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[算数][6年][立体の体積と表面積]
6年「立体の体積と表面積」の発問・指示][6年「分数のかけ算」の授業記録][6年「比例」の授業記録][授業技術の30のパーツ]

6年「立体の体積と表面積」の導入の授業記録
(東京書籍 6年算数下)

 

 「立体の体積と表面積」 の導入である。教科書は東京書籍 「新しい算数6年下」。
 指導書の予定進度は、P46〜P47。私はP46〜P48の最後まで進んだ。 
 これは私が担任する6年生のとなりのクラスでやった実践である。

 始業のチャイムが鳴る。私は 「おはようございます。」 と言いながら、教室に入る。
 着席している子数名。他はまだ遊んでいる。

  全員起立。ノートの新しいページを開きなさい。日付を書いたら座りなさい。

 バタバタと用意する子どもたち。 「早い。早い人は賢い。」 早く座った子どもを誉める。 

  「12 立体の体積と表面積」 と題名をノートに書きなさい。
  書けた人は 「書けました。」 と言いなさい。

 「書けました。」 という声があちこちで出る。 「早い。賢い。」 力強く誉める。
 もう全体が集中している。ここまでで1分。

  教科書46ページを開けなさい。男の先生がいます。指差しなさい。となりと確認。
  みんなで読みます。さんはい。

 声がばらばらで小さい。
 「勉強ができるようになるためには、しっかりと読めなければいけません。もう一度読みます。さんはい。」
 まだ少しずれている。
 「おしい。まだ若干ずれている。もう一度読みます。さんはい。・・・いい読み方だ。」

  (1)に四角柱と書いてありますね。指差しなさい。となりと確認。
  それでは、(2)(3)(4)(5)(6)の下に立体の名前を書き込みなさい。教科書に書きます。
  書けたら「書けました。」と言いなさい。

 既習事項のため、全員が終わらないうちに答え合わせをする。
 「(2)を○○さん。」 (三角柱。)
 「『(2)は三角柱です。』 と言います。もう一度。」 
 ((2)は三角柱です。)
 「その通り。できた人?・・・はい、よくできた。赤鉛筆できれいに○をつけなさい。間違えた人は書き直しておきなさい。」
 このように(6)まで答え合わせをする。
 (3)以降の子どもたちの答え方は、きちんとできた。

  もう一度、の先生のセリフを先生が読みます。
  今度はみんなで男の子のセリフを読んでください。さんはい。

 また少し読み方がずれたので、読み直しをさせる。

  全員起立。男の子のセリフの・・・のところに言葉を書き込んだら座りなさい。

 半分ぐらいが座ったところで1人を指名する。
 (四角柱を直方体と考えれば求められます。)
 「その通り。よくできた。『求められます。』 とか 『求められるよ。』 と書いた人。○をきれいに書きなさい。間違えた人、書いてない人は
 『求められます。』 と書きなさい。」

  それでは、ボッチャンハテナをみんなで読みます。

 (いろいろな立体の体積の求め方を考えよう。)

  角柱、円柱の体積と書いてあって、□の1、「右の図のような四角柱の体積を求めてみましょう。」 とあります。☆の1を読みなさい。さんはい。

 (四角柱を直方体と考えて、体積を求めましょう。)

  全員起立。直方体の体積を求める公式が言えたら座りなさい。5年生の時に習いました。

 3分の2が座る。1人を指名する。(たて×横×高さ。)
 「『直方体の体積=たて×横×高さです。』 と言います。」と言って、言い直しをさせた。
 立っている子どもには、公式を言わせてから座らせる。
 「公式をノートにきれいに書きます。」 と言って、公式をノートに書かせる。私も板書する。

  それでは、☆の1をノートにやります。ノートに 「P46☆の1」と書きなさい。                          
  ミニ定規を使って、筆算をします。式、筆算、答えの3点セットをきちんとノートに書きます。                            
  できたら、男の子は東田先生、女の子はA先生に見せに来なさい。言われた通りにしていなかったら、書き直しです。定規がない人は貸します。                                   

 定規を使ってない子、3点セットをきちんと書いていない子は書き直しをさせる。また、両手でノートを私の方に向けない子どもにはやり直しをさせる。
 かなりやり直しが出た。(東田先生、厳しい。)との声。単位のつけ忘れも多い。
 早く終わった子ども1人に、黒板に書かせる。それ以外の子どもには次の指示をする。

  ○をもらった人は先を読んでなさい。先を読むことを予習と言います。大切なお勉強です。
 あとのお勉強がよくわかるようになります。

 このように趣意を説明して言うと、素直に先を読む。
 黒板に書いた子どもに発表させる。              
 書けなかった子どもに対しては、向山先生のお馴染みのセリフである。  

  書けなかった人は写しておきなさい。写すのもお勉強のうちです。
  一番いけないのは、何にも書いてないことです。

  47ページにいきます。「四角柱の体積の求め方を考えてみましょう。」 とあります。宇宙人君がいます。指差しなさい。となりと確認。
  セリフを読みます。さんはい。

  ☆の2をやります。問題を読みます。さんはい。(高さ1cmの四角柱の体積は何cm3ですか。)
  式、筆算、答えの3点セットでノートにやりなさい。できたら 「できました。」 と言いなさい。  
      

