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文久2年12月15日(1863.2.3)
【江】将軍後見職一橋慶喜江戸出立/
【江】幕府、諸大名に勅諚(戊午の密勅)を示す/
【江】政事総裁職松平春嶽に先発上京の幕命

■後見職・総裁職の上京
【江】文久2年12月15日、将軍後見職一橋慶喜が江戸を出立し、陸路大坂に向いました。
同日、政事総裁職松平春嶽にも先発上京の幕命が下りました


慶喜には同月4日に大坂警備視察のための西上の幕命が下りていました(こちら)。8日には実家である水戸藩家老武田耕雲斎に相談役としての上京及び藩士数名の借用を申入れ(こちら)、11日には耕雲斎に水戸藩士引率・慶喜に随従の幕命が下りました(こちら)。耕雲斎らは慶喜から遅れること10日余、24日に江戸を出立します。

なお、守護職松平容保は9日に既に陸路上京の途についており(こちら)、老中格小笠原長行は、慶喜出立の翌日16日に海路上坂することになります。

関連:■テーマ別:「将軍上洛下準備:京都武力制圧VS公武合体派会議」■開国開城「幕府の公武合体派連合(幕薩連合)策

■大赦
【江】文久2年12月15日、幕府は、諸大名に戊午の勅諚(戊午の密勅)を示達しました


関連:■開国開城:「安政5〜6(1858-59)戊午の密勅と安政の大獄」「安政6〜万延1(1859-60):勅書返納問題と桜田門外の変」■水戸藩かけあし事件簿■テーマ別:「安政の大獄関係者の大赦と責罰

参考:『続再夢紀事』一(2004.2.3)

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