さち通信U〜ときたま更新。

☆ちなみに、「さち通信」とは、『ナチュラルセラピー祥』の月いち会報のこと。

 

2006.6.24「再び、まずは自己紹介です」

東京町田市から、札幌に帰ってまいりました。13年ぶりです。
なつかしい街は、ずいぶん様変わりしてしまいましたね。

さて、「さち通信U」では、気ままにアレコレと書いてみたいと思っております。
気軽にお付き合いください。
ま、ブログのようにはいきませんが、たま〜に更新します(あまり自信ないけど)ので、
よければのぞいて見てください。


「さち」は、アシスタントの妻と2人で、アットホームに(つまりは、自宅にて)やっております。
ナチュラルセラピー祥(さち)という名称なだけに女性のセラピストかしら、
と思った方もいるかもしれません。
「祥」というのは、縁起の良い字らしいので、ゴロもいいので、もらいました。
ま、妻の名前の一字でもあるのですが。

それでは、再び自己紹介しましょう。
名前は、鎌田 強(カマダツヨシ)と申します。当院のセラピストです。
札幌市の出身です。年は、40代になってしまいましたね。
(早いものです、ホント。髪がネ・・・。)

13年前に東京にて治療の学びをはじめ、「MRT中心学校」を卒業後、
「MRT町田」、「コンシス町田」を経て、1999年に町田市で
「ナチュラルセラピー祥」を開設。臨床は、12年目に入りました。
仙骨療法をはじめ、様々な治療法を学び、現在、独自の理論を展開中。



趣味は、・・・やはり変わらず治療関係の研究でしょうね。
人間に関すること、身体、精神、霊性にかかわること全般に
興味があります。
野口整体、快医学、気功、瞑想、ヨーガ、操体法、頭蓋仙骨療法、
クラニオセイクラル・バイオダイナミクス、アーユルヴェーダ、MRT、
むつう整体、アプライド・キネシオロジー、フォーカシング、フラワーエッセンス、
ホメオパシー、ファミリー・コンステレーション、POP、TFT、EFT、
高岡英夫身体意識論、竹下雅敏東洋医学セミナーなどなど。

「人間は、深イ。」を味わいつつ日々を送れたら、
これに優るものはありません。

高校、大学と少林寺拳法に夢中でしたが、おかげさまで?、
最近は格闘技に関する興味はほとんどなくなりました。年、ですかねえ。

室蘭工業大学大学院まで、なぜか今とは全く畑違いの土木工学を専攻し、
治療の世界に入る前は、札幌の建設コンサルタントで、設計の仕事をやっておりました。

ほかに、仕事関係以外での定期購読は、少年サンデーと、「グイン・サーガ」などでしょうか。
後は、いろいろな人文、心理、教育、哲学、宗教関係の本をよく読みます。積読が多いですが。
音楽は、あまり聴きません。ほとんど、仕事場でかかっているヒーリング・ミュージックか、ガヤトリーマントラ。
時々、中・高の頃の松山千春を聞き、口ずさんでますね。
ま、昔からアニメや特撮は好きで、たま〜にカラオケにゆくと、水木一郎や佐々木功の歌を爆唱します。

 


次に、アシスタントに自己紹介してもらいましょう。
このあたりは、かなりアットホーム。というか、せまいながらも楽しい我が家♪

はじめまして、「さっちゃん」です。受付をやっています。
私は治療に関しては、とんと専門外です。
(夫がマニアすぎて、すでに置いてけぼり状態です。)

私も札幌出身です。
趣味は、睡眠をとることと、取りだめしたDVD鑑賞です。
あいかわらず、アニメ・漫画・小説が大好きで、
カフェでお茶をしながら、読んでます。
昔はインドア派だったけど、家が職場になったせいか、
気分転換に外に出るのが好きになってしまいました。
精神世界系では、「あるヨギの自叙伝」、
小説は「グイン・サーガ」、漫画では「ハチミツとクローバー」、
「フルーツバスケット」などが特にお気に入りですね。

