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[国語][4年][分析批評]
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「ごんぎつね」 まとめの作文

 子どもたちの「まとめの作文」を3つ紹介する。

   「ごんぎつね」まとめの作文

 1 はじめに
 私は、最初はドキドキしていたけど、最後は悲しいお話だと思う。なぜかと言うと、最初はごんがいたずらをしていたけれど、最後は兵十にうちころされてしまったからだ。4〜5場面ぐらいは、ごんが兵十にくりや松たけを持っていてあげていたから、いいことをしているなあと思ったけれど、家の中におかないで、外に置いておけばうたれなかったのになあと思った。
 ごんは、いたずらが好きなんだけど、やさしいんだなあと思った。
 ごんは、いたずらをしていたのは、私の考えでは、ひとりぼっちでさびしいから、いたずらをして気持ちをまぎらわせているんじゃないのかなあと思った。40ページに、「雨が上がると、ごんは、ほっとしてあなからはい出ました。」と書いてあって、なんで、雨が上がると、ごんは、ほっとするのかがふしぎだ。

 2 第1場面のごん
 私は、ごんは自分にとっては、悪くないと思った。だけど、村人にとっては、すっごくめいわくで、悪いそんざいだということがわかった。私は、ごんは、悪くないと思っていたけれど、先生の意見でごんは悪いんじゃないのかなあと思った。
 ○○君の意見で、「いたずらは悪さ」「悪さはいたずら」と言われたけれど、私はごんはそんなに悪さしていないなあと思った。なぜかと言うと、私は、ごんの方から見ていたからだ。村人の方から見ていなかったからだ。
 私は先生に,村人の方じゃなく、ごんの方から見て考えてほしいと思う。ただあやまればいいだけじゃないんだなあと思った。

 3 第2場面のごん
 私は、第2場面のごんはかんちがいしすぎだと思う。理由は、教科書48ページの9行目からのかぎかっこに、兵十のおっかあが、うなぎを食べたいとかがあったからだ。
 えらいきつねという意見があったときに、私は最初ちがうと思ったけれど、○○君の意見でえらいきつねはあっているんじゃないのかなあと思った。でも、ちゃんと教科書を見たら、えらいんじゃなくて、かんちがいをしていたんだということがわかった。

 4 第3場面のごん
 私は、第3場面のごんは、やさしくなっていくところだと思う。ごんは、うなぎをとったのを悪いと思い、ちゃんとうなぎのつぐないをしなければならないと思ったのが、すごいと私は思う。
 それとごんは、ただのいたずらぎつねじゃないんだなあと思った。兵十に、悪いことをしたとちゃんとわかって、ちゃんとつぐないまでしはじめたごんは、どんどんやさしくなると思う。

 5 第4、5場面のごん
 私は、ごんは兵十の後をつけていくのは、やっぱり帰りの方が近いと思う。ごんがかげぼうしをふみふみ行ったからだ。行きの人はなんで帰りは遠いと思ったのかふしぎだ。私は、行きのときに、加助がふりかえったのに気づかないぐらいだから、近くじゃなく少し遠くにいるんじゃないかなあと思って、帰りにした。

 6 第6場面のごん
 私は、兵十の気持ちが変わったのは、1番最初は「くり」だと思っていたけれど、意見を書いているときに、「くり」はなんかちがうんじゃないかなあと思って、「ごん」に意見が変わった。
 でも、とうろんのときに、○○さんと○○さんの言った意見で、先にくりを見ているんだから、兵十の気持ちが変わったのは、くりだと思った。

 7 主題について
 私は最初、主題は、「人間はかんちがいしてこうかいするもの」と書いたけど、付け加えて、「いたずらをしたら、ちゃんとあやまる」と書いた。「世の中は、」というので考えてみたら、「世の中はかんちがいが多い。」だと思った。もう一つ、「いたずらをしたらちゃんとつぐないをする。」だと思った。あと、「人間は悪さをしたら、ゆるすのが大切だ。」と「世の中は助け合うのが大切だ。」と書いた。
 最終的に、私の考える主題は、「人間は悪さをしたら、ゆるすのが大切だ。」だと思った。そしたら、それで合っていたからうれしかった。

