1月の「今日の幕末」 幕末日誌文久3 開国開城 HP内検索 HPトップ
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■将軍家茂再上洛&長州処分 【京】文久3年12月6日、右大臣二条斉敬邸に中川宮・近衛忠熙前関白父子・徳大寺内大臣が集まって、後見職一橋慶喜ら在京諸侯を召しだし、将軍家茂の上洛督促の朝旨と長州処分について諮問しました。 慶喜らは、再度の上洛の朝命の猶予を乞い、長州処分は将軍上洛後に決めることを提案しました。 二条邸会議の出席者
この後、慶喜は将軍に速やかな上洛を促す上書を認めました。 関連■開国開城「政変後の京都−参与会議の誕生と公武合体体制の成立」 ■テーマ別文久3年「将軍・後見職の再上洛」「長州処分」■長州藩日誌文久3■守護職日誌文久3 ■越前藩日誌文久3 参考:『続再夢紀事』ニ、『七年史』二p73-74、『維新史料綱要』(2005.1.28) ■長州家老井原主計の入京・嘆願 【京】文久3年12月6日、伏見の長州藩家老井原主計は、重ねて入京を嘆願しました。 井原は嘆願書において、藩主毛利敬親父子が言い含めた趣もあり、是非とも入京してとくと言上しなくては藩主父子の微衷は達しないとして、「格別の愛燐を以て、私上京の上、父子の微衷聞こし召され候得ば、実に以て父子始め如何計り感奮仕り、蓋し藩の士民弥増相励み申すべく存じ奉り候」と述べました。 ■テーマ別文久3年「長州進発&家老の上京・嘆願」■長州藩日誌文久3 参考:『修訂防長回天史』(2005.1.28) |