1月の「今日」 幕末日誌文久2 テーマ別日誌 開国-開城 HP内検索 HPトップ
■攘夷別勅使東下 【江】文久2年11月27日、別勅使の三条実美・姉小路公知が江戸城に入城し、将軍家茂に破約攘夷督促の勅書と親兵設置の沙汰書を授けました。
このとき、両勅使は大広間の上段、将軍家茂・後見職一橋慶喜が中段(慶喜は家茂の後方)、総裁職松平春嶽・老中以下は下段に座しました。慶喜の回想では、従来は、将軍が上段・勅使が中段だったそうですから、これも松平容保が建議した勅使優待の成果の一つでしょう。 なお、10月28日の勅使着府から入城まで1ヶ月を要したのは、家茂が当時麻疹にかかっており、すぐには応接できなかったからでした。 参考:『続再夢紀事』一・『昔夢会筆記』(2004.1.16) 関連:■「テーマ別」「第2の勅使東下」 「国是:破約攘夷VS開国」 「親兵設置問題」■「開国開城」「第2の勅使三条実美東下と攘夷奉勅&親兵問題」 |
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