 8 おわりに
 私は「ごんぎつね」の勉強は、すごくいい勉強だと思った。「一つの花」とはちがって、最初は楽しく、最後は悲しいお話だからだ。
 これからも国語の勉強をいっしょうけんめいがんばりたいと思う。

 「ごんぎつね」まとめの作文

 1 はじめに
 ぼくは、この話を読んで次のように考えた。
 ごんがうなぎをとってしまって、兵十のおっかあがうなぎを食べられなかったことにせきにんを感じたと思う。だから、ごんは、いわしを5,6ぴきとって兵十の家のうら口
から投げこんだ。しかし、いわしどろぼうとまちがえられてしまった。

 2 第1場面のごん
 ぼくは、第1場面のごんは悪いきつねだと思う。村の人のいもをほり出したり、とんがらしをむしりとっているから。ぼくが村の人だったらすぐにじゅうでうっていただろう。兵十のとったうなぎをにがしてしまおうと考えたのは、やめておいた方がよかったと思う。

 3 第2場面のごん
 この時のごんは思いこみをしていた。おっかあがとこについていて、うなぎを食べたいと言ったから、兵十はうなぎをとったんだと思いこんでいた。

 4 第3場面のごん
 ぼくは、第3場面のごんは、いいきつねだと思う。うなぎをとってしまって、反省してくりや松たけをとってきたから。でも、いわしをやったのはしっぱいだった。兵十がいわしどろぼうと思われてけがをしてしまったから。

 5 第4、5場面のごん
 第4、5場面のごんは、ちょっとくやしそうだと思う。なぜなら、ごんがくりや松たけをくれているのに、神様がやってくれているのだと加助が言っているから。

 6 第6場面のごん
 ぼくは、兵十の心が変わったのは、「くり」を見た時だと思った。兵十が見た順は(1)ごん(2)くり(3)またごんと思っていた。しかし、正かいは、(1)家の中(2)くり(3)ごんだった。

 7 主題について
 ぼくの考えた主題は、「世の中は早とちりすることもある。」だった。でも、主題を選ぶ時は、○○さんの「人間は悪さをゆるす心が大切だ」を選んだ。

 8 おわりに
 この話は、今までの国語で1番まとめの作文にしやすかった。

 「ごんぎつね」まとめの作文         
                                  
1、はじめに
 ぼくは、この話を読んでわからないことがあった。兵十は、ごんぎつねをうったとき悲しかったのか、悲しくなかったのかわからなかった。ごんは、なぜ1人ぼっちなのか。あと一つは、新美南吉さんは、この話を聞いたことがあるかないかどっちか、わからないところがあるので、勉強でとうろんしたいと思った。

2、第1場面のごん
 ぼくは、ごんは悪いきつねと思った。そして、とうろんを始めた。ぼくの理由はこれである。「菜種がらのほしてあるのに火をつけたりと、39ページの7行目に書いてあって、もし、家にほしていて火をつけたら、火事になるかもしれないから、ごんは悪いきつねだと思った。」と書いた。特に悪いきつねで、理由やはんろんや意見などのことを言ったり、返したりしていた○○君がよかったと思った。そして、とうろんが終わって東田先生がけつろんを言った。そしたら、悪いきつねだった。そのわけは、村の人たちのそんざいでは、悪いきつねだから、悪いきつねだということだった。そして、東田先生がよかった人と言った中で、ぼくは入っていてうれしかった。

3、第2場面のごん
 ごんは、どんなきつねかを勉強した。ぼくの考えは、このように書いた。かんであてるきつね、こまるきつね、悪いきつね、外に出るのが好きなきつね、のぞききつね、おちつきがないきつねと6つ書いた。そして、ある文でとうろんが始まった。その文は、死んだことがわかるきつねという文でとうろんがはじまった。ぼくは、×にした。でも、理由は言えなかった。だけどすぐ終わった。ちょっとほっとした。そして、またある文でとうろんが始まった。その文は、えらいきつねだった。でも○か×か迷った。そして、○にしてみた。○は3人だった。そして、とうろんを始めた。×の人から理由や意見やはんろんをいっぱい言われた。そして、ぼくは×にした。そして、やっととうろんが終わった。

