12月の「今日 幕末日誌文久3 テーマ別文久3 事件:開国-開城 HP内検索 HPトップ
前へ 次へ
■将軍家茂再上洛 【京】文久3年11月10日、前越前藩主松平春嶽は江戸出張中の軍艦奉行並勝海舟に書簡を認め、将軍家茂の上洛に老中板倉勝静が随行するよう周旋してほしいと依頼しました。
<ヒロ> 板倉は、この頃、将軍家茂に嫌忌され、幕閣で疎外されていました。一時、登城を禁じられていましたが、慶喜の奮闘で復職します(こちら)。 春嶽は海舟東下前の10月23日に、将軍及び後見職一橋慶喜の上洛周旋を指示していました(こちら)。春嶽と勝の共通の「寸衷」とは、越前藩の藩論(こちら)を指すと思います。もちろん一翁・小楠とも共通する論となるはずです。 関連:■開国開城「政変後の京都−参与会議の誕生と公武合体体制の成立」 ■テーマ別文久3「将軍・後見職の再上洛」 参考:『勝海舟全集1 幕末日記』p131(2004.12.15, 12.21) |
幕末日誌文久3 テーマ別文久3 事件:開国-開城 HP内検索 HPトップ
|