ピル・避妊

ピルとは

ピル

ピルとは、女性の卵巣でつくられるホルモン「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の両者が含まれた錠剤タイプの「経口避妊薬」です。女性ホルモンの作用を利用して、避妊目的と副効用(避妊以外の効果)を目的に服用されています。

女性ホルモンは卵巣から一定のリズムで分泌されます。ピルを服用して体外から女性ホルモンを取り入れると、体内のホルモンバランスが「妊娠している状態」に近づき、排卵がストップします。妊娠には排卵が必要なので、必然的に避妊の効果を得られるのです。ただし、ピルを服用したからといって「妊娠できなくなる」というわけではありません。服用を止めれば3~4ヶ月で元の状態に戻ります。

ホルモン量の多い順に高用量ピル、中用量ピル、低用量ピルがあり、低容量ほど副作用が少なくなります。全世界では1億人以上が服用し、日本では1999年の低用量ピル認可をきっかけに普及が始まりました。ピルを手に入れるためには医師の診察を受けて処方箋を出してもらう必要があります。

ピルの"副効用"

ピルは安全で確実な避妊効果(95~99%といわれています)のほかにも様々な利点があり、治療薬と処方する方が増えてきました。子宮体癌、卵巣癌、子宮内膜症などの病変はできにくく、進行もしにくくなると言われています。また生理の量は減り、生理痛は楽になる傾向にあります。

  • 月経痛が軽減する
  • 月経血量が減少し貧血が改善する
  • 月経周期が改善する
  • 卵巣がん、子宮体がんの予防に繋がる
  • 多毛症やニキビが改善される
  • 月経前症状群(PMS)が軽減される
  • 更年期障害、骨粗鬆症の予防に繋がる
  • 子宮外妊娠の減少に繋がる
  • 乳房良性疾患の予防に繋がる
  • 骨盤内感染症の予防に繋がる
ピルの"副作用"
  • 吐き気や頭痛、むくみなどの症状
  • 血栓症になったり、血が固まりやすくなる(タバコは辞める方が良いでしょう)。
    ※血液検査を1年毎に受けていただきます(料金2,160円)。
  • 子宮頸癌、乳癌、腫瘍の悪化、または顕性化を促すことがあると言われています。
    ※子宮癌検診は年に1回受けていただきます。乳癌検診は外科で受けてください。
ピルの種類

ピルは含まれる黄体ホルモン成分の種類で第一世代、第二世代、第三世代に分類されます。

第一世代低用量ピル

昔からあるピルで、卵胞ホルモン量を抑え黄体ホルモン量を多く含有しているのが第一世代ピルです。
アンドロゲン(男性ホルモンを活発にする)作用が少ないのが特徴で、シンフェーズ28、ルナベル配合錠、フリウエル配合錠がこの部類に入ります。

料金
シンフェーズ 1,680円

第二世代低用量ピル

卵胞ホルモン量を抑え、なおかつ黄体ホルモンの量を少なくしたピルです。第二世代ピルは低用量のエストロゲンでもしっかり効き目がある画期的な製品ですが男性化症状(アンドロゲン作用)が強いピルです。
アンジュ21・アンジュ28、トリキュラー21・トリキュラー28、ラベルフィーユ21・28がこの部類に入ります。

料金
アンジュ 1,310円
トリキュラー 1,520円
ラベルフィーユ 1,200円

第三世代低用量ピル

第三世代ピルは第二世代ピルが代謝されていく過程に注目し、男性化症状(アンドロゲン作用)が生じるのを防ぐことに成功したピルです。
マーベロン21・28、ファボワール21・28がこの分類に入ります。

料金
マーベロン 1,620円
ファボアール 1,370円

※診察料金と初回のみ指導料金(1,080円)が別途必要です。

性交後避妊(アフターピル)

アフターピルは、性行為で避妊に失敗した場合、やむを得ず緊急避妊を行うためのピルです。72時間内に服用する事により妊娠の確率を25%位に減らせる薬です。
2011年5月24日、日本でレボノルゲステレル(LNG)(性交後避妊用に開発された世界標準品)が認可されました。それ以前、日本では「ヤッペ法」と呼ばれているプラノバール錠を使用した緊急避妊が行われていました。

  妊娠率 妊娠阻止率 料金
LNG(1回服用) 1.1% 85% 5,840~14,470円
ヤツベ(2回服用) 3.2% 57% 3,020~4,320円

避妊リング

お産されたことのある方は生理終了後すぐに来ていただければ、ほぼ挿入できます。

料金
  • ノバT380:21,600円+診察料(5年毎交換)
  • ミレーナ(黄体ホルモンの入った子宮内避妊器具):32,400+診察料(5年毎交換)
    ※挿入困難な方はラミナリアという海草の棒を挿入して開大し、翌日避妊リングを挿入します(別途料金2,160円)。
    ※麻酔を希望される方は別途料金(5,400円)が必要です。
実績

避妊失敗率は1%以下です。
※当院では、今までに位置がずれた方1名のみ妊娠

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大阪市淀川区十三にある産婦人科、かわばたレディスクリニック

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TEL

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