4、第3場面のごん
 ごんは、兵十のおっかあが死んでやさしくなっているから、ごんはやさしいなあと思った。そして、ごんはそんなきつねとか勉強した。書いたのは、つぐなうきつね、いいことをしたきつね、ぬすむきつね、くりをひろうきつね、しっぱいするきつね、やさしくなったきつねと書いた。
 ごんのつぐないを勉強した。その1日目。いわしをぬすんでなげこんだ。2日目、山でくりをどっさりひろって、持っていった。3日目、くりをどっさり持っていった。4日目、くりを持っていった。5日目、くりと松たけを持っていった。6日目、くりをかためて置いた。と書いた。ごんはこんなつぐないをしていたのかなあと思った。ごんはやさしいきつねと思った。ぼくは、ごんがかんちがいなのに、松たけやくりを毎日持っていくなんて、いいきつねだと思った。

5、第4、5場面のごん
 ごんは、兵十と加助についていくとき、行く時かかえる帰るときどっちがちかいかを勉強した。ぼくの考えは、行きだと思った。理由は、「『54ページの6行めに話し声がだんだん近くなってきました。』と書いてあるから、だんだん近くになってきているという意味だから、行きだと思った。」と書いた。
 そして、言ってみたら、かなり返された。その時、どうしようかなあと思った。そっして、とうろんが終わって、変わったか変わってないかを先生に聞かれた。そして、変えた。でも、○○君は行きだと思い続けていた。

6、第6場面のごん
 ぼくは、第6場面の勉強をしたとき、兵十は何を考え、何を見たということをさいしょに勉強した。そして、ぼくは、次のように考えた。かみさまが、またくりや松たけを持ってきたのかなあと思って見た。やった、これで、ごんもいたずらをできないぞと考えて、くりを見た。と2つ考えた。次は、兵十の目線のことを勉強した。ぼくは、(1)いえ(2)くり(3)ごんと考えた。そして、東田先生が「兵十の目線で気持ちが変わったのはどれですか。」と聞かれた。ぼくの考えは、くりだと思った。そして、とうろんを始めた。ぼくは、理由を言うとき、ちゃんと言えなくて、きんちょうした。ぼくは、くりだと思っていたけど、ごんかなあと思った。そしたら、○○さんたちの理由やはんろんで、やっぱりくりだと思った。そしてやっと、とうろんが終わって、ほっとした。でも、ごんだと思っていた○○ちゃんがくりに変わっていた。そして、くりの人数が多くて、ごんはちょっと少なかった。

7、主題
 ぼくは、主題をどう書こうか困っていた。そしたら思いついた。ぼくの考えは、「人間は人が死んでしまったら、悲しんでしまう。」とした。だけど、変えていい時、○○君のと○○ちゃんのはすごくて、どっちにしようかまよった。そして、○○ちゃんの「人間は、悪さをゆるす心が大切だ」にした。そして、主題の勉強は終わった。

8、おわりに
 ぼくは、このごんぎつねを勉強して、ちょっと感動したところがあった。そこは、6場面にごんがうたれて近づいた兵十が自分の家を見たとき、土間にくりがあるのが目についたとき、兵十が反省をしたみたいなとき、感動した。ぼくは、3場面でごんは、兵十のおっかあが死んだときごんは、思いちがいで、兵十のおっかあがうなぎを食べたいと思ったから、兵十がはりきりあみを持ち出したのかなあと思って、自分がいたずらをしたせいだと思っていたごんは、今度からいわしをぬすんで、兵十にあげたり、くりや松たけを持ってきたごんは、やさしいと思った。それなのに、ごんはうたれてしまったときかわいそうだと思った。

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文責  東田 昌樹

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