西穂高岳

 

 穂高連峰は、北穂高岳前穂高岳・奥穂高岳には登頂したため、残すは西穂高岳。

上高地(信州)からのコースが正統なのでしょうが、往復のコースタイムは11時間10分。往復のコースタイムが11時間20分の大天井岳も、14時間30分の鹿島槍ヶ岳も日帰り出来ている。しかし今回は、さわんどからのシャトルバス始発便に乗っても上高地着が5:30で、最終便が17:30なので行動時間は12時間とかなり厳しい。かと言って、わざわざ1泊する気にもなれず。

その点、新穂高(飛騨)からのコースはロープウェイ利用と邪道だが、往復のコースタイムは7時間30分。正統だが1泊より、邪道でも日帰りを優先し、今回S先輩に先導を依頼しました。

 コースタイムは、新穂高西穂高登山口〜西穂高岳まで4時間30分と言われています。

 

 

9/15

5:30

S先輩と合流し私の車で出発。

 

 

 

7:10

新穂高ロープウェイの鍋平高原登山者用駐車場到着。駐車料金は当日限りで300円。

 

準備を整えて行動しようとすると雨がポツポツ。 ん?天気予報は午前中は晴れ、午後は曇りで雨の予報はないんだけど…

 

 

 

7:30

第2ロープウェイのりば しらかば平駅到着。

本来の始発便は8:45なのだが、この3連休は7:00。その後は7:15、7:45。 7:45便の往復乗車券(3,200円)を購入。

 

 

 

7:45

第1と異なり、第2ロープウェイはなんと2階建て。

「より良い展望を希望される方は2階へどうぞ」とアナウンスされ2階に乗るが、ガスっていて意味がなかった。

 

7分で西穂高口駅(標高2,156m)に到着。

 

 

 

7:55

西穂高口駅を出てまずは槍の回廊へ。

 

 

 

8:00

西穂高登山口通過。

登山計画書は既に前日オンラインで提出済み。

 

8:20

千石平通過。

雨が降ってきたが、樹林帯の中のため濡れることはない。

 

下る登山者と何人もすれ違う。西穂山荘に泊まる人達、多いんだなぁ。

 

 

 

8:40

頭上に「冬期登山道」の案内板。

これ以降、いくつか同一のものがある。

 

 

 

8:48

西穂山荘(標高2,367m到着。

西穂高登山口からのコースタイム1時間30分のところ48分で到着。

 

西穂山荘は通年営業しているとのこと。すごいなぁ。

 

おにぎりを食べ、トイレによる。

 

霧雨程度だがまもなく森林限界のため、レインウエアを上衣のみ着る。

 

 

 

9:11

西穂山荘出発。

ここまで2,0km歩いてきて、ここから2,4km歩くらしい。

 

すぐにハイマツと岩の上りとなる。

 

小ケルン通過。

 

 

 

9:23

西穂丸山到着。                      

12分休憩して出発。

 

 

 

10:10

松本深志高校生 慰霊の碑。

私が生まれる5カ月弱前、高校の先輩11人が落雷で亡くなっている。 合掌。

でもこの碑、想定していた大きさよりものすっごく小さい。

 

鎖があるが必要とせず、ここを岩登りすると独標。

 

 

 

10:14

独標(11) (標高2,701m到着。

西穂山荘からのコースタイム1時間30分のところ51分で到着。

ここをゴールにしている人達も多く、混んでいる。

 

27分休憩して、ここからは本格的な岩登りのためグローブを装着して出発。

ここを下ってすぐ北の10峰を目指すが、一瞬足がすくむ。でも実際に下り始めると全く問題なし。

 

 

ピークが連続している。

 

 

 

10:56

ピラミッドピーク(8峰)到着。

霧雨から本格的な雨降りになってきたので、レインウエアの下衣も着る。

 

17分休憩して出発。

 

7峰で鎖が続いているが、3点支持で岩登りをすれば必要なし。

岩登りは楽しい。

 

 

 

11:31

チャンピオンピーク(4峰)到着。

ここは大して尖っていない。

 

12分休憩して出発。

 

 

3峰・2峰を通過し、主峰へは一枚岩を上るようだ。

ちょうど上から男女のペアが下ってくる。左により待っていると、まず男性が下りその後女性も下ろうとするのだがなかなか下れない。男性が「右足をもっと右、次は左足をもっと下」と案内している。初心者なのかな? いや、主峰まで行ったんだから少なくとも中級者か? かなり待って見送ってから岩登り開始。

 

 

 

12:00

西穂高岳(主峰)頂上(標高2,909m)到着。

独標からのコースタイム1時間30分のところ50分で到着。

西穂高登山口〜西穂高岳頂上までのコースタイム4時間30分のところ2時間29分で登頂。

 

雨が降っているので、もちろん視界はゼロ。

 

山頂周辺にだけイワギキョウが咲いている。

 

ここで昼食を摂るつもりだったが、雨が降っているので12分休憩しただけで下山開始。

 

 

主峰直下の一枚岩まで来て岩下り。かなり急なため足元が全く見えない。適当に足で探っても短足のため足先にくぼみを触れない。鎖もなく雨で岩が滑る。槍ヶ岳の槍の穂先より怖い。さきほどの女性のもたもたが よ〜く分かった。

 

 

 

12:34

チャンピオンピーク(4峰)到着。

 

雨が強くなり土砂降りになってきた。靴が濡れてグチョグチョに。

小降りになるかと11分待ったが変わらないためあきらめて出発。

 

 

 

13:01

ピラミッドピーク(8峰)到着。

 

雨だけでなく風も強くなり突風に。

和らぐかと9分待ったが変わらないためあきらめて出発。

 

 

9峰・10峰を通過し独標が見えてきた。

さきほど一瞬足がすくんだだけあって、独標北斜面は○や×がいっぱい。

 

 

 

13:30

独標(11)到着。

西穂高岳頂上からのコースタイム1時間のところ58分かかって下山。

足元が滑り、慎重に慎重を期して下山しているため、時間がかかってもやむを得ない。

 

パンを食べ、17分休憩して出発。

 

 

雨は少し小降りになってきたが、突風が続き寒さのためか手の指が痺れてきた。

 

 

登山道が沢になり、平地には水たまりができているが、どうせ靴はグチョグチョなので全く気にしない。2019年の大天井岳登山と全く一緒。

 

 

 

14:25

西穂山荘到着。

独標からのコースタイム1時間のところ38分で下山。

 

西穂山荘に入れてもらいグローブを外す。

30分すると、暖房のおかげで手指の痺れもなくなった。ありがたい!

 

またトイレを借りる。

 

 

 

15:42

西穂高登山口到着。

西穂山荘からのコースタイム1時間のところ42分で下山。

西穂高岳頂上〜西穂高登山口までのコースタイム3時間のところ2時間18分で下山。

全行程のコースタイム7時間30分のところ4時間47分で下山。

 

 

 

15:47

西穂高口駅に到着。

 

もう少し早ければ15:45便に乗れた。残念。

 

 

 

16:15

第2ロープウェイ乗車。

 

 

 

16:35

鍋平高原登山者用駐車場到着。

 

 

 

18:45

自宅到着。

 

S先輩同伴でも私の雨男ぶり全開で、ガスって隣の峰すらまともに見なかったけれど、落雷に合わず無事帰宅できたので、よかったとしよう。

 

 

 

 

 

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