もともと体の弱かった私が、この年で大病もせず、結構元気でいるのは、
家に専用セラピストがいるおかげだと思います。
毎日のたゆまぬ精進のおかげで、セラピストは飛躍的に進化、成長をとげています。
このホームページを見て、ご縁を感じる方は、ぜひいらしてくださいね。
楽しみにお待ちしております。

では、また。 

 

2006年10〜12月
2007年1月〜3月
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2007年7月9月
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2008年3月〜9月
2008年10月〜12月
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2009.6.16

パソコンの新調。
しばらく更新できませんでした。
訪れていた方には、失礼をいたしました。

いやね、ノートPCの調子急に悪くなりまして、
あれこれ、試みたのですが、結局、買い換えざるを得なくなりました。

この文章は、まだ旧いPCで、なんとか書いているのですが、
これまで使っていたHP作成ソフトが、新しいPCのWindowsVistaでは使えないようで、
全面的に、『ナチュラルセラピー祥』のHPは書き換えということになったんです。ああ・・(泣)

ま、これを機会にまたいろいろと書き直してみるのもいいかもしれない、と思い直して、
「ホームページビルダー」で、HPの作成作業を始めました。

このHPは、10年以上前に出た「FrontPage Express」で作ったもの。
とにかく安くあげたいと、このフリーソフトと本を見ながら、
当時はHP作成など訳も分からず、えらい苦労したことを覚えています。

しかし、なんともずいぶん便利になったものです。
どうやら、「ホームページビルダー」を使えば、それほど時間をかけることもなくできるでしょう。
やれやれ。



5月末、私たちが愛読している『グイン・サーガ』の栗本 薫(中島 梓)さんがガンのため亡くなった。
30年間、読みついできた小説であり、その展開を楽しみにし、完成を心待ちにしていた。
この長大な物語が完成を見ることなく逝かれたのは、ご本人が一番、残念な思いでいるであろう。

しかし、やはり、読者である私たちもまた残念な想いを禁じえない。

有り余るバイタリティーを発揮されているようだったので、
ガンとの闘病もまた、きっと乗り切ってしまわれるのだろうと思っていたが、
今回は、そうはいかなかった。

小説や彼女のブログの波動を感じながら、大丈夫かなと心配していた。
ま、ただの一読者で、それ以上のかかわりはなかったのであるが、
何の力にもなれなかったことに、いささかの申し訳なさも感じている。


どうか、ほどなくしたら、心を安らかにして、
また、あの世で、思う存分小説を書きまくってほしい。

『グイン・サーガ』の続きは、あの世で読ませていただきます。


栗本先生、素敵な物語をありがとうございました。





ああ、そして、先日、プロレスラーの三沢光晴 選手が急逝された。

私は、プロレスを見なくなってけっこう経つが、そのニュースを聞いてやはり、ショックを受けた。
橋本真也選手が亡くなったときも、同様の悲しみに打たれた。

彼の死に悲しみを感じている自分に、あらためてちょっと驚く。


一生懸命、真摯にがんばっている姿は、人を勇気付けるのだと思う。


三沢選手から、私も勇気をもらっていたのだ。


三沢選手、ありがとうございました。

心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

2009.7.8

身体知性のこと
しかし、思ったように、新PC移行に伴う、HPの書き換えがはかどっていません。

ついつい、こっちの更新も滞りがちになります。今しばらくお待ちを。




今日の話は、「身体知性」のことである。

人間の身体には、それ独自の叡智がある、とか、知性がある、などとはいうものの、
まあ、具体的には、それは一体、どこにあるのであろうかと思いながら、やってきた。


それは、「脳幹」であろうとか、いやいや、実は、「仙骨」だとか、細胞のひとつひとつにあるのだとか、

諸説、それなりに説得力はあるものの、なぜか、今ひとつ、すっきりしなかったわけで・・。




で、現段階での私なりの結論は、こうだ。



”身体知性の構造”

●心知覚中枢・・・・心臓にある気の中枢、中丹田とも呼ばれる。身体知性の本体。
            香功の初級功では、ここがよく活性化する。


●脳知覚中枢
・・・・島部の前方にある。心知覚中枢とともに、身体知性を構成する。


心知覚中枢と脳知覚中枢の組み合わせを、私は、『身体知性』と呼ぶ。

 

 

”身体知性は、骨盤を支配している”

