私の生活空間の放射能汚染状況調査


 私の生活空間がどの程度放射能によって汚染されているか。
 このことに気がついた経緯と調査の経緯を、「体験記」に。そして調査結果を「測定記録」にそれぞれ掲載していきます。

 私が使用した測定器は、堀場製作所のPA−1000です。

 なお、放射能汚染調査結果データでは、一時間あたり0.10マイクロシーベルトを越えた個所の数値は赤字で表示してあります。これはこれ以上の放射線量を測定した場所は危ないと考えたからです。
 これは一時間あたりで0.12マイクロシーベルトを越える場所に24時間365日居ると、年間被爆量は1oシーベルトとなり、これは通常これ以上被爆してはいけない量として従来設定されてきたからです。そこでこの数値以上を危険として表示することも考えましたが、この1oという数字そのものでも自然界に存在する放射線量(毎時0.03マイクロシーベルト)の場所に一年間 いた場合の被爆量より4倍もあるので、これ自身も異常な危険な数値と考えたので、それに近い切りのよい数値0.10で危険度を切ってみました。
 政府は最近、一時間あたり0.25マイクロシーベルトを越えなければ安心としてしまいました。
 これだとこの場所に24時間365日居た場合の年間被爆量は、2.19マイクロシーベルトとなってしまい、かなり危険な数値ですが、これはこの場所に昼夜24時間居るわけはないとの判断での数字の操作だと思います。またこう安全基準を定めれば、関東地方のホットスポットと呼ばれている、毎時1とか2マイクロシーベルトを越える場所を除いて、大部分が安全と宣言できるからこうしたのだと思います。毎時0.25まで安全としてしまえば、私が測定した、川崎北部だけではなく、都内のほとんどの場所もまた安全となることからも確かめられます。
 政府は今、意図的に原発事故による放射能汚染を、たいしたことのないものだと言いくるめようとしていると思われます。
 したがってこのような動向に批判的な私としては、政府の恣意的な数字操作に惑わされずに、従来の年間1oシーベルト以下という安全基準を愚直に守って、危険を判断していきたいと考えております。


私の生活空間の放射能汚染状況調査体験記 1:自分の生活空間が汚染されていることを知った日 ここ
2:生活環境の放射能汚染を実際に測定してみて NEW!14.4.3 ここ
3:事故から3年たっての測定結果から見えてきたもの NEW!14.4.3 ここ
   
   
   

 

放射能汚染調査結果データ

1:川崎市多摩区長尾付近 NEW!11.10.16 10.17更新 14.4.3更新(再測定)

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2:川崎市多摩区宿河原付近 NEW!11.10.21

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3:川崎市高津区久地付近 NEW!11.10.21 10.31更新

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4:川崎市多摩区登戸付近  NEW!11.10.28

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5:川崎市多摩区生田付近  NEW!11.10.29 14.4.3更新(再測定)

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6:東京都内 NEW!11.10.29 11.5更新

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7:川崎市多摩区堰付近 NEW!11.10.31

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8:川崎市麻生区 NEW!11.11.9

ここ

9:埼玉県所沢市内

 

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