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「与謝蕪村の俳句を授業する」第2時
(1) 目標
教材文「夏河を越すうれしさよ手に草履(与謝蕪村)」の河の様子、河を越している人の様子を読み取ることができる。
(2) 展開
時間 | 学習活動 | 発問・指示・説明と子どもの反応 | 教師の指導 | 備考 |
5 10 15 10 5 |
1、教材文を音読、暗唱する。 2、子どもがイメージしたそれぞれの絵について検討する。 3、橋を越しているのか、河の中を越すのか検討する。 4、河を越す人はどこにいるか検討する。 5、河を越している人は誰 かということと、その人はどんなことがうれしいのか考える。 |
指示1 全員起立。昨日勉強した俳句を一番いい読み方で、3回読んだら座りなさい。 指示2 この列立ちなさい。読んでください。 指示3 全員起立。目をつぶって言いなさい。 指示4 机を中心に向けます。 指示5 昨日の絵について、考えていきます。それぞれの絵について意見を発表してください。 「橋があるのはおかしい。」「人が倒れているのはおかしい。」など 発問1 この人は橋を越すのでしょうか。それとも河の中を越すのでしょうか。その理由も書いてノートを見せに来なさい。 指示6 橋を越すという人、発表してください。 指示7 河の中を越すという人発表してください。 指示8 自由に発表してください。 「河を越すのだから橋を渡っている。」 「草履を手に持っているのだから、河の中を渡っています。」 「河に入るのがうれしいのではないですか。」 発問2 この河はどんな河ですか。 「夏の河。」「広い河」 発問3 夏の河と、寒い季節の河とはどのように違うのですか。 「寒い季節の河は冷たすぎて越せない」「水が多い」 発問4 もう一度聞きます。この人は橋を越すのでしょうか。それとも河の中を越すのでしょうか。 発問5 この人はA、B、Cのどこにいるのでしょうか。そう考えた理由も書いてノートを持って来なさい。 A B C 指示9 自由に発表してください。 「越してしまったからうれしいのではないですか?」「越すだから、Aはおかしいと思う。」「Aは夏河を越したうれしさになると思う。」 説明1 「越す」とあるから、Aは「越した」となるので違いますね。 発問6 河を越している人は誰ですか。ノートに書きなさい。 指示10 全員起立。発表してください。同じであれば座りなさい。 説明2 これは読者が自由に想像していいですね。 発問7 河を越している人は夏河を越すことがなぜうれしいのでしょうか。自分が想像した河を越している人について考えて、ノートに書きなさい。 指示11 発表してください。 説明3 これも読者の自由な想像ですね。 |
・ 事前に前時の絵を黒板に 書かせておく。 ・ 合計5回は読ませる。 ・ 関連する意見から出すように言う。 ・ 教師は意見の整理をする ・ ノートを見て賞賛したり、書き方の指導 をしたりする。 ・ 少数意見から発表させる。 ・ 発問2から発問4はテンポよく進める。 ・ 河を国語辞典で調べさせる。 ・ 子どもたちが飽きないように、学習活動3のような形ではなく、いきなり討論形式で発表させる。 ・ 教師はなるべく子どもの発表を受けて説明する。 ・ 子どもの自由なイメージを大切にする。 |
国語 ノート |
文責 東田 昌樹
第1時
赤ねこ漢字スキルを他の先生たちに広めるには・・・。
寺山修司の短歌を授業する
「海のいのち」の授業
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