スーパーストラットサスペンションの交換

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AE101やAE111、ST205やZZT231セリカ等に採用されているスーパーストラット。スーパーストラットの交換をショップにお願いすると、通常より高い(およそ4万円)の工賃がかかります。実際やってみると、なるほど納得なくらい面倒であったりします。

 

必要なSSTなど

まずスーパーストラット交換に欠かせないものは下の写真にもある、タイロッドエンドプーラーです。なぜか2種類ならんでいますね。

@のトヨタ純正SSTは絶対欠かすことの出来ないSSTです。AのSSTはなくても出来ますが、ものすごく手間です。洒落にならないぐらい1日仕事になります。ただでさえスーパーストラットは交換時間がかなり掛かりますので、工具で時間を買うのも十分にアリです。

今回はその両方の作業手順を後で紹介します。いやー大変だった、1つのSSTで交換するのは・・・・

トヨタ純正SSTは2爪プーラーになりますが、DIY店で売られている2爪・3爪プーラーとは比較にならないぐらい頑丈です。DIY店で売られている一般的な2爪・3爪プーラーですと十中八九プーラーが壊れます。そんだけすごい事になるので、多少高く必要以上に頑丈で重い純正SSTをオススメします。当然タイロッドエンドプーラーですから、この作業以外にも使えます。

お求めはトヨタのお店で。

KTCのSSTは大きいDIY店なら在庫してると思いますが、なければ発注しておきましょう。これも頑丈なヤツで、中型トラックまで対応していたかと思います。

 

 

メガネレンチの17-19サイズ(私はオフセットしているのを使っています)も必要ですね。何せラチェットが入る隙間がないところでの作業しますから。

あとは21サイズまでのラチェットコマがあれば作業に支障はなかったかと思います。そうじゃなくても各サイズの工具はあらかじめ用意しておくものです。

忘れていましたが、割ピンは新品を用意しましょう。心配性な人は割ピンをトヨタで買いましょう。まず間違いはありませんからね。そうじゃない人はDIY店で適当なステンレスな割ピンを買っておきましょう。サイズは中と中大ぐらいの大きさでしょうか。

 

 

SSサス取り外し1

さてバラしに入ります。写真の箇所を外します。ブレーキホースのクランプについては別項に揚げてあります。ちなみにアッパーサポート部のナットはまだ取らないでくださいね。でないとすごくやりにくいですから。

写真にはありませんがABSセンサーのケーブルがあるクルマは外しておいた方が安全でしょう。裏側に付いていますよ。

こわしてからじゃ遅いですから、センサーは丁寧に扱いましょう。ぶつけたりしないように。

 

しかし、AE101、AE111問わずショック裏のブレーキホースのステーが厄介者です。

そちらの対処法はこちらです。これでさらに時間が掛かるんですよ・・・・

 

 

ここから先は@とAのSSTを同時使用した場合の説明になります。

 

@のみのSSTで交換される方はこちらを参照してください。たかだかショック交換にここまでするのかってぐらい苦労します。

 

 

 

SSサス取り外し2

さて無事に外せたところで、さらに外すものがあります。割ピンとクラウンナットです。裏にある割ピンとってからクラウンナットを外します。割ピンは曲がっているのをまっすぐにすれば、スッと抜けるでしょう。向きが辛いかもですが頑張ってください。

クラウンナットを外すにはメガネレンチが必要です。ラチェットでは入らないでしょう。

そしていよいよスーパーストラット上部のポールジョイントを切り離すためにSSTの出番ですが、SSTの口を大きく開いて写真の箇所にズリズリと差し込んでセットします。

 

↓わかりにくいですが、その割ピンとキャッスルナットです。ナットがへこんでいる部分がありますが、割ピンを通す為です。

 

 

 

クラウンナットも外せたら、上の写真のようにSSTを確実にセットして事故防止用紐をボディのどこかにくくりつけて、SSTを閉め込みます。SSTにテンションが掛かってきますが勇気を出して閉めます。

突然「バン!」と大きな音を立てて、ストラットがハブから外れて作業終了になりますので心の準備をしておいてください(汗)

