妹ヨシコ、初・本格的バイト計画 バリスタへの道

妹ヨシコ・23歳。

大学卒業&大学院進学が決まったが、さすがにもうお小遣いはもらえないので、バイトを探すことにした。

条件は、平日午前(生活改善計画のため)。

日曜日になると求人チラシを見ていたのだが...。

 

 

<久々更新!〜恐怖のバリスタ認定試験の巻>

8月第3週  お店がオープンしてからもう3ヶ月。ついにお店内でバリスタ試験が行われ始めた。『あれっ?それって?』と気付く方もいると思うが、要するに、今まではうちのお店の80%がバリスタもどきだったのだ。う〜ん、いいのかな〜?

...まあいいか〜、ということで。試験の内容は、なにやら筆記が10点、実技が20点。合計で27点以上で合格だ。筆記の内容は前にもらった学習ノートの後ろの方についているらしい。な〜んだ。試験前日にちらりと見てみると、10コある問題のうち、2つ分からない。試験当日、社員に質問すると『えっ?うっちー...』と悲しそうだった。基本だったらしい...。

普段のお仕事が終わり、試験が始まる。まずは筆記。12時過ぎの暑いテラス席でひとり、問題をやる。本当に暑い。他にお客さんは一人もいない。なんだか罰を受けているみたいだ。結果は、直前の予習(?)のおかげで、筆記は満点。さて実技。

実技は店長さん(=釈姉さん)が見ている前でエスプレッソのショットを落とし、そのショットがお客さんに出すドリンクに使えるか使えないかを判断するモノと、実際のドリンクを9種類作るというモノ。9種類一気に作り、それを持って店のバックルームへ行く。

ピッチャー、スプーン、定規を持った釈姉さんの判定がはじまった。ラテ、カプチーノ、キャラメルマキアートの泡を取り除き、残ったミルクの量を定規で計る。アイスドリンクは氷を入れてカップのくぼみまで入っているか。アメリカーノは縁から何センチか。フラペチーノの氷の量は適量か。...う〜ん、激しい。

「でも釈姉さん、ドリンクの中に定規入れちゃったら水面のラインが上がっちゃうんですけど...」とは言えないまま、判定終了。結局、実技15点で不合格!!!ありゃ〜。まあいいか〜、と思っていると、何やらその日のうちにリベンヂができるらしい。しかも、今度はできなかったところだけでいいらしい。あらステキ。

釈姉さんを捕まえて、もう一度試験を受ける。あっさり合格。何だか微妙な気分。こんなんでいいのか〜〜?ムリヤリ奪い取った気分だ。

...でもまあいいか〜、ということで、私も晴れてバリスタとなった。バンザイ。

 

あの頃の新鮮な気持ちはどこへ...?

<応募編>

<研修編〜横浜オフィスに閉じ込められる>

<店鋪研修編〜第1週>

<店鋪研修〜第2週目>

<店鋪研修編〜第3週・風邪に苦しむの巻>