●骨盤知覚中枢・・・・仙骨2番前方にある。身体知性の命を受けて、
              腸骨、仙骨の動きをコントロールし、全身に影響を与える。




人間の身体は、身体知性の本体である「心知覚中枢が主に活きている身体」と、

心知覚中枢と脳知覚中枢がストレスを受け、身体知性が不活性の状態になり、

「骨盤知覚中枢が主に活きている身体」
の二つに分かれる。

 

 

私が、時に、「対症療法」と呼ぶところのものは、
単に、「目前の症状にだけアプローチする」というだけではなくて、

その治療によって、「骨盤知覚中枢が主に活きている身体」を作り上げるものをいう。


それは、仙骨にせよ、腸骨にせよ、椎骨にせよ、
あるいは、物理的な力にせよ、微細な力にせよ、
つまりは、直接的にせよ、間接的にせよ、

結果的に、骨盤を動かすことによって、身体症状を変化させる治療である。
このとき、その治療体系には、身体知性の存在は視野にはいっていない。


この治療の特徴は、骨盤知覚中枢が活性化することである。
その結果、症状は変化、軽快する。
しかし、心知覚中枢と脳知覚中枢、つまり身体知性はストレスを受け、その本来の働きが衰える。



外から身体を見ると、共通して、前頭部付近、心臓付近に、
歪みのエネルギーが放射しているのが分かる。
一方、骨盤の歪みは、小さい。不自然なくらいに。

これが、対症療法を受けた身体の特徴である。


自然な身体の特徴は、この逆で、
見かけ上は、頭部の歪みは小さく、骨盤の歪みが大きくなっている。
身体知性が活きており、骨盤を使って、全身のバランスを取っているためである。


基本的には、たとえ、病気を患っていても、対症療法的処置を受けていなければ、
自然な身体の状態はこうなっている。

 

 

2009.7.9

身体知性のこと2
人間の身体の波動を、大別して、心知覚中枢に強く共鳴するか、骨盤知覚中枢に強く共鳴するかで、

対症療法的なことを受けていない自然な身体か、

対症療法的なことを受けた影響が出ている不自然な身体か、を見分けることができる。



これは、身体だけでなく、文章、食品、思想、芸術、音楽、運動など、
人が触れうるいろいろなものについて、判定可能である。


心知覚中枢に共鳴するものは、無理のない、自然な流れのなかにある。
たとえ、異常なエネルギーを放つ、邪気に満ちたものであっても、
心知覚中枢に共鳴するときは、それは、自然な、あるがままのエネルギーの解放を顕している。


骨盤知覚中枢に共鳴するものは、人為的作為的で、あるがままの流れに対して補正的、修正的である。



治療やセラピーの世界では、残念ながら、
圧倒的に骨盤知覚中枢に強く共鳴するものが多いのが現実だ。

 


もともと比較的、気の感受性の敏感な人や、
テクニックとして筋反射テストなどを使い、気のエネルギーを把握している人のなかにも、
もちろん、心臓と骨盤に象徴される、この二つの身体が存在する。



身体知性が封印された身体の「気の感受性」は、

身体知性が活きている身体の「気の感受性」とは、大きく異なっている。



これは、鋭敏さの優劣や能力の程度のことではなくて、
最もベースにある、生体や細胞のもつ快・不快、正常・異常の感覚に基づいて顕れてくるものである。



このことを、身体知性が封印された身体のままで、理解することは難しい・・・・。

 

 

2009.7.21

香功練功日記風
全世界、香功愛功者のみなさん、こんにちは。

今日は、香功の『収功』についてのお話を少し。


まあ、普通、気功の収功といえば、両手の労宮を重ねて、お腹に向けて、
おへそのまわりをぐるぐる回したり、下丹田に気が集まってくるようにイメージしたり、
ま、要するに、手の動きとイメージを使って、下丹田に気が収まるようにするわけである。


一方、香功は、お腹をぐるぐるすることもなく、気を集めるイメージを持つこともなく、
ただ、手を上げて、降ろしてくるだけの動きに、呼吸を合わせるだけのチョーシンプルなもの。


