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アレクサンダーテクニーク

GLAT公認アレクサンダーテクニーク教師 大塚由美のホームページです。  Copyright(C)Yumi Otsuka
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レッスン体験談

アレクサンダーテクニークと知り合えた事で最初に感じたのは、根本的に今までの自分の考えに無い物という事でした。体の構造を知ることや重心や自然な動き、指から肩へのつながりを知ったことで、今まで手探りだけで悩んでいた事が少しずつ解決していきました。ピアノに対する技術的なことから音楽的なことまでアレクサンダーテクニークはとても助けになりました。  (ピアニスト)

陶芸をしていると、長時間にわたり無理な体勢、
不自然な体勢で制作をしていることも多く、
多かれ少なかれ腰や肩を痛めたり、体の故障を抱えている人
が多いと思います。
しかし、どれほどの人が「自分の姿勢」を意識して
制作しているでしょうか。
私の場合、今回アレクサンダーテクニークを体験するまでは
そのようなことを意識したことは全くありませんでした。
確かに、ロクロを回したり、土を練ることにはテクニックが要り
うまくなればなるほど、無理な力をかけなくても自然に
できるようになるのですが、今までは、「上達すること」
を意識することがあっても「どのような姿勢でしているか」
自分自身を注目することはなかった気がします。
普段の作業に、どのような筋肉が使われて
どのように動かしているのかなんていうことは
考えたこともなかったので、初めてのレッスンでは
体の一つ一つの構造を意識することは
そんなに簡単なことではありませんでした。

一番初めに教えてもらった、最も自然に立っている状態。
普段自分がまっすぐ立っている時の姿勢とは全く違い
なんだかサルのように少し前のめりになって腕をだらんと
たらしているような感覚なのに、写真に撮ってもらい
確認してみると、まっすぐ綺麗に立っています。
普段、自分の猫背を気にするあまりいかに反り返って
立っていたかということが良く分かりました。

陶芸の作業に一番近い体勢の腕の使い方を教えてもらい、
自分が思っているよりも腕を長く自由に使えるということ、
無駄な力がひじや二の腕に集中しているのを
分散させて無理なく動かすこと。
これらのことを全く知らないでがむしゃらに作業するのと
常に頭の隅に、自分の体の構造を意識して
作業するのとでは、体の負担も全く違ってくるということが
分かってきました。

レクサンダーテクニークの説明を聞いても
舞踊家や音楽家のためのもの、というイメージがあって
陶芸と結びつくことなのかどうか想像できなかったのですが
実際にやってみると、なるほど陶芸のみならず
普段の生活の全てにも結びつけることができるのではないか
と思うようになりました。
こういうアプローチで「自分の身体に意識を傾けること、
注目してあげること」を気付かせてもらえたことは
とても大きな発見だと思います。
体の負担が軽減され、無理のない状態で作業ができれば
より技術も向上し、集中力も高まり
自由な制作ができるのでは、と期待しています。

          (陶芸家)

バイオリンを弾きながらアレクサンダーテクニークを遣って頂いたら、自分の出している音が明らかに変わりとても驚きました。また姿勢も良くなり体も脱力して、楽な状態で弾けることに気づくことが出来ました。何度か受け、その良い状態を覚えつかんでいくことによって、これから自分の演奏の幅が広がっていくのではないかと思っています。また、音楽家だけでなく、いろいろな分野でこの原理が応用されることと思います。

(バイオリニスト)