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[国語][4年][分析批評]
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第1時 「ごんぎつね」授業記録  「教師の範読」「初発の感想」「第1場面の音読練習」

  指示1  題名の横に○を10個書きなさい。
  指示2 「ごんぎつね」を先生が1回読みます。読んだ後、感想を書いてもらいます。

 教師がしっとりとした声で「ごんぎつね」を全文読む。
 一読に20分近くかかる。

  指示3  原稿用紙に「まとめの作文」の「はじめに」を書きます。
      「ごんぎつね」を読んだ感想、わかったこと、思ったこと、考えたこと、疑問に思ったことなどを書きます。

 読んだ直後の感想がほしい。
 すぐ原稿用紙に書かせる。
 子どもたちは、原稿用紙の1行目に「『ごんぎつね』まとめの作文」、2行目に自分の名前を書く。
 「1 はじめに」と3行目に書き、「初発の感想」を書く。
 「初発の感想」が、「まとめの作文」の第1章になるのである。

  指示4  「常体」で書きます。1つ1つの文は短く書きます。
  指示5  最初の1マスは段落なので、空けます。
  指示6  書けたら原稿用紙を持って来なさい。
  指示7  早く終わった人は、音読の練習をします。 


 子どもたちは、例えば次のように書く。

  ぼくは、この話を読んで、このように思った。
  何で「ごんぎつね」って名前がついたのか。何でごんは勝手にうなぎをとったのか。兵十のお母さんは、ごんがうなぎをとったから死んだのか。くりや松たけをとってやるのになぜ殺すんだ。なぜ銃を持っているのか。

 このような作文である。
 次に場面の数を確認する。

 発問1  この物語はいくつの場面に分かれていますか。

 「6つ。」
 これはすぐに出る。
 最後に第1場面の音読練習をする。

 指示8 第1場面の音読練習をします。先生の後に続いて読みなさい。

 まず「追い読み」である。
 教師の後に続いて、1文ずつ読んでいく。

 指示9  全員起立。そこまでのところを1回読んだら座りなさい。 
     ※ 指示5と指示6の繰り返し。
 指示10  第1場面をとなりの人と1文交代で読みます。全員起立。1回目を読んだら座ります。2回目は座ったまま交代して読みます。     
 指示11  一人ずつ1文交代で読みます。○○君からどうぞ。 
 指示12  おうちでも、音読の練習をしましょう。


 すらすら読めるようになることが学習のスタートラインである。 

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文責  東田 昌樹

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