しんなり外れる時もありますけどね。

SSTはそのままつけている状態にしておいてください。結構小技ですけどね。

 

 

SSサス取り外し3

今度は下部の切り離しですね。

キャンバーコントロールアーム部の切り離しです。上記写真と同じのがすぐ見つかると思います。

下の写真にも書いてありますが、SSTを仕掛ける前に割りピン、ナット、キャップを取り去ってからセットしてください。これは撮影用ですので(汗)

そして下の写真のようにトヨタ純正SSTを確実にセットします。上記のSSTじゃ入らないので注意してください。

 

さっきの要領で、SSTをぐいぐい締め付けていきます。例によって大きな音がするかもしれません。ここの部分は作業は終わったらSSTを外してください。いや、勝手に外れる(落ちる)かもしれませんが・・・

でかいプライヤーみたいなものでこのSSTを挟みながら押さえるとベストと思いますけど、まぁしなくてもOKです。

 

 

SSサス取り外し4

この時点ではまだ上部にSSTが付いていますね?まだこのままです。

まずショックを動かして、ショック下部つまりキャンバーコントロール側を車体から取り外します。

とれました?

取れましたら、今度は上部をハブを動かして外します。さっきのSSTが入ったままなので、すんなり取れるはずです。

実はこのためにSSTは取らなかったのです。下部をガチャガチャさせるとまた結合しちゃいますので。

うまく決まればこんなことしなくても取れます。

 

それと、ガチャガチャ動かすのはいいですが、あんまり派手に動かすとクルマにダメージを与えかねないので、いたわりつつ且つ時には勢いよくやりましょう。手と足とジャッキをうまく使えばラクですね。

 

これで、やっとフリーになりました。アッパーサポートのナットを取り外します。取れましたら、ショック本体を外に持っていくだけです。

あとのバネ交換は通常のショック交換と同様ですから、そちらを参照してください。

 

 

SSサス組み付け

今度は組み付けです。簡単に言ってしまえばバラしの逆をやればOKですね。

その前に一つコツを伝授します。

それは上部のボールジョイントをフロントアクスルハブに組む前に下の写真のように割りピンが通りやすくする様に位置決めすると以後ラクになります。ショックをバラす際に割りピンで苦労した人は良くご理解いただけるはずです。

ちなみに写真の下部側がクルマの先端です。

組み付け手順は、まずショックを車体に入れてアッパーサポートのナットを取り付けて(緩くナットをつけておく)ショックを車体にかるく固定します。

今度はスーパーストラット上部のポールジョイントを車体(ハブ)にハメましてクラウンナットを軽く着けておく程度に取り付けましょう。はまったら今度はキャンバーコントロール側を車体に取り付けます。足でブレーキローター部を上下させたりジャッキをうまく使うと、効果的です。

はまったらキャンバーコントロール側のナットを固定しましょう。力のあらん限り締めてつけなくてOKです。「グイ、グイ、グーイ」ぐらいでしょうか?

キャップをはめて、割ピンをつければ下はOKです。

今度は上部のポールジョイント側ですね。さきのクラウンナットを締め付けていきます。こちらも「ギュ、ギュ、ギュー」ぐらいでしょうか?(しょうもない説明・・・)

ま、まぁ、ものすごい力はいりません。

しかし、割ピンを通すことを忘れて閉めてはいけません、ジョイントの穴とクラウンナットの凹みが一致するように調整しつつ閉めつけます。

 

締めたナットをゆるめて穴の位置を調整することは避けてください。締めた意味がなくなりますので慎重に様子を見ながら閉めましょう。

 

うまく一致できたら、割ピンを通して曲げておきます。どのように曲げても問題ないですが、元々あったように曲げておきましょう。

あとは外してあった、ABSセンサーやブレーキホース、スタビリンクを元通りにすればOKです。

ショックのステーにブレーキホースが貫通して取り付けてあった場合は、こちらを参照してください。

あとは試乗して異音等がないことを確認して作業終了です。

 

 

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