プラセンタ・ビタミン注射
「プラセンタ」とは、胎盤のことです。胎盤は、お腹にいる赤ちゃんのへその緒とつながっていて、栄養を送ったり、酸素を送ったりします。これには、赤ちゃんが成長するのに必要な栄養が、ぎっしりつまっているのです。プラセンタの最大の特徴は、この「自然治癒力」を増大させることです。
プラセンタ注射薬は厚生労働省に認められている医薬品で、現在日本ではメルスモンとラエンネックの2製剤が薬事法の承認を受けています。プラセンタ注射薬の原料は国内のヒト胎盤エキスですが、サプリメントの原料は馬や豚などの動物性、または植物性のものであるという違いがあります。
プラセンタエキスの成分
- 各種アミノ酸
- SAアミノ酸(スーパーアクティブアミノ酸)
- 酵素類
- ムコ多糖体(ヒアルロン酸とコンドロイチンの複合体)
- EGFなどの成長因子(グロスファクター)
- シアル酸
- タンパク質・脂質・脂肪酸・糖質・核酸構成成分・ミネラル・ビタミンなどの栄養素
プラセンタエキスは必須アミノ酸など21種類のアミノ酸を豊富に含みます。
アミノ酸は天然保湿因子(NMF)であり、お肌に潤いを与えます。
またアミノ酸は飲んでも効果があり抗疲労効果や美肌効果など、様々な生理機能を有しています。
プラセンタ注射の効能
体 | 眼精疲労/老化/肩こり/冷え性/自律神経失調症/便秘/肝炎/胃潰瘍/ ぜんそく/アトピー性皮膚炎/花粉症/更年期障害/脱毛症/生理不順/生理痛/高血圧/糖尿病 |
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心 | 不眠症/心身症/ノイローゼ |
美容 | ニキビ/シワ/美白効果/肌荒れ/乾燥肌/湿疹/皮膚の老化/アトピー性皮膚炎/脱毛症 ※特に慢性的な症状、体調不良が続いているような方に有効です。 |
プラセンタ注射の副作用
皮下注射や筋肉注射では重篤な副作用が起こることはほとんどありませんが、たまに「悪寒、悪心、発熱、発赤、発疹」などの反応が起こることがあり、この場合はすぐに投与を中止します。また、注射部位に「疼痛、発赤」などの副作用が起こることもありますが、これらは半日程度で消えることがほとんどです。
他にも、プラセンタ注射薬が「たん白アミノ酸製剤」であるためアレルギー反応が起きたり、閉経後の月経再開がみられることも稀にありますが、すぐに投与を止めれば治ります。
プラセンタ・ビタミン注射の価格
- 1アンプル:1,000円+税+診察料
- 2アンプル:1,500円+税+診察料
- ビタミンC 注射 2g:1,000円+税+診察料
- ビタミンC 点滴10g:3,000円+税+診察料
- ビタミン注射(B群+タチオン):1,000円+税+診察料