9月の幕末 幕末日誌文久2 テーマ別日誌 開国-開城 HP内検索 HPトップ
前へ← →次へ
■生麦事件 【江】文久2年8月23日、英国代理公使ニールは幕府に対して犯人逮捕を要求しました。 前日に神奈川に派遣された外国奉行の一色直温・津田正路は英国代理大使ニールと会見し、事件の措置に関する交渉の開始を求めました。しかし、ニールは交渉には応ぜず、老中あてに抗議書を送り、犯人逮捕等を要求しました。(賠償金については、本国政府からの訓令待ち) 参考:『徳川慶喜公伝』・『維新史』(2003.9.29) 関連:■開国開城「生麦事件」 ■テーマ別文久2年:「生麦事件」■薩摩藩日誌文久2 ■生麦事件&幕政改革(春嶽、登城スト) 【江】文久2年8月23日、生麦事件措置に関する意見が幕閣に受け入れられず、失望した松平春嶽は登城(すなわち幕議への参加)をやめることにしました。 春嶽は、前夜、政治顧問の横井小楠らとともにまとめた生麦事件の措置案(以下参照)を幕議に諮りました。
帰邸した春嶽はこれだけの大事件が起ってさえ、このように優柔不断な有様なので、とうてい持論(幕政改革)は実行されそうもないと、明日からは登城しないことを決めました。 参考:「再夢紀事」(2003.9.29) 関連:■開国開城「勅使大原重徳東下と文久2年の幕政改革」「生麦事件」 ■テーマ別文久2年:「幕政改革問題」「横井小楠」■越前藩日誌文久2 |
|