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■政令帰一(大政委任)問題 【京】文久3年2月21日、後見職一橋慶喜らは鷹司関白・近衛前関白に対して、大政委任か政権返上かの二者択一を迫りましたが、関白らは自信がないといい、さらに御前会議を開くことにも難色を示しました。なお、将軍上洛時には大政委任の沙汰があるよう計らうと述べました。 この日、後見職一橋慶喜・総裁職松平春嶽・守護職松平容保・前土佐藩主山内容堂は、近衛前関白邸を訪問しました。近衛邸には中川宮(青蓮院宮)・関白鷹司輔熙も来ていました。 やり取りは以下の通り
慶喜らは、大政委任か政権返上かという決定をこの場で得ることは難しいと判断し、夜になって退出しました。 参考>『続再夢紀事』一p383−385(2003.4.19) 関連:◆文久3年2月19日 (1863.4.6)−春嶽、慶喜らに政令帰一(大政委任)か政権返上の二者択一を論じる ■テーマ別:「攘夷期限」「政令帰一(大政委任か政権返上か)問題」■開国開城:「後見職・総裁職入京-公武合体策挫折と攘夷期限」「将軍家茂入京-大政委任問題と公武合体策の完全蹉跌」 その他の動き 【京】一橋邸に春嶽・容保・宗城参集。(『伊達』p138-140) |
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