添った納期を厳守する。
そして
　◎安全な職場環境を維持する。
ことにあります。

現在、弊社の職人は
働き盛りの３０代３名と指導役ベテラン６０代１名の
４人体制で万成石を採石しております。
また弊社が属する『万成石材採掘販売組合』には
５社が加入しています。

万成石の生産量は最盛期に比べると減少しているものの
墓石関係の他、建築関係やモニュメント関係等
　（ブロンズ台座や彫刻・記念碑素材）
として多大なご愛顧を頂いております。
そのため石材関係者だけでなく、多くの彫刻家や建築家、デザイナー、造園家の方々が、
弊社の丁場を訪れて下さいました。今でも地元を中心とした数名の創作者は、ここを拠点として
制作に励んでいます。また作品も丁場の一角に展示しております。

その他雑石として数倍の量が採石されており、造園、テラゾー原料、護岸捨石等 に利用されて
います。万成石の丁場は、交通の便から見ると非常に良い立地にあり　
JR岡山駅より北西に約３km、山陽道・岡山ICより南西に約４kmの万成山・矢坂山にあります。
是非、お気軽にお越し下さい。

万成石は約８０００万年以上前に出来た｢さくらみかげ｣ですが、採石（利用）され始めてから
はまだ２００年も経ちません。掘り出された石は残念なことに、現在の日本人の価値観により
大半を「二等材」「捨て石」としてほとんど利用されず、”廃棄物”扱いされています。
　実にもったいないことです。
｢キズ｣が”不可”と云うのは当然ですが｢色ムラ｣や｢黒スジ｣も”不可”とされています。　しかし
諸外国では小さな｢キズ｣も含め、この様なものはほとんど問題とせずに利用されています。
資源の少ない日本がこの点に、これほどこだわっているのも如何なものでしょうか？
日本人の意識が変わることを望みますが、
とりあえずは不要とされた「二等材」「捨て石」の活用方法を考える必要性を感じています。

うきた せきざいてん