1月の「今日の幕末」 幕末日誌文久3 開国開城 HP内検索 HPトップ
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■水戸藩&慶喜 【京】文久3年12月9日、朝廷は、11月23日に死去した水戸藩主目代松平余四麿(昭訓)の代わりに、一橋慶喜に水戸藩士の統率を委任しました。 慶喜は前水戸藩主徳川斉昭の七男です。弟の昭訓死去後、水戸藩士の統率者が京都に不在でしたが、中川宮は<日頃から攘夷を主張する水戸藩士が京都に留まるのは公武一和の妨げになるので、この際、退去すべきだ>との意見でした。これをきいた慶喜は、在京の水戸藩士梅沢孫太郎に余八麿(昭武)を上京させるよう命じていたところでした。 関連:文久3年11月23日−水戸藩主名代松平昭訓死去 参考:『徳川慶喜公伝』2(2002/1/17) ■将軍家茂再上洛 /勝海舟&吉井幸輔 【江】文久3年12月9日、軍艦奉行並勝海舟は、書簡を薩摩藩士吉井幸輔に遣わし、幕府の大小目付らが総裁職・老中の議に反し、将軍上洛の発途を警衛隊の着京後に延期すべきと主張して、幕議が紛糾しているとの内情を知らせました。
関連:■テーマ別文久3「勝海舟(文久3)」「将軍・後見職の再上洛」 参考:『勝海舟全集1 海舟日記』p134-135(2005/1/29)管理人がより読みやすいように適宜かなを送ったり、読み下しています。()内も管理人。素人なので、著作物作成の際は、必ず出典にあたってね。 |
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