あまりにシンプルなので、物足りないと思うのか、
かつて、学んだことのある気功の先生は、3回くらい同じ動きを繰り返しておられた。


しかしだ、実のところ、香功のすばらしいところは、
この収功は一回で、事足りるところだ。

たとえば、初級功は、全部の動きが中丹田を活性化する。
で、「童子拝仏」が終わって、収功をする。
もちろん、一回で十分。

すると、この一回で、パチン!とスイッチが切り替わるが如く、
中丹田から、下丹田を中心とするモードに身体が切り替わるのだ。



いや、しかしね、この収功って、考えた人、すごいな、と私は思う。
よく思いついたなと。

そして、その後、数十分間は、この下丹田のモードのまま身体は変化し続けるのだ。


だってだよ、お腹ぐるぐるとイメージを使うって方法は、えらい分かりやすいじゃんか。
香功の収功ってのは、簡単すぎて、「ええ、こんなんで十分気が収まるの?」ってつい思うもの。



まあ、もちろん無理なんだけど、夢でもいいから、
香功の創始者にもし会えたら、どのようなプロセスでこの功法が生まれたのか、ぜひ伺ってみたい。

「えええっ!、なんでこんなこと分かったの?」というところがたくさんあるからだ。



ま、収功が終わったら、できれば、10分間くらい静かに座るか、横になっているのが効果的だね。

また、香功の後に続けてほかの気功をやるのは、せっかく香功で得た効果を十分活かせないので、
香功は、最後にまわすことをお勧めします。

それでは。

 

 

2009.8.14〜NEW!

香功練功日記風
全世界、四千万、香功愛功者のみなさん、こんにちは。


さっちゃんが、メタボを恐れて、ついに率先して香功をやる気になりました。
なかなかねえ、さっちゃんは修行系はやりたがらないのだが、
スカートのサイズが、そろそろやばくなってきたらしく、めずらしくやる気だ。(笑)

しかし、まあね、香功は、メタボ対策にどの程度効果があるかはよく分からない。
なにせ、動き自体は大きくないので、脂肪燃焼には直接役立たないような気がするし、
ま、負荷が小さい分、さっちゃんのように苦痛に弱い人には、継続する気が失せないという利点があるが。



話は変わるが、香功の動画を調べてみると、田先生の娘さんが表演しているものが見つかる。

それを見てみると、立ち方に特徴があることが分かる。

意外に、足幅が狭いのだ。

ま、普通は気功で立つときは、足は肩幅近く広げて、やや膝を曲げ、腰を落として・・・、といった感じがするが、
田先生の娘さんの立ち方は、ストーンとただ普通に立っている、という感じの足幅と膝の感じである。

娘さんは二人とも、こんな立ち方をしているので、多分、田先生もこんな雰囲気の立ち方なのであろう。


私自身は以前は、肩幅くらいまで足幅を開いていたのだが、
実際、足幅を狭めて試してみると、ちょっと感じが変わる。

香功の気の作用の仕方が変わってしまうというわけではないが、
私はこっちの方が、楽な感じで動くことができる。


ちょいと、試してみてくださいまし。★




あと、今日は、本のご紹介。


『パラマハンサ・ヨガナンダとの対話』  スワミ・クリヤナンダ著  三雅出版


いわずと知れた、インドの生んだ偉大な覚者の1人であるパラマハンサ・ヨガナンダ(1893〜1952)の本である。

この本は、弟子のクリヤナンダ氏が、師の晩年の普段の会話を書きとめたもの。
三百に及ぶ霊的叡智にあふれる対話がのっている。



『あるヨギの自叙伝』、『人間の永遠の探求』(森北出版)にも感じられる、
ヨガナンダさんのあたたかさ、優しさ、愛、ひたむきさ、といった感じがこの本からも伝わってくる。

これらの本は、文章も読みやすく、翻訳にも恵まれているのだろう。


また貴重な一冊が出た。



しかし、なんでもっとヨガナンダさんの本って、翻訳出版されないのかな。

『あるヨギ』なんて、古くからあって、精神世界系ではロングセラーなんだろうし、
ヨガナンダさんの本は、出版されれば、長期に渡って売れ続ける本になると思うのだが。

 

 

 

 

 

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