私が考える 「無理のない保険プラン」 とは



私なりに考える「無理のない保険プラン」
その前提は、「加入したらやめないですむ保険プラン」(土台となる保険プランを、保険料の払い込み満了までやめない前提で設計してあるプランですが、アカウント型的な発想のプランではありません)であるかどうかです。

「10年したら(保険料がアップする時に)」「結婚したら」「子供ができたら」「家を買ったら」、そのときに新しい保険プランにすれば(つまり、解約して、お勧めのプランに加入すれば)いいことがある、その手の話は、基本的には売る方にメリットがあるから成り立つ理屈です。

新しいプランは、皆さんが保険プランを途中で切り替え(解約して、加入すること)たくなるように、「保障が手厚くなり」「保険料も安くなる」ように見える(勘違いする、つまり「優良誤認」をする)ように商品設計されていますが、実際は、新しいからといって、「保障が手厚くなったうえに、保険料は安くなる」なんてことはありません。

設計上、次のようなテクニック(まだまだありますが)を駆使して、そう見えるように最大限の努力をするはずです。

・保険料の払い込み満了の年齢が繰り下げられている
・その年齢まで払う保険料の総額が大きくなっている
・その年齢まで払い込んだ保険料で確保できている保障(後払いをしなくても残る保障)が少なく(あるいは小さく)なっている
・掛け捨ての保険料(給付条件に合致しないと、戻ってこない保険料)の割合が大きくなっている

そこをチェックすれば、新しいプランが決して「うまい話」(青い鳥が見つかるわけ)ではないことは、十分ご理解いただけるでしょう。
「無理のないプラン」の具体的なプランについては、直接コンサルティングにお出でいただければ。

無理のない生命保険プラン



途中で、保険料がアップしない

貯金もできるような保険料のレベル

働いているうちに、すべての保険料が払込終わる(後払いの保険料などが一切なし)

保険料の総額(累計額)が、十分把握できている



生命保険で確保すべきは、「死んだら(老後は死ななくても現金として使える死亡保障)」「入院したら」

死ぬのも、入院するのも、60歳を過ぎてから、生命保険はようやくに役に立つようになる(60歳から急激にリスクが高くなる)

確保すべきは保障ではなく、老後の現金(確定している「解約返戻金」の額が老後の安心感に直結する)

「困らないように」そのレベルを自分で確認したうえで、保障額を設定(遺族年金、健康保険制度の把握)

メインの(土台となる)プランの確保を最優先する



●医療保険、ガン保険は、生命保険の土台ではない
最後に、肝心なことを。
そもそも医療保険やガン保険は、生命保険の土台にはなり得ません。
車にたとえるなら、車自体は「終身保険=生きているうちに現金として使える」であって、医療保険やガン保険は所詮、車体の色やオーディオ、カーナビ程度の役割でしかありません。
医療保険、ガン保険を一生懸命に検討される方に限って、「死ななくても使える保険=生きているうちに使える保険」という基準で医療保険、ガン保険を重要視しているように感じますが、「死ななくても使えることは嘘でない」にしても、「入院しなければ」「ガンにならなければ」使えないと言うことや、あるいは何日以上入院しないと払った保険料を回収できないといった掛け捨て保険料の発生、といったことを考えると、「病気になったから」「老後になったから」必ず使えるわけではない、この点をもっと十分検討した方がいいのではないでしょうか。
医療保険、ガン保険を充実させても、老後に病気になったとき、それだけですべてができるなんてことはありません(将来のインフレの影響による、保障額の陳腐化も考えられますし)。

終身保険については、以下のページで、再確認してください。
http://www4.plala.or.jp/anshin/shushin_hoken_sentaku.html
http://www4.plala.or.jp/anshin/nenkin_shushin_hikaku.html
http://www4.plala.or.jp/anshin/haito_tsumitate.html
http://www4.plala.or.jp/anshin/yoteiriritsu.html

最後に、時代が変わっても、無理のない保険プランの内容は変わりません。
「時代も変わるから、保険も変わらなきゃ」なんていうTV−CMがありますが、それは嘘です。
保険会社の都合でしかありません。
誤解されませんように。





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