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幕末対比略年表(3)文久元年(1861)

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幕府の主要なできごと 諸藩の主要なできごと


2-露軍艦ポサドニック号、対馬上陸・占領。
3−幕府(老中安藤)、江戸・大坂の開市と兵庫・新潟の開港7年延期を求める親書を各国元首に送付。 3-長州藩士長井雅楽、藩主に公武合体的開国通商論の「航海遠略策」を建言。周布の斡旋で藩論に。
4−露軍艦乗組員、占領阻止の対馬住民と衝突(大船越の事変)。幕府、外国奉行小栗忠順を対馬へ派遣。
5-シーボルト、幕府顧問に。 5−長井、上洛して朝廷に建白。朝廷、嘉納。
5/28-水戸浪士らによる英国公使館襲撃事件(第1次東禅寺事件)
6/19−大船建造解禁 6/7-水戸藩、幕命により鎮派の興津所左衛門を家老に。
6/14-長井、江戸着。
7-英国公使オルコック、開港・開市延期に譲歩。英国東インド艦隊ホープ司令官を対馬へ派遣し、ポ号退去を要請。 7/2−長井、老中久世広周に入説。
7/5薩摩藩、意見書を提出した37士(+1)を水戸藩江戸屋敷に引き渡す。
7/26〜28−幕府、桜田門外の変犯人の水戸浪士の死罪・追放等の処分を行う。
8−ポ号対馬を退去し、箱館へ。 8/3長井雅楽・周布政之助水戸藩美濃部又五郎と会う。
8/9水戸藩、東禅寺事件の犯人を逮捕を命令。
8/16久坂玄瑞、水薩両藩の頼むに足らないと入江九一に書く。
8月-武市半平太・間崎哲馬・平井収二郎・中岡慎太郎・坂本龍馬ら、土佐勤王党結成。
種痘所を幕府西洋医学所に、 10/20−和宮、江戸へ出立。
10/27-孝明天皇、千種有文・岩倉具視に勅
11−米国通訳ヒュースケン暗殺事件の賠償問題決着。ハリス、英仏への開国・開市延期斡旋を約束。
11/15-和宮江戸到着。
12−官製バタビヤ新聞発行。外国奉行水野忠徳ら咸臨丸で小笠原諸島へ。
12/11-和宮大奥へ
12/23-江戸・大坂の開市、兵庫・新潟の開港延期のための幕府遣欧使節出発
物価引上・暴利の禁止令を出す。
12/8長州藩、「航海遠略策」を正式に建白

寛政4(1792)〜
嘉永5(1852)
嘉永6(1853)〜
万延1(1860)
文久1
(1861)
文久2
(1862)
文久3
(1863)
元治1
(1864)
慶応1
(1865)

主な参考文献:
『開国と幕末変革』、『人物叢書山内容堂』、
『人物叢書松平春嶽』、『会津歴史年表』、『幕末の天皇』、
『徳川慶喜公伝』


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