OL用語の基礎知識〜競技用語・初級(2)

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2.スタート

【スタート】

 通常は,林の中にテープを四角く張り巡らし,その中にスタートの枠を作ります.自分の時間がコールされたら(もしくは,設置されている時計が自分のスタート時間を示したら),枠に入ってください.クラスごとに入る枠が異なりますので注意です.1分経つごとに一つずつ枠を進み,自分の時間が来たら,地図を持ってスタートです.スタート枠の位置から地図上のスタート(△印)まではテープ誘導です.あわてずに,ゆっくり行きましょう.

【地図の見方】

 スタート(△印)から,各ポスト(コントロールとも言う;○印)を順番通りに通過し,ゴール(◎印)に行けばいいのです.初心者クラスの場合はほとんど道(黒い線で表現される)をたどっていけばいいはずなので,落ち着いて行き方を決めましょう.このとき,正置を忘れないでくださいね.

【正置】

 せいち.コンパスの北(=赤い針)と地図の北(=上)を合わせ,現地と地図上の表現を合致させること.オリエンテーリングの基本中の基本です.正置が終わり,次のポストまでの行き方がわかったら,実際に走り出しましょう.

【チェックポイント】

 「どのように行くか」を決めたとき,たいていの人は「まずはここの道の分岐点まで行こう」と,途中に現在地を確認する点を決めたと思います.これがチェックポイントです.これには,どうやっても間違えそうにないところ(道の分岐,オープンの角など)が使われます.そこまでは,何らかのガイドラインにそって走ることになります.

【オープン】

 木々が伐採されて,開けているところ.植林されてまだ日の浅いところも含まれます.地図上では黄色で表現されます.初心者にでも簡単にわかる現地の特徴ですね.

【ガイドライン】

 線状特徴物.道,植生界,川など.簡単にたどることのできるものを指します.ハンドレイルとも言い,これを利用することが(特に初級者にとっては)OLの基本となります.