 1人を指名し、発表させる。私は板書する。                 
 「その通り。できた人?・・・はい、よくできた。○をつけなさい。間違えた人は写しなさい。」                

  ☆の3です。問題を読みます。さんはい。(高さ1cmの四角柱の底面の面積と体積とを比べてみましょう。)
  全員起立。☆の3がわかったら座りなさい。

 半分ほどが立っている。
 「この直方体の底面の面積はいくつになりますか?わかった人は座りなさい。」
 まだ3人立っている。座っている1人を指名する。(12cm2です。)
 式を言いなさい。(3×4です。) 私は板書する。
 「立っている人。☆の2の体積とこの面積は(黒板を指差す)同じですか?違いますか?わかったら座りなさい。」
 これで全員が座った。
 「教科書の☆の3の下に 『同じ』 と書きなさい。」

  教科書の真ん中辺り、「底面の面積のことを底面積といいます。」 読んでください。さんはい。

  「底面の面積のことをなんと言いますか?(底面積)」「底面積とは何ですか?(底面の面積)」と言わせて確認する。
 続けて「高さが1cmの四角柱では、底面積を表す数と体積を表す数は等しくなります。」も読ませる。

  ☆の4です。読みます。さんはい。(四角柱の体積を求めましょう。)
  ノートにやりなさい。この問題、難しいですか?(簡単。)
  式は難しいですか?そう。教科書に書いてありますね。答えを筆算しなくちゃいけませんか。(しなくていい。)
  そうです。これは1回ノートに計算してますね。筆算はしなくていいです。

 すぐに1人を指名する。私は板書する。         
 教科書と同じように 「3×4」 の下に 「底面積」と書かせる。教科書にも答えを書き込ませる。

  「四角柱の体積は、」 というところ、みんなで読みなさい。さんはい。
  ノートに 『四角柱の体積=底面積×高さ』 と書きなさい。定規を使って赤鉛筆で囲みます。

 書き終わった子が出てきたので、次の問答をする。「この四角柱の底面積は何×何ですか。」(3×4)「この四角柱の高さはどこですか?」(6cm)

  @をします。底面積はもう出してあるので注意してください。今度は女の子は東田先生、男の子はA先生に持ってきなさい。
  さっきのように、きちんと書けていないと○をつけません。

 ページ数、問題番号、3点セット、ミニ定規を使っているかをチェックする。さっきより書き直しが減った。
(女の子だからか?)
 早く終わった子を2人指名し、黒板に書かせる。          
 他の子どもたちは予習をするように指示。
 ほとんどの子どもが終わり、答え合わせ。板書した2名にそれぞれ発表してもらう。

  できた人は、小さな花まるを書きなさい。できなかった人は写しなさい。写すのもお勉強のうちです。 

 ここまでで指導書の予定進度は終了。まだ約20分ある。

  48ページを開けなさい。□2を指差しなさい。となりと確認。「右の図のような三角柱の体積の求め方を考えましょう。」 とあります。

 「底面の形は何ですか?○○さん。」
 (三角形です。) 「惜しい。50点。」
 (直角三角形です。) 「その通り。」
 「その辺の長さは?」
 (6cmと6cmです。) 「その通り。」
 「この三角柱の高さは?」
 (10cmです。) 「その通り。」

  そこに美雪黒板があります。美雪黒板をそっくりノートに写しなさい。

 子どもたちはシーンとして写している。
 私も板書する。
 「筆算をして、答えを求めなさい。」
 しばらくして、1人を指名する。式、筆算、答えを言わせる。
 「できた人?・・・はい、よくできた。○をつけなさい。できなかった人は写しなさい。」        
 「それから、教科書にも書き込みなさい。はみ出していいです。」                  
 健太黒板も同じようにやる。                    

  その下、「角柱の体積は」 というところを指差しなさい。   
  となりと確認。みんなで読みなさい。さんはい。     
     

 (角柱の体積は、次のようにして求められます。)   
 (角柱の体積 = 底面積 × 高さ)

  これは、美雪さんのやり方、健太君のやり方、どちらですか?  

  美雪さんだと思う人?(誰もいない)健太君だと思う人?
 (全員手を挙げる) そうですね。健太君のやり方です。

  全員起立。この公式 (角柱の面積=底面積×高さ)を覚えるまで言ったら座りなさい。

 「○○さん言いなさい。」「××さん言いなさい。」
 「目をつぶりなさい。みんなで言います。さんはい。」
 ノートにも公式を書かせる。赤鉛筆で囲ませる。
 ここで説明を入れる。

  三角柱も、四角柱も、五角柱も、百角柱も、九百九十九角柱もこの公式で求められます。
  Aをやります。○をもらった人から休み時間です。
  前と同じように3点セットでていねいにやりなさい。きちんとやってない人は○をつけません。
  男の子は東田先生、女の子はA先生に持ってきなさい。

 同じようにノートをチェックする。
 1人できない子どもがいた。式を教えて、筆算を赤鉛筆でうすくノートに書いてあげた。あとは自分でできた。      

第4回「向山型算数研究セミナーIN福岡」研究発表原稿

文責  東田 昌樹

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